魔法少女リリカルなのは~Amantes Amentes~ 作:鏡圭一
とまあ。第2話をお楽しみください!
*悲報今回はニートが働きます。
女神と邂逅してからどれ位経ったかは分からないが、時は1939年。時代は日本で言う昭和時代。そして第2次世界大戦が行われる年でもある。
そして私は女神とは何度も逢っているのだが、未だに名前が無い。私は女神の主とやらは無能な塵芥でしかないのかと思ったが、そのことは女神の前では言っていない。女神の悲しむ姿美しいだろうが、私は何故か女神の涙は見たくないみたいだからだ。
獣殿には接触したが、正直に彼には失望した……いや、正確にいうと獣殿の体に愚かな塵芥が宿ってしまい、彼の色が黄金から色々な色が混ざり合った色だったからだ。
正史の彼はイギリス軍に暗殺される筋書きだが……致し方ない。私が直々に殺そう。我が友の獣殿を汚した愚かな塵芥よ。私を怒らせたことを後悔するがいい。この世界に
「愚かな神よ。お前は私の歌劇の役者ですらない。ゆえに傍観者には退場願おうか」
そして私は愚かな神がいるであろう所まで転移した。
「アハハハハハ!! いいねぇ! 笑わせてくれるよあの転生者は! 『リリカルなのは』の世界でラインハルト・ハイドリヒになるなんて。しかも、リリカルなのはの原作が始まる前に死んでしまうのにどうやって原作に介入するんだろうね?」
神殿のような所に神々しい服を着ている一人の銀髪の青年がいた。青年は狂った様に笑いながら黄金の髪の男を映像で見ていた。
男を転生させたのは青年だ。元々青年が娯楽を味わう為に男を殺したのだが、殺した男は歪んでいた。そう。男は強姦や殺人を平然としていたのだ。男の歪みを面白く感じた青年は男を転生させた。転生先が何所かを決めずに。
「さて、彼がどんな面白いことをしてくれるのか楽しみにさせてもらうよ」
「否。お前の役目はここまでだ老害。傍観者にはこの舞台から退場願おうか」
青年は後ろから聞こえる声の方を向くと、そこにいたのはドイツ軍の軍服を纏った長い蒼髪の男、メルクリウスだった。
「ん? 君は誰だい? 君のような存在は初めて見るけど」
「お前のような塵芥に名乗る名前などない。ゆえにお前の存在を塵一つ残さず消滅しよう。何故ならお前は我が友の魂を汚したのだからな」
「何を言っているんだい? 神であるこの僕を消滅させる? 寝言にしては面白すぎるよ君」
メルクリウスは青年の言葉を無視して意識を集中させると、
『
『
メルクリウスが詠唱したのは占星術。そしてまず起こったのは無数の星々が掌大まで凝縮され、そしてメルクリウスが両腕を広げた瞬間、無数の星々が爆発を起こし、宇宙規模の爆発と共に大熱波が青年を襲い、青年は何も抵抗することが出来ず、神殿諸共塵一つ残さず消滅した。
メルクリウスが行ったのは超新星爆発。この占星術はかつて第三天・ネロス・サタナイルを消滅した術である。しかも、この術はメルクリウスの術の前座でしかない。
「この程度で滅びるか。所詮塵芥は塵芥でしかない」
メルクリウスは表情を一つ変えずに神を因子諸共消滅させた。メルクリウスに憑依する前の■■■■だった頃に比べると、性格が殆どメルクリウスと同化していた。だが、メルクリウスとは違い、女神のストーカーをしておらず。思考もメルクリウスよりは遥かにマシになっていた。
「さて、次はお前だ。ハイドリヒの……我が友の体を利用している愚かな
メルクリウスはそう言って、宇宙空間になってしまった空間から転移した。