ようやく、納得の行く流れができたので、投稿を再開します。
二天龍の力を再現した2つの
『
一つ目は赤龍帝ア・ドライグ・ゴッホを宿した
その名はーーー
「ーーー
そう言って、魁人は自身の前に対峙するエルシアに向けて、黒い大きな籠手を纏った左腕を突き付ける。
「今回はこいつを俺が使用する。そして、こいつと対になる白龍皇アルビオンの
魁人はーーーエルシアの背中に注目する。エルシアの背中にはヴァーリーの
「ーーー
「嗚呼ーーー無論だ。なお、鳶雄達のデータも反映しているーーー」
そう言って、エルシアの
「ーーー
「相変わらずの厨二的ネーミングセンスーーー変わってなくて安心しましたーーー」
「うるせぇーーーさっさと始めるぞ!!」
エルシアのド直球の毒舌に、思わず顔を赤くしながら模擬戦を始める為の準備に取り掛かった。
ちなみに、今回、2人の模擬戦をするにあたって、前にノアと戦う際に使ったコロッセオを使用はせずーーー
「ーーーまんまワールドトリガーのB級のランク戦の観覧会場みたいだなーーー」
そう言って、周りの光景に思わず驚愕する一誠。それに応じるのはーーー
「嗚呼。魁人兄はワールドトリガーに出てくる設定、施設や装備、各キャラの戦法や戦術を高く評価していてなーーー模擬戦用のシュミレーション施設やトリガー装備を参考にして作った
まさかのヴァーリだった。現在ーーー魁人とエルシア以外の面々は、駒王学園の地下に新設されたシミュレーションルームに来ている。『ワールドトリガー』のボーダーでB級のランク戦の観覧会場みたいに一誠が所属するグレモリー眷属は勿論のこと、ヴァーリチーム、魁人が所属するシトリー眷属、一部の
「なお、この施設は、テロ組織である
「おそらく、私たちの実家も出資したと思うけど、だいぶお金が掛かってそうねーーー」
親友であるソーナの呟きに、思わずため息を吐いてしまうリアス。自分たちの学園がーーーどの勢力からも重要地点として警戒されてしまった事に、この地を治める領主として、申し訳なく思ったからである。
「私たちの夢の為は勿論のこと、いち早くーーー世界に安寧をもたらす為にも、この状況を利用して強くなりましょうーーーリアスーーー」
「そうねーーー今回は、その一環として魁人くんやエルシアさんの戦い方を見て、活かせるところは取り入れていきましょうーーー」
親友であるソーナの励ましに、息を整えて落ち着いたリアスは、魁人達の戦闘から何かを得ようと、真剣な眼差しで、シミュレーションルームのモニターを凝視し始めるのだった。
その様子をーーー
「うへーーーリアスちゃんもソーナちゃんも真面目だね〜ヒナちゃんやアルちゃんと言い、悪魔の子って真面目な子が多いのかな?そこんとこ、どうなの〜ミカちゃん?」
キヴォトスでも最強格とされる生徒の一人であるアビドスの小鳥遊ホシノ。同じ最強格であるトリニティの聖園ミカに、いつもと同じような話し方で語り掛けてくる。
なお、交流会の一環として、キヴォトスから一部の生徒も見学しに来ている。
「ここにいる子やアルちゃん、そして、ヒナちゃんは特別だと思うよ。一般のゲヘナ生ーーーフウカちゃん、イブキちゃん、キララちゃん達はともかく、殆どは野蛮な奴が多いし、聞く所悪魔勢もドス黒い奴らもいるらしいしねーーーとりあえず、ホシノちゃんーーー2人と戦って、勝てそう?」
そう言って、少し不機嫌な形でホシノの質問を返す。何故なら、大嫌いなゲヘナ学園の生徒では無いにしろ、ゲヘナ学園にいる生徒と同じ種族ーーー悪魔であるリアス達は、正直な所、一緒に居て居心地はよくなかった。
無論、ゲヘナ学園の生徒(一部は除く)と違って、真面目で努力家な彼女たちの姿勢は、ミカも見習いたい程ーーー好意的だ。
だからこそ、気持ちの整理が上手くいかない状況で話し掛けられた為、その苛立ちで、思わず意地悪気味にホシノに質問した。
するとーーー
「ーーー正直、おじさんとしては真っ向からは戦いたくないね〜特に、二人とも搦め手も行けるし、おじさんやミカちゃんみたいに殴り込めるタイプみたいだしーーー条件次第じゃないかな?そういう、ミカちゃんは?」
いつもの語り口調だったが、あのゲヘナの風紀委員長が認めるほど強い実力者のホシノが戦うことを拒否していた。
また、ホシノの質問に対してミカはーーー
「んーーー前に彼らの戦闘記録見たんだけどさーーー魁人くんが相手した相手に隕石を自由自在に落とせる相手がいたんだよねーーーそれ以外にも、重力や核エネルギーに匹敵する魔力攻撃ーーー私たちが幾らキヴォトス人で頑丈とは言えど、耐えられないじゃんね〜」
正直、2人の戦闘記録を前もって見たミカも戦いたくなかった。
「やっぱり?おそらく、オーズに変身した先生や、キヴォトスの外から来た大人達じゃないと流石にキツイかな?」
「
「あいにく、おじさんが知る最強の剣士である銀閣さんも勝てるかは怪しいかな?剣士としての戦いはともかく、魔王みたいな人たちとの戦いは銀閣さんでもキツイと思うよーーー」
自分たちが知りうる最強の大人達の名を挙げながら魁人達の戦力分析を図る
その様子をーーー
「ん。ホシノ先輩達があそこまで恐れるなんてーーー戦ってみたいーーーアルは戦った事ある?」
「無いわよーーーただ、各首脳方に会われる際に共闘はしたわねーーーね、カヨコ?」
「うん、そうだねーーー最後の社長の狙撃で、絡繰仕掛けの機械武者を一撃で戦闘不能にした時だったねーーー」
「クフフ、流石アルちゃんーーー異世界でもかっこいいね!」
「流石はアル様です!!とりあえず、アル様やカヨコ課長を襲った武者に報復をーーー」
「ん、私も戦いたい。一緒に襲う?」
「と、とりあえずーーー厄介事になるからやめなさい!!」
便利屋の面々と砂狼シロコが、アルとカヨコの話で盛り上がっていた。
「ーーーさて、ギャラリーも盛り上がって来たみたいだし、そろそろ始めるか?」
「えぇ、ルールは、どうしますか?」
「とりあえず、
「なるほどーーーそれでは、戦闘防護服を展開しますね?」
「嗚呼ーーー」
そう言って、2人は光に包まれる。光が消えると、そこにはーーー
「ーーー
魁人が着ているのは、黒いロングコートに各部分に黒いベルトが巻き付いている戦闘防護服ーーーその名も
一方、エルシアはーーー
「ーーー
エルシアは某魔法少女シリーズで途中で打ち切りとなった作品の主人公が戦闘時に纏う戦闘防護服をモデルにしている。なお、エルシアが宿す
「アレかーーーそれにしても、相変わらず、いい身体してるなーーーイケメン」
「ーーーその発言は、下手したらセクハラに当たりますよーーークソ上司」
魁人の一言にキレるエルシア。キレた彼は、光翼にジョイントされている鞘から
「一つ、賭けをしましょう。勝ったら、1週間ーーー相手を好きに扱えるーーーどうでしょう?」
「それ、良いなーーーちょうど、お前に着せたい制服がいくつかあってなーーー楽しみだぜ。お前が勝ったら、俺をどうする気だ?」
「ーーーそうですね。いつも貴方にこき使われてるので、私が請け負っている雑務をしてもらいましょうかーーー私が指定した制服を着た状態でーーーなお、性別に合わせて肉体を変化させるのは無しでーーー」
「マジかーーー結構、男の状態で着れる制服は少ないから、お前が指定した制服によっては、通報も待った無しの展開もあり得るぞ!!」
「えぇ、それを狙ってますーーーそうですね、セーラー服、ジャンパースカート、スモッグ・・・素で着てしまうと色々とヤバそうな制服を着せようと考えてますーーー楽しみですね、SMプレイ以上に顔を苦痛で歪ませる貴方を見れると思うとーーー」
「そう言えば、お前ーーーキレたらドSになる性格だったなーーーとりあえず、了承したーーー必ず勝ってやるよ!!」
そう言って、魁人は、両腕を上げて、いつでも攻撃できるようにボクシングスタイルで構えを取るーーー
そして、開始のブザーがなった瞬間ーーー
〈Boost!・・・・〉
〈Divide!・・・・〉
二天龍達の能力の一つである倍加と半減の力を解放しながらーーー
「「はぁっ!!」」
エルシアは双剣で、魁人は
2人の攻撃がぶつかった瞬間ーーー覇気がシミュレーション内に拡散し、モニターの映像が一時的に乱れるくらいの衝撃が走る。
それを見ていたーーー
「ヤバいっすね。幾らオーダーがあったと言え魁人兄、エル兄ーーー飛ばしすぎッスよ」
「とりあえず、終わったらメンテナンスは必須ですねーーー」
進行と解説役で観覧会場でアナウンスをしていた黒那とノアがドン引いていたーーー
今回は、ここまでーーー次回、模擬戦は苛烈を増していき、いよいよ、2つの
お楽しみに!!