グノーシアのキャラがブルアカの世界に!?   作:カンキツ蜜柑

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 なんというか、グノーシアの人たち今のところお荷物……これからどう活躍させようか悩みますね……

 最後に夕里子と対立したときのループの話を書きました。ブルアカとは何も関係がないのでグノーシアを知らない人は楽しめないかもです。そういう方は雰囲気で感じ取ってください。お願いします。終了後の蛇足あり。実際夕里子との余興は普通に難しい。

なんか本文約5000字に対して後書きが4600字以上も有るんですが、この時間次の話に当てればよかったのでは?と思わなくもないです。今のところはっちゃける奴らがまだ出てきてないので早く出してあげたい…

 もう一話は明日になりそ…


「ねぇ!あそこのラーメン屋。宇宙人が接客してるらしいよ!」セリカ、看板娘降板の危機!?

 ──グノーシアの正体を知りたい?ならば1つ余興をしましょう。…この身を破滅させるがいい。グノースとやらに汚された、この身を。

 

 モモ&セツVS夕里子の10ループを超える死闘。あれは余興なんてものじゃない。

 

 モモは数値だけを見れば夕里子と遜色のないほどに高いカリスマを持っている。

 

 ならばどちらのほうが議論において優秀なのか?配役はモモ、セツは乗員サイド、夕里子はグノーシア。

 

 モモはグノーシアを暴き、そして凍らせることに特化した人物。

 

 対して夕里子は、裏から人を操り自分の思うように手駒とする。これは乗員のときでも変わらず、あまり疑いの矛先として向かないために凍らせるのが難しい。

 

 戦う前からうっすらと気が付いていた。

 

 乗員時のモモとグノーシアの夕里子は相性が悪い。

 

 モモは「〇〇が怪しい」と一言言うだけで周りが「モモが言うならそうなのかも」と賛同してくれる。が、トークバトル。カリスマ同士のぶつかり合いにおいては自身よりもカリスマの低いものに対してでも負けてしまうことが多くある。それはモモ自身のコミュニケーション能力の低さから来るものだった。

 

 例えるならば、一度しか振れない一撃必殺の剣と無数の盾。勝つためには一撃で全てを壊して相手の肉を断とたなければならない。こんな感じだろう。

 

 どんなに画策しようとも、結果的に自分かセツが凍らされてしまう。

 

 その黒い瞳は何を考えているかを感じ取らせてくれない。

 

 ふふっ、モモ。やはりお前では力不足ですね。

 

 コールドスリープ室……そうだった、僕は今日凍らされることになったんだっけ……

 

 視界が暗くなってくる。ああ寒い……寒い?

 

「モモ……盟友よ。願わくば今一度、我ら巡り合わんことを」

 

 暗いはずの世界に突如今一番顔を見たくない人物、ジョナスが憎たらしいほどに気持ちの悪い薄ら笑みを浮かべた顔が至近距離で現れる。

 

「──っうわぁあ!!??」

 

 心臓が止まるかと思った…。そうだ、今はアビドスにいるはず…。何で夢の中に出てくるのが夕里子とジョナスなんだよ…悪夢か?…いや、悪夢だったわ……

 

 朝から最悪の目覚めとなってしまったモモはホテルの一室で目を覚ます。本来は先生とセツの二部屋のみだったが、先生がホテル側に頼んで2部屋分(モモとしげみちの部屋)貸してもらったのだ(現在グノーシアのみんな無一文なのでね…)

 

 今後何かしらの形で返そう。

 

 ホテルに着いた後にもセツと話した結果、取り敢えずは先生と行動を共にして乗員たちを見つけたら連邦生徒会に保護もしくはその学園で生徒を警護と言うか話になった。しげみちはアビトス高校にて借金返済を頑張っていきたいから残るそうで「困ったことがあれば、飛んでいくぞ!」とのこと。

 

 シャワーを浴びて、身支度を済ませアビトス高校へと向かった。

 

「あ、おはようございます。モモさん、セツさん」

 

「ん、おはよう」

 

「おはようございます☆」

 

「ああ、おはよう」

 

「おはよう」

 

 今いるメンツは、アヤネ、シロコ、ノノミ、僕とセツでホシノが昼寝中らしい。

 

「セリカはまだ来てないの?」

 

 今居ないのはセリカと先生としげみち。先生としげみちは昨日の夜話の馬があったようですっかり仲良くなり、今日は朝一番に2人で出かけてしまったそうだ。セリカは昨日の件もあるからセツは心配しているのだろう。

 

「そうですね…今日は多分来ないと思います」

 

「理由を教えてもらえる?」

 

「それは……」

 

 そこで教室の扉が開き、先生としげみちが入ってくる。

 

「おっす!おはよう!」

 

"みんなおはよう!早速だけどセリカのバイト先に行こう!"

 

「「「「「え?」」」」」

 

「うへぇ〜…どうしたの?」

 

 先生からの突然のバイト凸宣言。その隣で「行こうぜ!」と賛同を求めるしげみち。固まる対策委員会とモモとセツ。昼寝から帰ってきてなにも知らないホシノ。

 

 そうして、流されるがままに先生としげみちについていく他の6人。ホシノは何処に置くのかだいたい見当がついていそうな様子だった。

 

        ◆◇◆◇◆◇◆◇

 

「いらっしゃいませ!柴関ラーメンで……えぇ!?」

 

「あの〜☆8人なんですけど〜」

 

「あはは、セリカちゃん…お疲れ」

 

「お疲れ」

 

「み、みんな…どうしてここを……!?」

 

「うへ〜やっぱここだと思った」

 

「お疲れ様、仕事中に大人数できてしまって申し訳ない……」

 

「……」

 

「オッス!セリカ!今日も頑張ってるなー!」

 

"どうも〜"

 

 アヤネ、セツは申し訳無さそうだった。

 

 モモは柴関の中を見ていた。ゲームでぼんやりだが見たことがある内装に歓喜していたがそれよりも…

 

(お腹空いたな…)

 

 店内から香るにんにくの香りが食欲をそそられる。

 

「先生にしげみちまで…やっぱストーカー集団!?」

 

 「何やったんだ」という視線を向けられる先生としげみち。

 

「まあまあ、セリカちゃんとしげみちがここでバイトしてる事はみんな知ってたしね〜」

 

「え!?ま、まさか、しげみち!アンタみんなに言っちゃったの!?あんだけ秘密ねって言ってたのに…」

 

「あ」

 

 ……忘れてたってことね。しげみちらしい……って、ん?

 

「しげみち、バイトしてたのか」

 

「? おう!生きてくのには必要だろ?」

 

「…因みにいつから」

 

「アビドスに来て初日だから一週間になるな!」

 

「   」

 

 適応力の鬼か!!普通知らない場所に来て1日足らずでバイト探そうとは思わないだろ…

 

 しげみちの適応力とコミュニケーション能力の高さに気圧されていたところ。店の厨房から柴犬の店主らしき人物がてやって来る。

 

「アビドスの生徒さんにそっちの方は……」

 

「今日は客として来たぜ、大将!こっちはオレのダチのセツとモモ!」

 

「そうか、しげみち!っと、おしゃべりはこれくらいにして、セリカちゃん注文受けてくれな」

 

「うう……はい、大将。それでは、広い席にご案内します……こちらへどうぞ……」

 

 大人数で座れるテーブル席についたモモたちはそれぞれ、右列は奥からモモ、セツ、アヤネ、ホシノとなっております、左はしげみち、シロコ、先生、ノノミといった席順になった。

 

「…なんかセンセーさんが窮屈そうじゃないか?」

 

「ん、そんなことない」

「そんなことないですよね☆」

 

"ち、ちょっと狭い……かな"

 

「ちょっと!シロコ先輩、ノノミ先輩!先生も困ってるしもっとこっちに寄って!」

 

「わ、わかった」

 

「は〜い☆」

 

 両側から挟まれていた先生がこころなしかホッとしたように見えた。

 

「それはそうと、セリカちゃん、バイトのユニフォーム、とっても可愛いです☆」

 

「いやー、セリカちゃんってユニフォームでバイト決めちゃうタイプ?」

 

「ち、違うって!関係ないし!こ、ここは行きつけの店だったし……」

 

「そうだそ!柴関はラーメンはうまいし!こんな何処の誰かも分からないやつを雇ってくれるようないい人だしな!」

 

「ん、じゃあ2人はいつからここのバイトを始めたの?」

 

「1週間だな!」

 

 ここでモモと先生はしげみちから聞いたことがあったため特に動じることもなかったがセツ含む他のみんなは「ん?しげみちが来たのが1週間前で……?」と数分前にモモが感じたことと同じことを考えていた。

 

「も、もういいでしょ!ご注文は!?」

 

「「ご注文はお決まりですか?」でしょー?セリカちゃーん、お客様には笑顔で親切に接客しなくちゃー?」

 

「あ、うう……ご注文はお決まりですか……」

 

「私はチャーシュー麺をお願いします!」

 

「私は塩」

 

「えっと……私は味噌で……」

 

「私はねー、特製味噌ラーメン!炙りチャーシュートッピングで!先生たちも遠慮しないで・じゃんじゃん頼んでねー。この店のラーメンどれもめちゃくちゃ美味しいんだよー!特にアビドス名物、柴関ラーメン!」

 

「……ところで、みんなお金は大丈夫なの?もしかして、またノノミ先輩に奢ってもらうつもり?」

 

 それもそうだ、僕はまだ来てから1日しか経っていないし、セツやしげみちも先生の仕事の一部を負担したり柴関でバイトをしていたりするがまだ日が浅い、そうなると誰が……

 

"それなら大丈夫!私が払うよ"

 

「お、流石大人だねー先生」

 

"だから3人も遠慮なく頼みなよ"

 

「センセーさん!うぅ優しすぎだろッ!」

 

「ありがとう。この恩はいつか返させてもらうよ」

 

「先生、ありがとう」

 

 先生に感謝を伝え、先生と3人は柴関ラーメンを頼んだ。

 

「はい!お待ちどうさま」

 

「わぁ☆美味しそうです!」

 

「ん、美味しい」

 

 みんなが食べ始める。その様子を少し見てからモモもラーメンに目を移した。

 

「人の手で作られたラーメンなんて久し振りだ……」

 

 ループしているときはだいたいサプリかLeviに頼んで作ってもらった機械の手で作られた食事……いや、一度だけジナに日本食を作ってもらったことがあったから…それ以来なら……64ループぶりか。

 

 まだ会えていない皆、無事だといいが…

 

「モモ?どうした?具合でも悪いのか?」

 

 しげみちが心配そうに声をかけてくる。

 

「いや、大丈夫。そういうのじゃない。ただ、他のみんなのことを思い出して…」

 

「オマエ…、ぶっちゃけオレも心配なんだよなー…大丈夫かな、ステラ」

 

「……」

 

「まあ、なんとかなるだろ!こうしてオレらも生きてるんだし、今は食おうぜ!」

 

「……ああ。そうだね」

 

「おっと、コイツを忘れちゃいけねーよな」

 

 そう言って腰につけたホルスターから取り出したのは、例のアレ。その形はまんま光線銃。

 

 ビビビビビビビビ──

 

「塩分濃度1.5%かこりゃ飲み干すわけにはいかんぞ!」 

 

「しげみちおじいちゃん……」

 

 光線をラーメンに放射し塩分濃度を測る。88歳しげみち。

 

"そういえば、皆はどうしてセリカがここでバイトしてることを知ってたの?本人は言ってなかったようだけど"

 

「ん、これを見たらわかる」

 

 シロコがスマホを取り出し、モモッターを開く。

 

『ガチ宇宙人が接客してるラーメン店があるんですけどw #宇宙人 #柴関ラーメン #美味しい』

 

 ご丁寧に画像まである……。

 

 そこには確かにしげみちが柴関のユニフォームを着て接客している様子と端の方に写るセリカの姿があった。

 

「ん、しげみちがネットの人気者になってるから、すぐわかった」

 

「マジかよ!やっぱネットの拡散力って怖ぇー」

 

「そう言えば柴関に来るお客さんもこころなしかいつもより多くなった気がしますね☆」

 

「うへ、さながらマスコットってとこじゃなーい?」

 

「柴関にお客さんが増えるのは嬉しいですが、知らない場所で拡散されていると思うと……」

 

"危機感……なさそうだね"

 

「…本人があまり気にしていない様子だし、もしかしたらこの投稿から乗員の皆が気づいてくれたりするかもしれないね」

 

「…うん」

 

 すっかり馴染んでいるしげみち。アヤネ、先生、セツ、モモは「大丈夫か…?」と気にしたが、本人があまり大事に思ってなさそうだったのでとりあえず何も言わないことにした。

 

 ラーメンを食べ、先生が会計を済ませた後、対策委員会と別れ先生とセツ、モモ、しげみちの四人は宿泊しているホテルへと帰った。(その後、3人は先生のありえないほどの量の書類仕事を片付ける手伝いをすることでラーメンの奢りを返したということになった。そのおかげもあり、先生の溜まりに溜まった書類の束は三分の一程までに減らすことができた。)

 

       ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 暗くなったアビドスの街。

 

「みんなで来るなんて…騒がしいったらありゃしない」

 

 昼間に先生達がご飯を食べに来た光景を思い出す。みんなで談笑しながらラーメンをすするっていたところを思い出すとセリカの内心モヤモヤとしていた。明らかに昨日のことが関係している。セリカはそう感じ取ったのだ。

 

「そう簡単に折れると思ったら大間違いなんだから」

 

 口に出し宣言する。辺りには人は見当たらず、アビドスの街が衰退してきたことを感じさせていた。これからアビドスの借金をどう返すか考えながら家まで歩を進める。

 

 その背後にいたヘルメット団に気づかずに……

 

「……おい」

 

「何?アンタ達」

 

 セリカが目の前のヘルメット団に意識を向けたその時、後ろから複数の銃声が鳴り響く。

 

(っ!?背後から!!)

 

 その直後、セリカに迫撃が直撃した…。

 

「……捕らえろ」

 

(対空砲……?違う。この爆発音はFlak41改……?別からの火力支援?いや、マズい……意識が……)

 

 倒れるように気絶したセリカをバンに運んだ後にヘルメット団は夜の闇へと消えていった。




 しげみちの光線銃が塩分濃度を測るものだと判明したときのモモ以外の反応。
 (あれ、光線銃じゃなかったんだ……)

        ◆◇◆◇◆◇◆◇

 LOOP128

『モモ&セツvs夕里子Part,4〜無能なジョナスと地味にMVPのレムナン〜』

 この話はモモがキヴォトスに来る前の物語。何故あの時あんなに疲れていたのかの一端である。

「これで4回目……」

 ループする事に体の情報がリセットされるため、身体的にはなにも問題なかったが精神面は限界を迎えていた。

 事の発端はLOOP125に遡る。モモとセツはグノーシアの正体を知っている重要人物、夕里子が提示した『余興』。

「ならばひとつ、余興をいたしましょう」

「余興?」

「――この身を破滅させるがいい。グノースとやらに汚された、この身を」

 グノーシアをやった人なら誰もが恐怖するあのイベント。

『クエスト:百合子を凍らせろ!』

 です。

 まず、聞いてほしい。ゲームだった時はイベントサーチ等の機能で自分の役職を選ぶことが可能だった。しかし、今はそんな便利機能はない。

(クソゲーじゃん)

 はいお疲れ、解散解散。

 作中最強に勝てるわけがないんだよなぁ。

 1回戦目:セツ凍らされる。

 2回戦目:バグモモ、エンジニアに検知され、あと一歩で砕け散る。

 3回戦目:しげみちが暴走(嘘バレ)したことによりモモとしげみちがグノーシアであることがラキオ(留守番)以外にバレる。

 そして今回。

「無理、無理無理無理無理ーー」

「モモ、一回落ち着こう。今までは運が悪かったんだよ」

「フゥーッ、ハーッ、よしッ!」

 深呼吸してから馬に鞭を打つように思いっきり頬を叩く。両頬にはヒリヒリとした感触が残る。

「切り替えていこう」

「その意気だよ、モモ」

 今回の船は……

 人数:15人

 グノーシア:4人

 エンジニア(占い師)、守護天使(狩人)、留守番(双子)、AC主義者(狂人)あり

 モモとセツは二人共乗員(村人)、夕里子はグノーシア

 1日目

 シピの挨拶とともに議論が始まる。

セツ「提案。エンジニア権限を持つ者は、恐れず名乗り出てほしい」

ジナ「私、エンジニアだから。一晩あればひとりは調べられる。グノーシアか否か」

 名乗り出たのはジナのみ……良し!

 ゲームのときには出来なかった秘技『〇〇を調査しろ』をやれば夕里子なんざ、ただの雑魚!勝ったッ!第三部完ッ!

「なら、エンジニアはジナで確定し──」

オトメ「ちょっと待ってくださいです!ククルシカさんが手を挙げてます!」

 ―――hah?(猫ミーム)

 彗星の如く現れた声帯ない系美少女ククルシカが電撃参戦!!…勝ちが30歩くらい遠のいたわ。

 まあ、まだ、勝てる、勝てる…カテル……

コメット「グノーシアに汚染されたのって、前のステーション?だったら僕違うわ。船から外、出てないし。なーんか抜け駆けみたいで悪いけどな」

ジョナス「私がコメットの保証人になろう。私も船を出ていないのだから。コメットとは、フフ、運命共同体だよ」

 ふむ、各白ガチャはSRとRね。

(ヨッシャアァァァアア!!!)

 今回は嘘発見しつつ、コメットのコバンザメ(同調bot)しとけば粗方のグノーシアは倒せる!行ける!勝てる!

 そして!

 ここで伝家の宝刀『人間をだと言え』を使うぜ!

 ゲーム内で最強と謳われたコマンド。このコマンドを使えば1ターンで人外(最大人数6人+AC主義者+バグ)を見つけられるチートコマンドである。

「誰が嘘つきか見極める。その為乗員の皆は「人間だ」と宣言してもらおうか」

レムナン「僕は……嫌、です。そんなやり方……納得、できません」

 は?(ガチギレ)コイツやりやがったよ。速攻潰されたんですが。……まあ一人は人外を見つけられた事だし大目に見てやりますよ。

夕里子「もはやレムナンの役目は終わりました。退場なさい」

沙明「つーことでレムナンアウトな。潔く退場すれば?」

 ここで早々と身内切りをするのが夕里子なんだよなー。現状最もヘイトを買っているレムナン。人間宣言は本来、グノーシア側にしかデメリットがないコマンドなので止めるやつは人外だと言っているようなもの。グノーシアかAC主義者…定石で考えるならエンジニアにAC主義者でレムナンがグノーシアと見る。

 その後、投票でレムナンがコールドスリープする事となった。

『レムナンがコールドスリープしました』(レムナン14票夕里子1票)

 夜、まだ空間転移(この間にグノーシアは乗員を消滅させる)までには時間がある。取り敢えずコメット探すか…

 一通り探した後、メインコンソール室にて。

「お!いたいた!おーい、モモー!」

「! コメット。私もちょうど探していたところ」

「じゃあ、話は早いな。取り敢えず沙明な、アイツ会議中嘘ついてたぞ。」

「なら、私も1人。夕里子がグノーシアだから」

「あ、マジ?気が付かなかった。そんなおかしな点あったかなー?まあ、いいや。また明日な!」

「また明日」

 2日目

 『コメットが消滅しました』

 コメットォ!?マジかよ守護天使ジョナス守りやがった。ジョナスなんか守る価値なしだろ、普通に考えて。はぁーつっかえ。

「コメット…頼りにしてたのに…」

ジナ「私から、報告。セツを調べたけど、ヒトだった。グノーシアじゃない」

 ククルシカは身振り手振りでSQが人であったと伝えてくる。

 ククルシカは可愛らしい顔して平気で嘘をつくから怖いんだよなー。ジナは嘘がわかりやすいからありがたいけど。

 報告ではセツとSQが白判定、実質SQしか情報がない…今夕里子を叩くと反撃で凍るから沙明をまずは排除しよう。

「昨「論理的に考えれば疑うべき対象は……夕里子、君なンだけど。何あの昨日の会議、露骨に沙明と二人でコソコソとボクの目にはどう見ても怪しいようにしか見えなかった。アレはどう答えるンだ、夕里子?」

 お、いい所を突く……

 ってラキオッ!?お前、話そうとしたのを割ってくるんじゃねーよ!今夕里子攻撃するとか自殺行為以外の何物でもねーよ!

「その言葉、そのまま返しましょう。凍るのはラキオ――お前です」

ジョナス「ラキオには迷いがある……。それは、私も感じていることだ」

沙明「ま、ラキオ疑っとけっつー話だろ? OKOK」

SQ「おおぅ、ラキオ疑っちゃう?んじゃSQちゃんも乗っとこっかな」

ジナ「私も……ラキオには眠ってほしい」

 おいおいおい、ラキオ……嫌われすぎだろ、もうほぼ確で今日消えるのお前になったんだが?…まあ庇うくらいはしますけど。

「いや、そんな安易にラキオを攻撃するべきじゃない」

セツ「そうだね、私はモモに賛成だ。皆、私の判断を信じるならば、モモに賛同してくれないか?」

ステラ「ええ、異論ありません。ラキオ様のリスク評価は低いですから」

しげみち「そうだ。ラキオはオレたちの大事な仲間だぜ!」

 なんとか、ラキオに味方がついた。僕にセツ、ステラ、しげみちそしてラキオ自身。夕里子の方も、ジョナス、沙明、SQ、ジナ。なにも言わなかったのが、オトメククルシカ、シピか。

 話はその後も「ラキオは疑わしい」と「ラキオはは大丈夫だ」を繰り返し、論点はいつの間にかライトを凍らせるか凍らせないかにすり替わっていた。

 結果。
「……この僕を冷凍睡眠させるんだ。救いがたいね。集団自殺する動物のようだね。ああ僕はいいよ。構わない。例え僕には死刑宣告に等しいとしても甘んじて受け入れよう。むしろ甘美だよ。感涙ものだね」

ジナ「ラキオ、結果は結果」

『ラキオがコールドスリープしました』(ラキオ6票、沙明3票、夕里子2票モモ2票)

 ……これ勝てる?

 夜、ラキオがコールドスリープした後しげみちに呼ばれて夜の食堂へと向かった。

「……わかった、協力しよう」

「ヒェー、マジか!言ってみるモンだなオイ!オレ、あんま役に立たんかもしれんけど。精一杯がんばるからさ、ヨロシクな!」

「ああ、よろしく頼む」

『しげみちが消滅しました』

 おうおう、よる会話したやつから死んでいってくんだが?まだ協力関係築いたそばからかよ。

「…………」

「ジナ、ククルシカ、報告を」

「ステラはヒトだった」

 それに反してククルシカは首を大きく振り、ステラこそがグノーシアであった事を伝えている。

「今この状況、夕里子に有利すぎじゃないか?此処らで夕里子もしくは夕里子の味方をする者を排除するべきだ」

「……それで満足ですか?」

ジョナス「やはりステラが疑わしい、か。フフ、君子豹変す、と言うだろう?」

SQ「ステラ怪しいかー。ジョナスが言うんならそっかもね」

夕里子「ジョナスに異論ある者は前に出るがいい。この場で終わらせてあげましょう」

 ヤベー、確白を盾に暴れまわってんぞ夕里子。ジョナス完全に信じ切ってるし。

 あの後、ステラを庇って沙明を再度疑ってみたものの感触なし、更にはうるさい判定を受けてしまった。

「ステラ、ゴメン」

「いえ、モモ様。今回は相手が悪かった…と思うしかないでしょう……」

『ステラがコールドスリープしました』(ステラ6票、沙明5票)

「………もうマヂ無理、寝る」

『オトメが消滅しました』

「夕里子を調べた……はぁ。夕里子はグノーシアだった」

 そのため息、まあそうだよな人であってほしかったよな……

 ククルシカはモモを指さし怖がるような素振りを見せた。…なるほど。前回沙明に投票していたのは僕とセツ、ステラ、ジナ。対して敵は夕里子、ククルシカは沙明、SQ、シピ、ジョナス(留守番)……ジョナスはホントなにやってんだよ、後守護天使今のところいる意味ないんだけど……もう死んでる?もしかして。

「……ジョナス、お前夕里子にいいように生かされてるだけだぞ、柔軟な思考で物事を考えろ」

「やるべきことは明白だ。モモの、粛清。
それは私の義務、とすら言えるのではないか……?」

 あ、あああぁaaaaaaaaaaaaaaa──

 そこで何かが切れる音がした。

 その後はよく覚えていない。意識が戻った時にはジナがコールドスリープされてグノーシアに船を占拠されたあとだった。

 セツの体を紐で縛る沙明。(セツはブルアカで言うフウカ顔)シピはもう消された後でジョナスは今もなおヘラヘラとした態度を取っている。

「……ちょっと、縄ほどいてくんない?」

「オイオイオイ、いまさら抵抗するってのはナシだせ。折角気持ちよくいかせてやろうと思ったのによォ」

「いや、抵抗する気はない。ただあれするだけ」

「! モモ、アレってまさか!?」

「おうおうおう、一体ナニやるってんだよ……OK少しだけほどいてやる少しだけな。夕里子にバレたら俺がただじゃ済まねーからな。手短に頼むぜ、なんだったら手取り足取り教えてやるぜ?」

「ん?やったことある感じ?じゃあ一緒にやるか」

「オウ、イェア!マジかよサイコーじゃねぇか!」

 ……数分後

「フゥン!ハァ!ンっァ!オラッ!」

「……あ〜、ヤるってそういうことね」

「………」

「なァ、セツ」

「何?」

「モモってあーゆー事するようなキャラだったか?」

「……色々あって疲れてるんだよ」

「なーるほど、オウケェなら安らかにいかせてやらねぇとな」

 目の前には縄で巻かれ身動きが取れないジョナスを全力で蹴り続けるモモの姿があった。

 その後駆けつけた他のグノーシア達は面白がって観察するもの、醜いと感じる者、一緒にジョナスを蹴りに行った者(ククルシカ)と様々でボロ雑巾のようになったジョナスを大気中に放出し、その後沙明によって消された。

──────────────────────

沙明「……期待して損した気分」(その被害者)

セツ「……死ね」(何周後かにやってしまうセツ)

──────────────────────
 解説。何故レムナンが、MVPなのか。彼は初日でモモの「人間をだと言え」を中断させ凍りましたが、あそこで止めなかった場合、夕里子、沙明、レムナンが宣言しなかったり、宣言したとしても直感MAXのモモ、コメット(留守番)、次いでジナが嘘を見抜き、コメットによるグノーシア解体ショーが始まる所だった。ジョナスもグレーの夕里子より留守番仲間のコメットを信じると思う。(運命共同体とか言ってるし)翌日コメットが消されても「昨日コメットが〇〇を疑ってたよね」とモモかしげみち辺りが吊り押すので、結論レムナンが止めなければ、ほぼグノーシアは負けていたということになります。

──────────────────────

 次回予告「セリカに手を出したからには命賭けろよ」

パヴァーヌ編を書くか書かないか

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