制服創造の厨二系堕天王子   作:戦魔王ゼロ

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一応、今回で、闇オークション回最後です。





再びの再会〜棄てられた救世主と黒葬の愚王6〜

『友と共に振るいし神殺しの黒刀二刀にて、てめえ等の悪事をぶった斬る!!覚悟しなぁ!!!』

 

自身の友であり、巴柄の兄でもある刀也から、黒妖の殲刃(ジェノサイドエッジ・ムラマサ)を託された魁人。自身が持つ黒葬殲刃(ムラマサ)と共鳴したことで、神すらも葬る二刀の神器(セイクリッド・ギア)ーーー黒双の葬刃(デュアルエッジ・ブラックアウト)へと新生した。

 

新生した神器(セイクリッド・ギア)の力で黒い戦闘用のロングコートを生成された姿は後輩の原田静刃と同じ妖刕使いの姿となった魁人は、そのままジークフリートやエージェント達に斬り掛かった。

 

「舐めるな!!エージェント共、お前達!!これ以上、奴らに好きにさせるなぁ!!!」

 

ジークフリートはグラムを振り上げ、激昂しながらエージェント達や、まだ戦える英雄派達の構成員に指示を飛ばす。

 

だがーーー

 

「遅えよーーー皆、俺がこいつを抑えるから残り任せるわ!!」

 

そう言って、黒双の葬刃(デュアルエッジ・ブラックアウト)の二刀でジークフリートに肉薄した魁人はーーー

 

黒葬牙(ブラックファング)!!」

 

静刃が使う必殺技の一つである刀身の先端の速度を超音速までに引き上げて衝撃波を飛ばす炸牙をイメージした武装色の覇気を込めて放つ魁人版の飛ぶ斬撃ーーー黒葬牙(ブラックファング)をジークフリートが持つグラムと、その背後にいる構成員達に向けて叩き込む。

 

ジークフリートや構成員達も魁人の放つ黒葬牙(ブラックファング)に対抗するために、即座に武装色の覇気を己の得物に纏わせたりして、受けようとするも、あまりにも速いかつ重い一撃のため、大半は拮抗できず一瞬で吹き飛ばされしまう。

 

「腐っても英雄の子孫を名乗るだけはあって覇気を使える奴もいるかーーーだが、この程度で吹き飛ばされるとか、温すぎる。特に、足腰がなってねぇなーーー走り込みからやり直せ。あとは、ONEPIECEのガープさんみたいに覇気や神器(セイクリッド・ギア)や魔法と言った特殊な力を使用せずに軍艦をサンドバッグにして殴りつけるといった苛烈な修行でも自分たちに課して鍛え続けるんだな」

 

魁人は、そう言って、淡々とジークフリート達英雄派に向けて、酷評しながらゆっくりと近づいてくる。

 

「魔法班!!早く、援護しろ!!」

 

ゆっくりと近づいてくる魁人に恐れをなしたジークフリートは魔法を使う者たちに援護を指示するがーーー

 

『無駄だよーーー既に、僕たちが彼らを抑えたからね』

 

「そう言っても、主に魔法使い達は木場と巴柄が対応していたから、私はほぼ何もして無いがなーーー」

 

『だけど、ゼノヴィアさんはエージェントの相手してくれたから、こっちも変に集中力を割かずに済んだよーーーあと、木場君は完全に兄様の教えに染まったねーーー』

 

そう言って、巴柄は木場の姿を見て苦笑する。何故なら、いつの間にか木場の姿が変わっていたためである。

 

『とりあえず、いくつかアニメ、特撮やゲームに出てきた刀剣を創れないかと課題を出されてねーーー最初は四苦八苦していたが、作品に触れて造詣を深めていったことで、何とかなったよ』

 

「確か、今の姿はキングオージャーに登場するーーー」

 

『オオクワガタオージャーだね。最愛の民と弟の為に偽りの仮面を被り、邪智暴虐の王を演じて黒幕(ラスボス)を欺き、それぞれの国の王であるキングオージャー及び民達に勝利を齎した影の立役者の一人さ。そこにいる英雄派と名乗る恥知らず達に爪の垢を煎じて飲ませたい程、覚悟が強く真剣に民や弟の為に行動した最高の兄の一人だ』

 

そう言って、早口でオオクワガタオージャーことラクレス・ハスティーの事を語る祐斗。彼の姿は自身の神器(セイクリッド・ギア)ーーー真剣鍛造(トゥールスソード・ビトレイヤー)で創った聖魔剣型のオージャーカリバーZEROによって、オオクワガタオージャーに王鎧武装ーーーつまり変身していた。

 

そう、祐斗は魁人によって、アニメや漫画、ゲーム、そして、特撮と言ったものをトレーニングの一環として、視聴し、それぞれの造詣を深めていったことで、その作品に登場する刀剣ーーーエミヤのように贋作であるものの創れるようになっていた。

 

零原の聖魔王剣(オージャーカリバーZERO)、君の魔帝剣グラムに勝るとも劣らない王者を選定する剣にして、ラクレス様の計略によって得た不死殺しも付与しているーーー贋作故に、流石に神性を持つ神々には通じないけど、英雄の複製体(クローン)である君なら相当効くだろうねーーー』

 

零原の聖魔王剣(オージャーカリバーZERO)ーーーオージャーカリバーZEROの力を有した聖魔剣に武装色の覇気を纏わせた祐斗は、騎士(ナイト)特有の超スピードで後衛の魔法使い達や前衛の構成員達を翻弄し、それぞれの不意を突く形で、倒していった。

 

また、巴柄は、神葬霊装・八脈怒涛(ムラクモユニット・オロチスタイル)狂龍八刃(オロチエッジ)による援護射撃で祐斗の動きを妨げない形で構成員達を一撃で倒していった。

 

ゼノヴィアに至っては魔獣創造(アナイアナレーション・メーカー)で創られたエージェント達は人間で無いということでデュランダルを加減せずに振るい、その存在を消滅させていった。

 

いくら歴代でも上位の強さを誇る戦闘員でも本気で振るわれるデュランダルの荒々しいオーラで斬られたあとは一瞬で塵と化して消えていった。

 

「ば、馬鹿な!!ここまでの力がついていたなんて!?」

 

「まぁ、最近は俺が結構、面倒見ていることもあって、成長が著しいのは認めるよーーーあと、実戦には出してないがイッセーや匙は最近、ギャスパーとクロウのトレーニングについてこられるぐらい強くなっているよ」

 

そう言って、ここにはいないイッセーや匙の成長を評価していた。ちなみに、匙には、かのインドの大英雄の一人であるカルナが師匠に就くという破格な修行環境故にーーー物凄い成長を見せているのは確実で、イッセーに至ってはーーー

 

『確かスサノオ様が直々に稽古をつけているとか?』

 

「嗚呼。あと、とある冠位魔法使い(グランドロクデナシ)経由で貰った素材を使って専用の武器をいくつか与える予定だから、強くなってもらわなきゃ、逆に困るわーーー」

 

そう、イッセーの師匠の一人として剣神スサノオが名乗りを上げて鍛えているのだ。その影響なのか最近、剣を使う機会が増えた為、イッセー専用の刀剣を含めた武装を魁人を中心とした黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)及び魔王アジュカ・ベルゼブブの手で製作して渡す予定である。なお、教会もとい天界も同様で、今度行われる会談に向けて、教会が保管している聖剣でグラムのシグルドと同じ龍殺しの逸話を持つ聖ゲオルギウスが使っていた聖騎剣アスカロンを譲渡する予定となっている。

 

「まぁ、無駄話はここまでーーーとりあえず、グラムから手を離せ。そんな人質を取る姑息な手段を実行する次点で、貴様は英雄じゃねえよ」

 

「黙れ!!ここまで追い詰められた以上、何としても成果を出さなくては、せっかく教会から離れた意味が無い!!!」

 

そう言って、グラムの切っ先を、魁人達ではなく、ノア達ーーー奴隷として捕まっていた者達に向けていた。

 

『ーーー君の元となった大英雄シグルドと、その妻であり北欧神話の主神オーディンの娘であるブリュンヒルドさんに謝るべきだよ。または、君の名前にもなっている大英雄ジークフリートさんや、妻のクリームヒルトさんにねーーー』

 

そう言って、祐斗もジークフリートの卑劣な行為に激怒し、その元となった大英雄や、その関係者の名を挙げて非難する。

 

『ーーー刀也兄様の件といい、許せないーーー』

 

自身の兄を弄ばれた巴柄も、その行為に対して怒りが収まらない。

 

「悪魔に身を窶した私が言うのもどうかと思うが外道に墜ちし元同胞よーーこれ以上、主を悲しませる行為に及ぶなら、私のデュランダルが、その頸を刎ねるぞーーー」

 

ゼノヴィアに至ってはデュランダルに聖なるオーラを集中させて、いつでも斬撃を放てる状態だった。

 

だが、人質としてノア達にグラムが突きつけられている以上、悪手でしかないーーー現にグラムにデュランダル以上に荒々しい破壊的なオーラが臨界状態となって集まっていることから、いつ放たれてもおかしくない。

 

「総員武装解除ーーー急げ」

 

そう言って、黒双の葬刃(デュアルエッジ・ブラックアウト)を解除し、いつも纏っている黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)の制服である黒の彼岸花(リコリス)の姿となる。

 

そんな魁人を見て疑問に思うも祐斗、ゼノヴィアは剣を収める。

 

巴柄は何か考えがあるだろうと、禁手化(バランス・ブレイカー)を解除し、魁人と同じ黒の彼岸花(リコリス)の姿となっていた。

 

「まだだ!!貴様たちの制服が残ってる。さっさと脱げ!!」

 

ジークフリートは制服も武装と見なして、それすらも無力化する為に、魁人達に脱ぐように要求する。

 

だがーーー

 

「何を勘違いしている?まさか、俺がその程度の脅しで屈したとでも?それに、人質って誰に向けて言ってるんだ?」

 

そう言って、不思議そうにジークフリートを尋ねる。

 

何故ならーーー既にジークフリートの前にはーーー

 

「ば、馬鹿なーーー奴らは何処に!?」

 

「既に対処は終わったから武装解除と言ったんだよーーー間抜けめーーー」

 

そう言って、魁人は指を弾く。すると、室内の筈なのにいきなり突風が吹いてきた。

 

風が吹き終わるとーーー

 

「やれやれーーーいくら気づかれないからって無茶振りし過ぎです。いつバレるかヒヤヒヤしたんですからね!!」

 

「できると判断したからやって貰った。その判断は間違いじゃなかったーーーサンキュー、憐耶!」

 

そう言って、魁人は、いきなり闇オークション会場に現れた憐耶にお礼を伝えた。

 

「何者だ!?いつから、居た!!?」

 

「最初からだけどーーー」

 

そう言って、魁人はドヤ顔しながら憐耶の肩を叩く。叩かれた憐耶は恥ずかしそうな顔をする。それもそうだろうーーー彼女は、狂劇服(クラウンドレス)に身を包んでいたのだからーーー

 

ちなみに、憐耶の存在は剣士組にも明かしていなかった為ーーー

 

「まさか、ずっと居たなんて気が付かなかったよーーー僕もまだまだなーーー」

 

「同意だーーー確か、あれが噂に聞くーーー」

 

「そうだよ。兄様お気に入りの制服、狂劇服(クラウンドレス)による擬態ーーー風が吹いていたから風もとい空気に擬態していたのかな?どうあれ、お疲れ様ーー憐耶」

 

そう言って、友人の成長に驚愕しながら、その苦労を労う。

 

今回、憐耶が纏った狂劇服(クラウンドレス)の名は宮沢賢治の『風の又三郎』をモチーフとした衣装で、その名は風。文字通り風もとい空気と同化するように擬態し、魁人達の支援を隠れながら行っていた。戦闘が激しくなった際は、こっそりと人質に取られないようにノアを含めた捕まった人たちを安全な所に誘導していた。なお、捕まった人達にも自分たちが使っているクリエイトカードを与えて、同じ格好に着替えさせて同じく風と同化させていた。

 

なお、不審がられないようにーーー

 

「ノアさん以外の人達には怪人達の仮面舞踏会(スカウティング・ペルソナ)に幻術を付与して捕まった人達に擬態させていたから上手くいったよ」

 

「そして、最後に私を移動させるとーーーなんか強引だったけど、物凄い隠密性能だったよ。それに、この制服が兄様のお気に入りかーー何か不思議な気分だよ」

 

そう言って、憐耶の同じ狂劇服(クラウンドレス)の風を纏ったノアは、不思議な気分と称しているが、実は魁人の力で創られた制服を着ている事に若干、興奮していた。

 

「何か、こういうの着せさせられると兄様に染められた気がする」

 

「うんうん、同意だね」

 

「確かにーーーとりあえず、これを1日1回は着てないと落ち着かないレベルにされた責任は取ってもらいたいですね」

 

ノアの一言に頷く、巴柄と憐耶。特に憐耶は魁人の影響で、趣味嗜好を変えられた部分が大きかったので微笑みかけながら魁人に責任を取るように言ってきた。なお、目は笑ってない模様である。

 

魁人は頭を少し掻きながらも、確かにやり過ぎた事は自覚しているためーーー

 

「責任は取るよ。改めて、俺の伴侶の一人として、支えてくれーーー」

 

「えぇ、支えますよ・・・旦那様。さて、言質は取りましたし、そろそろーーー」

 

そう言って、辺りを警戒し始める憐耶。

 

魁人は、その様子を見て悟った。

 

「どうやら、時間切れみたいだなーーージークフリート」

 

「くっ・・・次は、このような事はーーー」

 

そう言い掛けたジークフリートの姿が突如消える。

 

仲間の絶霧(ディメンション・ロスト)つかいの術で、転移したらしい。

 

ジークフリートが転移した瞬間、闇オークション会場からとてつもない轟音が鳴り響く。

 

「ーーー時間が来ると崩壊する仕組みまたは俺達の力に耐えられなかったかーーーどちらにしろ、さっさと脱出するか」

 

「けどーーーどうやって、脱出を!?」

 

「安心しろ。とりあえず、剣士組、そこの奴らもーーー」

 

そう言って、剣士組、残された英雄派の構成員達にも狂劇服(クラウンドレス)を着せた魁人。なお、自分も狂劇服(クラウンドレス)を着用する。

 

「この人数だと、あれを使うのですね?」

 

「嗚呼。あれなら、例え、次元の狭間に弾き出されてもーーー俺がいる限りは、その影響を弾くことができるからな。マスターやグレモリー先輩たちに連絡頼むわ」

 

「はい、分かりました。ちなみに、先頭は旦那様ですね?」

 

「嗚呼。俺も久しぶりにやるから楽しみだぜーーー」

 

何をするのか察した憐耶は、魁人に尋ねたあと、直ぐ様、人器の創界銃(セイクリッド・レイズライザー)を使用して、ソーナやリアスに連絡を送る。それが終わるとーーー

 

「今からやるのは集団で移動する際に使う狂劇服(クラウンドレス)ーーーその名は汽車。さぁ、幼い頃を思い出して電車ごっこでもするか!!」

 

そう言って、指を弾く魁人。

 

すると、全員が光に包まれて、そして、光が消えるとーーー

 

『『『『『『『『な、何じゃこれ!!?』』』』』』』』

 

魁人、憐耶、そして、二人から指導を受けた巴柄以外は、驚愕する。

 

汽車ーーー文字通り、汽車は勿論のこと、車両の仮装をした者達が1列に並び、列車みたいに擬態する制服で、分かりやすい例えが、小さい頃に友達とやった事があるであろう電車ごっこに近い。先頭には汽車の格好をした魁人。その次に車両の格好をした憐耶、巴柄、ノアといき、途中、祐斗、そして、汽車の最後の車両担当には英雄派が逃走しないよう監視するゼノヴィアという並びになっている。

 

まさか、このような形で、電車ごっこみたいな事をするとは思わなかったのか、魁人は、巴柄、憐耶、ノア、ゼノヴィア以外の者は羞恥で顔を赤くしている。

 

なお、この制服は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』もとい『シグナルとシグナレス』の宇宙を走る汽車をモデルにしていることから宇宙だろうが、次元の狭間だろうが、『仮面ライダー電王』のデンライナーみたいに線路を自動で形成して走ることができる。

 

「さぁ、俺の掛け声に続けて、身体を動かすぞーーーガタンコ、ガタンコ、シューウフフーーー」

 

『『『『『『『『『『『『ガタンコ、ガタンコ、シューウフフ!!』』』』』』』』』』』』

 

その瞬間、魁人達は、汽車が動き始めるように動き始め、崩される闇オークション会場から物凄いスピードで脱出した。

 

 

そしてーーー

 

『『『『『『『『ガタン、ガタン、ピー、シューウフフ!!!』』』』』』』』

 

崩壊した闇オークション会場から出たあと、次元の狭間を通じて、そのまま地上界へと走り、目的の駒王学園高等部の旧校舎に到着した。

 

既に、連絡がついていたのか、警察は勿論のこと、救急、そして悪魔を中心とした三大勢力、日本神話からはスサノオや宮本伊織が待機していた。

 

「本当に汽車の格好とはしかも空から・・・色々と混乱しそうです。それに、まさかのノアさんがーーー報告を受けた時は、卒倒しそうになりました」

 

そう言って、ソーナが頭を抱えながら魁人に語り掛ける。

 

「それに、禍の団(カオス・ブリゲード)の首領が奴隷として売られていたのも驚きね」

 

『まったくだ・・・まさかオーフィスから力を奪うとは油断ができんぞ、相棒!』

 

「まぁ、まさかの黒髪のロリが世界最強なのは信じられないが、それ以前に、にほ◯ごであ◯ぼの衣装を着て帰って来るとか頭が追いつかないぜ」

 

リアスを始め、イッセーやドライグも世界最強かつテロリストの親玉だった存在がここにいることに驚きを隠せなかった。

 

そんな事を苦笑しながら頷いていた魁人はーーー

 

「とりあえずーーー解除後、それぞれ治療等の対応お願いしますーーー」

 

そう言って、待機していた者達に、今後の対応についての話をするのだった。

 

 

今回、起きた闇オークション事件は、翌月に行われる会談の時まで伏せられることとなった。

 

なお、この闇オークション事件に関わった禍の団(カオス・ブリゲード)側のスタッフまたは参加者達は、日本は勿論のこと、各勢力の司法機関で裁かれる事となり、その殆どが死刑または無期懲役、終身刑等の重い罰の判決を受けている。

 

ただ、洗脳されていた可能性がある英雄派の人員に関しては、テロ活動に参加していた事実があるため無罪にはならないが、黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)等の懲罰機関で、奉仕活動等の懲役に従事することを条件に減刑されている。

 

また、逃走しないように奴隷具(スレイブギア)を改良した首輪型の魔導具ーーー囚獄枷(プリズンギア)をつけており、獄卒又は魁人の命令に逆らえば、組み込まれた術式によって耐え難い苦痛を与えられたり、強制的に身体を操作される等の中々ハードな罰を与えられている。

 

そして、闇オークションの商品とされて奴隷にされて捕まった者達は、身元が判明した者は、それぞれの国に帰還させることができた。

 

だが、一部の者達は、拉致される際に家族や知り合いといった身内を殺された者もいるらしく、身寄りが無いものもいた。

 

その場合、本人の希望でグレモリーやシトリーが経営または支援している孤児院に入れられる又は・・・黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)に入る者もいた。

 

最後にノアとオーフィスに関してーーー

 

「我、兵藤フィスーーーよろしく」

 

オーフィスは見た目は完全に幼女だったため、リアスを含めたグレモリー家の紹介によって兵藤家に引き取られた。なお、『聖剣事変』によって息子が悪魔に転生した事を知り、世界の裏側を知っていた兵藤夫妻はオーフィスを臆することなく娘として迎い入れて、今は駒王学園初等部の1年として元気に学校に通っている。

 

なお、黒髪の幼女だったことからキヴォトスの某学園の会計から、身の危険を感じる程に可愛がれる事件が起きるのだが、それは別のお話ーーー

 

そして、ノアはーーー

 

「麻羽ノアです。思う所はあるかもしれませんが、罪人として、受け入れます。今は旦那様と共に禍の団(カオス・ブリゲード)の企みを阻止するため、貴方達と共に戦わせてくださいーーー」

 

駒王学園の高等部2年として復学した。

 

ちなみに、ノアが禍の団(カオス・ブリゲード)の参謀だったのは世間で知れ渡ってなかったため、表向きは病の治療の為の休学として通っている。

 

だが、魁人の性を名乗っていることから、事情をある程度知っている者は嘘であることを察しており、余程のことがない限りは、各々が秘密又は詮索しないということで、話が通っている。

 

 

「さて、どうなることやらーーー」

 

魁人は、そう呟いたあと、今後の動きをどうするべきか一人で考え始めるのだった。

 




次回は、ノアについてと、イッセーの装備等や現在の強さを明かしたあと、授業参観へと話を進めていきます。

お楽しみに!
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