かなりの自己満足とこんなの〜では無いと思われると思います。生暖かい目で見守って頂ければ幸いです。
A.D.2039年
世界は篠ノ之束によるIS(インフィニット・ストラトス)と呼ばれるマルチフォーム・スーツの登場
そして10年前、日本が射程内のミサイルの配備されたすべての軍事基地のコンピュータが一斉にハッキングされ、2341発以上のミサイルが日本へ向けて発射それを迎撃した白騎士
それを捕獲もしくは撃破しようと各国が送り込んだ大量の戦闘機や戦闘艦などの軍事兵器の大半を無力化した【白騎士事件】によって男性の立場は低くなっている。
そう、ISは女性しか動かすことの出来ない物であったのだ。これがきっかけに女尊男卑が当たり前となった時代
軍関係はおろか政界、スポーツ界、音楽界、芸能界、日常に至るまで女性本位で出来ており男性の肩身はより狭いものとなっている。
しかし二人の男性IS操縦者によって変わろうとしていた。一人は世界で初めてISを使える男【織斑 一夏】そしてもう一人は歌う愚か者こと【熱気バサラ】
新しい出会いや環境に期待と希望に溢れた顔をした集団の中で一人だけ真逆の顔をした青年がいた。
青年は織斑 一夏。彼は今大きな試練に直面していた。
元は彼も他の人達のような顔をして居たのだろうその分一夏の顔は雨にでも打たれたような顔をしている。
(前を見ても女‥右を見ても女‥左を見ても女‥後ろなんて見たら心が折れそうだ。もう一人の男はどこに行ったんだよぉ‥)
それも当然であろうここはIS学園本来は女子校みたいなものだ。その中に男が居れば当然目立つ、視線が集まるのも無理はない。
一夏もそれはわかっている。しかし動物園の動物を見るような目で見られて更に周りは女性しか居ない。
「ねぇあれって噂の男の子じゃない?」
「本当だーあれがそうなんだ。」
「へぇ結構かっこいいねー」
ヒソヒソ声で何か喋ってる内容は聞こえないが大方男である自分の事だろう。
好奇の視線が自分に刺さる。
(こんなんじゃ俺、IS学園通いたくなくなっちまうよ‥)
こんな風に弱気になるのも仕方ない事なのだ。
(せめてもう一人の男が居れば精神的にマシになったんだろうなぁ‥)
居ないもう一人の男を恨みがましくそして羨ましいと言った面持ちだ。
(こんな事なら俺も遅れるなり、休むなりすればよかったよ‥)
只々入学式が終わる事だけを望みつつ自分の足元を見つめて過ごすのであった。
一方そのもう一人こと熱気バサラは歌っていた。
ただし人に向かってではない山に向かって。
「今日こそ動かしてやるぜ!俺の歌を聴けぇ!!」
『TRY AGAIN』
歌っているバサラに男が近付いた。
「おい、バサラ入学式の時間はとっくに過ぎてるぞ!」
レイ・ラブロックは苦笑いを浮かべ話掛ける。
「レイ、俺は行かないぞ!」
「バサラ諦めろ、そのISを取られるだけじゃ無くお前の身だけじゃ無く俺達のファンまで危険に晒してしまう。」
「ちっ、わかったよアンタがそこまで言うんだ行くよ。」
「あぁ、行ってこいバサラそしてお前のサウンドを響かせてこい。」
バサラが自身で行く決意をした時、長身のスーツが似合う美人がこちらに歩いてきた。
「お話は終わりましたか?」
「ええ、すいません。」
「あんたは?」
「私は君の担任の織斑千冬だ。」
「どうしてここに?」
「入学式が始まっても君が来ないのでな迎えにこさせられた訳だ。」
「わざわざすいません。」
申し訳なさそうにレイが言う。
「今からじゃ向かっても終わってるんじゃ無いの?」
「何、入学式が終わっても授業は有るさ、それにヘリで迎えに来たんだ。何がなんでも出てもらうぞ。」
千冬は声は至って普通だが顔が引きつっている。どうやらバサラにお冠のようだ。
「わかったよ。さっさと行こうぜ。」
「はぁ‥」
千冬はため息を吐きつつヘリが着陸している方向へ歩いて行った。
こうして男性IS操縦者によって激動の学園生活が始まっていくのであった。
to be continued...
次回
「バサラどうして入学式に来なかったんだ?」
「なんだここは?女ばっかりじゃないか!」
「ちょっと聞いてるのかバサラ!!」
「男とか女とか関係ねぇぜ!俺のサウンドを響かせてやる」
「次回.知りたいなら歌を聴け。次回も過激にファイヤァァァ」
ひとまずプロローグです。