いよいよ明らかになる2つの
魁人が二天龍の力を模倣して作り出した新たなる切り札が、今ここに現れます!!
〈Boost、Boost、Boost、Boost・・・・Boost!!〉
〈Divide、Divide、Divide、Divide・・・Divide!!〉
「「はぁぁあ!!!」」
それぞれの
魁人は装備した
その一方で、エルシアは
なお、お互い大ダメージになる所は見聞色の覇気を駆使して回避したり、防御で受け流したりするため、どちらとも大きな怪我を負うことないーーーそのため、いきなり千日手みたいな状況に陥り攻めあぐねている。
「ーーー分かってはいたが、お互いが見聞色の覇気を使うと、千日手みたいに状況が動かなくなるなーーー」
そう言って、魁人はエルシアの双剣を籠手で殴って致命傷の軌跡を反らしたり、自身の全身体能力を駆使して舞うように躱していく。
その一方、エルシアも同様にーーー
このままだと、埒が明かないーーーなら!!
覚悟を決めたエルシアはーーーあえて、双剣の握る力を弱めた。
そのため、魁人の打撃によって弾き飛ばされた双剣
だからこそ、魁人はーーー
「ーーー殴り飛ばせた?まさか!!」
簡単に弾き飛ばされた双剣を見て、即座に罠だと判断した魁人は、そのままエルシアを追撃せずに詰めていた間合いから後ろに飛ぶことで距離を離していく。
「流石に引っかからないかーーーだけど!!」
エルシアが合図を出すと弾き飛ばされた双剣が、そのまま上空で時間が止まったかのように停止。そして、その切っ先が魁人に向くとーーー獲物を狙う鷹のように、そのまま高速で射出されていく。
無論、見聞色の覇気で直撃を予見した魁人は、そのまま回避しようと後ろに飛ぼうと足に力を込めた瞬間ーーー
〈Half Dimension!!〉
その音声と共に魁人の足元が崩れた。
そして、双剣は魁人に直撃するギリギリの距離で大爆発を引き起こすのだった。
「まさかーーー空間を半減するとこまで再現できるのか。流石は魁人兄、それに、この能力を使いこなすエル兄も相変わらずの化け物ぶりだーーー」
〈嗚呼ーーー正直、驚愕だ。私たちの能力を再現しただけではなく各々で使いこなすーーーお前の言う通り化け物じみているな。ドライグはどう思う?〉
観戦会場で、先ほどの戦闘でアルビオンの空間半減が再現され使われた事に驚愕するヴァーリとアルビオン。アルビオンは同じ二天龍で宿敵のドライグにも感想を聞くほど驚愕し戦慄していた。
〈正直、相棒達には悪いがーーーもし、あの2人が二天龍である俺たちを、それぞれ宿していたら、どれだけ最高の
〈こっちのレオンハルトとお前のベルザードとの戦いかーーー確かに、彼奴等の戦いは、記憶に残るほどの熱いワクワクした戦いだったたーーー〉
「ドライグ?ベルザードってーーー」
〈史上最強の赤龍帝だった男だーーーちなみに、レオンハルトはベルザードが宿主だった頃の白龍皇だった男だーーー〉
〈嗚呼。今は歴代最強の座はヴァーリだが、ヴァーリが宿す前なら歴代最強はレオンハルトだーーー剣にも精通していてな、よく剣皇とも呼ばれていた〉
〈ちなみに、ベルザードは古今東西の格闘技をマスターしていた事から拳帝なんて呼ばれていたぞ。ちなみに、そのベルザードに膝をつかせたのは、今もいるかまでは分からんが無敵超人なんて呼ばれていた武術家だったとかーーー〉
「あれ?無敵超人って何処かで聞いた事があるようなーーー」
「おそらく、この日本にある梁山泊の長、《無敵超人》風林寺隼人殿ことだろうーーーそれが本当なら、あの御仁ーーーどれだけ長生きかつ武術に明け暮れていたのだろうなーーー」
「思い出した!スサノオ様の紹介で梁山泊の弟子である白浜兼一さんとの交流試合でーーーその人の名を挙げた!!」
〈相棒、それは本当か?俺はーーー〉
「だって、その時、ドライグーーー
〈その時かーーークソ、いい戦いを見逃したーーーあとで、相棒の記憶を覗くとするかーーー〉
そう言って、悔しそうに黙り込むドライグ。その様子を見て、ヴァーリもまたーーー
「かの《史上最強の弟子》と戦ったのか?俺も気になるぞーーーどうだった?」
「無茶苦茶、強かったよーーーそれに、元々の武の才能が無くても、文字通りーーー信念を持って、死ぬ気で修業を重ねていけば強くなれるーーー俺も夢のハーレム王のために頑張らなくちゃなーーー」
「フフ、そうだなーーー俺もまだまだ強くなりたい。徹底的に2人の戦い方を観察し、取り入れられるものは取り入れていかなければーーー」
ヴァーリと一誠はーーー再度、モニターを凝視し、2人の戦いを観察し続けるのであった。
爆発によって生じた黒い煙は、魁人の姿を完全に隠していた。
魁人の様子を確認する為、エルシアは光翼に力を集める事で、翼を巨大化させた後、その羽ばたきで生じる風を煙にぶつけていく。
風の影響で煙が流れていく。全ての煙が流されるとーーー
「
エルシアの視線の先には、何重にも展開されている赤いエネルギー状の防壁に包まれた魁人の姿があった。どうやら展開した防壁の力で直撃は免れたようだった。
「ーーー流石に焦った。自分が作った
「貴方に言われたくないですよーーー至近距離で爆発させたのに、ほぼ無傷ーーーどんな仕掛けですか?少なくとも防壁を展開しただけでは、説明がつかないですよーーー」
爆発があった以上、爆風による衝撃は勿論のこと、煙による呼吸困難等の影響も受けるのは必然。だが、魁人には、その傷は勿論のこと、煤すらも身体についてなかった。
「ーーーお前の
そう言って、魁人は右手に握っていた赤い龍の意匠が施された大型のナイフをエルシアに見せつける。
「こいつは
「自分が何言ってるか分かります?めちゃくちゃな事を言ってますよ?」
魁人の言葉に呆れるエルシア。魁人の異次元の能力に頭を抱えてしまうもーーー
「
「そうだなーーー身体も暖まってきたとこだし、使うかーーー」
そう言って、エルシアは爆発で刀身が消えた双剣を遠隔操作して、一度鞘に納め、再度抜く。するとーーー何事もなかったように刀身が再生していた。
刀身が再生した双剣を構えるのを確認した魁人もナイフを構え直し、即座に動けるようーーー体勢を低くする。
そしてーーー
「「
2人はーーーお互いの切り札を切るのだった。
魁人は膨大な黒いオーラに身を包まれ、エルシアは黒ではなく紫色のオーラに包まれる。
やがて、オーラが消えると、2人は全身が二天龍を彷彿とさせる鎧に包まれていた。
『
大型の武装を三基つけた特殊な左腕に、先ほどのナイフを右手に装備した黒い赤龍帝を彷彿とさせるような
その名は、
一方、エルシアの場合はーーー
『
単純に
これが、
ーーー
対に対峙した二体の
ちなみに、この2つの
そのモデルはーーー
「コードギアスの外伝に出てくるランスロット・アルビオンゼロとピュアエレメンツGこと鞠熾天じゃねえか!!」
そう、一誠だけは、そのモデルのせいかモニターに向けて、盛大にツッコミを入れていた。
今回は、ここまで!!
対に2つの禁手化を出すことが出来ました!!
モデルはコードギアス 新潔のアルマリアに登場するKMFのランスロット・アルビオンゼロとピュアエレメンツGこと鞠熾天です。
なお、魁人が劇中で使っていたナイフこと
次回、決着!?
お楽しみに!!