魔法少女リリカルなのは~Amantes Amentes~ 作:鏡圭一
最近、課題のレポートとパワポの課題に没頭して遅くなりました。
これからも更新が遅くなりますが、応援よろしくお願いします!!
*追記、フレイヤの容姿を変更しました。
午前6時の朝早くに私は蓮を鍛えていた。元々他力本願な私だが、他力本願なのはあくまで私が歌劇の舞台にあがると舞台が一気に面白く無くなってしまうからにすぎない。よって、我が息子を鍛えることに関しては彼等の物語に介入していないから問題などない。
本来の
「では蓮、昨日の復習だ。セットアップをして活動位階になってくれるかな?」
蓮は瞬時に活動段位になっていた。その証拠に蓮の右腕が黒くなっているが、ギロチンの刃が出ていない。さすが私の息子であり、刹那殿の魂を宿しているだけある。
「どうやら成功したようだね。次はその状態で斬撃……ソニックブームを放ってみせろ」
「分かったよ。……ハァ!!」
蓮は私に向かって目に見えないソニックブームを5発放ってきた。ふむ、昨日よりも2つ増えたな。顔には出さないが、やはり息子がしっかり育っているところを見ることができることは素晴らしく、何よりも嬉しく感じる。だが、私も心を鬼にしなければならないな。
「『ソードバリア』」
私は剣技を全て無効にするバリアを張るとバリアに触れたソニックブームは消滅した。
「どうしたのかね? その程度の攻撃ではこのバリアを壊すことなど到底無理だ」
「だと思ったよ。……ならこれならどうだ!!」
蓮はデバイスの形成段位の武器であるギロチンを形成して、ソニックブームを乱発させながら私に『縮地』を使い近づいてくる。っ! 居合いの構えをしているということは、勝負を決めにきたか。だが、蓮はまだ9歳だ。その幼い体で未完成の形成を使用し続けたら間違いなく体が壊れる。
「っ!!」
私は蓮の右腕を押さえて、強制的に技の使用を封じた。
「ああ、いけないな我が愛しの息子蓮。今は活動位階を極める為の練習の筈だ。何故形成段位になったのか答えてもらおうか?」
「そ、それは……」
「お前の気持ちが分からないでもないが、これだけは言っておこう。基礎を疎かにしてスポーツやオリンピック競技の道を諦めた者や体を壊して競技を二度とできなくなった才能のある者を私は何人も見てきているのだよ」
実際、■■■■の友人もそれが原因でテニスを辞めた。蓮にはそんな後悔はさせたくはない。私はそう考えながら蓮の頭に右手を乗せた。
「……なんだよ?」
「焦らなくてもいい。お前は気付いていないかもしれないが、少しずつ強くなっている。すぐに私よりも強くなるよ」
「分かったよ。……もし俺が強くなってなかったら、一週間父さんと話さないからな」
「私が嘘をついたことがないことはお前が一番良く知っている筈だがね。さあ、もう一度活動位階になりたまえ」
そして再び蓮を鍛えることを始めた。
「……すごい。どうしたらこんなに高度な魔法が使えるんだろう?」
僕の名前はユーノ・スクライア。部族出身だから苗字はないんだけど、スクライア一族はいろんな世界に行って発掘をするから皆はスクライアを苗字にしている。ただ、スクライアの姓を使うには長老の許可が必要だけど、僕の場合は長老から許可を貰っている。
だけど、僕はジュエルシードを発掘して管理局に渡した翌日にジュエルシードが盗まれたと聞いて、僕は後悔した。ジュエルシードはリンカーコアの魔力が少ない僕ですら感じることができるほどの高魔力が宿っていたんだ。もっと厳重に封印するべきだったと自分を責めた。
一族の皆は気にすることはないとは言ってくれたけど、ジュエルシードを発掘したのは僕だ。ジュエルシードが盗まれたのは僕の責任だと思い、皆に黙ってジュエルシードが落ちたとされる第97管理外世界『地球』に転移した。その時僕は簡単に解決すると甘く考えていた。
実際、僕はジュエルシードの暴走態に苦戦してなんとか一個封印できただけでそれ以外はなのはと蓮と司狼の3人に助けて貰った。そこで現実を知ったと同時に相談ができる友達の蓮に会うことができた。
僕は今
「やっぱり、僕はジュエルシードを発掘するべきじゃなか……痛っ!!」
発掘するべきじゃなかった。そう言おうとしたその瞬間、頭を誰かに軽く殴られた。
「おいおい。そんなにネガティブになるんじゃねぇよ。だけど、この姿が本当の姿かよユーノ? まあ、フェレットが人間の言葉を話せるからおかしいとは思っていたけどよ」
そう言って現れたのはコーラを飲みながらニヒルな笑みを浮かべている司狼だった。
「いきなり殴らないでくれないかな!? 下手したら舌が切れていたんだよ! …それに僕がフェレットになっていたのは傷を治しながら魔力を回復する為だよ」
「なるほどな」
「君は特訓をしなくても良いのかい?」
「バーカ。天才の俺様には特訓なんてしなくてもいいんだよ。俺のことは俺が一番分かってる」
やっぱり蓮と司狼となのはは魔法の才能があり過ぎる。僕じゃ足手纏いになるかもしれない。皆に認められる位に強くなりたい! それが僕のいまの目標だ。
「真面目に物事考えてると将来禿げるぜ? だから少しこれでも読んでリラックスしろよ」
司狼はそう言って僕に一冊の漫画を投げてきた。僕はそれを落とさないように受け取り、題名を見ると、
「『HELLKING』?」
「ああ。主人公はラスボスみたいな奴だけど、漫画に出てる1人1人のキャラが濃いからオススメだぜ? それと続きが読みたくなったら俺の家に来いよ貸してやるからさ」
「ありがとう司狼」
「さてと、もうそろそろであの2人の特訓が終わるみてぇだし行くぞ」
司狼は飲み終わったコーラの缶を左手で潰した後、蓮の所に歩いて行った。恐らく蓮をからかうつもりなんだろう。
そして僕は苦笑しながら蓮の元に向かった。
この作品のオリキャラの容姿についてですが、
フレイヤ・ハイドリヒは聖刻の竜騎士のヴェロニカ・ロートレアモンです。
司狼の母親の遊佐聖菜はMuv-Luvシリーズの篁唯依が大人になった感じです。
他の転生者については……読者の皆さんの想像に任せます。