制服創造の厨二系堕天王子   作:戦魔王ゼロ

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キヴォトス、ゼムリア、そして、仮面ライダー達の世界から様々な人物達が来訪します。


ドタバタ授業参観5

サタナエルことレギオンが魁人を拉致しようとした襲撃事件から丸一日が経過しようとしていた。駒王学園の授業参観もテロリストの襲撃を受けて、授業参観の日にちを1日ずらして、翌日開催することとなった。

 

なお、警備の見直しの為に1日休校となったこと、魁人が過労で倒れたため、本来当日に行われる筈だった各世界からの次元転移実験を一時休止する事態となった。

 

だが、責任者である魁人が目を覚ましたため、夜遅く、日本政府や三大勢力の関係者を交えての次元転移実験が再開されようとしていた。

 

「これより、各世界から次元転移を安定して行う為の転移門(クロスゲート)ーーー稼働実験を再開します。実験を主導する立場なのに、こんな状態で申し訳有りませんが、皆様、よろしくお願いしますーーー」

 

そう言って、申し訳なさそうに、ここに集まった面子に頭を下げる魁人。

 

それもその筈、現在、魁人は黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)の制服である黒の彼岸花(リコリス)に白衣を羽織っており、何故か車椅子に座っていた。憐耶が心配そうに車椅子を押している様子から相当、身体の状態がよくないことが分かる。

 

「車椅子を使っているのには理由があって、まず1つ目は昨日のレギオンと、その配下の革新派の襲撃で使った力のせいで現在、俺は下半身が麻痺して硬直しているーーーつまり動かなくなっているーーー」

 

『『『『『『『『『『はっ?』』』』』』』』』』

 

思わず、その場にいたほとんどの者達が魁人の衝撃的な告白に驚愕する。なお、憐耶や巴柄を含めた黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)の面々は勿論のこと、常盤首相を含めた日本政府関係者、父であるアザゼル、そして、上司の一人であるアジュカ・ベルゼブブは事情を知っているみたいだったので、そこまで驚かれていない。

 

「どうして動かなくなったんですか?」

 

禁忌(ロストテクノロジー・)創造(クリエイトファクトリー)の人工的で発動したからかな?完全なる禁手化(バランス・ブレイカー)よりかは出力が下であるから、この程度で済んでいるけど、この神器(セイクリッド・ギア)を使用には代償を払う必要があるーーー」

 

そう言って、自身の下半身の現在を写した画像を魔方陣を使って展開する。

 

そこにはーーー

 

「何だ!?黒い鎖のような痣が魁人さんの足に絡みつくように出てる?」

 

魁人の下半身の大半に現れた黒い鎖のような痣、まるで、魁人の下半身を縛っているかのように動き回り、時には共鳴するように禍々しい毒のような紫色の光に輝きを帯びながら、血管みたいにドクンドクンと脈を打つ。

 

「いわゆる呪いとも言えるものだ。この神器(セイクリッド・ギア)を使用後、必ず発現する。発動のタイミングも使用直後に起きたりするときもあれば、今回みたいに少し時間が経ってから発動するときもある。そして、この鎖が包んでいる部分は、鎖が消えない限りは動かすことができなくなる。今回は、下半身だけだっだが、これが全身に発現したこともあって、その時は、ほぼ肉体が仮死状態となり、一カ月以上意識を回復しなかった」

 

「ーーーとんでもない代償ね。まぁ、あれだけ強力な力を振るうと考えると、代償としては、まだ軽いほうなんだろうねーーー」

 

そう言って、バベルと対となる力を宿していたノアが、魁人が受けた代償に恐れながらも、同時に納得していた。

 

「じゃあーーー何で、サタナエルじゃなかったレギオンは、こんな危険な力を魁人さんに宿したんですか?力を使わせる為なら、ぶっちゃけレギオン自らに宿して使った方が良かったのではないんですか?」

 

「ーーー理由は推察できるが、話がややこしくなるかつ長くなる。今回の件から話が凄く逸れるから、また今度なーーー」

 

そう言って、匙の推察に対するコメントができないことを申し訳なさそうに謝った魁人。

 

その様子を見て、主であるソーナは魁人が何かを隠している事を感じた。

 

その為ーーー

 

「魁人ーーー授業公開が終わったら、改めて、貴方の宿された禁忌(ロストテクノロジー・)創造(クリエイトファクトリー)について全部話してくださいーーー隠している代償の事を含めてーーー」

 

「ーーー俺もまだまだだな。分かりやすいですかね?」

 

「いえ。ただ、私の中の直感で、何か聞かなければならない事があると感じただけです」

 

「分かりました。授業公開後、皆にお伝えしますーーー」

 

そう言って、魁人は自身が隠している秘密を全て打ち明ける事を約束した。

 

 

「ーーー少し長話になりましたが、これから実験を再開します。まず最初はゲートが安定しているキヴォトスからいきましょうかーーー各員、準備してくださいーーー」

 

そう言って、魁人は自身の手元にある端末を使って、次元転移の為の各システムの調整を行い始める。

 

それに応じて、この場に集まったアザゼル、アジュカを含めた技術者や科学者達が、各々の持ち場で機器の調整を行っている。

 

「ーーー各機器調整完了、魁人!!」

 

父のアザゼルが魁人に叫ぶ。魁人も、それに頷きーーー

 

「常盤首相ーーー許可お願いしますーーー」

 

「うむーーーキヴォトスとの次元転移実験を開始する。各々、不測の事態に備えるようにーーー」

 

そう言って、立会人である日本政府のトップである常盤首相が、宣言する。

 

その宣言を魁人を含めて、この場に集まったスタッフが静かに頷き応じるとーーー

 

「実験の許可を受諾ーーー魁人、やれ」

 

「了解ーーー次元転移装置(クロスゲート)起動!!場所は、キヴォトスのサンクトゥ厶タワー内のシャーレ執務室!!」

 

魁人の号令に応じて機器が反応するーーー

 

そして、ゲートの名に冠するように特殊なエネルギーを纏ったワームホール状の白い穴みたいなのが、発生装置から形成される。

 

「稼働率ーーー50、65、78、94、100!!安定領域に達しました。実験、成功です!!」

 

魁人の宣言に、その場にいたスタッフは歓喜しそうになる。だが、安定領域に入っただけでちゃんと転移がされているかまでは、人がこちらに来るまで安心はできない。

 

ゲートが確立してからしばらくするとーーー

 

人影が見え始め、シャーレの先生である火野映司を含めて様々な人物が現れ始めた。

 

その瞬間、この場にいた者達が大きな歓声を上げて、彼らの来訪を向かい入れるのだった。

 

「通信では何度かやりとりしていますが、実質初めましてですよねーーー改めて、黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)のリーダーであり、この次元転移実験の責任者である麻羽魁人です。よろしくお願いします、火野映司先生ーーー」

 

「こちらこそ、君の妹である魁奈や、同じ黒葬機関(ブラックパニッシャーズ)のヒルトから話は聞かされてたり、映像でも目の当たりにしているけど、本当に女性の姿をしているとは驚きだよーーーあと、話は伺っているけど、足は大丈夫なのかい?」

 

「えぇ、数日もすれば収まりますので、ご安心をーーーそれと、背後にいる方々はーーー」

 

そう言って、魁人はアザゼル、アジュカ、そして、常盤首相の紹介を始める。

 

「この馬鹿と、そっちにいった魁奈の父であるアザゼルだ。堕天使たちの総督をしているーーー」

 

「はじめまして、アザゼル総督。娘さんである魁奈や、貴方方の部下であるヒルトにはお世話になっています」

 

「アジュカ・ベルゼブブだ。四大魔王を代表して、この実験に立ち会った。あとで、悪魔勢を代表して、サーゼクスーーー俺の友が貴方と会談の場を設けたいとの事だ」

 

「はじめまして、アジュカ・ベルゼブブ陛下。サーゼクス・ルシファー陛下の会談の件、了承しました。あとで使節団の面々と相談して、日程を調整したいと思います」

 

「ありがとうーーーそして、彼はーーー」

 

「存じております。お久しぶりと言えば良いですかね?」

 

「嗚呼。改めてーーー現内閣総理大臣の常磐総悟だ。仮面ライダージオウ否ーーーオーマジオウと名乗った方が良いかな?」

 

「どちらでもーーー私にとっては、親友として貴方と再び会える事を嬉しく思うよ」

 

「私もだーーーそれと、まさか極秘でキヴォトス外、特にゼムリアと仮面ライダーの世界と転移実験をしていたとは思わなかったぞーーー貴様の差し金か?ディケイドよ!」

 

「嗚呼。オーロラカーテンを利用して、俺が彼らをキヴォトスに連れてきた。はじめまして、麻羽魁人。自己紹介は必要か?」

 

「いえーーーはじめまして、仮面ライダーディケイド。世界の破壊者、門矢士さんーーー」

 

そう言って、シャーレの先生である火野映司と同じ制服を着て、特徴のあるマゼンダのカメラを構えた青年ーーー世界の破壊者の異名を持つジオウと同じく全ての仮面ライダーの力を扱える仮面ライダー、ディケイドこと門矢士との遭遇に思わず、苦笑いをしてしまう魁人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回は、ここまでーーーまさかのディケイド参戦!!

おのれ、ディケイド!!キヴォトスでなくDの世界すらも破壊する気か!?(By鳴滝)

次回、次元転移実験できた面々との会合です。お楽しみに!

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