ゆうしゃとなれ たとえ導きが壊れていても   作:藍色岬

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一度生まれたものは
DLCが終わっても死なない。
あんたもそう思うだろう?
精々祈ってるぜ。
あんたに暗黒の…
いや黄金の祝福あれ。


プロローグ:ある日の昼下がり

 →冒険の書をつくる

 

 なんばんの冒険の書を 作りますか?

 

 →1

 

 名前を 決めてください。

 

 →ゆうしゃ

 

 『ゆうしゃ』 でよろしいですか?

 

 →はい

 

 素性を 決めてください。

 

 →??

 

 ?? でよろしいですか?

 

 →はい

 

 形見を 決めてください。

 

 →???????

 

 ??????? でよろしいですか?

 

 →はい

 

 冒険の書を 作りました。

 

 

 

† † †

 

 

 

 ……落ちた葉が伝えている

 

 偉大なる、エルデンリングは砕けた

 

 霧の彼方、我らの故郷、狭間の地で

 

 永遠の女王マリカは隠れ

 

 黒き刃の陰謀の夜、黄金のゴッドウィンが最初に死んだ

 

 マリカの子たるデミゴッドたちは、エルデンリングの破片を得

 

 その力に歪み、狂い、破砕戦争を起こし……

 

 王なき戦いの末に

 

 大いなる意志に、見放された

 

 おお、だからこそ褪せ人よ

 

 未だ死にきれぬ、死者たちよ

 

 遠い昔に失くした祝福が、我らを呼ぶ

 

 

 

 蛮地の王、ホーラ・ルーよ

 輝ける金仮面よ

 死衾の乙女、フィアよ

 忌まわしき糞喰いよ

 百智卿、ギデオン=オーフニールよ

 

 

 

 …そして、失われた祝福はまた、もたらされる

 

 まだ名も無き、褪せ人の元に

 

 霧の彼方に向かい、狭間の地に至り

 

 エルデンリングに見えよ

 

 そして、エルデの王となるがよい……

 

 

 

 

 

 ????は いいえをえらんだ! 

 

 

「ハッハッハ! ワーッハッハッハッハ!」

 

 

 〔????は わらっている!〕

 

 

「ん? なんで 笑ってるのかだって?」

 

「そりゃ 笑うだろうさ。」

 

「褪せ人だの 王だの 好き勝手なこと言いやがって。この際だから ハッキリ 伝えておくぜ。」

 

 

 

 

 

 壊れた世界で 尚も聳える 黄金樹よ。

 

 遠く暗い 月よ。

 

 地の底で猛る 炎よ。

 

 そしてどこまでも幼く だが優しい(カミ)よ。

 

 

 

 

 

「オレの名は ゆうしゃ。」

 

「あらゆる悪を討ち倒し あらゆる人を導き救う。」

 

 モチロン お姫様もな。流石に 抱えながらってのは 無理かもだが。

 

「たとえ全てが壊れていても オレが全てを癒してみせる。」

 

 この地に必要なのは 絶対の神でも その王でもない。ただ救いだけが あればよい。

 

「この世の何処かにいる魔王よ! 金色の大便はすませたか? マリカ様にお祈りは? 魔王城のスミで ガタガタ震えて 命乞いをする 心の準備はOK?」

 

 今のうちに カッコいい決めゼリフを 考えておかねぇとな。何故だろう。これはなんか よくない気がする。(丸パクリ)

 

「さぁ狭間の地よ もう逃げ場はないぞ! 観念してオレに 救われるがいい!!!」

 

 

 

 

 

 …ここで一句。

 

 

 

 

 

 

 やどや って

 

 どこにあるんだ

 

 はざまのち

 

 

 ゆうしゃ。

 

 

 

リムグレイブの曇りがちな空の下に、響き渡る一人の声。それはあり得ないはずの奇跡。その遠い記憶の、はじまりの合図だったろうか。

 




よく来てくれた。残念だが、後書きなど初めからない。だまして悪いが処女作なんでな。死んでもらおう。
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