………我々は望む、七つの嘆きを…
………我々は覚えている、ジェリコの古則を…
突然頭の中に流れてきたこの言葉、、、
知らないはずなのに知っている、この感覚…
(そうだ…思い出した…)
ブルーアーカイブというゲームを御存じだろうか…?
世界的にも人気なスマートフォン向けゲームアプリでプレイヤーは学園都市「キヴォトス」を舞台に、主人公は、都市を統括する連邦生徒会長が立ち上げた連邦捜査部「シャーレ」の先生としてこの学園都市「キヴォトス」で起こる数々の問題を個性豊かで魅力的な生徒たちと共に、解決していくそんなゲームだ。
わたし…いや俺がキヴォトスで生徒として生きていく前の世界、まぁつまり前世ではこのゲームのプレイヤー(先生)の一人だった。何故今俺が生徒としてこの世界にいるかと言うと、、、俺も分からない。前世の自分がどうなったのかも知らない。
ただ一つ…分かるとすれば…自分がすっごい美少女って事だ。長い髪の毛に透き通るような程キレイな銀髪、整った容姿、大きくもなく小さくもない女性特有の膨らみ、極めつけは頭の上に付いているモフモフとしたケモミミそしてシッポ!!あとアホ毛
最高か?!いや〜何でこのタイミングかわ分からないけど記憶が蘇ってよかった〜
だって記憶が蘇なかったらもし推しに会えたとしても
推しに会えたと言う喜びが生まれないから!!
(いや〜兎に角良かった良かった〜これで今までの何倍も楽しく学園生活を送ることができるぞ〜!)
「えっと…アポロちゃん?」
「あ、おはようヒフミちゃん」
今俺の前にいる娘は阿慈谷ヒフミ、同じくトリニティ総合学園に通う生徒の一人でルームメイトでもある。
(う〜んやはり前世の記憶があるからか、もうこの瞬間だけで最高の気分)
「なにか嬉しい事でもあったんですか?」
「ん〜そうだね〜」
そんな他愛のない会話をしていてふと思った事がある。
ブルアカのメインストーリーはゲームだからハッピエンドになることは決まってるけど、この世界はゲームじゃない…現実だ。場合によってはバッド・エンドになる可能性もある
それにだ、何故このタイミングで前世の記憶が蘇ったのか、そして頭の中に流れてきたあの言葉…シッテムの箱に接続する為に使うパスワードだが、今のアポロは先生では無く、ただのトリニティ総合学園に通う一般生徒だ。しかも
(突然蘇った記憶とシッテムの箱のパスワード…なにか関係があるのか…?)
そんな事を考えているとヒフミは険しい顔でなにか考えているアポロを心配した様子で声を掛けてきた
「えっと…大丈夫ですか…?なんだか険しい顔をしてますけど…」
「え、あ、大丈夫だよ〜(今考えても仕方が無いかぁ)」
「そうですか…?」
「そ、そんな事より今日って前から一緒にお出かけしようって言ってたよね…!ごめん直ぐに仕度するから!」
そう、今日は前々から約束をしていたお出掛けの日、入学してからルームメイトなだけあってアポロとヒフミはかなり仲が良い、それこそ週末は必ず一緒にお出かけするくらいは。
まぁただ、それは前世の記憶が蘇る前の話であって、今のアポロは…
(初めてのお出掛けって訳じゃ無いのに…!すっごい緊張してる自分がいる…!やっぱり推しと出掛けるからか…?!)
そんな事を考えながらも平常心を保ちながら出かける準備をしていく、パジャマからトリニティ指定の制服に腕を通しボタンを閉めリボンを結びスカートを履きチャックを閉め最後に黒のニーソを履く、そして鏡を見て寝癖をブラシでといていく。
今思えば前世では男として生きていた俺が完全にとまではいかないが女の子になっている事に驚いた。記憶が蘇ったとは言え女物の服を着ることに何の抵抗も感じないからだ。逆に今では前世では興味の無かったファッション等に興味を湧いている。
一通りの準備を済ませたら持ち物を確認しバッグに入れる。
最後に自分の愛銃である「ダブル・ミラクル」とサイドアームの拳銃をホルスターに差し込む。
「さてと、待たせてごめんね、じゃあ行こうかヒフミちゃん」
「はい!では取り敢えず朝食を食べにカフェでも行きませんか?最近D.U.に新しくカフェが出来たらしくて!ちょっと遠いですけど…でも今そこのカフェとモモフレンズのコラボケーキがあるらしくて!」
「へぇ、そうなんだ、じゃあそこに行こうか!(ヒフミとお出掛け…うへへ…)」
そうして部屋を出た変態とヒフミはD.U.外郭地区にあるカフェに向かったのだった。
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D.U.外郭地区
爆発…辺り一面が火の海になっていた。
爆発音と共に辺りに響く銃声…何故こんな事になったのか。
これらの元凶は連邦矯正局から脱走した不良生徒たちが連邦生徒会に恨みを抱き、地域の不良たちを先頭に周りを焼け野原にしているというのが現状だ。
そんな銃弾が飛び交う中、1人、外の世界から来たのであろう、ヘイローを持たない大人と複数の生徒たちが戦場となっている市内を駆け回っていた。
「な、なに、これ!?」
そう言うと同時にこちらに向けて放たれた銃弾が彼女の近くを掠める。
「なんで私たちが不良たちと戦わなきゃいけないの!!」
「サンクトゥムタワーの制御権を取り戻すためには、あの部室の奪還が必要ですから…。」
喚く彼女早瀬ユウカを火宮チナツはなだめるようにして言う。
「それは聞いたけど…!私はこれでも、うちの学校では生徒会に所属してて、それなりの扱いなんだけど!なんで私が…!」
と喚くユウカに不良達の放った弾丸が複数命中する。
「痛っ!!痛いってば!!あいつら違法JHP弾を使ってるんじゃない!?」
JHP弾、またの名をホローポイント弾、ホローポイント弾とは先端が平たくなっており、弾丸の中央が空洞なことが特徴の弾であり、主に狩猟用、射撃用として使用される他世界各国の法執行機関などで採用されている。特徴としては対象に当たると弾頭が開くように広がり、弾頭が広がることで、弾は貫通せず対象の体内に留まり内臓を損傷させるという弾だ
聞いただけでもヤバそうな弾だが…彼女達キヴォトスに住む生徒は弾丸を数発受けたくらいでは傷すら付かないのだ。
普通の人間がこんなのを喰らったらひと溜まりもない無いだろう。
「伏せてください、ユウカ、それに、ホローポイント弾は違法指定されていません」
言いながらら、自身の愛銃でボルトアクションライフルである「インペイルメント」に新たに弾薬を装填し反撃をする羽川ハスミ
“だ、大丈夫かい…?ユウカ…”
そして撃たれたユウカを心配するヘイローを持たない1人の大人
「えぇ、先生と違って数発銃弾を受けた所で死にはしませんから、まぁ死ぬほど痛いですけどね…!」
「先生は銃弾1発受けただけでも致命傷になります、その点ご注意を!」
先ほどから“先生”と呼ばれている彼は連邦生徒会長が設立した連邦捜査部「シャーレ」の担当顧問だ。シャーレとは
連邦生徒会長によって付与された権限のもと、あらゆる規約や法律による規制や罰則を免れる超法規的機関であり、キヴォトスで起こる様々な問題に対処すべく発足したのだ。
「先生はくれぐれも戦場に出ないでください!戦闘が終わるまで安全な所で待機していてください」
”…私が指揮をとるよ、任せて“
「え、えぇ?先生がですか?」
「わかりました、これより先生の指揮に従います」
そうして先生が指揮を執ると先程までの劣勢の状況から逆転し不良生徒たちをどんどん無力化していき、遂に目標のシャーレのオフィスがあるビルの目の前まで来ていた。
しかしその周りには先生達の到着を待っていたであろう不良生徒たちが辺りを取り囲んでいた。
”スズミ!“
「はい!閃光弾投擲します!」
瞬間激しい閃光と180デシベル以上の爆音が辺りにいた不良生徒たちを襲い、眩暈やショック状態に陥った不良生徒たちは戦意を喪失し武器を捨てて逃げていった。
「着いたわね!」
「えぇ、一帯の敵は制圧しましたし、シャーレの部室も奪還しました」
だが、彼女達は物陰に隠れ、銃口を先生に向け、今にも引き金を引こうとしている敵に気づいていなかった。
「じゃあ、先生、建物内にっ…!先生!伏せて!」
“え…?”
ユウカが叫び他のメンバーも状況に気づき銃口を敵に向けるが…
「ダメっ!先生っ!」
パァーーーン
一発の乾いた銃声が辺りに響き渡った。
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D.U.外郭地区 とあるカフェ
ヒフミは目の前にあるモモフレンズコラボのケーキとにらめっこをしていた。
「うーん…」
「えーとっ、食べないの?ヒフミちゃん」
「いえ…その…うぅ…やっぱり無理です…!ペロロ様を食べるなんて…!」
「あはは…まぁそうなるよね…」
そういいながらアポロはケーキセットに付いてきたアールグレイティーをひと口飲んでカップをお皿に戻す。
そしてケーキをひと口…
「ん〜このモン・ブラン美味し…!程よい甘さのクリーム、そしてこの大粒の栗…!最高の朝ごはんだよ〜」
「ふふっ、喜んで貰えて良かったです」
そして暫くお喋りをしていると…
「そういえば、アポロちゃんて部活には入っていないんでしたよね?」
「ん〜そうだね〜入学してすぐにあった部活動の説明会でも、特に入りたいって思う部活もなかったしね(まぁ今は何かしらの部活に入りたいって思ってるけね…何で入らなかったんだよ…!記憶が蘇る前の私!!)けど急どうしてそんな事聞くの?」
「その…ナギサ様と以前お茶会でアポロちゃんの事を聞かれて、近い内にアポロちゃんの事を招待すると仰っていたので…」
「え、何で私が…?え、何かしたっけ…?」
「詳しい事は教えて頂けなかったんのでなんとも…」
「????????」
そんな話をしていると、突然爆発音が聞こえてきた。
「え、爆発音…?」
「ここから近いね…なんだろう」
「ヒフミちゃん、ちょっと行ってくるね、ここで待ってて!」
「え、えぇ?!ちょっと、まって下さい…!アポロちゃん!」
爆発音のした場所まで全力で走るアポロ、現場の近くまで行くと爆発現場から逃げてきたのか市民の男性がこちら側に走ってきている。
「あの…!何かあったんですか?」
「矯正局から逃げ出した生徒たちが暴れまわってるんだよ!」
「矯正局から…あっ(察し)」
「お嬢ちゃんも早く逃げたほうが身のためだぞ!じゃあな!」
そう言い残して去って行った。
「あーこれって、あれだよね…ストーリーの中で言うと最初のプロローグ…」
(ふむ…今行けば初期編成組を拝む事が出来るし、何ならシャーレに所属する口実も作れる…!)
愛銃であるダブル・ミラクルのチャージングハンドルを引いて初弾を装填しセレクターをSAFEからAUTOに変え、サイドアームの拳銃もスライドを引いて初弾を装填した。
「よし!行くか!」
そうしてアポロは戦場となっている市内に駆け足で入っていったのだった。
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シャーレオフィスの近くの交差点
「うわ…え、なにここ世紀末…?」
アポロの目の前に広がっている光景は凄まじいものだった。
道路はボコボコ、車等は穴だらけ、場所によっては街路樹が燃えており、また数人の不良生徒が気絶しており、その近くには空薬莢が大量に落ちていた。
これだけ見てもいかに激しい戦闘が繰り広げられていたのか想像がついた。
「ありゃりゃ…これは派手にやられてますねぇ…あ、使用済みの閃光弾落ちてる…多分スズミだよなぁ…」
そんな感じで色々と見ながら歩いていると銃声が聞こえたので銃声の方に走ってみる。
(お、あれってユウカかな?その後ろにいる人は…ヘイローもないから多分あの人が先生かな?)
そう呑気に眺めているとある人物が目に止まった。1人の不良生徒が先生に向けて銃を構え今にも引き金を引こうとしていた。
「っ!マズイ!」
ダブル・ミラクルを構え、サイト越しに目標に照準を合わせ、、、引き金を引いた。
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「ダメっ!先生っ!」
パァーーーン
“っ!……?“
「うぐっ…」バタッ
私は今撃たれたのか…?そう思い自分の身体を見たが、どうやら撃たれてはいないようだ。銃弾が外れたのだろうか…?でも、今の銃声は…
「先生…!ご無事ですか!」
私の事を心配してくれたのか、チナツが私の身体を診てくれた。
「銃弾は…当たらなかったようですね…良かったです」
“敵は…”
「あちらの方で延びてます、それで、貴女は何者ですか…?見た所トリニティの生徒のようですが…」
ハスミの視線の先を目で追うとその先には1人の生徒が銃を持って立っていた。
「えーとその、、、」
“君が私を助けてくれたのかい?”
「あ、はい、えっと、トリニティ総合学園2年の月島アポロです…」
”助かったよ、アポロ“
「いえいえ、ご無事で何よりです(あんたが死んだら後々大変だしね)」
「はぁ…取り敢えず先生が無事で良かったわね…」
「えぇ、まさか、物陰に隠れていたとは…」
〘ご無事ですか?先生〙
そう通信越しに言ってきたのは連邦生徒会の首席行政官で3年生の七神リンだ。
“うん、大丈夫だよリンちゃん”
〘誰がリンちゃんですか…!まったく…兎に角ご無事で何よりです、私ももうすぐ到着予定ですので、建物の地下で会いましょう〙
”うん、わかったよ“
〘それではまた後ほど〙プツッ
その後、無事シャーレの部室を奪還し、先生の努力もありサンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会が取り戻すことに成功した。
(そういえば先生が中にはいってから数分後にお面をしたケモミミの生徒が出て来たような気がしたけどあれ絶対ワカモやろ)
「お疲れ様でした、先生、先生の活躍はキヴォトス全域に広がると思います」
“皆、お疲れ様“
「これでお別れですが近い内にぜひ、トリニティ総合学園に立ち寄って下さい、先生、それとアポロさん、助けていただきありがとうございます、もし困った事があれば何時でも正義実現委員会にいらして下さい」
「あ、ありがとうございます」
各々が先生に挨拶をして自分の学園に帰っていった、ただ1人、アポロを除いて。
“アポロは帰らないのかい?”
「…先生」
”…?“
「私を、シャーレに入部させてください」
“え…?”
「あ、えっとムリなら大丈夫ですけど…」
”勿論、大歓迎だよ、アポロ、ようこそシャーレへ“
「い、いいんですか先生…?自分で言うのもなんですけも…こんないきなり…理由とか聞かなくて」
“アポロが入りたいって言ってくれたんだし生徒の願いを無下になんてできないよ、それに私の事を助けてくれたしね”
「そ、そうですか…(まぁこういう人だもんな…先生って…)」
“じゃあ、アポロはシャーレ入部第一号だし部長をやってもらおうかな”
「え゙、、、まじですか…」
”宜しくね、アポロ“
「あっ、はい宜しくお願いします、
ここから二人の
主人公
月島 アポロ
トリニティ総合学園2年生
連邦捜査部S.C.H.A.L.E 部長
年齢17歳
誕生日7月17日
身長158cm
趣味 銃のカスタムや武器などの収集 ビデオゲーム 料理等
固有武器
メイン ダブル・ミラクル(H&K HK417A2)
サブ EDGE(G19 gen4)
EXスキル1: 「精密射撃・Apollo’s Strike」ダブル・ミラクルで高精度の連続射撃。敵単体に大ダメージ+範囲内の敵に貫通ダメージ(貫通タイプ)。
EXスキル2:AC-130によるCAS(近接航空支援)
❲スキル名 第二の女神❳
範囲内の敵に大きな1つの円形範囲内の敵に1500%分のダメージと混乱状態を付与
ノーマルスキル: 「カスタム弾装填」一定時間ごとに攻撃 力をアップ。
パッシブスキル: 「戦術指揮」チームのクリティカル率を上昇。
サブスキル: 「フォースシールド」エネルギーシールドを展開し、一定時間チームの被ダメージを軽減。
特殊スキル
❲???❳
○○○○○○を使用し○○を起こす。
トリニティ総合学園所属の一般生徒。高校1年の3学期までは特に目立つこともない大人しい普通の生徒だったが2年生になってから人が変わったかのようにかなり活発になり、また連邦生徒会長によって新たに組織された連邦捜査部シャーレにいち早く入部し、部長になった。また先生の事を会って間もないにも関わらずかなり信頼している様子。