Skibidi_Toilet Multiverse〜Alternative〜   作:犬社長

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どうも、27話です!!


今回はオジリナルカメラウーマンが出てきます。この物語、明確なヒロイン役が居ないんだよね……


では、短いですがどうぞ↓


1章〈連盟都市編‐Ⅲ.第四ノ巨人〉
27〈Salvage〜手に入れろ!〜〉


 

 

 

 

 

「ーーーーーブレーダー!!」

 

 

…昇る太陽を見つめる俺の背に声が掛かる。

 

 

「…ん…プランジャーマンか。」

 

 振り返ると、最上階の入り口にプランジャーマンの姿があった。…コートが傷だらけになっているものの、彼自身は至って元気そうである。

 

「ーーーーー随分と滅茶苦茶になってるみたいだが、機体(からだ)は無事か?」

 

 側へやってきた彼は、俺の傷だらけの体とボロボロになった最上階を交互に見て、心配そうに首を傾げた。

そんな彼へ俺はサムズアップをしてみせる。

 

「あぁ…大丈夫さ。コレぐらいやらないと俺も立つ瀬がーーーーー」

 

…と、そこまで言った所で俺の視界がガクリと揺らいだ。

 

【報告:内部機構への深刻なダメージにより、疑似神経システムに異常発生。及び、感覚システムのシグナルエラー。

   姿勢制御不可 姿勢制御不可

   至急、システム復旧作業を行って下さい。】

 

(まじかよ…)

 

 想像以上に俺のダメージは深刻だったらしい。そのまま俺は関節から火花を散らしつつ床に倒れ込み、動けなくなってしまう。

 

「ーーーーーだ、大丈夫では無さそうじゃないか!?致命的損傷(クリティカルダメージ)表示は出てないか?!」

「ワンワン!?」

 

 プランジャーマンが慌てて俺の側に駆け寄り、動けない俺に肩を貸してくれた。アイボも不安げに吠えている。

 

「く、クリティカルって表示は視界には無いな…。ただ、疑似神経がやられたっぽい。」

「そうか…。まぁ、それだけ損傷していれば動けないのも可笑しくない。とりあえず味方が合流してくるまで待とう。」

「……了解。悪いな。」

「気にするな。…アンタがデスクロー・ミュータントを倒してくれたんだろ?ーーーーー今はゆっくり休んでくれ。そうしたって誰もダメとは言わない。」

「なら…お言葉に甘えるよ。」

 

 

 な〜んか格好悪いな…と思いつつ、俺はプランジャーマンに支えられて、他の仲間達の到着を待つのであった………

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

ーーーーーこうして、エネルギータワー及び発電所はアライアンスの手に戻った。

 

 展開したアンチトイレバリアによって、トイレ軍は街からの撤退を余儀なくされ、街全体に再び平和が訪れたのだ。

 

 

そして、そこから復旧作業が始まった。

 

……タワー内部の老朽化した部分を直しつつ、今までアライアンス達が潜伏していた地下の秘密基地から、タワーの中へ全ての設備を移していく大作業だ。

 

 勿論、損傷をドクターに直してもらった俺も作業に参加している。

 

 また、デッキブラシマンがタワー内部の倉庫から沢山の手つかずの物資を発見したらしく、ソレのお陰で慢性的な物資不足が解消される事になったらしい。

 

 

……そして、タワー周辺の再建が始まってから()()()()

 

ーーーーー俺はプランジャーマンに呼ばれ、司令室となったタワー最上階を訪れていた。

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

「ーーーーーやあ、ブレーダー。忙しいところ悪いな。」

 

 

 司令室に入るなり、椅子に座り込んでいたプランジャーマンが俺へそんな言葉をかけてくる。

 

「いや、大丈夫だ。大体の設備移動も終わったし、もうそんなに忙しくは無いよ。」

 

俺は親指を軽く立てて返すと、司令室をぐるっと見渡した。

 

…3週間前の戦いの痕は完璧に修繕され、割れて無くなった窓ガラスも元に戻っている。(ちなみに、あの窓ガラスは街の情報を映す全天モニターパネルも兼ねていたらしい。)

 

ーーーーーそして、司令室には俺とプランジャーマン以外にも5人程のアライアンスが居た。

 うち2人は良く知るナイフマンとデッキブラシマンだが、少々初めて見るメンツも居る。

 

「ーーーーーあぁ、本題に入る前に彼等の紹介をしておこうか。」

 

 プランジャーマンがそう言って、俺を見ている見慣れぬメンツ達を順番に指差した。

 

「左から順に、SG(ショットガン)スピーカーマン。…シザースカメラウーマン。…サプレッサーカメラマンだ。」

 

「…宜しく。」

 

 SG(ショットガン)スピーカーマンと呼ばれたブラックスピーカーマンが、軽く俺に向かって手を挙げた。

…名前の通り、彼の背中には無骨な散弾銃(ショットガン)が背負われている。

 

「やっほー♪キミがあのブレーダー君だねっ!シクヨロ〜!!」

 

 続いて、シザースカメラウーマンと言う名前のカメラウーマンが、コチラに向かってピースサインを送ってきた。

 

 彼女は他のアライアンスとは違い、何故か白いセーラー服を着ている。そしてスカートの両側には、馬鹿でかい2本の剣のような物がぶら下がっていた。

 

………アレは、左右に分解されたハサミなのだろうか?

 

 

「…あ、ブルースーツさんから話は伺ってるッス!ーーーーー俺、サプレッサーマンって言う者ッス!宜しくお願いするッス!」

 

 最後に、消音器(サプレッサー)付きハンドガンを腰に装備しているサプレッサーマンが、勢い良く俺へ頭を下げて自己紹介をした。

 

「あぁ…こちらこそ。えっと……もう知ってるかもしれないけど、俺はブレーダーカメラマンだ。ーーーーー改めて宜しく。」

 

 自己紹介をしてくれた3人へ、俺も一応自己紹介をしつつ頭を下げる。

 

 互いの紹介が終わった所で、プランジャーマンが椅子を指さして全員に座るよう促した。

そして皆が着席すると同時に、彼は話し始める。

 

「ーーーーーあー…先ず、来てくれて感謝する。今回このメンバーに集まってもらったのは、他でもない『()()()()()()()()』の進展について話したかったからだ。」

 

ーーーーーソレを聞いて俺は、3週間前の作戦会議でプランジャーマンが語っていた話の内容を思い出していた。

 

 それこそが『タイタン新造計画』。……そう言えば、都市奪還はその為の第一ステップだった筈だ。

ーーーーータワーの奪還をもってステップ1が達成された今、次の段階へ移る必要があるのだろう。

 

ーーーーーそこまで俺が思った所で、プランジャーマンが人数分の紙を懐から取り出し、俺達へ渡して来た。…どうやら、町の周辺地図らしい。

 

「地図か。」

 

さっと目を通したナイフマンが小さく呟く。

 

「街の周辺にも、手を伸ばすんだな??」

 

「あぁ。ーーーーー見て貰えば分かるが、この街の周辺には元アライアンス達の拠点が幾つか点在している。」

 

 その言葉に地図へ目を落としてみれば、地図のあちこちに赤い丸が描かれていた。…中心にある赤い二重丸が、おそらくエネルギータワーの有るこの街なのだろう。

 

「タイタン新造計画の為には、まだまだ資源が足りない。皆には資源確保の為、この元アライアンスの拠点から使えそうな物を回収してきて欲しい。いわば、サルベージだ。」

 

「は~い、しつも~ん!やっぱ、トイレの奴ら居る感じ〜〜?」

 

シザースカメラウーマンが、律儀に手を挙げて発言した。

 

「居るだろうな。街から逃げ出したトイレの残党が居座ってる可能性もある。どの拠点も規模は大きくないが、油断は出来ない。」

 

プランジャーマンは頷くと、地図を折り畳んで仕舞い込む。

 

「ーーーーータワーの物資を使って、ウチのエンジニア達が()()()()()()()()を急造だが造ってくれた。俺達はコレに乗って資源回収に向かう。コレがタイタン新造計画の第二段階ーーーーー()()()()()()()()()だ。」

 

そう言ってから彼は俺達を見渡した。

 

「サルベージが終われば、()()()()()()()()の建造が始められる。ーーーーーあと一歩だ。勿論俺も同行するから、頑張ってくれ…!」

 

「勿論ッス!」

「…任せろ。俺のショットガンに不可能は無い。」

 

 サプレッサーマンとSG(ショットガン)スピーカーマンが、自信あり気に強く頷いた。

 

 俺もデッキブラシマンやナイフマンと視線を交わし合い、深く頷いてみせる。

 

「よ〜〜し♪じゃ、あと一歩!頑張ろ〜〜!!」

 

 最後にシザースカメラウーマンが腕を元気よく突き上げ、俺達は新たなる任務の為に動き出した。

 

……コレが終われば、()()()()()()()がこの街に新生する。

 

 

 

ーーーーー果たして、一体どんなタイタンが生まれるのだろうか???

 

 






メンツを一部新たにしてお送りする新展開!

オリジナルカメラウーマンたる、シザースカメラウーマンに少々焦点も当ててつつ、新たなタイタン誕生まで一気に書き切りたい所…!!

ーーーーーですが、まぁ…のんびりやっていきます。焦りは禁物だからネ()
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