コカビエル最終決戦Part2です。
覇衣ーーーその力は神すらも落とす覇王の力
それに対して、コカビエルはーーー
その代償として浮世英寿と因縁のある神殺しのメラの力が込められた
「俺とあんたとの戦いは、ここでは狭すぎるーーー空に上がれ、古の堕天使ーーー天文を司りし者コカビエル!!」
「ククッーーー良かろう!!堕天使を統べし者アザゼルの子にして、新たな世界に生まれし
呼び出した黒い二刀一対の剣ーーー
その様子を見ていて、黙り込んでいたコカビエルは自身の胸に手を当てて、過去を振り替えてっていた。
それに生じて、コカビエルから赤黒いオーラが噴出する。
「この力を取り戻すのは、久しいーーー我は、天文を司る者、神に叛逆した堕天使コカビエルーーー我が力よ!!今こそ、我に回帰し、世界の終末を齎さん!!」
赤黒いオーラは、コカビエルが纏うような形で、コカビエルの肉体各部分を覆い、鎧と化していくーーー
「ーーー
そこにいたのは、かつて神に仕え、そして、叛逆した堕天使ーーー天文、天の運行を司り、敵対者には星の力を宿し、二振りの黒剣ーーー
「さぁ、
二振りの剣の銘は
かつては、天文の運行を制御し、人に恵みを、そして、罰を与える為の神造兵装だったが、神に叛逆した際に、主とともに堕天した星堕剣又は天堕剣と呼ばれた双剣ーーー
吉兆を告げる星を制御していた剣は
太陽の力を利用して、人々に遍く恵みを与えた剣は、
数多の敵を滅ぼし、様々な戦場を崩してきた。
「ーーーかつて、親父があんたを自身の双剣と称していた事があった。叔父貴ーーーあんたは、もうーーー」
「そうだーーーここでは、言葉は不要。あとは、自分たちが磨いてきた技、経験が物を言う。行くぞ、
「ーーー嗚呼、分かった。
そう言って、駒王学園から2人は姿を消した。
「まさか、上空で!?」
「ーーーそうみたいだな。とりあえず、二人の姿は捕捉できてるから、二人を起点に結界を展開ーーー映像、出すぞ!!!」
消えた二人を補足していた英寿。一瞬で、成層圏ギリギリの高度に転移した二人の周囲に創世の力で結界を大きく展開し、即座に2人を映した映像を展開する。
聖書の神とは別の意味で、超常的な力を疲労感も見せずかつ、難なく振るう英寿を見てーーー
「流石は、創世の神。あまりにも規格外だーーー」
一誠は、勿論のこと、周りにいた者たち全員がドン引きしていた。
そして、場所は変わり、駒王学園上空ではーーー
「あんたが、星を操る双剣なら、こっちは、神殺しの双剣だ!!」
そう言って、
ちなみに、
それに加え、武装色の覇気を制服、翼、そして、
全部が黒く染まった魁人は、まるで、放たれた弾丸が如く、コカビエルに肉迫する。
それに対して、コカビエルはーーー静かに
「ーーー敵対者に滅びを齎せ、
その言葉と共に空間が歪み、幾つかひび割れた穴がコカビエルの付近で展開された。ひび割れた穴からは白い光が漏れ出ている。
嫌な予感がした魁人は、即座に距離を取ろうとするが、次の瞬間ーーー
まるで、10トントラック、いやーーーミサイルがぶつかったような衝撃を喰らって、ふっ飛ばされた。
「ーーー今のは!?右腕が持ってかれたかーーー」
突如、衝撃で崩れた体勢を整えた魁人は、自身の右ーーー肘から下が欠損していることに気付いた。
それだけではないーーー自身の周りには、いつの間にか、先程コカビエルが落としていたスペースデブリよりも大きい隕石群が魁人を押し潰すように迫っていた。
「さぁ、小手調べだーーーすぐに消えてくれるなよ」
そう言って、コカビエルが
隕石同士の衝突に巻き込まれてミンチみたいに押し潰された魁人。血も飛び散り、映像を見たグレモリー眷属や達人、全世界の人々が絶句する。
だがーーー次の瞬間、コカビエルが血を吐き出した。コカビエルの腹から二振りの黒い双剣が腹部から喰い破るように突き出された。
「ーーー先程の潰されたお前は有幻覚ーーー実体を伴った幻術かーーー」
コカビエルが自身の背後を向くと、押し潰された筈の魁人が傷一つもなく、現れてーーー剣を突き出している。コカビエルの返り血を浴びる魁人は、笑みを浮かべながら、双剣を深く押し込んでいく。
「ーーー真っ正面で戦う程、俺は真っ当な戦士じゃない。隙がつけるなら、不意討ち上等だーーー」
実は、転移直後に、姿を消していた魁人。コカビエルと相対していたのは、とある力を利用して創った分身だった。
「さっき潰された時にばら撒かれた血は、紛れもなく俺から出た血だーーー伽羅の力を使って、創った分身で、
少し、顔を青褪めていた魁人ーーーだが、次の瞬間ーーー
「
「ーーーまさか、アーシアの力を使っているの?」
「ーーーはい、リアス姉様。何故か、魁人さんに力が流れていく感覚がしますーーー」
そう言って、ぐったりと座り込むアーシア。よほど、消耗が激しいのか、顔色が悪かった。
「ーーー魁人が残していったフェニックスの涙です。使ってくださいーーー」
そう言って、マドカがアーシアに回復アイテムである『フェニックスの涙』を渡す。『フェニックスの涙』は患部に掛けると傷が一瞬で治ったりする。また、飲用することで、体調不良及び状態異常の回復、疲労感の軽減としても効果がある。
アーシアは渡された『フェニックスの涙』を飲用すると、少しずつ顔色良くなり、立てるまで回復していた。
それを見たリアスは、少し不信感を表しながらマドカ達に聞く。
「まさか、覇の解放は私たちにも影響があるの!?できれば、早く言ってほしかったのだけどーーー」
「それについては、魁人に変わり謝罪します。ちなみに、アーシアが疲労感に襲われたのは、魁人が制服越しに、アーシアさんの
「私の
「
「そうです。魁人の
駒王学園でマドカがしている説明を、コカビエルに対しても行った魁人ーーーコカビエルは笑みを浮かべながら納得する。
「なるほど、創った制服を通じて、着用者の能力を使用する事ができるーーー創っている制服が多ければ多いほど、貴様に還元される力も多くなるということかーーー」
「ーーー覇王の能力としては相応しいのだろうなーーーだから、俺は、この力は嫌いだし、それに対して頼ってしまう自身の力不足が情けなく思うーーー」
そう言って、双剣をコカビエルから抜いた魁人は、そのまま、何も無い空間に黒い斬撃を飛ばした。
「あんたも分身してんじゃねえか!!!」
何も無い空間から、突然、爆発音と爆風が発生した。爆風が晴れると、魁人同様に無傷となっていたコカビエルが
「ーーー
次の瞬間、世界が黒に染まった。
今回は、ここまで!!
次回、決着へーーーお楽しみに!!!