僕のまこーらアカデミア!   作:ボリビア

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体力テストは適応した。


戦闘訓練に適応する。

(取り敢えず体力テスト流しながらクラスメイトを確認したけど、青山はB組か。

 砂藤辺りが消えてると思ったんだけどな。)

 

 体力テストで確認したクラスメイトの中に青山優雅は居なかった為、摩虎羅の代わりに雄英から落ちたのかと思っていたが最近B組に居ることに気付いた。

 

(B組でもA組の授業内容聞いたり、林間合宿のスケジュール把握は問題ないからUSJと合宿襲撃は確定か。

 つーか青山がスパイならオールマイトが教師をやる事自体は外部というかAFOに漏れてるって事だよな。)

 

 教師になるという情報を掴めるなら生徒にスパイを紛れ込ませる必要あるのかという疑問に対して考えるまでもなく嫌がらせだろうと結論付けた。

 

(本命の策以外は失敗を前提としていて、成功したらラッキーというのがAFOのやり方ぽいし。)

 

 日々の授業を受けるフリをしながら、原作の確認をしていると摩虎羅の感覚に引っかかる気配がやってきた。

 

「わ~た~し~が~!

 普通にドアから入ってきた!!」

 

 気配の正体はオールマイトであった。

 雄英高校のドアはデカい。

 異形系の個性にも対応するためにサイズを大きくしている。

 そのドアギリギリの高さで入ってくるオールマイトは異形系に近いのではないかと最近思う。

 

(マッスルフォームとトゥルーフォームで質量どうなってるってツッコミは野暮か?)

 

 教室の一番うしろの列の窓際に陣取っている摩虎羅は自分の体格を棚に上げて、クラス中がオールマイトにテンション上がってるなかボーっと考えていた。

 体力テスト

 まず始めに現在の禪院摩虎羅の肉体は190cm、300kgでスポーティーな引き締まった体型の狂った密度を持つヤバイ奴である。

 適当にやるだけでも十分な結果を出せる。

 そして、摩虎羅の個性に問題があった。

 摩虎羅は努力をしたことがない。

 一度経験すれば、即座に熟練の動きを出来る。

 さらに時間が経てば達人の動き。

 さらに時間が経てば並び立つ者が居なくなる。

 勉強ですら例外ではない。

 最初は授業を聞いてれば満点が取れた。

 時間が経つと初日に教科書を読めば満点が取れた。

 そして小学三年生以降は教科書を読まずとも授業を聞かなくても満点が取れる様になった。

 それ以降は問を見てからの答えを出す速度が上がり続けるだけであった。

 結果、摩虎羅は究極の飽き性になった。

 そして原作は序盤も序盤。

 ヒーロー科とも言えど高校生の授業は摩虎羅にとって退屈なものでしかない。

 ヒーロー科独自の授業も所詮は訓練の為、退屈であった。

 

(高校辞めようかな。)

 

 本来の目標を忘れて真剣に退学を視野に入れていた。

 

(つーか、原作終わってもこの個性があるの地獄では?)

 

 触れちゃいけない明後日の方向に思考を進め始めていた。

 もう一層の事、自殺できる内に死んだほうが良い気がしてきた所で誰かに肩を叩かれた。

 

「摩虎羅さん、皆さん移動してますわよ?」

 

 心配そうな顔をした八百万 百が声をかけてきた。

 どうやらボーっとしていた摩虎羅を不思議に思って声をかけてきたみたいだ。

 八百万百とは家同士の付き合いというか、禪院家の顧客の一つなのでその縁から話すような仲になっていた。

 

「あー、戦闘訓練だっけ。

 オッケーありがとう。」

 

 摩虎羅はちょっと考え事していた。と説明して一緒に更衣室に向かった。

 

「禪院ってコスチューム、スゲーシンプルだよな。」

 

 少し遅れてきたが早々に着替え終わった摩虎羅に向けて上鳴電気が声をかけてきた。

 摩虎羅のコスチュームは黒の長袖インナーとダボッとしたズボンだけというコスチュームというかそこら辺で買える格好に近く、唯一メーカーのロゴがヒーローコスチュームである事を示していた。

 

「動きやすくて無駄な装飾省けって要望出したらこうなった。」

 

「シンプルだから筋肉が目立っていいな!」

 

 切島は気持ちの良い笑みを浮かべた。

 

「取り敢えずさっさと動かないと相澤先生の耳に入っちまうぞ。」

 

「やべっ!」

 

 摩虎羅の一言で残っていた全員が慌てで動き出して実践場へと向かう。

 尚、実践場へと向かう際にバス移動だが摩虎羅が乗った時に一瞬バスが傾いていた。

 爆豪勝己と緑谷出久の戦いはカット。

 その後もペアでの、戦闘は進み摩虎羅の番になった。

 

(原作通りペアでの実践か。

 俺の相手は轟と障子ね…よし、煽ろう。

 それで俺のペアは葉隠さんね。)

 

「よろしくね、禪院君!」

 

 摩虎羅の視覚を持って知っても髪型を含めた輪郭や凹凸程度しか判断できないステルス特化の透明人間系美少女が葉隠透である。

 

「おう、よろしく。

 取り敢えず俺達は敵で拠点防衛か。」

 

「うん!

 取り敢えず本気出すから脱いじゃうね〜!」

 

 恐らく他の生徒の戦いに触発されたのだろう。

 挨拶もそこそこに彼女は全裸になった。

 透明だから大丈夫という、ある種の個性障害とも呼ぶべき大胆さだが目の前に居るのは適応の魔人。

 

ガコン!

 

(ラッキー。)

 

 透明に対する適応が進んだ。

 摩虎羅の目の前には七色な反射をするプリズム美少女が居た。

 既に摩虎羅の目には体の輪郭や凹凸以外にも目や鼻、髪の毛一本一本まで視認出来てしまっている。

 そして彼女は現在全裸である。

 

ガコン!

 

 本来の肌と髪色が見えるようになってしまった。

 摩虎羅の視点からすると露出狂の同級生という事になってしまった。

 

(黙っとこ。)

 

 摩虎羅は紳士ではない。

 だって禪院だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回、スゲー書きにくい。
序盤のパート全部飛ばしたい。
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