コカビエル一派との決戦です。最初は祐斗の戦いです。
魁人達が、駒王学園に突入している頃、その近くの廃墟ではーーー
「そうかーーー僕は誘導されていたようだね。君と、幻影を見せるエクスカリバーによってーーー」
「えぇ、そうでこざんす〜〜先程、行方不明だった
「例のスポンサーとやらの力かい?」
「えぇ。コカビエル様のスポンサーの力で行方不明だった最後の聖剣を手に入れました。それに!!」
そう言って、突如、別の剣を、何も持っていない右手に呼び出して、木場に斬りつける。
当然、その剣は武装色の覇気で強化された黒剣と呼べる状態である。
咄嗟の襲撃に、木場はーーー
「ーーー
持っていた魔剣をフリードに向けて投げ、爆破させる。
その爆風を利用して、後ろに飛んで回避する。
「へぇ〜よりにもよって
「嗚呼。ここに来る間に、色々と学んだよーーー」
そう言って、木場の両手に黒と白の中華系の片刃剣を創り出す。
「
光に包まれる木場、その瞬間、フリードは一瞬で間合いを詰めて、斬り掛かる。
だがーーー
「ーーー斬り結んで分かった。その剣、エクスカリバーでは無いにしろ、それと同等クラスの聖剣ーーー考えられるのは、エクスカリバーの姉妹剣かな?」
そう言って、魁人が創造した制服ーーー赤原礼装を纏った木場が干将・莫耶を巧みに使って、その太刀筋を受け止める。
「ふひひ、喋り方までエミヤになってるZE!!だが、当たりだ!!!これは、エクスカリバーの担い手たるアーサー王に仕えていた騎士であり、モードレッド共に円卓崩壊の原因となった裏切りの騎士ーーーランスロットが振るっていた聖剣であり、魔に堕ちた言わば魔聖剣ーーーアロンダイト!!」
そう言って、自身が手に持っているアロンダイトについて、言及する。
「それだけでは無いだろう?フリード、君は幾つ聖剣を持っている?」
そう言って、木場は覚えたての見聞色の覇気を用いて、背後からの奇襲を躱す。そこには、エクスカリバー、アロンダイトとは、別の赤い聖剣を装備したフリードだった。
「フリードが二人。エクスカリバーの
「クククッ、イイねーーー木場きゅん。君もこっち側に来たって感じかな?」
そう言って、コカビエルが持っていたクラレントを装備したフリードが姿を表す。
「君は、どれだけの聖剣の因子を埋め込まれた?」
「ーーー少なくとも、エクスカリバー、アロンダイト、クラレント、そして、オレっちの師匠が使っていたガラティーンを含めて、4つかな?まぁ、
「少なくとも、普通の人間では、耐えきることはできないーーーフリード、君は!?」
「その先は、いくら君でも言及は許さない。ただ、君は復讐相手として、エクスカリバーを砕きにくればいいーーー全力で潰すけどな~〜」
そう言って、再び一人となったフリード。
「だからさ、変な同情するなよーーーただ、君は敵である俺を斬ればいい。躊躇いは捨てろ!!!」
そう言って、エクスカリバーを頭上に掲げる。光り輝くエクスカリバー、それに共鳴するように、アロンダイト、ガラティーン、クラレントも光を発する。
そして、その光がフリードを包み込む。
「ーーー聖剣の因子を埋め込まれただけじゃない。俺は、
フリードの身体から禍々しい闇が広がる。聖剣の光と、その闇が混ざり、そして、フリードを包み込み、膨大な力を内包した鎧と化す。
エクスカリバー以外の聖剣は、その鎧に吸収される形で吸い込まれる。
『ーーー俺っちの
鎧越しから聞こえてくるフリードの声ーーー巫山戯た態度のフリードの姿から想像できないほど恐ろしい。
『さぁ、木場っちーーーこっちは準備ができたぜ!!それともビビったか!?』
「ーーー愚問だな、フリード・セルゼン・・・いや、聖剣士フリード!!」
木場は全ての力を振り絞って対峙するフリードの姿を見て、覚悟を決める。
「ーーー僕の剣製についてこれるか!?」
エミヤを彷彿とさせる程、空中に創造される魔剣群。それを見たフリードは笑みを浮かべて、告げる。
『抜かせ、その程度のなまくら、全てへし折ってやる!!』
その声と共にエクスカリバーに再度武装色の覇気を纏わせる。
その瞬間、辺り一帯で大きなオーラのぶつかり合いが起きた。
再び、場所は駒王学園ーーー
「ーーーこのオーラは木場佑斗とフリードか!」
「嗚呼。フリードは、余興の一環として、リアス・グレモリーの『
「ーーーこの戦いに生き残れる程度の細工はさせてもらった。だが、フリードのオーラ・・・まさか、サタナエルの研究が流用されているとはーーーそのスポンサーとやらは、それほどまでにサタナエルに近かったのか?」
「貴様が知らぬのも無理はない。俺も驚きはしているーーーさぁ、こちらも始めようかーーー我が愛弟子よ!!」
「ーーーどうしても、止まらないだな、叔父貴ーーー」
「無論だ!!さぁ、再び、開戦の狼煙を上げろ!!!」
そう言って、戦闘態勢に入るコカビエル。歴戦を潜り抜けてきた漢から発生する
ゼノヴィアは、デュランダルを構えながらも身体を震わせて硬直している。その隙を狙おうと刺客達は襲いかかるが、沖田総司、佐々木小次郎、宮本伊織の手で阻まれて倒されていた。
「ーーー流石に、出し惜しみはできないか。
青黒い魔法陣のようなものが魁人の頭上に展開される。そこからら、巨大な黒い閃光が放たれる。全員、回避しようとするが、魁人は、慣れているかのように告げる。
「
その言葉のあと、光が消えると、そこには黒い禍々しい鎧に闇夜を彷彿とさせる黒い翼を展開した魁人が立っていた。
『さぁ、いくぞーーーコカビエル!!!』
「こい、
互いに拳に武装色の覇気を纏わせた魁人とコカビエルが激突した。
その後、覇気の衝突で駒王学園の内部が爆風で吹き荒れた。
今回は、フリードの強化された姿と木場の強化された姿との戦いと、コカビエル、そして、遂に禁手化を使った魁人の戦い回でした。と言っても、コカビエル戦に関しては、入りだけだったので、次回は、その戦いを含めて、駒王学園で何が起きていたのかを送りします。
次回もお楽しみに!
P.S. 8/21に禁手名を一部変えました。