制服創造の厨二系堕天王子   作:戦魔王ゼロ

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投稿が遅れました、すいません!

会談の続きです。各世界で起きている事が明らかになります。


有力者との邂逅〜明かされる真実2〜

まさかのシャーレの先生が元仮面ライダーオーズこと火野映司だった事が明らかになる。

 

「まさかーーーシャーレの先生が元オーズって、どんなトンデモ展開だよーーー」

 

「嗚呼。俺たちも知らされた時は、思わず頭を抱えたよーーー」

 

魁人、アザゼル親子は、まるで映画で、とんでもない展開を見せられた観客のようなコメントをしながら、同じ仕草で反応(リアクション)をしていた。

 

「ちなみに、変身は?」

 

『ーーーあはは。恥ずかしながら、普通では変身できなくなったんですよ。まぁ、ストーリーを知っているなら、今の僕には不要な力ですからーーー』

 

「確かに、特に恐竜メダルのコンボは生徒に見せてしまえばトラウマもんでしょうーーー」

 

「恐竜メダル?先生、動物以外でも変身できる形態があるの?」

 

「えっ!今、変身できないって言ったのに・・・何で、アルちゃん、他のメダルの事を知っているんだ?」

 

アルの言葉を聞いて、先生(映司)が言っている事に矛盾が生じている事に気付く。

 

『実は、何度か大人のカードを使って・・・』

 

「すいませんーーー大人のカードを使って、もう二度と変身しないでください。それを使い続けたら、冗談抜きに死にますよ!!」

 

大人のカード・・・シャーレの先生が持っている特別アイテムで、生徒を召喚できる等の強力な力を持つ反面、自身に襲い掛かる代償があまりにも大き過ぎる神滅具(ロンギヌス)に匹敵する特級呪物

 

まさか、その力を使ってオーズに変身している事を理解した魁人は思わず真顔となった状態で、これ以上の使用は危険だと伝える。

 

本人も、それは分かっているようでーーー

 

『えぇ。勿論、承知しています。僕も、これ以上ーーー自身の事で、悲しませたりしないと、そこにいる彼女達を含めて、全生徒に誓いましたからーーーあと、常盤首相にも・・・』

 

「子どもたちの未来の為にも、彼が死ぬのは避けなければならない。故に、この会議後・・・キヴォトスに、彼の力が込められたライドウォッチと、彼らを転移させる・・・」

 

そう言って、総悟は克己を含めた『NEVER』に視線を送る。

 

「ーーー映司君の話は一旦置いておこう。そろそろ話すとしよう・・・大道克己、何故、彼が復活しているのかを含めてなーーー」

 

そう言って、克己から魁人を含めた会議場にいる者達に視線を戻した総悟は、現在に至る経緯を話し始めた。

 

「発端は、先月のコカビエルが起こした事件から1週間が経過した頃だ。『禍の団(カオス・ブリゲード)』ーーーそこの大道克己君から連絡があったーーーその前に、遠山君・・・軽く自己紹介だけしてくれ」

 

「出たな、自称・普通の人間!!お前のような人間が居るかぁ!!!」

 

「うるせぇ!!お前に言われたくねぇよ!!!」

 

総悟の右側の後ろに立っている根暗そうな青年が魁人の野次に青筋を立てる。

 

だが、その瞬間ーーー

 

『ーーー魁人、しばらく黙っていろーーー』

 

総悟から魁人に覇王色の覇気が混じった怒気が飛びーーー

 

「ひゃ、ひゃいーーー」

 

もろに覇気を喰らった魁人は、思わず口から泡を吐きながら膝を落とすのだった。

 

「ーーーやはり、貴方も覇王色の覇気が使えるのか」

 

「とんでもねぇなーーー現在の日本の首相(トップ)は!?」

 

総悟が放った覇気を間近にアジュカ、アザゼルが冷や汗を掻きながら、総悟を注視する。

 

また、魁人以外も総悟の覇気を黙り込んでしまっている。

 

そんな中でも大道克己だけは、彼の覇気にも臆さずに、ただ静観していたのは、流石と言えるだろう。

 

「コホンーーーすまない。遠山君、改めて、自己紹介してくれーーー」

 

「はい、常盤先生ーーー初めまして、私は遠山キンジ。そこで泡を吹いているアホとは、七年前に発生した事件からの付き合いで、今回は常盤先生の護衛として、会談に参加しています」

 

そう言って、総悟に促された遠山君こと遠山キンジは、軽く会釈をしながら、魁人との関係を語る。

 

そんな中ーーー

 

「遠山キンジーーー私の記憶が正しければ、【Gの血族(ゴールデン・ファミリー)】と呼ばれた遠山一族の中でも、最も爆発力が強く、あらゆる不可能をひっくり返してきた・・・確か、不可能を可能にする男(エネイブル)の二つ名を持っていたと思うが、君がそうなのかねーーー」

 

「嗚呼。俺達もお前さんの情報を掴んでるぜーーー確か、先祖が時代劇でも有名な遠山の金さんこと遠山金四郎景元で、既に有名だった祖父、父、兄、そして、人工的に造られた弟や妹達の方が超常的な力を有していたにも関わらず、それ以上の爆発力で彼らを上回り、数多の難事件を解決してきた人間の皮を被った化け物ーーー」

 

アジュカ、アザゼルはキンジの情報を挙げながら興味深そうに彼を見る。

 

「確か、英雄派だったか?【禍の団(カオス・ブリゲード)】にいた時、徹底的に情報を探していた派閥が居たなーーー」

 

また、あの克己でさえも興味深そうにキンジを見てーーー

 

「お前、確か何度か死に、そして、自力で蘇生しているそうだなーーーその不死性と爆発力ーーー是非、我ら【NEVER】に勧誘したいと思っていた所だ」

 

その特異性を認めて、勧誘すらも考えていた事を明かした。

 

「あの大道克己が、そこまで評価するとはーーーどうやら、遠山キンジという男は強いようだ。興味深いーーー是非、検索してみようーーー」

 

「辞めとけ、フィリップーーー何か知らねえけど、あのキンジからは、俺と似た空気感がするーーー主に相棒に振り回されるという意味でーーー」

 

「翔太郎が言いたいことは何となく分かるなーーーあと、よくトラブルに巻き込まれてそうな気配がする」

 

そう言って、フィリップ、翔太郎、ヴァンが、それぞれ感じたキンジの第一印象を述べる。

 

ちなみに、ヴァンも翔太郎やキンジと同じ部類の人間であると、魁人は思っている王

 

「私が感じた印象は、何処か社長に似てるねーーー人を惹きつける点といい、見知らぬ人でも、その人の為に身体を張るところも含めてーーーまぁ、トラブルに巻き込まれたり、自分から起こしそうな点もーーー」

 

「それは褒めてるの、カヨコ?」

 

カヨコの感想に思わず白目になりながら反応するアル

 

感想を述べながら、興味深そうにキンジを見る一同ーーー

 

「すいませんが、話を進めても良いですか?あと、俺は皆さんが思っているような化け物じゃねぇ!!」

 

思わず、キンジは恥ずかしさで赤面しながらツッコミを入れるのだった。

 

 

「ーーーやはり財団Xが関わっていたか・・・それにーーー」

 

「ノアが言った通り、既に幽世の聖杯(セフィロト・グラール)を手に入れていた。その力でーーー【NEVER】を含めた様々な強者や実力者、そして、滅ぼされた魔物(モンスター)邪龍(ドラゴン)達が復活したかーーー」

 

 

しばらくして、魁人が意識を取り戻し、赤面していたキンジが落ち着いた為、キンジが所属する公安0課が手に入れた禍の団(カオス・ブリゲード)の情報とNEVERからもたらされた情報を含めて話した。

 

 

何故、この世界には居なかった人物達ーーー大道克己を含めたNEVERを蘇らせる事が出来たのかーーーそれは、サタナエルが残した遺産が関与している。

 

「ノア・A・サタナエルーーーまぁ、ここにいる人達なら察していると思いますが、ノアの名前の通り、ノアの方舟に関する遺産を保有していると思われますーーー」

 

「ーーーノアの方舟は、聖書にも描かれた遺物であり、確か、神の子を見張る者(グリゴリ)が関与していた部分もあったと記憶しているがーーー」

 

「ーーー概ね事実だ。そして、最終的な責任者として、この件に当たっていたのが、今は亡きサタナエルだ。ちなみに、コカビエルもサタナエルのサポートとして任に着かせていたから、この事を知ってはいたんだろうなーーー」

 

そう言って、自身の友であり、自身の息子を文字通り弄んだアザゼルにとっては憎むべき男を思い返していた。

 

「あの時に使われたノアの方舟は、最終的には聖書の神の手によって資料も含めて、次元の狭間に封印された筈だ。そしてーーー」

 

「お前が受けた処置、バベルの遺産ーーー塔に関する資料もだな?」

 

そう言って、魁人を見る総悟ーーーそれに対して反応して、頷く魁人。

 

「えぇ。封印されていた筈のバベル、ノアに関する資料を、手に入れたサタナエルは、それを人体実験で再現。そして、その後、それを俺に施しましたーーーその後、サタナエルは俺を黒鉄の愚者(バベル)と呼び、対と為る存在のことを白銀の救世主(ノア)と呼んでいました。おそらく、ノアはーーー」

 

「お前とは違い、ノアはノアの方舟に関する遺産の処置を受けたかーーーそのノアという娘の言葉を信じるなら、アイツは自分の娘に・・・」

 

そう言って、顔を歪ませるアザゼル。自身の親友とも呼べた男の凶行に気が付かず、それ故に犠牲となった者達、そして、その実験体にされた息子とサタナエルの娘ーーー多くの人生を無茶苦茶にさせてしまった。

 

その凶行を止められなかった自身の不甲斐なさ、それに対してはアザゼルはーーー

 

「親父ーーー手!?」

 

「あとで、応急処置はするから進めろーーー」

 

自身の手から出血するほど拳を握りしめて怒りに震えていた。思わず、魁人が声を掛けるがーーーアザゼルは首を振り、話を進めるように促した。

 

「ーーー分かった。ノアの方舟ーーーノアの遺産に関する情報として、文字通り方舟の機能があることから、船自体にーーー」

 

「他の世界に干渉する。所謂、次元転移能力の存在かーーー」

 

「嗚呼。聖書の神がノアと、ノアの家族ーーーそれと番になるように人間以外の生命体を新たな世界に脱出させる為の船ーーー文字通り、世界を飛び越えてーーーつまり、次元を渡る船を造らせたんだ。そのことから、サタナエルは白銀の救世主(ノア)を受け継ぐ者には、聖書の神によって与えられる番外の神器(エクストラ・セイクリッド・ギア)があると突き止めたーーー」

 

「その神器(セイクリッド・ギア)の名は?」

 

「俺と同じ創造(クリエイト)系に属するもので、様々な特殊な船舶を創造する規格外とも呼べる隠された神滅具(ロンギヌス)神器(セイクリッド・ギア)ーーー方舟創造(アークシップ・ドックヤード)ーーーそして、おそらくだが、その力を用いて、始まりの救世主ノアが創った聖書に記された真の方舟である救世の方舟(アークシップ・ノア)を手に入れているーーー」

 

「その転移又は干渉能力で俺たちの世界から財団Xにーーー」

 

「おそらく、残滓(レムナント)達やルネにもーーー」

 

『どうやら、僕の悪い予感は当たったみたいですねーーーそれと、既に、貴女達の世界だけではなく、他の世界、そして、このキヴォトスにも干渉していると見ていいーーー』

 

そう言って、映司が手元の端末を操作し、映像に幾つかの資料を投影する。

 

『ーーーキヴォトスでアル達、便利屋以外で行方不明になった者達のリストだ。基本は、学園に所属していない者達ばかりだが、何故かカイザーグループの兵士達やーーー元アリウス分校の生徒達の行方が分かっていない』

 

「それは、本当なのーーー先生!?」

 

「確か、私たちの知る錠前サオリはーーーアリウスの」

 

『それは、安心してーーーサオリ及びアリウススクワッドの面々は、行方が分かっている。だけどーーーとある組織のタレコミでねーーーアリウスを裏で操っていた者に関する資料や、その持ち物を含めて消失していた・・・』

 

「まさか、禍の団(カオス・ブリゲード)が・・・あの女を復活させる為にーーー」

 

『魁人君の様子を見ると、あの女のことは知られているみたいだね。正直、僕ですらも嫌悪を示した女だったからねーーーベアトリーチェ、それに財団Xも関わっているなら真木博士や古代オーズやゴーダや、アンク以外のグリード達の復活もあり得そうだーーー』

 

かつて、自身と敵対した者達を思い返し、頭を抱える映司ーーー特に最近敵対したベアトリーチェは二度と会いたくない者として、なるべく思い出さないようにしていた。

 

『ーーーこの事で生徒たちが苦しむ事態に陥る事が何よりも許し難い。だからこそ、アル、カヨコーーー便利屋68に依頼したい』

 

「えぇ。言わなくても分かっているわ、先生!」

 

「先生ーーー社長」

 

アルとカヨコは互いに目を合わせてーーー告げる。

 

「便利屋68は経営顧問であるシャーレの先生こと火野映司氏から、特別依頼を受けることにするわ!必ず、行方不明になった子たちを連れ戻すわ!!」

 

『ありがとうーーーアル、カヨコ。それと、常盤首相ーーー』

 

「分かっているーーー陸八魔アル君、鬼方カヨコ君。君たち便利屋68が依頼を遂行できるよう支援させてもらう」

 

神の子を見張る者(グリゴリ)の総督として、そして、友ーーーサタナエルが犯した凶行で、これ以上苦しむ奴らを生まない為にも、アザゼルの名の下に、全力で君たちを支援する事を誓おう」

 

「四大魔王の一柱として、彼らに同意しよう。それと、この事件は、現在判明している世界で協力しなければ解決しないーーー」

 

総悟、アザゼル、アジュカは、シャーレの先生である映司の要請を受け入れ、協力することを再度誓った。

 

『無論、財団Xが関わっている以上、我が国も協力することに何の問題もないーーー既に、そちらのWの二人以外に協力を要請できる仮面ライダー達とコンタクトは取れている。要請があれば、派遣も可能だ』

 

そう言って、Wもとい仮面ライダーの世界の日本の首相である氷室泰山も協力の意を示した。

 

「マジですかーーー例えば、誰が協力するのですか?」

 

そして、彼の発言から他の仮面ライダーも協力してくれる事に魁人も驚愕して質問する。

 

『我が息子ーーー幻徳が変身する仮面ライダープライムローグの変身アイテムの開発者の一人である物理学者の桐生戦兎君、そして、その相棒であり、かつて日本を苦しめた仮面ライダーエボルトことエボルの遺伝子を持つ仮面ライダークローズの万丈龍我君、警察官の一人で、先輩の仮面ライダーである照井君や泊君からもお墨付きをいただいている仮面ライダータイクーンに変身する桜井景和君・・・他にも指輪の魔法使い、仮面ライダーウィザードである操真晴人君等も連絡は取れている』

 

「凄いメンツですね・・・そう言えば、NEVERは今後、どうするつもりなんですか?今まで禍の団(カオス・ブリゲード)にいたとなれば、各勢力から色々と突っ込まれますよ」

 

そう言って、大道克己を見て、総悟達に質問する魁人。

 

本人たちが望まずに強制的に復活させられただけでなく活動してなくてもテロ組織に一時的に居たのだ・・・これだとテロリストを匿ったと各勢力・・・特に日本の場合は名前は出さないが仮想敵国を含めた日本を良く思わない国、悪魔や堕天使に関しては天界を含めた各神話勢力からバッシングやペナルティ等の不利益を与えられても可笑しくない。

 

「一応、彼らが今回の密談で明らかになった資料や情報を持ち出してくれた為、その対価としての報酬を与えなければならない。まぁ、しばらくは我々との結びつきが明らかにならないように表立っての活動をしないようにして欲しいがーーー」

 

「無理だな。幾ら、俺たちが、あんたのお蔭で財団Xが仕掛けた処置から解放されたとは言え、俺たちの方針は俺たちが決める。それが嫌なら、さらなる報酬・・・つまり、仕事を新たに与えるしかないーーーまぁ、受けるかどうかはーーーあんた達次第だかなーーー」

 

そう言って、克己は、会議場にいる者達を改めて強烈な殺意をぶつける。

 

それだけではないーーー今まで黙っていたNEVER全員が、克己と同様に戦意を、殺意を高めていた。

 

NEVER全員が、各勢力の上位勢に匹敵する程の戦闘力を持つ戦闘のスペシャリスト達ーーーそれを自身の強さとカリスマ性まとめる克己は紛れもなく魔王クラスの力を持っている。

 

戦闘になれば、間違いないこの会議場は崩壊し、地上部分の学園が陥没する大騒ぎになるだろう。

 

各人がNEVER達の殺意によって緊張感を高まった中ーーー

 

『だったら、NEVERの皆さん・・・キヴォトスに来ませんか? 報酬は、あとで相談になりますが、少なくともーーーそちらの世界や元の世界のゴタゴタには巻き込まれませんよ』

 

そう言って、映司が克己を含めたNEVERの面々に、キヴォトスへ来るように交渉を掛けてきた。

 

その様子に思わず、克己も驚き笑みをこぼす。

 

「キヴォトスは確か、ヘイローと呼ばれるものを浮かべた女子生徒達が住まう学園都市と聞いた。その都市に、血に塗れたNEVER(オレたち)を招くとは正気か?」

 

『えぇ。少なくとも、生徒たちが行方不明になっている以上、この事態は僕達だけでは対処できません。貴方方の戦闘力を見込んで、貴方方をシャーレの職員として招きたい』

 

「俺たちは戦いに身を委ねてきた集団だ。とても、平和ボケした奴らの子守をできるとは思えんがなーーー」

 

『そう言うなら、僕も皆を護るために自身の手を血に染めてきました。それに僕だけじゃないーーー今日、シャーレに来た職員全員訳ありですよ』

 

そう言って、映司は端末を操作し、カメラの位置を変える。

 

カメラの位置が変わり、映像に映っているのが映司だけでなく、映司以外の人物たちが映り込んでいた。

 

そこで、魁人は絶句したーーー

 

「親父ーーー俺、疲れているのかな?」

 

「バカ息子よーーーおそらく、俺も見ている光景は一緒だ」

 

そこに映っているのはーーー

 

「シュバルツァー!?無事だったのか!!?」

 

『嗚呼ーーー久しぶりだな、ヴァン。俺を含めたトールズ組は全員無事だ。今は、シャーレの臨時教員として、主にトリニティの生徒達の面倒を見ているーーー』

 

腰に刀を差した黒髪の青年ーーーかの有名な八葉一刀流の継承者にして、『灰の剣聖』の異名を持つゼムリア大陸、エレボニア帝国の英雄ーーーリィン・シュバルツァーがヴァンに笑顔で語りかける。

 

その次に彼の隣にいる青い犬の様な大きな獣人が口を開く。

 

『俺はヴァルキューレ警察学校ーーー現校長のドギー・クルーガーだ。かつては、宇宙警察地球署の署長として地球の平和を護っていたが、部下だった男の一人が、新たに地球署の署長になるという事で引退し、自身の慰安も含めて、女房と共に旅に出ていたが、そのままキヴォトスに流れ着いた。今は、シャーレの火野先生の推薦でヴァルキューレの生徒を指導する教官兼校長として、キヴォトスの治安維持に全力を費やしている』

 

そう言って、魁人達に敬礼するのは、ヴァルキューレ警察学校の教官服に身を包んだーーーかつて地獄の番犬と呼ばれアリエナイザーと呼ばれる宇宙の犯罪者達に恐怖された伝説の刑事(デカ)ーーーデカマスターことドギー・クルーガー

 

それ以外もーーー

 

『百鬼夜行連合学院でお世話になっている継国縁壱だ。かつて、そちらの世界の地獄に居た筈なのだが、気がついたら、ここの世界に居た。シャーレの火野先生の口添えで、居させてもらっているーーー今は、百花繚乱紛争調停委員会の面々と共に百鬼夜行の治安維持を務めている』

 

まさかの、この世界の地獄に居た筈の侍にして、最強の鬼斬りの一人ーーー継国縁壱

 

『同じく百鬼夜行連合学院で忍術研究部の顧問をしているうちはマダラだーーーそこにいる柱間と共に部員に忍術を教えている』

 

『千手柱間だーーー気が付けば、このキヴォトスにマダラと共に居てなーーー火野先生の要請で、忍術研究部でマダラと一緒に忍術を教えておる。なお、ワシも、縁壱殿達と共に百花繚乱の面々と共に百鬼夜行のトラブル解決に奔走しているわ』

 

そう言って、爆笑しながら、友の方をバンバン叩くのは『忍の神』と謳われた男ーーー千手柱間と叩いてくる柱間の手を、ウザそうに払うのは、その友又はライバルであり、九尾の尾獣の九喇嘛を強制的に従えた伝説の忍びーーーうちはマダラ

 

『ゲヘナ学園で風紀委員会の顧問をしているウルキオラ・シファーという』

 

『同じく、ゲヘナの万魔殿(パンデモニウム・ソサエティー)で、顧問だったか?まぁ、居候かーーーコヨーテ・スタークだ』

 

破面(アランカル)ーーー十刃(エスパーダ)と呼ばれる存在で、ウルキオラは一護と、そしてスタークは、後に総隊長となる京楽春水と、その友人で、現在は地獄にいると思われる浮竹十四郎と激戦した者達ーーー

 

「何か、とんでもない戦力がキヴォトスに集まっているですけど!!?」

 

物凄い顔触れに、思わず叫んでしまった魁人だった。

 

その後、話し合いが進み、時間はあっという間に夜となっていた。

 

そして、密談が終わったあと、魁人は駒王学園の近くに新設された寮に戻り、自身の部屋に戻るとーーー

 

「ーーーまぁ、予感はしていた。今日かーーー」

 

「今日の密談の話は聞いてますよーーーけど、それとは別でーわー」

 

「まぁ、あの女(ノア)を最初に転生させた事ーーー許してませんので、お仕置きです!」

 

「カイ君の自業自得だよ!!楽しもうね!!!」

 

「兄様、覚悟して!!」

 

明らかに女王様というエロい姿をしたマドカ、黒那、伽羅、そして、巴柄が部屋で待ち替えていた。全員、微笑んでいるものの目が笑ってなくーーーこめかみ部分に怒りマークが出ている。

 

あと、黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)の面々以外のにもーーー

 

「今日、受けた辱めーーー貴方を私の作品にして倍に返してあげますーーー」

 

「とりあえず、私も恥ずかしい格好をさせられたので、仕返ししますねーーー」

 

同じシトリー眷属の椿姫、憐那も同じく目が笑っておらず、椿姫に関しては、原稿用紙を大量に用意していた。

 

「ーーー優しくしてねーーー」

 

『『『『『『『『無理♡(#^ω^)』』』』』』』』

 

『あっあああああああああああああ!!!!』

 

 

その後、魁人の記憶は覚えていない。朝、イッセー達グレモリー眷属達が魁人を訪ねるとーーー

 

ミイラのように干からびた魁人と、何故かツルツルして満足そうに眠る黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)の面々、大量の原稿用紙を満足そうに読み返す椿姫、何故か困惑した憐那が部屋の中にいた。

 

「た、助けて〜〜〜」

 

弱々しく助けを求める魁人ーーーその様子を見たイッセーは、こう語る。

 

「俺もハーレム王になったら、こうなるの?」

 

その光景に、戦慄するのだった。

 

 





魁人、お仕置き執行!!

とりあえず、色々と問題を犯した魁人は、女性陣の怒りのお仕置きによって、色々と搾り取られました。

次回は、会談に向けての各々の動き及び駒王学園の授業参観(前編)を送りします。お楽しみに!!
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