Skibidi_Toilet Multiverse〜Alternative〜   作:犬社長

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スキビディトイレ二次創作が見たくなったのでn回目の初投稿です()


くだらない妄想掛け流しですが、お付き合い頂ければ幸いです。






1章〈連盟都市編‐Ⅰ.転生者ノ来訪〉
01〈Irregular【イレギュラー】〉


 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーこの世界に貴方と同じ「人間」は1人として居ない。

 

 

 

 

貴方という存在をそっくりそのままコピーした「もう1人の貴方」が、貴方が死んだ後も世界で生き続けたとして、果たしてソレは「同じ貴方」なのだろうか。

 

 

 

 

 人の世界が失われても、また別の「何か」がその世界で生きる。

 

 

 

 

ーーーーーソレは確かに同じ「世界」だ。だが、それはもう「人間の世界」では無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

………ノイズが走る。

 

 

ーーーーひび割れた画面に、緑色のノイズが。

 

 

 

そして『1人の男』が、自分を見下ろして呟いた。

 

 

 

『……コレは……珍しいな……。ーーーー〈量子揺らぎ(ノークリップ)〉による異世界からの〈転生者〉………即ち〈イレギュラー〉か…。』

 

 

 

 その呟きの内容は理解出来ず、全身の感覚すら曖昧で、まるで夢の中に居るかのようだった。

 

……いや、そもそも此処は何処だ?何が起きている?俺の身に何が起きたんだ??

 

『君の肉体はありふれた事故で死んだ。…だが、魂は生きている。君を構成する何より大事な物ーーーーー【自我】はまだ此処にある。』

 

俺の疑問に答えるように、『男』は落ち着き払った声で答えた。そして、ゆっくりとした足取りで此方へ近づいて来る。

 

ーーーー光沢のあるスーツ。鋭い眼光を宿した貌。

それらがノイズ混じる視界の中で、ハッキリと見えた。

 

『イレギュラーの存在は…ときに停滞した世界に、一石を投じる事になるかもしれん。ーーーー君の存在を利用させてもらおう。異なる世界の、名も知らぬ若者よ。』

 

 

そう呟いた男は、手に持っていた何かを自分へと差し出す。

 

 

………アレは………()()()()()か??

 

 

『受け取れ。…ソレが()()()()での君の姿だ。ーーーー君には、とある任務を与える。良く聞け。』

 

男は監視カメラを此方へ向け、ソレを頭に被せてきた。

 

 

ーーーーーー()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()???

 

『………君は今日から〈カメラマン〉だ。』

 

男は此方へ顔を向けたまま、そう言ってきた。…先程に比べて、少しクリアになった思考で、その言葉の意味を考える。

 

ーーーーが、答えが出る前に男がまた口を開いた。

 

『ーーーーこの世界では、君と同じカメラマン達が戦争を繰り広げている。…果ての無い、絶望の戦争を。』

 

…何の事だ、と思った瞬間、脳内に突然大量の情報が洪水の様に流れ込んで来た。

 

 

 

ーーーー耳に残る不思議な歌。

 

ーーーー人の頭を持ち、喋るトイレ。

 

ーーーー人々を襲うトイレの軍団。

 

ーーーートイレ達が歌う歌を聴いた人々が、トイレの姿へ変わっていく瞬間。

 

ーーーートイレ達に立ち向かう、頭がカメラの人型ロボットと、頭がスピーカーの形をしている人型ロボット。

 

ーーーー破壊される街。

 

 

「……なんだ…コレは…っ???」

 

無意識の内に頭を抑えながら、『俺』は声を漏らした。

そんな俺を見下ろす男が、淡々と告げる。

 

『それが戦いの記録だ。…そして今もそれは終わっていない。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。…世界は今、トイレに支配されつつある。』

 

ーーーーそう言って、男は俺へ更に何かを差し出した。

 

「………刀??」

 

俺は、恐る恐る差し出された刀を受け取る。

 

…ソレは真っ黒な鞘とシンプルな丸い鍔を持つ、オーソドックスな日本刀だった。

 

『君の戦う力だ。他にも君の能力値は弄ってある。…折角のイレギュラーだ。直ぐにあの世へ逆戻りされては困るからな。』

 

そう言って、男はニヒルな笑みを一瞬浮かべた。

 

 ソレを見ていると、ふと再び視界にノイズが混ざり始めてくる。

 

『…時間だな。君を送り出そう。』

 

 男はそう呟いて、手元にあったパソコンのキーを叩く。

 

 その瞬間、急速にノイズが大きくなっていく。視界が完全にノイズに支配される直前、最後に男の声が聞こえてきた。

 

 

『ーーーー安心したまえ。君には〈相棒〉を付ける。…良き助けとなるだろう。』

 

 

ーーーー全てが、遠ざかっていく。男の声も。

 

 

『まだ聞こえているか?ーーーーーーーなら、目標を伝えておこう。先ずは、〈()()()()()〉を探せ。そして、()()()()()()()()()()()()()()。その果てに我々の勝利はある。……期待しているぞ。イレギュラー(転生者)…………いや、【ブレーダーカメラマン】。』

 

 

 

 

 

その声を最後に、俺の意識は一旦途絶えた。

 

 

 

 

 

 







次回、投稿日未定!!!(いつもの)(計画性ゼロ)


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