今回は、身バレした魁人が教会と悪魔勢に、今回の件についての情報共有を行うところからです。
「まさか、朱乃ちゃんが俺のことを話していたとは思わなかったなーーー」
まさかの妹分からのリークによって身バレした魁人は、両手を挙げながら、恥ずかしそうに身を捩らせる。
「そんなエロい身体つきなのに男だって、あり得ない!!」
その様子を見て、血の涙を流すような感じで兵藤一誠が絶叫する。匙も驚きすぎって真っ白になって気絶している。
だが、一誠と匙以外は、別の反応をしていた。
「
そう驚きながらゼノヴィアは自身が持つ聖剣、
「ーーーパパが言ってた。かつて、この地で、自身の任務を妨害した少年が居たって、その任務が失敗したお陰で、私はイギリスに行かなくてはいけなくなったって・・・」
イリナもゼノヴィアと同様に髪紐に変化させていた聖剣、
「紫藤牧師の件は、むしろお礼を言って欲しいくらいだ。お陰で、あの人は自身の大切な部下と、その恋人を手にかけた殺人犯にならずに済んだのだから・・・ちなみに、今回の件は全く関係ないから、もし言いたいことがあるなら、この件が終わってからにしてくれ」
そう言って、イリナの殺気を軽く受け流す。受け流されたイリナは、さらに激怒し、喰いかかろうとするが、ゼノヴィアが手で制してーーー
「イリナ。この男と父君の間に何があったかは知らない。だが、今は、我々の使命が優先だ」
「ーーー分かった。この件が片付いたら、真っ先に貴方を断罪するわ!」
そう言って、イリナは魁人に向けた殺気を抑えるのだった。
「とりあえず、少しは落ち着いたか。改めて、俺は麻羽魁人。朱乃ちゃんと同じ
少し落ち着いてきたのを見計らって、魁人は自身のことを含めた情報を開示し始めた。
「ーーー神器の種類は、僕と同じ
そう言って、木場祐斗が何かの確信をしたかのように魁人の神器の種類を聞いてきた。
木場祐斗の神器は、様々な特性が付与された魔剣を創る【
「流石に、同じ
「ーーー聞いたことがない。確か、様々な特性が付与された衣服を創り出す神器は【
「ーーーおおむね間違いない。この神器は元々【
そう言いながら、自身が纏う制服、
「この制服は間違いないく【リコリス・リコイル】のリコリスが纏う制服を参考に創った潜入工作や隠密作戦用の制服だ。ちなみに、リコリスの制服の中でサードリコリスの制服が好きだから、サードリコリスのベージュ色にしている」
「へぇ、ちなみに、ファーストリコリスの赤やセカンドリコリスの紺は?」
「無論、創れる。ちなみに、その時はファーストリコリスの場合は千束、セカンドはたきなをイメージして創ってるね」
「イメージして創ってると何かあるのか?」
「まず、この神器は様々な特性を付与して創ることが大前提のものでね・・・纏った制服によって着用者に様々な力を与えることができる。その時に、ちゃんとしたイメージが無いと側は立派でも、中身はスカスカな物が出来てしまう・・・木場祐斗、いや木場君も言っていることは何となく分かるじゃないかな?」
「えぇ。昨日の決闘が、まさに良い例でしょう。僕が決着を急いで間に合わない大きな魔剣を創った。ただ破壊するという漠然とした考えだけで、大きななまくら刀を創ってしまった」
そう言って、木場祐斗は、少し顔を歪ませながら苦笑する。
「イメージが漠然としたり、中身の構成の理解度が足りないと創った物も、同じような役に立たないガラクタができるだけさ。うーん、兵藤一誠!スケベなお前なら18禁のエロゲーもやってそうだな」
「や、やってないわ!(何故、バレた!!)」
「・・・イッセー先輩、最低です」
魁人の指摘で、心の声がバレバレな反応をする兵藤一誠。その様子をゴミでも見るような目で見る塔城小猫
「そのお前でも、多分知っている。【Fate】シリーズの主人公の一人である衛宮士郎や、その未来の姿であるアーチャーが使う投影魔術と同じような感覚で、俺たち創造系の神器使いは、その物体や、ある神器のみできるが生命の創造をしている」
「へぇ~あのエミヤと同じか。うん?生命体を創る神器があるの?」
《相棒!おそらく、
そう言って、兵藤一誠の疑問に答えるのは、【
「この声・・・貴方が赤龍帝ア・ドライグ・ゴッホことドライグが、お初にお目にかかる」
ドライグの声を聞いた魁人は、面白そうに話し掛けてみる。
《・・・まさか、俺の正式な名前を告げてくるとはな。ドライグで良い・・・堕天使総督の系譜よ》
ドライグも驚きながらも魁人がアザゼルの子であることを当てていた。
「そこまでバレるとは・・・では、ドライグと呼ばせてもらう。あと、貴方の対となる白龍皇アルビオンは、俺の弟分が宿している」
天龍の底知れなさを改めて認識した魁人は、自身の弟分で【
《ほぅーーーその様子だと、相当の使い手か?》
「間違いないく、歴代最強の白龍皇となる男かと・・・」
《クックク・・・どうやら、相棒が望んだ展開にはならなかったな》
「やっぱり、男か・・・・」
そう言って、ショックで地面に倒れ込む兵藤一誠。その様子から、弟分、ヴァーリが女であることを期待していたみたいだった。
ここまでスケベを貫き続けるとは、別の意味でヤバいなコイツ・・・
女体化して制服を着る変態な自分を棚に上げながら、兵藤一誠のスケベさに呆れを通り越して、魁人は少し戦慄していた。
「話が少しズレたから戻すぞ。先程から話している完全にイメージ通りにできた代物は、とんでもない力を発揮する。さっきのリコリスならファーストを創った場合は、千束レベルの反射神経や射撃、戦闘レベルの付与ができたり、セカンドならたきなレベルの狙撃センス、どんな敵にも喰って掛かるバーサーカーソウルが付与できる」
「まじかよ!?」
「無論、ちゃんとした下地ができてないとすぐに身体が使い物にならなくなるから、ある程度は鍛えてないといけないがなーーー」
「それでも聞く限り恐ろしい力だ。他にも、そんな恐ろしい制服を?」
「嗚呼。そして、今回の件は、俺の制服の力を受けて、強化された者がいる」
「それが、コカビエルなのですか?」
「嗚呼。俺が創った制服を一時は着て、その時に重ねた修練の結果、コカビエルのオジキ・・・コカビエルは、魔王クラスの戦闘力を得た・・・ちなみに【ONEPIECE】を知らない奴はいるか?」
「えっ!何で、ここで最近インフレが激しくなっている人気漫画を出してきたの?」
「ま、まさか・・・あの世界で制服といえば・・・海軍!?」
「何の話をしている?」
「ワンピースって確か、世界中で大人気の海賊漫画よね?教義的によろしくないから見てないわ」
反応が二分化している。教会勢はおそらく厳しい修練等で漫画に触れる機会は無いだろうから何が言いたいのか分かっていない。ちなみに、木場祐斗も、どうやら見ていないため分かっていない。
だが、兵藤一誠、塔城小猫、匙元士郎は理解できた故に驚きを隠せなかった。
「まさか、悪魔の実の力を再現した?」
「惜しいな。一定時間着用した状態で鍛え続けると、六式、覇気が使えるようになる」
「「「マジかぁ!!!」」」
「あと、実はあることをすれば悪魔の実の能力も使える」
「「「チートにも程があるわ!!!」」」
「あと、実は大将クラスまで戦闘力を鍛えると、着てなくても六式や覇気を自由自在に使える・・・例えば、武装硬化!!」
そう言って、自身の左脚を武装色の覇気で黒くしたあと、そのまま背後に回し蹴りを放つ。
ぶつかり合う黒いオーラの衝突。これにより、ある不安が確信に変わる。
「フリード・セルゼン、やはりコカビエルから・・・」
「ケッケケ。久しぶりっすね・・・
「フリード!!」
「フリード、お前、まさか!?」
「おやおや、イケメンくんも、イッセーくんも良い表情ですね~。お察しの通り、教会から奪ったエクスなカリバーちゃん達と、コカビエルの旦那から教わった覇気でハイパー無敵になった聖剣士フリード様ですよ☆」
魁人の武装色の覇気を纏った回し蹴りと衝突したのはコカビエルが教会から奪ったエクスカリバー達、おそらくそれが統合されたものに、魁人と同じく武装色の覇気を纏わせて、黒く染まった黒剣と呼べる業物を持ったはぐれ神父、フリードが嫌らしい笑みを浮かべていた。
制服創造ーーー名前から想像できないほど強力で、応用次第では、その制服を着ていた人物の力を再現するエミヤみたいな真似ができる。
この力によって、まさかのワンピースの覇気や六式が再現されたというカミングアウト回でした。ちなみに、制服を着てなくても一度覇気や六式を習得していれば、制服を着ていなくても他者に伝授可能というチートも可能。ただし、覇王色の覇気は資質を持っていなければ、使えません。まぁ、魁人は一応、使用できます。なお、ヴァーリ、鳶雄も覇王色を含めた覇気、六式が使えます。
主人公がチートになる以上、周りもそれ以上に強化する。一応、D×Dの二次創作を出す上で、この事を心掛けて作るようにしています。
次回は、強化されたフリードとの戦いから入ります。お楽しみに!