青春の0   作:大艦巨砲主義者

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どうも、長崎の佐世保に行って参りました。作者です。
イージス艦こんごうや、あきづきを見てきたり、新型のみくまに乗艦してきました!


シャーレ奪還作戦後

リン「先生、お疲れさまでした」

 

 

宮部「いいえ、大層なことはやっていません」

 

 

あの後、大体の不良を殲滅した後、シャーレの滑走路に着陸した私をリンさんが出迎えてくれた

 

 

リン「改めてお疲れさまでした、先生。キヴォトスの混乱をふせいでくれたことに、連邦生徒会を代表して深く感謝いたします」

 

 

リン「ここを攻撃した不良たちと停学中の生徒たちについては、これから追跡して討伐いたしますので、ご心配なく」

 

 

宮部「できるだけお手柔らかにしてあげてください……」

 

 

リン「わかりました、それでは『シッテムの箱』と『零式艦上戦闘機』は渡しましたし、わたしの役目は終わったようですね」

 

 

リン「……あ、もう一つありました」

 

 

宮部「もう一つ?」

 

 

リン「ついてきてください。連邦捜査部『シャーレ』をご紹介いたします」

 

 

=============================================

 

 

リン「ここがシャーレのメインロビーです」

 

 

宮部「おお……」

 

 

リン「長い間空っぽでしたけど、ようやく主人を迎えることになりましたね」

 

 

リン「そして……この部屋が」

 

 

ガチャッ

 

 

リン「ここがシャーレの部室です」

 

 

宮部「ここが……」

 

 

シャーレの部室と呼ばれたそこは、巨大な窓に、晴天の青空が見え、真っ白な壁の清潔感漂う部屋だった

 

 

リン「ここで先生のお仕事を始めると良いでしょう」

 

 

宮部「……私は、ここで何をすれば良いのですか?」

 

 

リン「……シャーレは、権限だけはありますが目標のない組織なので、特に何かをやらなきゃいけない……という強制力は存在しません」

 

 

リン「キヴォトスのどんな学園の自治区にも自由に出入りでき、所属に関係なく、先生が希望する生徒たちを部員として加入させることも可能です……」

 

 

リン「面白いですよね。捜査部とは呼んでいますが、その部分に関しては、連邦生徒会長も特に触れていませんでした」

 

 

リン「つまり、なんでも先生がやりたいことをやって良い……ということですね」

 

 

宮部「そうですか……」

 

 

宮部(やりたいこと……か)

 

 

リン「……」

 

 

リン「……本人に聞いてみたくても、連邦生徒会長は相変わらず行方不明のまま」

 

 

リン「私たちは彼女を探すのに全力を尽くしているため、キヴォトスのあちこちで起きる問題に対応できるほどの余力がありません」

 

 

宮部「……」

 

 

リン「今も連邦生徒会に寄せられてくるあらゆる苦情……支援物資の要請、環境改善、落第生への特別授業、部の支援要請などなど……」

 

 

宮部「……」

 

 

リン「……もしかしたら、時間が有り余っている『シャーレ』なら、この面倒な苦情の数々を解決できるかもしれませんね」

 

 

宮部「……そうですね」

 

 

リン「その辺りに関する書類は、先生の机の上にたくさん置いておきました。気が向いたらお読みください」

 

 

宮部「……ありがとうございます」

 

 

リン「すべては、先生の自由ですので」

 

 

リン「それではごゆっくり。必要な時には、またご連絡いたします」

 

 

宮部「……はい」

 

 

リン「……ところで先生、先生は私が『シャーレ』の顧問になってくださるように言った際に、抵抗を感じていたようですが……大丈夫でしょうか?」

 

 

宮部「……」

 

 

リン「……先生?」

 

 

宮部「リンさん」

 

 

リン「どうしましたか?」

 

 

宮部「……この世界に……日本という国はありますか?」

 

 

リン「日本?……いいえ」

 

 

宮部「そうですか……」

 

 

リン「それで……何故顧問を受けてくれたのですか?」

 

 

宮部「守るべきものが無くなったからです」

 

 

リン「……そうですか」

 

 

宮部「すみません。ちょっとした愚痴のようなものにつき合わせてしまって」

 

 

リン「いいえ……それでは」

 

 

ガチャン

 

 

宮部「そういえば……ユウカさんたちは」

 

 

=============================================

 

 

ユウカ「ええ。サンクトゥムタワーの制御権を連邦生徒会が取り戻したことを確認したわ」

 

 

ハスミ「ワカモは自治区に逃げてしまったのですけど……すぐ捕まるでしょう。私たちわここまで」

 

 

ハスミ「あとは、担当者に任せます」

 

 

ユウカ「お疲れ様でした、先生。先生の活躍はキヴォトス全域に広がるでしょう。すぐにSNSで話題になってしまうかもしれませんね?」

 

 

宮部(えすえぬえす……?)「ええと……皆さんお疲れ様です。無事そうで良かったです」

 

 

宮部「それと……遅れて申し訳ありませんでした」ペコリ

 

 

ユウカ「ええ!?い、いや……あれのおかげで私たちも助かりましたし……」

 

 

ハスミ「ユウカの言うとおりです。先生。頭を上げてください」

 

 

宮部「しかし……」

 

 

スズミ「先生、頭を上げてください」

 

 

宮部「……わかりました」

 

 

ハスミ「これでお別れですが、近いうちにぜひ、トリニティ総合学園に立ち寄ってください。先生」

 

 

スズミ「そうですね」

 

 

チナツ「私も、風紀委員長に今日のことを報告しにまいります。ゲヘナ学園にいらっしゃった時は、ぜひ訪ねてください」

 

 

ユウカ「ミレニアムサイエンススクールに来てくだされば、またお会いできるかも?先生、ではまた!」

 

 

宮部「分かりました。またいつか伺わせてもらいます」

 

 

その後、彼女たちは別れの挨拶をすると去っていった

 

 

宮部「……」

 

 

ブー ブー ブー

 

 

宮部(シッテムの箱?)

 

 

アロナ「あはは……なんだか慌ただしい感じでしたが……ある程度、落ち着いたみたいですね。お疲れさまでした」

 

 

宮部「アロナさんも、お疲れ様でした」

 

 

アロナ「はい!でも、本当に大変なのは、これからですよ?」

 

 

アロナ「これから先生と一緒に、キヴォトスの生徒たちが直面している問題を解決していくのです……!」

 

 

アロナ「単純に見えても決して簡単ではない……とっても重要なことです」

 

 

宮部(私が先生……か)

 

 

アロナ「不安かもしれませんが、一緒に頑張っていきましょう!」

 

 

宮部「……そうですね」

 

 

アロナ「それでは、キヴォトスをシャーレをおねがいします。先生!」

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