戦闘描写とかモモのステルス並みに苦手なんだよな……。
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「動ける者で戦闘経験のあるのはこれだけか……」
セツは集まった犬や猫の市民12人とアヤネと自分しか戦えるものがいないことに頭を悩ませた。
「アヤネちゃん、カイザーの野郎どもはどれくらいいるんだ?」
アサルトライフルを持ったチワワの市民が言う。
「カイザーの兵力は……およそ100……いえ、120程です!」
「なんだよそりゃ、今ここにいる俺らの10倍なんてよ……」
「いや、防衛に徹すればこの人数でも、守れる。それに、きっと、モモが、先生たちが助けに来てくれる。アヤネ、先程の通信で先生たちがこっちに戻ってくるのは何時間後くらいになるかわかる?」
「そうですね……ざっとですが、8時地点の制圧を終えてからだと3時間ほどになると思われます」
「3時間……無理な時間じゃない。皆!罠を張り巡らせバリケードを設置するんだ!」
「「「「了解!」」」」
◆◇◆◇◆◇◆◇
進行中のカイザー兵達。
「もうそろそろだが、気を抜くなよ」
「隊長、言ってもあそこにいるのは避難してきた市民と非戦闘員の生徒1人、それにキヴォトスの外から来た女一人だけって話ですよ?他の対策委員会もシャーレの先生もいないアビドスなんて『負けろ』と言われても無理な話です」
「C班が壊滅したそうだ」
「へ?確かあそこって支援者から送られてきたブラックマーケットのドンと呼ばれていた組織がついていたそうですが……本当ですか?」
「……本当だ。それだけシャーレの先生が脅威という事だ。だから、今のうちにその空いた校舎を占領させてもらう。油断していると援軍が駆けつけて最悪負ける。B班が足止めをするとの報告があったが、どこまで時間を稼げるか……だから、油断するなよ」
「了解しました!……って隊長、あれは!?」
「……なるほど……これは……」
校庭にはいくつもの障害物。
「小賢しい真似を……こちらアルファ。ブラボー、チャーリーに告ぐ、敵は防衛線をはってきている。出来るのであればそのまま制圧を。……それと、くれぐれもマイク小隊のことは勘繰られないように」
『『了解』』
『こちらアルファ。マイク小隊、状況を報告せよ』
「こちらマイク小隊。校舎裏から学校内に潜入することに成功。今のところはアビドスのガキはおろか、避難してきた市民も見つかりません。このまま校舎内の索敵を進めます」
『わかった。アビドスの生徒は1人、やつさえ仕留めればあとは犬猫だけだ。キヴォトス外から来た女は捕らえて人質にする。万が一、シャーレの先生が駆けつけた時の為にな』
「了解」
「(……行くぞ)」
マイク小隊は隠密行動により校内を探す。
「(隊長。やっぱり外に出張ってる市民だけなんじゃないですか?もしかしたら校舎には誰もいない……なんて可能性も……)」
隊員の一人が言う。だが。
「(いや、他の市民だけにしては統率が取れすぎている。必ず司令塔がいるはずだ。校内の、どこからでも戦況を見渡せて、かつ、敵から狙われない場所……!屋上だ。そこに対策委員会の残りと市民がいるはずだ!)」
マイク小隊は屋上へ向かう。
「(扉が固く閉ざされています!)」
「(……蹴り破って突入するぞ!)」
ガンッ!バタン!
「あれ……?なにもない……?」
隊員の一人が、気の抜けた声で言う。
「……あれ?隊長!一人いません!」
隊員の一人が気付く。
「は?一体どこに……まぁいい。先に上を調べ──」
次の瞬間。屋上の扉の屋根から3人の市民がそれぞれ隊員に飛びかかり一気に3人が戦闘不能になる。
「!?伏兵だ!撃てっ!!」
残りのマイク小隊2人の意識は飛びかかった市民3人に気を取られる。
「がっ!?」
一人が拳銃を頭に喰らい気絶する。
「まさか!?誘われたのかっ!?」
隊長は叫ぶ。そして反撃する。
「アビドスのガキがぁ!!」
サイレンサー付きのアサルトライフルの射撃。
「キャっ」
アヤネは屋上の階段から下がる。
「ここで仕留める!」
隊長は追った。追ってしまった。冷静に考えれば、追うのではなく、市民に取り押さえられ身動きができない隊員3名をなんとかすることを優先するはず。だが、この時、完全にしてやられたと、プライドが邪魔して冷静な判断力を持つことができなかった。
階段を降りたアヤネをおって階段まで向かった隊長は背後に忍び寄っていた何者かによって取り押さえられる。
「ふぅ、取り敢えずはもう大丈夫。校庭の指揮に戻ろう、アヤネ」
「はい!」
侵入したマイク小隊を気絶させ拘束したセツ達。だが、まだ防衛戦は終わっていない。
「マイク小隊がやられただと!?……こうなれば……正面突破だ!!もう小細工は要らん!!たかが10人程度それも生徒は1人!数で押せればどうとでもなる!」
「カイザーの兵が一斉に突撃してきます!」
「いくらなんでもその量は……!!マズい!」
100以上の兵が一斉に流れ込んでくる。罠も起動し、その半数が途中で消えていくが、それでもその数の多さにアヤネ達はバリケードでの一時しのぎをすることしかできなかった。
「ど、どうすんだ!アヤネちゃん、軍人さん!」
「先生たちが来る時間まで1時間はあるぞ!?このままじゃ押し切られちまう!」
戦闘員たちが不安そうに言う。
「何とか、何とか先生たちが来るのを待つしか……」
状況は絶望的。もう時間の問題かとそう思われた。
「ははははっ!!最初からこうすればよかったのだ!我が軍勢の力を思い知れっ!!」
A班の隊長は高らかに叫ぶ。『ごり押し』これが通じるのなら最初からすればよかったのだと、なぜ最初からしなかったのかと思ってしまうくらいにうまくいっている事に喜びをあらわにしている。
バキュゥーーン
「は?」
突如、最後尾にいた部隊が倒れる始める。
「ん、到着」
「クフフ、みーんな倒しちゃうよ〜」
「死んでください死んでください死んでください」
そこに居たのは先生と対策委員会。それに……
「おかしい、おかしいおかしい!!なんでお前らが『便利屋』がいる!?B班はどうした!?何故、連絡が来ない!?」
「ん、答える義務はない」
シロコは隊長のいる本陣に突っ込んでいく。それに続き、セリカも突撃する。
「隊長!?兵が、部隊が壊滅していきます!このままだと、それに!後者の方にも動きが……!」
追い詰めていたと思っていたら『挟み撃ちになっていた』。
こうして、アビドス防衛戦は対策委員会と市民たちそして便利屋の勝利で終わった。
「みなさんお疲れさまです!」
"アヤネとセツもお疲れ様。……それに市民の皆さんもありがとうございます!"
「ヘヘッ、いいってことよ」
「不安になる時もありましたが、先生が来てくださって良かったです……それと、これを」
"これは……手紙?"
1枚の黒い手紙が市民の一人から渡された。
「救助された子供の一人が黒いおじさんから「先生に渡すように」と言われ、渡されたとのことです。きっと感謝の手紙ですかね?」
"そう、かもですね。ありがとうございます。わざわざ"
「いえ、大丈夫ですよ!ありがとうございました!」
カイザーの兵は撤退し、C地区の『タイツ』含む、闇組織の数人はヴァルキューレに、先生たちは市民たちが帰っていくのを見届けた。
「先生!ご苦労さまでした!それにしても便利屋の皆さんは一体どこで?」
アヤネの疑問。こんなにも早く駆けつけられたのはきっと便利屋のおかげもあるんだろう。だけど便利屋がいる理由がわからない。
"そういえば……アル、君たちってどうしてあの時にあそこにいたの?"
「ふ、ふふっ。まぁ、それは内緒よ」
◆◇◆◇◆◇◆◇
B地区、そこにはアビドス高校前同様100人近くの敵兵がいた。
"アヤネたちのために早く戻らないといけないのに……"
先生は唇を噛む。目の前にいる兵士たちがそれを拒むからだ。
「シャーレの先生に対策委員会だ!潰せ!」
「ん、数が多い。突破するのが面倒」
「時間が惜しいってのに、もう!」
「流石にこれじゃ早くは戻れません!」
「どうする、先生。私は多人数戦は私が怪我をするリスクが高い。そうなると自然とサポートに回るしかない。3人でこの兵を崩すのは流石に骨が折れると思うが……」
モモは言う。流石に流れ弾があたって負傷、もしくは死んだりでもしたら洒落にならない。モモが対人戦ができるのは怠慢、もしくは格闘戦だけ。
"流石にすぐに行くのは難しいか……ここから切り抜ける……撒く?いや、アビドスで合流されたらそれこそ数の暴力でどうにもできない……?と言うか、なんでこんなにも兵士が集まっているのに兵力を分散させる必要が……?"
「先生!」
"(ハッ)ごめん"
モモの言葉で、長考から戻る。
とはいっても、ここから少人数で素早くこの数の兵を倒す方法なんて……。
「クフフ、せんせぇ〜困ってるようだからムツキちゃんたちが助けに来たよ〜」
空中から爆弾の雨。倒れていくカイザーの兵士。爆発とともに現れる便利屋。
「便利屋!?どうしてここに!?」
セリカは驚いている。と言うか、全員が驚いていた。
「ぐ、ぬぅ、あの姿は便利屋……!?増援か……マズい、A班に知らせなくては!!」
B班の隊長が連絡を取ろうとするが、そこに一発の狙撃が通る。
「なっ!?」
通信機器がピンポイントで狙撃され、壊れる。
「目には目を、歯には歯を。無慈悲に、孤高に、我が道の如く魔境を行く……それがあなた達覆面水着団のモットーじゃなかったの?ふふ、騒ぎがあったと思っていたら……絶体絶命ってとこかしら、先生?手を貸しに来たわ」
"アル!"
こうして、さっそうと現れた便利屋の力もあり、素早く制圧することができた……というわけなのだが、先生が語ったこの事が全てあっているというわけではない。なら、一体どこが違うのか。それは……。
「ひぃ!ムツキ!一体どういうことなの!?」
アル、ムツキ、ハルカの3人は病院中のシピと付きっきりで一緒にいるカヨコのために買い物をすべく、ここに来ていた。つまり、偶然だった。
「なんか、カイザーの兵隊さんが騒いでるっぽいね!」
「目障りなようでしたら私がやってきましょうか?」
「待ってハルカ!?この状況、私たちだけじゃどうしようもな……」
そこで先生たちを見つける。
「あれ?アルちゃん、あそこにいるのって先生じゃない?」
「それに対策委員会の方々も……」
「なんか、困ってるようだね?まぁ、4人だけじゃこの数は流石に……ねぇ。どうするアルちゃん?」
どうするって……。
「ふっ、決まってるわ。ムツキ。助太刀に行くわよ!!」
ここで、見過ごすなんて私の思う『アウトロー』なんかじゃないわ!!
次の瞬間、ムツキは大量の爆弾を空中に放り投げ、ダイナミックエントリーを決行。ハルカもそれに続き、敵陣に突っ込んでいく。
ど、どうしてそうなるのよーー!?
あまりにはっちゃけすぎた登場。でも、驚き放心状態だったが、アルは1人、誰かと通信しようとする兵士を発見し、狙撃。見事通信機器を撃ち抜くことに成功し、何事もなかったかのように先生たちの下へと駆けつけた。というわけだ。
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『グノーシアダイアログ』
『夕里子とレムナンが仲良く留守番してた話』
LOOP13
乗員15人
グノーシア3人
エンジニア、ドクター、守護天使、留守番、AC主義者
モモの役職 エンジニア
モモのステータス『カリスマ:10 直感:10
ロジック:8 かわいげ:5
演技力:5 ステルス:1』
「さあ、ここからが本番です。各々、覚悟するがいい」
夕里子おひさ!と言うわけで久々の勝利を手にしてやって来たループ13。ここでは乗員が初めて15人全員揃った状態で始まる。それに加えて留守番もここで出てくる。
「ふふっ、人間もグノーシアも。生き延びるために、せいぜいあがきなさいな」
「アッハァ! いいねェ女王様。下僕になっちまうのも俺的にアリだわ」
「ふ、道化が」
沙明やラキオ、ジョナスなど一部の変人を除く一般的な思考回路を持つ者たちはやはり夕里子を恐れた様子。あのククルシカでさえ夕里子のことを恐れている。
「時間が惜しい、議論に移ろうではないか。……ときに少年。君は何者かな?」
ジョナスの言葉にビクッと一人が反応する。
「……え?ぼ、僕……ですか?」
「レムナン様でしたら、以前から乗船なさっていましたよ。お会いになったこともあるかと存じますが……」
「あの……僕、話すのが苦手、ですから……」
「他人と接していないんだろう?その上、印象が薄いから忘れられる。いかにもレムナンらしい話だよ、全く」
「ええ……。そういう事だと、思います」
「……わかる」
レムナンの様子にジナが共感を示す。
逆に何だ?あまり話さないけど、僕めっちゃ目立つんですけど!ステルス1なんですけど!!……今後、ループしていけばステルス値も上がっていくんだろうけど……はぁ、それまでだいぶ厳しそうだな…
「(モモ)」
「(?どうした?)」
「(今回は――全員が出てきたね。厳しい状況になるかもしれない。気をつけて行こう。……お互いに、ね)」
「(……了解)」
「んじゃ、そろそろ始めっか?」
「ならば最初の話題を提供しましょう。皆、傾聴なさい」
シピが幕を切るかと思えば夕里子が割って話を始める。
「まずは、この身がグノーシアに犯されていないことを証し立てます」
「へぇ……自分はグノーシアじゃ御座いませんって?そんな事が証明できるのかい?」
「ええ。お前たちはルゥアン星系で、偶然この船に乗り込んだ避難民。確かですね?」
「そそ。あそこ、グノーシアにヤられて壊滅しちったからねー。この船に逃げ込めたアタシらラッキーよね」
……ん?『アタシら』?これは……もしや……
メタ的な要素でモモは気がついてしまったが、SQは一人称が『SQちゃん』もしくは『アタシ』になる。前者は乗員サイド、後者はグノーシアとなっている。
「……とはいえ、まだ危険な状況です。避難時の混乱に紛れ、汚染体3体の乗船を許してしまいましたから」
「その通り。グノーシアは、お前たちと共に乗船してきたのです」
「よって、この身がそうであるように……ルゥアン以前からこの船にいた者は、グノーシアではありえない」
「ふむ……。だが、寄港中の船外でグノーシア汚染されてしまう。そのシナリオは否定できまい?」
「レムナン」
「ぼ、僕と夕里子さん、は……。船から、一歩も……出て、いません」
「つって口裏合わせてるだけだったりしてなァ?」
レムナン「……!そ、そんな……」
「LeVi」
『はい。確かにルゥアン星系で、二名。当船に留まっていた方がいらっしゃいます。ただ、それが夕里子様とレムナン様かは――』
「この船に残っていたのは自分達だと。他に、名乗り出る者は?」
「……ふ、居ないでしょうね。ならば、これで決まりです」
「……ああ。夕里子とレムナンは、敵ではありえない。それは確かなことだ」
これには疑っていたラキオ、ジョナス、沙明も納得の様子。
留守番はいわゆる双子のようなもの。だが違うのはグノーシアが語りで出ることのできない点。『白確』役職なのだ。
怖いことには変わりはないけど、ひとまず味方でよかったー。
内心モモは安堵した。
会議ではモモとジナがエンジニアとして名乗りを上げ、ドクターにはオトメとセツが名乗りを上げた。
モモは一度SQに疑いをかけ、セツをかばうように動いた。セツにも集めたい特記事項とかあるだろうし、極力かばうことにしてるからね。
そして、今回は間を取って(?)ラキオがコールドスリープする事となった。
「……この僕を冷凍睡眠させるんだ。救いがたいね。集団自殺する動物のようだね。ああ僕はいいよ。構わない。例え僕には死刑宣告に等しいとしても甘んじて受け入れよう。むしろ甘美だよ。感涙ものだね」
「ハイハイ、甘美甘美、早よ凍れ」(隣にいたSQ大爆笑)
「なっ!?」
『ラキオがコールドスリープしました』
その後、自室に戻る途中、床に水たまりを発見、雫が落ちている先を追ってくと合成プラントにたどり着いた。
「キュ!モモさん!」
「何か……用ですか?」
「いや、なに。ロビーからここまで水がこぼれていたようで気になって追ってみたのだが……」
「あの……あたし、ヘルメットぶつけちゃって。ヒビが入って、中のお水こぼしちゃったの。それで、わわってなってたら。レムナンさん、来てくれたのです!」
「放置……しておくと、危ないですから」
「なるほど」
「……はい、これでいいですよ」
「キュキュ! 干物にならなくてすみました。レムナンさん、ありがとうでした!」
「いえ……。ここの合成プラントなら、大抵の材料……揃いますから難しく、ないですし……」
「合成プラント……私も扱えるようになりたいとは思ってはいるが、如何せん学ぶ機会がなかった……良ければレムナン。扱い方を教えてもらってもいいか?」
「……ええ、いいですよ。まずは材質のスキャンと合成プラントの資材チェックを並行して……」
「待ってく──」
「あ、なるほどです。同時に進めればいいんですね」
「はい。成形パターンや固定材も類推させて……」
「待っ」
「わあ。出力もバイパスして?」
「脳機能がまだ回復しきってな──」
「その方が効率が――」
「――」
レムナンとオトメの技術談義を聞いているうちに、空間転移の時間になってしまった……
いや、話が早すぎて部分部分しか理解できんかったんだけど……オタク特有の早口を病み上がりにするな。……ロジックが上がったらまた聞きに行こう……
モモはエンジニアとしてジョナスを調べた後に眠りについた。
2日目
『夕里子が消滅しました』
夕里子ぉーー!?まさかの即退場ですか!?
まさかの強力な味方消える。
「記録、被害者は夕里子。グノーシア襲撃による消失を、確認」
ジョナスが淡々と告げる。
「エンジニアの御二方、ドクターの御二方。報告をお聞かせ下さいませ。わたし、記録いたしますから」
「じゃあ、まずは私からエンジニアとして報告する。ジョナスは白、人間だ」
「私はしげみちを調べたけど、ヒトだった。グノーシアじゃない」
「えっと……報告すんの、あと誰だっけ?」
「ドクターとして名乗りあげてる奴、オトメとセツだな」
コメットの発言にシピが返す。
結果は両者とも白判定。ラキオは乗員サイドだった。
今日もSQを疑う。こっちも疑われる。何故だかレムナンから異様に庇われていたおかげで今回はSQを凍らせることができた。
『SQがコールドスリープしました』
夜。モモは夕食を食べに食堂へ行く。
「?誰が好きかって話か?オレはステラさんな!優しくてー──」
話し声が聞こえる。行ってみるとしげみちとククルシカ、それに加えて沙明が恋愛について雑談していた。
「おっ、ヘェーイ、モモ!いいトコロに来たな!」
沙明に呼ばれてしまった。まぁ、向うしかないか。
「……どうした?ククルシカにしげみちに沙明……よくわからんメンツだが……」
「なにってそりゃナニよ。恋愛話ってやつ?俺ら3人で話してたんだけどよ。ステラ好きになるんはわかる。だけどよ、ククルシカはレムナンが気になってるっていうんだよ」
「?なにもおかしくない気がするんだが?」
「ンー?やっぱ女ってそういうモンなのか……?こう、なんというか、レムナンの性格っつーとあんましなきがするんだが、そこんトコどーよ?」
「いや、違うぞ、沙明!」
「お、オゥ。どうしました、しげみちサン」
「世の中ってのはなぁ、顔なんだよ!!」
「オゥ」
「レムナンを見てみろ!!」
そこで、都合よく通りかかったレムナン。
「!?!?」
「あの顔!!女が好きそうな顔だろっ!?」
「……たし、かに?」
「?????」
「いや、人の魅力は顔だけじゃないと思うが……」
しげみちの言葉の気迫に納得する沙明、宇宙猫のレムナン。無言ながらも楽しんでいることがわかるククルシカ。何とか宥めようとするモモ。結局、モモは夕食を食べそこねてしまうのだった。
……今日は沙明を調べよう。
3日目
『ステラが消滅しました』
「残念だが、沙明はグノーシアだった」
「……違う、沙明はグノーシアじゃない。ヒトだった」
「昨日コールドスリープした者について、検視結果を報告します。SQは、少なくともグノーシアじゃなかった」
「そうなの? あたしの結果、違うのです。SQさん、グノーシアさんだったの」
………セツ、今回敵かぁ……。
沙明とセツ、もしくはジナを凍らせれば僕の勝ちだね。
その後、会議はククルシカとしげみち、レムナンが強力してくれたこともあり、沙明を排除に成功。
4日目
『誰も襲われませんでした』
モモがセツに黒出し、ジナはククルシカに黒出し。
沙明はセツは白、オトメは黒結果。
『ジナがコールドスリープしました』
5日目
『誰も襲われませんでした』
『セツがコールドスリープしました』
ククルシカとオトメの可愛げコンビ強ぇぇ!!(忘れ去られるレムナン)
その後、ロジック8しかないモモにレムナンはオタク特有の早口で合成プラントについての話をするのだった。
言ってることの8割理解できん。文明ってすげー……
『LOOP15 5日目 勝利
グノーシア SQ 沙明 セツ
エンジニア モモ
ドクター オトメ
守護天使 ククルシカ
AC主義者 ジナ 』
カリスマ+1
ククルシカの護衛先は1日目2日目3日目5日目レムナン守り、4日目だけモモ守り。
好きか嫌いかで判断するククルシカちゃんなので、基本レムナン守りになっていたわけです。4日目は気分。セツはこの1日で「モモは鉄壁されてるから、レムナンに行こう」と思った結果護衛成功の流れです。
やっと、戦闘が終わった。次回は黒服と先生と夕里子の話になる。
次回『大人たちの戦い』
『グノーシアダイアログ』
『あっ、あっ、あっ、演技力ねーなぁおい!!』
パヴァーヌ編を書くか書かないか
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