魁人とレギオンが率いる革新派の邂逅。魁人の窮地に、あのヒーローが現れる!?
サタナエル改めレギオンに転移を乗っ取られて拉致られた魁人。彼の前に姿を現したレギオンと、彼が率いる革新派の面々ーーー
レギオンは、魁人にーーー
「単刀直入言うよーーー私の仲間にならないか?」
軽い感じで含有してきた。それに対してーーー
「お断りだ!馬鹿野郎!!!」
魁人は、突然のレギオンの勧誘に思わずぶちギレてしまった。
「ーーーそうか。できれば、君を無傷で手に入れたかったが、仕方ない。我ら全員で君に分からせるとしようーーー好きだろ、敗北して捕まり、様々な屈辱を受けてからの悪堕ちは!!」
「うるせぇ、流石のドMである俺も公私を分けるわ!!!」
レギオンの挑発に激昂する魁人。だが、その内心はーーー
クソッ!
悪堕ちなんて魅力的な言葉を使やがって、あと、様々な屈辱って、捕まったらどうなっちゃうんだ!?
自身の性癖がどうしょうもなく反応する一方・・・
落ち着け、俺ーーーだが、俺一人に対して、サタナエルもといレギオンを含めた革新派のメンバーと全員と対峙するのは無理ゲーだなーーー
それに、アイツのことだーーー俺の苦手な分野に特化した相手も用意しているに違いない。
自身の目の前に立つレギオンを含めた革新派のメンバーと自身の戦力さを冷静に分析する等、公私を含めた
「レオナルドーーー君の力を魁人に見せなさい」
「はい、父様ーーー」
レオナルドと呼ばれた褐色肌に白髪の少年が魁人の前に現れる。格好は、前に対峙したジークフリートを含めた英雄派の制服を少し改造した様なものーーー
「お前が
「ーーーノア姉さん、父様から見捨てられた出来損ないと一緒にするなーーー」
そう言って、レオナルドは自身の宿す
「ーーー
その言葉と共にレオナルドの影から数え切れない程の魔獣ーーー
そしてーーー
「怪人達も創れるのかよーーー見た感じ、報告にあったグラニュートは勿論のこと、オルフェノクやファンガイア、それ以外の特撮に出てきそうな者までーーー」
「怪人達だけではない。ポケモンやデジモン、君が好きなデュエル・マスターズの
「それだけでは無いだろうーーーどうせ、俺のデータも悪用しているならーーー」
「嗚呼。レオナルド自身に反映して様々な種族に変化が可能。無論、かのヒーロー達にも変身が可能だ」
「ふぅーーー俺がやった事だから、何言ってるんだって感じだが、理不尽にも程があるぞーーーあと、ノアを出来損ないと言ったな?」
そう言って、魁人は自身の纏う黒の
「
黒いオーラが魁人を包み姿が変わる。それと共に黒い布ーーー
「君の
『
『陰の実力者になりたくて』の主人公シド・カゲノーが扮するシャドウガーデンの盟主シャドウの力を再現した
「それが君の本気の戦闘形態かーーー君の事だ、既に聖書の神が齎した方の黒い双剣も同時に使えるのでは無いかな?」
『どうかな?少なくとも、それを使えば、この空間自体が力に耐えられずに崩壊すると思うが?』
そう言って、魁人は虚勢を張りながらもレギオンが言った推察が当たっていることに冷や汗を掻く。
コカビエル戦の時に顕現した聖書の神が最後のお節介として
だが、レギオンが関わる以上、手の内を全てを明かしても勝てるイメージが出なかったため、今回は一緒に使わず、奥の手として隠すことにした。
「どうでもいいーーーどうせ、勝つのは僕だから」
そう言って、レオナルドは手を挙げる。それと同時に魔獣や怪人達が魁人に襲い掛かる。
それを見た瞬間、魁人はーーー
『I am………』
自身の全魔力を一気に集中させる。彼から発する禍々しい青黒い魔力光が現れて、まるで天を突くような勢いで噴き出していく。
そしてーーー
『Atomic!!』
その瞬間、世界が青黒い光に包まれた。
自身を核として見立てて全魔力を爆縮し解放した破壊の御業ーーーシャドウの必殺にして最大の奥義を披露し、その光で襲い掛かってきた魔物ごと革新派を飲み込んだ。
筈なのだがーーー
『ーーー全部は無理か。それに、お前達に関しては無傷か。そう意味では使った俺が恥ずかしいんだけどーーー』
「素晴らしいよ、我が愛弟子よーーーレオナルドが相手でなければ文字通り全滅していただろう。だがーーー」
「少し計算外でした。その光に包まれようとも僕の玩具が貴方に牙を突き立てて傷つけると思ったのにーーー流石は父様の最高傑作ということだけはありますね」
『嬉しくねぇ、称賛やめろーーーふぅ、初手で切るのは不味かったな。魔力はすぐに回復するとは言え、何度も同じ手に引っかかるタイプでも無いーーー』
そう言って、レギオン、レオナルド、そして、その背後にいる革新派の面々を忌々しそうに見ながら、どう対処するべきか思考を巡らせようとした。
その時だったーーー技を使った影響だろうか。空間が少し軋み、小さな穴が空き、そこからーーー
『そこまでだ!
聞き覚えのある男性の声がした。
それ以外にもーーー
『魁人くんから貰ったデータを下に造った我々の切り札だ。その性能テストをしようか』
『サーゼクス君も、アジュカ君もノリノリね!私も頑張っちゃうぞ☆』
『みんなノリが良すぎるよ。こんな深夜に、はぁ眠たいーーー』
『ーーーもっと普通に救出できなかったかしら?』
聞き覚えのある男女の声がする。
その声とと共に穴から赤、青、黄、黒、紫の5色の爆発が起きーーー
そこから見覚えのある剣を携えた5人のヒーローが現れた。
『何やってるんすかーーー魔王様方ーーー』
『否、違うぞーーー魁人くん!我らーーー』
『『『『『魔王戦隊サタンレンジャー』』』』』
魔王戦隊サタンレンジャーというスーパー戦隊に出てきそうなヒーロースーツに身を纏った四大魔王と魔王サーゼクス・ルシファーの妻にして
『助けに来るのは嬉しいんですけど、何でスーパー戦隊てか、絶対モチーフはキングオージャーでしょ!!』
そう彼らが持っている剣は『キングオージャー』が用いる変身アイテム兼武装剣のオージャカリバーに酷似している。
『君の
『クソ、よく見れば、アジュカさんの位置が確実にヤンマ総長と同じポジションじゃないか!!』
そう言って、青のヒーロースーツに身を包んだアジュカ・ベルゼブブの解説を聞き、頭を抱える魁人。
そう彼らは魔王にして、新たに世界を護るヒーローとして悪の秘密組織ーーー
その名はーーー
魔王戦隊サタンレンジャー!!
それを目の当たりにしたレギオンとレオナルドはーーー
「はははーーーサーゼクスやセラフォルーはともかく、堅物と思っていたアジュカやファルビム、グレイフィアがスーパー戦隊の格好とは面白い時代になったな!!」
「何これ?ーーーー」
レギオンは腹を抱えて笑っていたが、レオナルドは自分達の目の前に現れた魔王及び魔王クラスの奇行に頭を傾げたのだった。
魔王戦隊サタンレンジャー!!
〇〇系日曜朝九時半、放送中!!(嘘予告)
次回もお楽しみに!!