IS FIRE   作:不満足

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期間がかなり空いてしまったのに見てくださった方感想をくださった方ありがとうございます。


ゴーレム

ークラス代表戦前ー

 

「聞いた?今年のクラス代表戦各国の偉い人達だけじゃなくて全国にテレビ放送されるみたいよ!」

「えぇー!やっぱりそれって織斑君が出るからなのかな?」

「だと思うよ、だって世界で初めて男でISに乗れて尚且つ二人しか居ない内の一人だからねぇ」

そんな話をしながらアリーナに向かうクラスメイトを尻目にバサラはアリーナとは違う外に行く道を歩く。

「あれ?バサランどこに行くの?アリーナはそっちじゃないよ。」

「…俺は行かねぇ。外で昼寝でもするさ。」

「えっ、ちょっとバサランそんなことしたら織斑先生に……あー、行っちゃったぁ。」

 

クラス代表戦が始まり活気付く音を聞きながらバサラは木にもたれかかり思案する。

(ったく、どいつもこいつもくだらねぇ。戦いだの勝ち負けだの軍のお偉いさんは人をなんだと思ってんだ?)

そう言いながら待機状態のISを撫でる。

その時地を揺るがす程の音が聞こえた。

「うぉっ、なんだ?アリーナの方向か、バリアが破られちまってる。」

アリーナの方をじっと見ながらバサラは立ち尽くす。

(あれは戦闘、訓練や試合なんかじゃねぇ、戦争の戦闘…)

その瞬間バサラはISを展開した。

 

 

一方アリーナでは突然の乱入者に騒然としていた。

「何だ一体!サプライズイベント?」

「そんな訳ないでしょ!敵襲に決まってるじゃない。まさかIS学園のシールドバリアを破壊するなんて」

二人は話し合いながら乱入者の動向を注視する。

合体ロボの腕を付けたようなISはゆっくりとその異常な腕を二人に向けた。

「通信や声明すら無いなんて、見た目といいゴーレムね」

「っく、問答無用かっ」

お互い別方向へ回避する。

「一夏、敵の攻撃はここのバリアも壊しちゃう程の威力よ、私が引き付けるから一夏は戻って避難誘導をっ」

「それなら鈴が避難誘導した方が良さそうだぜ、俺を狙ってるみたいだしな。」

「何言ってるのよ、あんた一人じゃ無理よ!」

「なら、二人であいつを行動不能にするしかないな。」

「わかったわ、足、引っ張らないでよね。」

「そっちこそ。」

覚悟を決め動こうとした時、聞き慣れた声と共に音楽が聞こえて来た。

「戦いなんてくだらねぇぜ!俺の歌を聴けぇ!!」

そう言うなりバサラはゴーレムの振り回す腕を避けつつ周りを器用に飛ぶ。

「いくぜぇ!!」

『突撃ラブハート』

ファイアーバルキリーの肩がスライドし、中のスピーカーが現れる。

突然現れた新たな乱入者にゴーレムと戦ってた二人だけでなく、避難していた観客全ての視線が釘付けにされる。

旧乱入者のゴーレムも例外ではなく、至近距離で歌うバサラを落とそうと攻撃を激しくしていく。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪」

ゴーレムの腕を右へ左へと避け、ゴーレムが距離を取ろうとするも機動力でゴーレムの行く先へ回り込む。

「なんなのあいつ、なんでこんな時に歌ってるのよ」

一夏と戸惑う鈴がバサラの援護をしようとするがバサラに目で制される。

「鈴、俺たちは避難誘導へ行こう。」

バサラの視線の意図を察した一夏が提案する。

「そんな、仲間を置いて逃げるっていうの!」

「違う!俺たちが攻撃してもバサラの邪魔もとい、バサラが俺たちの攻撃を防ぐはずだ。」

「はぁ?どういうことよそれ。」

「とにかく、防御や回避だけなら昔見た千冬姉ぇより上の筈だ、早く救助して、また援護を連れてに来た方がここに居る人達の為にもなる。」

「…むぅ、随分あいつの腕を買ってるのね。」

「まぁな。」

一夏はチラッとバサラに目を向けお互いの視線一瞬がぶつかる。

そして一夏は閉じ込められた人を救う為に戻っていき、鈴はその後を追った。

 

「へっ、まだまだたっぷり聴かせてやるぜ!」

『PLANET DANCE』

ゴーレムは歌わせるのを止めさせようと攻撃と離脱を繰り返す。

「〜〜〜〜〜〜♪」

しかし、どの行動もバサラに躱され、いなされ、至近距離から離れられない。

しばらくすると、ファイアーバルキリーに薄く赤い光がまとわりつきゴーレムの動きが鈍くなり始めた。

「ようやくおとなしく俺の歌を聴く気になったか!」

攻撃が弱まって来たゴーレムに機嫌を良くし次の曲を歌おうした瞬間

「熱気バサラ、そのISから離れるんだ!」

その声の数秒後にゴーレムの全方位から射撃が飛んでくる。

それに気付いたバサラは攻撃とゴーレムの間に入る。

「いってぇな!なにしやがんだ!」

気持ちよく歌って、相手にも歌が通じそうな時に攻撃され激怒しながらIS学園の教師達に叫ぶ。

攻撃されたゴーレムはアリーナ全体に向けてビームを発射し、壊したバリアから逃げた。

「ちくしょう、なんでわからねぇんだ!」

バサラの声がアリーナに響く。

 

 

 

 

 

 

to be continued...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

一夏「襲撃でクラス代表戦は無くなったし、被害もなくて鈴とも仲直りできて一安心と思ったら、バサラの機嫌が最悪」

バサラ「俺の歌は戦いの道具じゃねぇ!」

一夏「更に新たなクラスメイトが二人片方は俺に恨みがあるみたい」

バサラ「憎しみなんてくだらねぇ」

 

バサラ「次回、不穏な影。俺の歌を聴けぇ!」

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