悪の女幹部を彷彿とさせるエロい堕天使としての装束に身を包み、頭から大きな鬼の角を生やした姿で、彼女の周りには鬼を彷彿とさせる武器が浮いている。
例えば、持っていた鬼の面は、大きく二つに分離して、浮遊ユニットとして、彼女を護るように浮いていたり、鬼の顔をした鍔がある太刀、金棒を彷彿とさせる大きな六角棒、雷光を纏った長い鞭、彼女のSっ気がある攻撃的な武器群を見て、敵味方問わず、思わず凝視する。
そしてーーー
「悪い人たちには、お仕置きですわ♡」
恍惚とした笑みを浮かべて、朱乃は、対空している武器の1つである鞭を取り、敵に向かって、その一撃を放った。
雷光を帯びた鞭の一撃は、地面に直撃すると、その辺り一帯を陥没させ、その所にいた敵全体に雷光を直撃させた。
雷光が収まると、その場にいた敵は全員、塵とかしていた。
「声を上げることなく消えるなんて、もっと我慢強い子はいないのかしら?」
そう言って、Sっ気満載で微笑みかける。
それを見た敵は恐怖で泣き叫びながら、朱乃の周囲から離れていく。
「逃がしませんわよーーー」
そう言って、朱乃は泣き叫ぶ敵を微笑みかけながら追い回した。
「楽しそうですねーー朱乃先輩」
「ライザーの件は、あの子に窮屈な想いをさせてしまったから、たぶん、その鬱憤も乗せてるわねーーー」
朱乃の暴れっぷりを見せつけられるリアスと小猫。そんな彼女達の周りにも、敵が大勢で迫ってくる。
「私も使いますーーー何か、コスプレみたいで恥ずかしいですがーーー」
そう言って、小猫は渡されたクリエイトカードを額に掲げる。
すると、突然、クリエイトカードから炎が出てきて、小猫を包む。熱くないのか、その炎に小猫も身を委ねる。
やがて、炎全体が小猫を包んで消えるとーーー
「
『ポケットモンスター』に登場するひねこポケモンのニャビーのP◯xivにもある擬人化みたいな格好をした小猫がファイテングポーズを見せて、戦闘態勢に入っていた。
赤と黒にボーイッシュな格好で、髪は白ではなくニャビーに合わせて黒く染まり、猫耳を生やしている。
「・・・姉様も思い出しますが、我慢ですねーーー」
黒髪に、猫耳ーーー小猫は自身の実の姉であり、はぐれ悪魔として手配されている黒歌のことを思い出し、少し嫌悪した。
だが、自身の大切な者たちを守るためには、我慢することを決めた小猫は迫りくる敵に向けてーーー
「ーーーかえんほうしゃ!!」
ほのおタイプで、よく使われる特殊技ーーかえんほうしゃを使い、敵を焼き払う。
威力も高く、少ない確率で敵にやけどを食らわせるため、技を食らった敵は、悶え苦しみながら倒れる。
「敵は、炎を使ってくる。防火系の術式又は水属性の魔法で攻撃しろ!!」
敵の指揮官と思われる堕天使が味方の者たちに声を掛ける。
「流石に、バレますかーーー」
ポケモンの力を纏った制服、POKEMONにはある弱点がある。それは、タイプ相性ーーーポケモンという強力な力を得る代償として、タイプ相性に関わる攻撃を喰らえば、大ダメージを喰らう。炎タイプの弱点は水、地面、岩の3タイプ。その属性を帯びた攻撃を喰らえば、制服が消えて戦闘不能となる。
だからこそーーー
「私を忘れてもらっては困るわ!!」
そう言って、静観していたリアスもクリエイトカードを額に掲げる。
クリエイトカードからドラゴンを象った光のエネルギーが放出されリアスを包み込むーーーそして、光が消えるとーーー
「ーーーさぁ、天空を舞うわ!!
ドラゴン・地面というタイプを持ち、尚且つ美しいと呼ばれた種族値を持つある環境では主人公とも呼ばれた最強の竜の一体、マッハポケモン、ガブリアス(♀)の擬人化の姿をしたリアスが仁王立ちして立ち塞がる。何故か和服テイストの格好で、髪も紅ではなくガブリアスをイメージしてから青っぽい色に染めている。自慢である胸も大きく震えており、思わずイッセーは、その姿に鼻血を出しながら二度見していた。
「ーーー私たちの学園での狼藉、その身で償うがいい!りゅうせいぐん!!」
そう言って、天空に向けて、膨大なエネルギーが込められた光弾を放つ。その光弾は、一定の高さまで飛ぶと、次は拡散し、地面に向けて落下する。
「に、逃げろーー隕石が飛んでくる!!!」
慌てふためく敵勢力ーーーそれも当然だろう、光弾の正体はりゅうせいぐんという技で落とされる隕石の欠片で、直撃すれば、大抵のポケモンでも大ダメージは免れない最強の技なのだから(フェアリーは無効、鋼は威力減少)
「逃がすと思います?」
そう言って、目にも止まらないスピードで敵の背後を取る小猫。そして、隕石が飛んでくる方向に敵をドンドンと殴り飛ばしていく。
小猫は『
その為、並大抵の攻撃は彼女を傷つけられずに無力化されていく。
それに加え、ニャビーとしての力も付与されているので、見た目以上に素早く、尚且つほのおタイプ故の火力もある。
その為ーーー
『『『『『ぎゃあーーー』』』』』
殆どは小猫の攻撃で沈み、一部の者はリアスの攻撃で絶命する。
「ちなみに、私のニャビーはサトシのニャビーをイメージしているみたいです」
「私は、あのチャンピオンのシロナ様のガブリアスみたいねーーーどくづき!!」
そう言って、敵にどくタイプの物理技を喰らわせ、昏倒させるリアス。
その様子を見ながら敵を倒していた魁人は、こう呟いた。
「ちょっと、やりすぎたかもーーー」
ちょっとどころではないグレモリー眷属の暴れっぷりにクリエイトカードを渡した魁人は、若干後悔していた。
そんな時だったーーー
『ほう、まさかーーーここまでやるとは面白くなってきたな、魁人よ!!』
「ようやく、お出ましかーーーコカビエルの叔父貴!!」
今回の騒動の主犯である古の堕天使コカビエルーーー高揚した様子で、駒王学園の空中から突然現れた。
「その様子だと、儀式は!?」
「嗚呼、今さっき終えたところだ。だが、実物は、既に此処にはないーーーフリードが、グレモリーの
「何ですって!?」
そう言って、急いで、リアスは木場祐斗に連絡用魔方陣を飛ばすも繋がらないーーー
「まぁ、俺の方ではエクスカリバーは用済みだ。今回の騒動を起こしたのは、お前を引きずり出すことだ、魁人ーーーリアス・グレモリーについては、次いででしかない」
「これだけの人を巻き込みながら、あんた何が目的だ!!?」
そう言って、コカビエルに
コカビエルは笑いながら、こう告げる。
「俺の目的は、今後起きるであろう戦いについて、全勢力に向けての宣告ーーーそして、その幕の狼煙を上げることだぁ!!」
そう言って、コカビエルは自身の翼を全て広げて、魁人に向けて、覇王色の覇気を飛ばす。
魁人も、また、その覇気に対抗するために覇王色の覇気を飛ばす。
激突する覇気、それは駒王学園全体に伝播していった。
「ーーーこれは、凄まじいねぇ。あの
「俺はタケルーーーセイバーとの一騎打ちのことを思い出す」
「私はスサノヲ殿ですねーーー姫たちは大丈夫ですか?」
そう言って、即座に自身の背後に話しかける。
「えぇ。悔しいけど、あと少し遅かったら覇気に巻き込まれて気絶していたでしょうーーー正直、震えが止まらない」
「嗚呼、ストラーダ猊下は、大戦中ーーーこのような化け物と戦っていたのかと思うと、自分たちがどれだけ自信過剰であったか、恥じるばかりだなーーー」
「あれがコカビエル叔父様の本気ーーー小猫ちゃんは、アーシアちゃんは大丈夫ですか?」
「はい、怖いです」
「私はともかく、イッセーさん、大丈夫ですか?」
「嗚呼。大丈夫だ、アーシア!それにしても、ドライグーーーあれがーーー」
〈嗚呼。正真正銘、三大勢力が大戦を起こしてきた時に生き抜いてきた堕天使の姿だろうーーー逆鱗状態だった俺ならともかく、冷静になってみると、素の状態である当時の俺達でも、ある程度の負傷は免れないーーーそれほどの実力者だろう〉
そう言って、ドライグがコカビエルの実力を冷静に分析する。
〈一番、驚いているのは魁人だ。幾ら、アザゼルの息子といってもコカビエルと同等の覇気をぶつけられるーーー年も相棒から、そんなに離れていないだろうにーーーどんな地獄を見てきたんだ?〉
冷静に覇気に対応する魁人の後ろ姿を見て、ドライグは戦慄を隠せないでいた。
今回は、ここまでーーー次回は、いよいよコカビエルとの戦いです。
これだけ引っ張ってきて分かると思いますが、このコカビエルーーー原作で言うサーゼクス、アジュカと同等の力、つまり、超越者となっています。
そんな彼に立ち向かう魁人ーーー少し前の回でも明らかにしましたが、いよいよ、制服創造の禁手ーーー天衣無縫の力が明らかになります!!
次回もお楽しみに!!!