最後、まさかの、あの男が登場しますーーー
『これくらいかすり傷にもならねぇぜーーー遠慮は要らねぇ、とことん殺ろうぜ!!』
「うん、負けても泣かないでねぇ、に、い、さ、ま☆」
お互いを挑発しながら、子供のようにじゃれ合うように、相手に攻撃を放つ魁人とノア。
イッセーに渡す
魁人は
ノアも負けじと自身の本来の
そして、その力によって『D.Gray-Man』に登場するリナリー・リーのイノセンスである
「覇気を纏わせた一撃だったんだけど、ほぼ無傷だねーーーどんな仕組み?」
そう言って、連続で魁人に蹴りを叩き込もうと肉薄するノア。
「覇気を纏わせず、その鎧による装甲による防御とか、私を舐めてるの?」
『言っただろーーーこれは、実験だと・・・今回の実験は、この
そう言って、装備していたサーベル二刀をノアに目掛けて、投擲する。
常人なら掠っただけでも致命傷になりかねない攻撃も、見聞色の覇気で見切ったあと、そのまま武装色を纏った
「陽動のつもり?それにしては、バレバレだよ!」
そう言って、サーベルを投擲した魁人が、直後に自身の背後へも転移した事を見聞色で読み切ったノアは仮面ライダーカブトが得意とする後ろへの回し蹴りをカウンターとして放つ。
だがーーー魁人はノアの見聞色すらも超える力を見せてきた。
『
ノアの蹴りが魁人の顔面当たる直前に、魁人が纏う装甲から突然の発光。その光に眼を一瞬瞑ってしまったノアに襲い掛かった衝撃、即座に背後に飛んで、その衝撃の追撃を避ける。
「デュラクシールって、本当に兄様、スパロボ好きだよねーーー」
『スパロボだけではない。ガンダムを含めた全てのロボット作品を視聴し続けている程ロボットが好きなだけだ』
そう言って、先程の黒く染まったブラックナイトスコードカルラの姿と打って変わって、先程以上の重装甲とも言える超魔装機デュラクシール、それを黒く染めたような、どちらかと言うとデュラクシールIIの姿となっていた。
先程、自分が受けた衝撃はデュラクシールの腕に着けられている超振動クローから発生した振動によるものだとノアは考えた。
『この剣は装填したドラゴンによって発現する能力が変わるものでなーーー今回装填した八岐大蛇の場合は
「つまり、変化自在に8つの形態を操る兄様を凌駕して倒せってこと?」
『そうだ。お前にできるのならなぁ!!』
そう言って、デュラクシールで最も有名な兵装である
それに対して、ノアはーーー
「まだ、私はーーーこの
不敵な笑みを浮かべると纏っている銀のバトルドレスから光が灯り、ノアを包んでいく。
光がノアを包み込むと、光の繭とも言えるような形状へ変わっていき、そして、繭は人のような形をした蛹を変わっていく。
『
蛹から聞こえたノアの宣言ーーー
それを聞いた魁人はーーー
『月光蝶!?何てもの再現してんだ!!?ーーー
『
格闘戦特化型形態ーーースパロボのツヴァイザーゲインを再現した形態、
それと同時に蛹から虹色の光が漏れ出るように割れていく。
そして、光は蝶となり、
『流石、兄様ーーーあのまま受けていたら完全に消滅していったかもね♡』
『ーーー月光蝶は反則だろ!!その
蛹が完全に崩壊すると虹色の蝶の羽を生やし、白を基調に黒と赤のラインが入ったバトルドレスに身を包んだノアが現れた。
『その姿、ヴァンガードのリンクジョーカーのサイバーロイド又はサイバーフェアリーを彷彿とさせるなーーー』
『まぁ、モデルにはしてるかな?この姿のイメージは最近のヴァンガードに登場したユニット、アルティサリアに近いかな?』
最近のヴァンガードのパックに登場したユニット、『PolyPhonicOverDrive アルティサリア』の衣装をイメージしたバトルドレス、
『そこは素直に
『色々な超兵器を
ノアの非常識さにツッコミを入れる魁人だったが、反論したノアを含めて、
『それに、月光蝶だけじゃないよーーー私の力は!』
そう言って、不敵な笑みを浮かべたノアは突然、自身の手の中に一振りの太刀を呼び出した。
魁人は、ノアが日本神話から奪った神器、三日月宗近を顕現させたと思い、ツヴァイザーゲインが使う黒い大剣を呼び出して構える。
だが、ここで魁人の中に一つの疑問が生じていたーーー
確か、ノアを保護した時に三日月宗近と骨喰藤四郎って日本神話に返さなかったっけ?
闇オークション事件の際にノアを保護した魁人は、その時の尋問の際にノアが日本神話から奪った神器、天下五剣の一振りである三日月宗近と短刀から槍に姿を変えて戦える骨喰藤四郎を、まだ持っていることを知り、それを日本政府及び日本神話に報告。その後、日本政府を通じて、日本神話からの要請で、それぞれの神器を返還していた。
では、あの太刀は何だ?
そう思った魁人はーーー
『それって神器か?確か、お前が持っていたのはーーー』
『三日月宗近と骨喰藤四郎は兄様が返したじゃないーーーこれは、私が創り出したモデルにした本物を凌駕する
『色々と突っ込みたいことが出来たが、まさか
魁人は戦慄を隠せなかった。何故なら、魁人ですら不可能と断じていた複数の
『兄様ならやってそうだと思ってたけどーーー』
ノアは、魁人は既に
『ーーー
そう言って、魁人は、そのまま装備していた剣を、そのまま地面に突き刺すとーーー
『降参だーーー複数の
そのまま武装を解除する魁人ーーー
それを見たノアは顔を膨らませてーーー
『ここからが面白いのにーーーつまんない!!』
そう言って不満を漏らすも魁人と同じように武装を解除したノアーーー
とりあえず、今回は魁人の敗北という形で幕は閉じたーーー
後日、今回の戦闘データを元に完成したイッセー専用の
魁人とノアの戦いが行われている頃ーーー
「本当にいいんだね、ジーク君?」
「やってくれ!!あのような形の敗北認められるか!?アイツ等を殺す為なら化け物に身を落としても構わない!!」
被験者は闇オークション事件で魁人にプライドをズタズタに切り裂かれた英雄派の剣士ジークフリート
あの一件後、彼から自信や余裕は失われ、自暴自棄に陥っていた。
それを解消するために新しく
「君の新たな剣として新しく造られた魔刀と呼べる一振りムラサメ、我が愛弟子であるムラマサとも互角に渡り合えるだろう。それと、これは旧魔王派から提供された初代四大魔王の一柱、ベルゼブブの血液から造った
「やってくれ、あの奴らを殺せるなら!!」
その後ーーーとてつもない大きな悲鳴が実験施設に響き渡った
「ーーーさて、我が愛弟子よ。私はついに舞い戻った!!新たなノアとしてなぁーーー楽しみだな、わざと追放した我が娘と愛弟子が、世界にどんな混沌を齎してくれるかーーー」
そう言って、ジークフリートの処置を終えた男が目元を隠しながら不敵な笑みを浮かべていた。
新たなノアーーーかつてサタナエルと呼ばれていた男は、
「ノア・サタナエルでは、
かつてサタナエルと呼ばれていた堕天使は弟子の手によって、一度死に、ノアという新たな新人類として蘇った。
故に、新約聖書に登場する悪霊の名を新たな名として自身に刻み付ける。
その名はレギオン。
そして、魁人がノアと共に長き戦いを繰り広げることとなる宿敵と化すのは、更に、後の話であるーーー
ついに、魁人の元師匠にして、最大の敵、サタナエル改めてレギオン登場!!
早い段階でジークも魔改造されるし、今後はどうなってしまうのか?
こうご期待!!
次回は、閑話として魔法や魔術を行使する術師組の話をしたら、ようやく授業参観の話に行きたいと思います。ここまで長くなってすいません!!
次回もお楽しみに!!