グノーシアのキャラがブルアカの世界に!?   作:カンキツ蜜柑

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 ループ要素の使い所は決めてる。

 モモのグノ顔は、白目が黒く、黒目がエメラルドグリーンから濁った赤になる。


戦いの終わりと嫌な予感

「……説明してくれるかしら、アコ?」

 

『ひ、ひひひひヒナ委員長!?その、あの、これは……ですね……素行の悪い生徒を捕らえようと……』

 

「便利屋68のこと?どこにいるの?今はシャーレとアビドスと、対峙してるように見えるけど」

 

『へ?便利屋ならそこに……あ』

 

 そこで気がつく。便利屋が居なくなっていることに。

 

『さ、さっきまでそこにいたはずなのに……』

 

 ヒナはアコを睨みつける。

 

『え、えっと……委員長、すべて説明いたします。なので──』

 

「だぁーかぁーらぁー、偉大なる委員長サマにそんな誤魔化しが効くとでも思ったのか?お前は大人しく反省文1万枚書いとけってことでンーフー?」

 

「沙明」

 

「あいあい、なんでしょうか?ヒナサマ」

 

「さっき私言ったわよね「うるさい」って、これ以上注意されても大人しくしないなら……」

 

「お、落ち着けよ!?そんなことで反省文送りなんてイかさねーって、マジ勘弁だって……ん?」

 

 あ、沙明と目が合った。

 

「マジかよ、ハッハァー!ツイてんなぁ!」

 

「!?どうしたの?」

 

「ああ、いや、後で話す。それよりも今は言葉をなんとかしないとじゃね?」

 

 歓喜といった様子の沙明。この変わりようにヒナは少し驚いていた。

 

「…話を戻すわ。アコの話は大体察した。ゲヘナにとっての不安要素の排除。そういう政治的な活動の一環ってところね。でも、私たちは風紀委員。シャーレ、ティーパーティー、連邦生徒会長。そういうのは万魔殿のタヌキたちにでも任せておけばいい。詳しい話は帰ってから。通信を切って校舎で謹慎していなさい、アコ」

 

『はい……』

 

 アコのホログラムは消え、ヒナの視線の先はホシノへと向けられた。

 

「小鳥遊ホシノ……」

 

「?あれ?ゲヘナの風紀委員長ちゃんに名前を覚えられてるとは……おじさんひょっとして有名人?まあ、対策委員会も勢揃いだし今そっちのまともな戦力は風紀委員長ちゃんだけどやり合ってみる?」

 

「そのつもりはない。……それにしても、1年の時とはずいぶん変わった。人違いじゃないかと思うくらいに」

 

「……へぇ、昔のおじさんのこと知ってるんだ?」

 

「情報部にいた頃、各自地区の要注意人物をある程度把握していたから。特に小鳥遊ホシノ。あなたのことを忘れるはずがない。あの事件の後アビドスを去ったと思っていたけど」

 

「……」

 

 ホシノは何も返さない。ヒナは少し黙り込み、やがて何か合点がいったように言う。

 

「……そうか、そういうことか……だからシャーレが……」

 

 そして、ヒナはイオリとチナツの方を向く。

 

「イオリ、チナツ、撤収よ」

 

「え!?」

 

「……はい」

 

 イオリは驚くが、チナツは静かに頷く。

 

「アビドスの方々には私から謝罪させてもらうわ」

 

 そう言ってヒナは頭を下げ謝罪する。

 

 これには先生含め対策委員会も驚く。

 

「事前通達無しでの無断兵力運用、そして他校の自治区で騒ぎを起こしたこと、それに伴い民間人に負傷者がでたこと……このことについては私、空崎ヒナより、ゲヘナの風紀委員長としてアビドスの対策委員会に対して公式に謝罪する。負傷した方にも後日、謝罪させてもらうわ」

 

 この謝罪にはこの場にいた全員が驚いた。

 

「それと、今後、ゲヘナの風紀委員会がここに無断で侵入することはないと約束する」

 

 そう言って、ヒナは風紀委員会の兵力を撤退させる。

 

 その際……

 

「シャーレの先生」

 

"ヒナ?どうしたの?"

 

 ヒナはこっそりと先生の元へと来ていた。

 

「あなたに伝えておきたいことがある。これは直接言っておいたほうがいいと思って」

 

"何の話?"

 

「カイザーコーポレーションの事、知ってる?」

 

"……よく知ってるよ"

 

「そう……これはまだ万魔殿も、ティーパーティーも知らない情報だけど。アビドスの砂漠。あそこでカイザーコーポレーションが何かを企んでいる」

 

"アビドスの砂漠……"

 

 先生は少し前にモモに見せてもらった地図を思い出す。カイザーが買収した土地、そのほとんどが砂漠に当てられていたことを。市街地の買収よりも優先したことにまっさきに違和感を感じてはいたが、ヒナから言われ、確信へと変わる。

 

「それに、ここからは風紀委員会でも一部しか知らない情報なのだけど、今回、風紀委員会は一人の情報提供者の情報を下に便利屋がこの付近に出現したとの報告を受けて来た。この情報提供者が身元不明、発信先も特定できなかった。声からして女性であることはわかっている。何が目的で教えたのかわからない、けれど、もしかしたらアビドスの敵になるかもしれない……から一応言っておくわ。……本当なら、アビドスに教える義理はないのだけれど、今回の件の謝罪の一つとして受け取って頂戴」

 

"……ありがとう、ヒナ"

 

「じゃあまた、先生」

 

"うん、じゃあねヒナ"

 

 そうして、ゲヘナの風紀委員会はその場を去ってしまう。

 

 ヒナと先生が話している間、沙明はセツの所に駆け寄る。

 

「セツ、久しぶりじゃねーか!」

 

「(はぁ、出来れば会いたくなかった……)」

 

 セツは言葉を漏らす。

 

 対策委員会はその様子から思ったことが一つ。

 

「(なんだか、先生と似てるような……)」

 

 そんな考えは、その後の沙明の態度で一気に変わった。

 

「再開の記念に、ここに一発熱いベーゼを頼むわってことで、オレとデートなんかどうよ?」

 

「「「「!?!?」」」」

 

 まさかのセクハラ発言。自身の股間を指差し、セツを誘う。

 

「沙明、何度も言ったが私は汎、性別を持たない。そういう扱いは止めろ」

 

「じゃあオレも何度も言わせてもらうケド、セツくらいの美人なら全然イけんだけどな」

 

「……はぁ、もういい。早く戻ってくれ」

 

「所で、そちらの嬢さん方!オレは沙明シャー・ミンだ。ミンと呼んでくれりゃいいぜ。ってことでどうよ?オレと一つデートなんか」

 

「「ん「「大丈夫(です)」(よ)」」」

 

 いくら整った容姿をしているとはいえ、沙明の軟派な性格が対策委員会の子たちには刺さらなかったようだ。

 

「ウープス、完全に振られちまったよ……。ところでよ、他のメンツは見なかったか?ほら、モモとかオトメとかよ」

 

「ああ、今はモモ、しげみち、シピと……夕里子を確認している……オトメはまだだ」

 

「……そうか。で!モモはどこにいるんだ?お前らよく一緒にいるのに見かけねーもん……別行動ってやつ?」

 

「……モモはシピの怪我の治療中だよ」

 

「あっ(察し)……OKOK、こんなのんきに話してる場合じゃなかったのな……」

 

 仲間の負傷を聞いて、沙明は冷水をかけられたような気分になった。

 

「あ、モモさんからの連絡です!」

 

 アヤネはすぐに反応する。

 

『こちらモモ。ひとまずシピの治療を終えた。今は安静にしている』

 

「そうですか……ありがとうございます。私たちも一段落ついたので、アビドスに戻りたいと思います」

 

『了解した』

 

 そこで通信は終わる。

 

      ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「そうか、風紀委員会が……」

 

「ああ、それに、沙明が……」

 

「沙明!?……そう、なるほど……大丈夫、なのか?それは……」

 

「恐らくは……大丈夫じゃない……けど割と馴染んでいる様子だったし……でも……」

 

 一件が片付き、シピや大将たちを念の為病院に送ったあと、先生や対策委員会は大将としげみちの見舞いに、セツとモモは一度病室から出て話し合っていた。

 

 沙明が風紀委員会に……。キヴォトスって女だらけと言うか人間の男となると……。該当するのは先生と乗員の男連中(しげみち、シピ、沙明、レムナンとついでにラキオ)……正直、個性の強いメンツだし、揃って美形ではある(しげみちを除く)。現に、カヨコのシピへの様子から見て恋情があるのは見て取れた。

 

「羽目を外しすぎないと良いが……」

 

 モモは沙明がいつか刺される日が来るんじゃないかと思い、目を瞑る。

 

「そうだね」

 

 セツもまた溜息を一つつき、同意するのだった。

 

       ◆◇◆◇◆◇◆◇

 

"───と言うわけで、アビドスの砂漠を一度調べるから一度シャーレに戻るよ。セツ、モモ"

 

 先生はカイザーコーポレーションが砂漠地帯で何か企んでいるかもしれないと言われたことを伝える。アビドスの皆とセツ、モモも頷く。

 

 アビドスから一度シャーレに戻った先生とセツ、モモ。

 

「何気に、シャーレに来るのは初めてか……」

 

 シャーレについたモモは先生に案内され部室でへと向かう。

 

「あ!先生、セツさん!戻ってきてくださったんですね!」

 

 扉を開けると青髪のツインテールの生徒、ユウカがいた。

 

"あれ?ユウカ、なんでシャーレに?。仕事はアビドスにあるホテルに送ってもらってるし、仕事はないはずなのに……"

 

「はい、先生が戻ってくると聞いて、当番の私が、事前に部室を片付けておこうと思いまして、それに……あら?そちらの方は?」

 

 ユウカは少し遅れてやって来たモモに気がつく。

 

"モモだよ。これからシャーレの職員、いや、部員かな?として手伝ってくれることになったんだ"

 

「……よろしく」

 

「……はい、よろしくお願いします」

 

 ユウカは自身と20cm以上ある大柄な体躯のモモの威圧感に若干怯んだ。

 

"えっと、話の続きは……?"

 

「そ、そうでした!セツさんが探しているという方、ミレニアムで2名保護しました。ラキオさんとレムナンさんという方ですが聞き覚えはありますか?」

 

「!!ありがとう、ユウカ。アビドスの一件が終わり次第、ミレニアムに一度赴いてみるよ」

 

「はい、お待ちしてます!」

 

"そうなると、あと居場所がわからない人は何人になるの?"

 

「あとは5人かな」

 

「……私が思っていたよりも集まりが早いな。やはり、シャーレの先生に集まる情報量には驚かされる」

 

「……ラキオとレムナン……特にラキオはだけど話しづらい2人だけど大丈夫そう?」

 

 確かに、ラキオは言わずもがなだけど、レムナンは人と話すのが苦手な人だし、容姿が整っているのもあり、生徒たちからアプローチされる可能性もある……そうなると……。

 

「……そうですね。今のところは特には問題はありません。ラキオさんはエンジニア部の方々やリオ会長と話が合うようでしてよく一緒に話しているところを見かけます。……レムナンさんは……すこし問題がありましたが、今は大丈夫です!ゲーム開発部の子たちと仲良くなったようで今は部室でよくゲームをなさっていますよ」

 

「取り敢えずはなんともなくて良かった」

 

 少し話し合った後にユウカも含めた4人はアビドスの砂漠について調べ始める。

 

 だが、モモは一つ疑問に思った。

 

 リオ会長……?エンジニア部はまだわかるけどそんなにコミュニケーションの上手いやつじゃないような……?うーん……なんだかなぁ、引っかかるんだよなぁ……まぁ、今は砂漠地帯について調べることに専念しよう。取り敢えず問題は起こる気配はしないと言うし。

 

 モモは何かに引っかったが、気にせずに仕事につくのだった。

 

──────────────────────

 

 人物紹介

 

『沙明』

 

 年齢:21

 

 性別:男

 

 身長:177cm

 

 出身:惑星アースラ

 

 ステータス

 

 カリスマ:25

 

 直感:3

 

 ロジック:3

 

 かわいげ:35

 

 演技力:40

 

 ステルス:50

 

 チャラ男全開の見るからに軽薄そうな男で生粋の女性好きであるが、基本女性陣には反応されないし、大半に苦手意識を持たれている。(モモは絡みがウザいとは思ってはいるが、基本面白いやつなので好印象ではある。しかし、恋愛感情はない)。昔、ボノボ(知能化に成功した類人猿)と共に過ごした影響か動物に優しく、シロイルカのオトメを何かと気遣っている。

 

 ステータス的には、『コールドスリープされない』ことに特化しており、グノーシアの場合だとなかなか凍らせづらく、てこずることがある。会議でもあまり話さず、他人の意見に便乗するだけの『コバンザメ戦法』をよく使う。さらに、乗員の中で唯一『土下座をする』を使えるため、投票されても生き残ることがある。

 

──────────────────────

 

『ゲヘナスケコマシアシナメモドキの生態』

 

 ゲヘナスケコマシアシナメモドキもとい沙明が目覚めたのはゲヘナ地区にあるとあるマンションの一室であった。

 

「……んだここ?」

 

 あまりを見渡してみると、女の子らしい部屋であり、窓の外には青空が広がっている。

 

「確か、あん時、船が故障して……駄目だその後何が起こったのかわからねぇ……取り敢えず部屋をでてみるか」

 

 取り敢えず部屋にあった二つの扉のうちの一つを開けて見る。

 

「あ」

 

「え?」

 

 そこに居たのはここの持ち主であろう人物。イオリがちょうど風呂場から出て体を拭いているところだった。

 

「……あ、ヤベ」

 

 沙明は数秒、イオリの裸姿に「うぉっ、マジか、ラッキー!」と思っていたため、イオリが赤面しながら殴りかかってくるのを避けられなかった。かくしてイオリパンチで気絶した沙明はその後、着替えたイオリに運ばれ、ゲヘナの風紀委員会室に運ばれた。

 

「ハッ、さっきの褐色の天使はどこに……」

 

 沙明はそんな事を言いながら目を覚ますと、そこに居たのはゲヘナの風紀委員アコ、チナツ、イオリの3人だった。

 

「あー、えーっと?この状況はつまり……!!(沙明に電流走る)縛りプレイってやつか!」

 

 椅子に縛られているものの沙明はそんな言葉を漏らす。

 

「は?なんだとぼけやがって!!よくも私の裸を……ッ!!」

 

 イオリは怒り心頭といった感じで語気を荒げる。

 

「うわっ、さっきの!ってことは、ここは現実?……へへっ皆サンちょっと落ち着いて?な?ここは一つヨロシクっつーことで、へへっなんとかなりませんかね…?」

 

「えっと、イオリ?一応聞きますが、この方とは面識はないのですよね?」

 

「何を言っているんだ。こんな変態が知りあいなワケがないだろうが」

 

「えっと、チナツ?キヴォトス外から来た男性はシャーレの先生だけではなかったのですか?」

 

「はい、アコ行政官……となるとこの方は……」

 

「テーキットイーズィ、一旦落ち着けよ、皆サン。俺ァマジでナンも知らねぇんだって!起きたらアソコにいたわけで、何もわからねぇんだって。何でもする!謝るから!」

 

「……ふーん……じゃあ、土下座しろ」

 

「「「!?」」」

 

「そして、足を舐めろ。どうだ?大人にそこまでのことができるか?」

 

 イオリは『この男のプライドを粉々にしてやる』といった考えで自身の足を突き出した。褐色の生足である。

 

 普通、成人男性がこの状況で嬉々として足を舐めに行くだろうか?普通だったら、そう。この場合沙明が取った行動とは……

 

「それじゃ、遠慮なく」

 

「んぅ!?」

 

 拘束された状態から上手に体を倒し、イオリの足のある位置に自身の顔を持っていく。そして舐める。それはもう丁寧に舐める。足の指の間を丁寧に。

 

 思わず、見ている二人は赤面、イオリは声にならない叫びをあげる。

 

 やがて──

 

「きゅう」

 

 イオリは気絶した。

 

「?アレ?やりすぎたか?」

 

 その後、沙明という人物が、シャーレの副顧問セツの知り合いだと知り、保護することとなる。そして、風紀委員会とともに行動し、生徒たちを口説いていくにつれてゲヘナでは『変態』や『セクハラメガネ』などと呼ばれ忌み嫌われる事になるが、一部では性癖の破壊される生徒もいたんだとか。風紀委員の活動そっちのけで風紀を乱す行動をした際には、反省文送りになり、渾身の土下座が振る舞われるようになる。

 

 このような、口説き行為、セクハラを続けた結果、要監視対象としてヒナとともに行動するようになり、やがて、そういった行動は慎まれるようになる。

 

 だから、登場時にヒナと一緒にいた訳。

 

 風紀委員会からの印象。

 

 イオリ『変態。風紀を乱す奴』

 チナツ『ちょくちょく下ネタを挟んでくるのをやめて

     ほしい』

 アコ『結果的に委員長と過ごせるのが羨ましいし妬ま

    しい……』

 ヒナ『ゲヘナの不良よりかは聞き分けがいい分扱いや

    すい。目を離すと口説きに行くのがすこし面倒

    だけど、偶に真面目になるときもある』

 

 因みに、風紀委員モブに聞いた沙明への印象(本音)。

 

 ちょっと引く:69%

 面白い人:19%

 興味ない:6%

 好き:2%

 その他:4%

 

 となっている。大半の生徒が(黙っていればなぁ)と思っている。

 

 沙明の土下座は今や茶番の一つとして受け入れられている。「すすす、すいませんッしたァっ!何でもするんで、クツでもナンでも舐めるんで!へ、へへ……見逃してもらえませんかねェ?」「あの人また土下座してるよ……」「プライドとかないのかな……」「本人は嬉々としてやってるらしいよ」「えぇ(ドン引き)」

 

 基本、『変態』『不真面目』だと思われているが、一部からは『真面目な面もある』と言われている。真面目な沙明は珍しいので、ギャップに萌える生徒も少なくはない。




 ラキオとレムナンはうまくやっています。

 ゲーム開発部のロリっ子たちの中でゲームする根暗系オタクイケメンを想像するとほんわかする。いつか、人牧イベもやりたいね。(因みにモモも人牧を履修している)

 先生の身長は175cmでいきます。

 次回『小鳥遊ホシノ失踪』

 『グノーシアダイアログ』
 『ロリコンと無邪気な少女』

パヴァーヌ編を書くか書かないか

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