グノーシアのキャラがブルアカの世界に!?   作:カンキツ蜜柑

7 / 25
 ペースが、ペースが落ちていく……本当に申し訳ないが2日に1回もしくは3日に1回になるかもしれないです。

 それはそうと皆さん、来ましたね。臨戦ホシノにシロコテラー。私はブルアカ3周年で始めたけど始めた頃には終わっていたという悲しい過去があったのですが、今回は無事、1天井で臨戦ホシノとシロコテラー(天井交換)お迎えできました!
 他にも新規星3だとミカ、ワカモ、温泉チェリノ、ウイ、水着ハナコ×2、メグ、シロコ、水着エイミ、スミレ、水着モエが出ました!
 初めての天井。石を貯めたかいがありました…!

 でも、アリ夏分の石はないので大人しく課金します……。



便利屋と黒猫

「それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。本日は先生たちにもお越しいただいたので、いつもより真面目な会議ができると思うのですが……」

 

 アヤネの号令により始まる定例会議。

 

「は〜い☆」

 

「もちろん」

 

「何も、いつもは不真面目みたいじゃない……」

 

「うへ、よろしくね〜」

 

"よろしくね"

 

「よろしく」

 

「おう!」

 

「(コクリ)」

 

「それでは早速議題に入ります。本日は、私たちにとって非常に重要な問題……『学校の負債をどう返済するか』について、具体的な方法を議論します。ご意見のある方は、挙手をお願いします!」

 

「はい!はい!」

 

「はい。1年の黒見さん。お願いします」

 

「対策委員会の会計担当としては、現在我が校の財政状況は破滅の寸前としか言いようがないわっ!毎月の返済額は、788万円。私たちも頑張っているけど、正直利息の返済も追いつかない」

 

「そこで、これよ!」

 

 そこでセリカが取り出したのは「ゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金」と書かれたチラシだった。

 

「これでガッポガッポ稼ごうよ!」

 

「なるほどな!イイ考えだぜ!」

 

「「「「"………"」」」」

 

 賛同するのはしげみちのみ……

 

「これね、身に付けるだけで運気が上がるんだって!で、これを周りの3人に売れば……」

 

「マジか!?オレも1つ欲しいぐらいだぜ!」

 

「……しげみち、セリカ、それは多分マルチ商法だと思う……」

 

「つまりは騙されてる、という事だ」

 

「えっ!?」

 

「マジかよ!?」

 

「そもそもゲルマニウムと運気アップって関係あるのかな…こんな怪しいところで、ビジネス提案してくれるはずなんてないよ……」

 

「セリカちゃん、騙されちゃいましたね。可愛いです☆」

 

"まあ、次からは騙されないようにしないとね"

 

「えっと、それでは黒見さんからの意見はこの辺で、他にご意見のある方……」

 

「はい!はい!」

 

「えっと、3年の小鳥遊委員長」

 

「えっへん。我が校の一番の問題は、全校生徒がここにいる5人だけってことなんだよねー」

 

「生徒の数イコール学校の力。トリニティやゲヘナみたいに、生徒数を桁違いに増やせれば、毎月のお金だけでもかなりの金額になるはずー。そうすれば議員も選出できるし連邦生徒会での発言権も与えられるしねー」

 

「なるほど…鋭いご指摘ですが、一体どうやって……」

 

「簡単だよー、他校のスクールバスを拉致ればオッケー!うちの学校への転入学書類にハンコを押さないとバスから降りれないようにするのー。これで生徒数が増えること間違いなーし!」

 

「それ、興味深い。ターゲットはどこ?トリニティ?ゲヘナ?ミレニアム?」

 

「うーん、そうだなぁ…トリニティ?いや、ゲヘナにしよーっと!」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!そんな方法で転校とかってありなんですか!?それに他校の風紀委員が黙ってませんよ……」

 

「うへ〜やっぱそうだよねー」

 

「はあ、もっと真面目に議会に取り組んでいただかないと……」

 

「ん、なら私にいい考えがある」

 

「(嫌な予感しかしない)……はい、2年の砂狼シロコさん……」

 

「銀行を襲うの」

 

「はいっ!?」

 

「確実かつ簡単な方法。ターゲットも選定済み。市街地にある第一中央銀行。金庫の位置、警備員の動線、現金輸送車の走行ルートは事前に把握しておいたから」

 

「さっきから一生懸命見てたのはそれですか!?」

 

 シロコの手には犯行の計画書と思しき紙が握られていた。さらに。

 

「5分で1億は稼げる。はい、覆面も準備しておいた。対策委員会の分だけだけど」

 

 テーブルに置かれた5つの覆面。1番と書かれたピンク、2番の青、3番緑、4番赤……そして0番の黄色。

 

「いつの間にこんなものまで」

 

「へぇー、準備がいいな!」

 

「うわー、これ、シロコちゃんの手作り?」

 

「わぁ、見てください!レスラーみたいです!」

 

 早速、三番のマスクを被るノノミ。

 

「いやー、いいねぇ、人生一発で決めないと。ねぇ、セリカちゃん?」

 

「そんな訳あるか!!却下、却下ー!」

 

「そ、そうです!犯罪はいけませんっ!」

 

「……」

 

「そんなふくれっ面をしてもダメなものはダメです、シロコ先輩!」

 

「はぁ……みなさん、もうちょっとまともな提案をしていただかないと」

 

「……なら、私が」

 

「はい!モモさん(やっと、まともな意見をもらえるかも……)」

 

「現状、出来ることには制限がある。そこで最も効率的に、かつ大金が手に入ることが1つある」

 

「それは……?」

 

「体を売ることだ」

 

 モモが放ったその一言は、場の空気を凍らせた。

 

「な、何を言ってるんだ!モモ!」

 

「? 別に変なことは言ってない。それに私ならばこの学校の借金すら1人で返すことが出来る」

 

「ほ、本当に何を言ってるんですか!?モモさん!?」

 

「な、なんだ、皆そんな驚いた顔をして、先生まで」

 

"それはいけないよ、モモ"

 

「そうか?」

 

「そうですよっ!それにモモさんはまだ未成年ですよ?不純ですっ!」

 

「不純…?確かに非合法ではあるが……」

 

「モモ、もういい。少し黙ってよう……」

 

「なら、次は私が!」

 

「…はい、2年の十六夜ノノミさん。犯罪と詐欺と売春行為は抜きでお願いします……」

 

「! あ、そういう意味で言ったんじゃ……」

 

「はい!犯罪でもマルチ商法でもないとってもクリーンかつ確実な方法があります!アイドルです!スクールアイドル!」

 

「ア、アイドル……!?モモさんのよりかはだいぶマイルドになりましたが……」

 

「そうです!アニメで見たんですけど、学校を復興する定番はアニメです!私たち全員がアイドルとしてデビューすれば……」

 

「却下」

 

 即答するホシノ。

 

「あら、これも駄目なんですか?」

 

「なんで?ホシノ先輩なら特定のマニアに大ウケしそうなのに」

 

「うへーこんな貧相な体が好きとか言っちゃう輩なんて、人間としてダメっしょー。ないわー、ないない」

 

「決めポーズも考えておいたのに……」

 

 そう言うとノノミはおもむろにポーズを取り始める。

 

「じゃーん!水着少女団のクリスティーナで〜す♧」

 

「はぁ、議論がなかなか進まないんですけど、そろそろ結論を……」

 

「それは先生とセツさんに任せちゃおうー。これまでの意見で、やるならどれがいい?」

 

「"……アイドルで……"」

 

「この中だとまともなものがそれしかないから必然的にそうなってしまうね…」

 

"アイドルをするんだとしたら、私がプロデューサーになるよ!"

 

「えぇ、本気ですか?」

 

「おお!いいね!楽しくなってきたな!な、アヤネもそう思うよな!」

 

「いいわけないじゃないですかぁ!?」

 

 アヤネの堪忍袋の緒が切れたか、直後テーブルをちゃぶ台返しする。…普段温厚な人がキレるとヤバいとはこのことなんだろうな…とセツを除く6人とともに説教を聞きながら思うのだった……

 

        ◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 その後、アヤネの機嫌取りのために柴関ラーメンに向かった一行。

 

「いやー、悪かったってば、アヤネちゃーん。ラーメン奢ってあげるからさ、怒らないで、ねっ?」

 

「もう怒ってません……」

 

「アヤネちゃん、はい、あーん☆」

 

「んっ(もごもご)」

 

「ん、アヤネ、チャーシューもっと食べる?」

 

「(もごもご)ふぁい」

 

「……何でまたウチ来たの?」

 

(ガタッ、ガララッ)

 

 扉が開く音とともに入ってきたのは暗い雰囲気の紫髪の女学生、記憶に残っている、確か……伊草ハルカだ。

 

「あ、あのう…」

 

「いらっしゃいませ!何名様ですか?」

 

 さっきまで、対策委員会の皆のもとにいたセリカが店に入ってきた女学生に対応する。

 

「……こ、ここで一番安いメニューって、おいくらですか?」

 

「一番安いのは580円の柴関ラーメンです!看板メニューなので美味しいですよ!」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

 そう言うとハルカは一度店を出た後に、新たに4人を引き連れて戻ってきた。

 

「えへへ、やっと見つかった、600円以下のメニュー!」

 

 白髪のサイドテールに小柄な容姿……浅黄ムツキ。

 

「ふふふ、ほら、何事にも解決策はあるのよ。全部想定内だわ」

 

 長髪赤髪のいかにも仕事ができそうな見た目をした陸八魔アル。

 

「そ、そうでしたか、さすが社長、何でもご存知ですね……」

 

「はぁ……」

 

 と、その後ろからため息を付きながら入ってくる白髪と前髪の一部と後ろにまとめた黒髪が特徴の強面生徒、カヨコが入ってくる。

 

「ふぁあ……あれ?」

 

 そこに続くようにして最後に入ってきた男。あくびをしながら入ってきた男は一見、普通のガタイの良い青年なのだが、その首は猫と融合しており、その猫を支えるように持っている姿をモモは知っていた。男もこちらの存在に気がついたのかこちらに向かってくる。彼と繋がっている黒猫の尻尾は勢いよく左右に揺れている。

 

「……シピ?」

 

「セツか?それにしげみちにモモも!ハハッ、こんなところで会えるなんて……」

 

「おお!シピ、お前も無事だったんだな!」

 

 思いも寄らない場所での仲間との再会に4人とも驚いているが、それと同じくらい喜びと安心感を感じていた。

 

 その後は、シピとセツ、モモ、しげみちの4人で話に花を咲かせていた。

 

「ああ、俺は大体2週間前くらいからだったか……まあ、そんぐらいだ」

 

「私と同じくらいか……」

 

 セツと同じ…となると先生が就任した頃くらいということか…

 

「そこにいる、便利屋の白黒のアイツ、カヨコに拾われて便利屋として雇ってもらったんだよ」

 

       ◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 今から2週間前、シピはキヴォトスの裏通りにて目を覚ます。辺りは暗く、夜闇を照らすように、街灯やビルの明かりがきらめいた街並み、そして……びしょ濡れの自分自身。自身を打ちつける雨の感触にシピは嫌悪感と寒さを感じる。

 

「う、雨……最悪だ」

 

 急いで今居る場所から雨宿りが出来そうな所を探す。そこは路地裏だった。雨や風は幾分かは楽になったが、濡れたことによる肌寒さは依然変わらなかった。

 

「寒い……」

 

 シピは寒さと水が大の苦手だった。首の部分に一体化した黒猫もまた、雨に濡れた自身の身体をフルフルと体を振って水気を取ろうとしたが、湿った感触が残っているようで機嫌が悪そうだ。それはシピも同様。

 

 何故、こんな所にいるのか?

 

 ここは何処なのか?

 

 他のみんなはどうなったのか?

 

 最後の記憶はグノーシア騒動から奇跡的に逃れたシピ達、だが突然、船が制御不能になりそこから……

 

「そうだ、セツかモモなら。なんとかしてくれるかもしれねぇ」

 

 セツは現役の軍人であり、モモも軍学校の学生である。シピは船の乗員の中で信頼をおいている二人を探すことを決意する。

 

「ねぇ」

 

「!? なんだ?」

 

 目の前にいる鋭い目つきをした少女は片手に猫缶を持っており、目的が自分でないことを察する。

 

「! ああ、悪い、邪魔したな。それじゃあ──」

 

「待って」

 

「?」

 

「びしょ濡れになってる。それに、その…首はどうなってるの?」

 

 首……ああ、コイツの事か。

 

「なんだ、知らないのか?今どき人体改造なんざ珍しくもねーだろ?」

 

「……いや、そんな人見たこともない……まあ、いい。取り敢えずついてきて」

 

「……おう、わかった。所でだが、その手に持ってる紙袋。全部猫缶か?」

 

「……うん」

 

「そうか、ネコが好きなのか」

 

「うん、好き」

 

「俺もだ。猫になりてーなんて思うくらいにな」

 

 そうして、シピとカヨコは便利屋のアジトへと帰るのだった。

 

「お帰りなさい、カヨコ。…そちらの男性は…?」

 

「シピ。キヴォトスの外から来たんだって。びしょ濡れだったから連れ帰ってきた」

 

 アルは困惑した様子だったが、すぐにタオルを持ってきてくれる。

 

「ああ、サンキューな。えっと……」

 

「アル、陸八魔アルよ。ここ、便利屋68の社長をしているわ」

 

「社長さんだったのか!すまねぇなこんなことさせちまって」

 

「いいのよ」

 

「クフフ、アルちゃん、カヨコちゃん。そこの男の人だーれ?」

 

 奥の部屋から出てきた白髪の少女はシピを視認した後興味深そうにこちらに近づいてきた。

 

「俺は、シピ」

 

「私はムツキちゃんだよー!うわ、すっごーい!猫と首からくっついてる!これってどうなってるのー?」

 

「ああ、それは──」

 

「あ、アル様。そちらの方は……まさか…!」

 

「ハルカ!大丈夫、客人だから!銃をおろして頂戴」

 

「わ、わかりました、アル様」

 

 ハルカは構えていたショットガンを降ろし、ガンラックへ持っていく。

 

「その…ここの人達は銃器を持ってるのが当たり前なのか?」

 

「ええ、キヴォトスではほとんどの人が銃を持ってるわ。それを聞くってことは、あなた、もしかしてキヴォトスの外から…?」

 

「そうだな。乗っていた宇宙船が墜落していつの間にか街のど真ん中にいたって感じか?」

 

「宇宙船……」

 

「じゃあ、船に乗っていたってことはあなたが運転してたの?それとも他の人と一緒にいたの?」

 

「ああ、船には、俺含め合計15人」

 

「……」

 

「なぁ、あんたらは『便利屋』なんだろ?なら1つ、頼み事を聞いちゃくれねーか?」

 

「頼み事?」

 

「ああ、『船仲間を一緒に探してほしい』」

 

「……貴方、『依頼』をするんでしょう?ならば報酬はどうするの?私たちはボランティアじゃないのよ?」

 

シピの頼みにアルは冷静にそう下す。

 

「そ、それは……」

 

「……1つ、提案があるわ」

 

「?」

 

「私たちの仲間になりなさい!私たちは人探しを手伝う、貴方は私たちの仕事を手伝う。それでどう?」

 

「なるほど!ハハッ、なかなかいい案じゃねーか。それで頼む」

 

 こうして、シピは便利屋68のメンバーとなった。(因みに役職は新人社員となっている)

 

──────────────────────

 

 人物紹介

 

『シピ』

 

 年齢:25

 

 性別:男

 

 身長:184cm

 

 出身:惑星ハンス

 

 ステータス

 

 カリスマ:25

 

 直感:42

 

 ロジック:19

 

 かわいげ:35

 

 演技力:25

 

 ステルス:34

 

 猫を溺愛していて、自らも猫になろうとしているガタイのいい男性。そのガタイの良さは貨物船のクルーという職業柄、体力の維持やランニングマシンなどで鍛えられたからである。

 

 その性格は、乗員15人の中では『まとも』な人物であり、グノーシア側の心情を察して同情するなど心優しい人物でもある。

 

 そんなシピの会議での強さは、『バランスが取れている』。ロジックは低いものの低すぎるというわけでもなく(モモ:ステルス1、しげみち:演技力4など乗員の中にいる『一桁ステータス族』のような)壊滅的な欠点がない。それに会議での立ち回りも発言することは少ないので、総評は潜伏向きの性能。であり、人外陣営になった時に力を発揮する。シピ自身、会議中には話さず自身と感性がにている人物に協力関係を求めることが多く、そうなると、地味に高い直感42によって人外の嘘を見抜き、教えてくれることがある。さながら、獲物を仕留めた猫のように……

 

 いつぞやのモモが狂ったループ(「ねぇ!あそこのラーメン屋。宇宙人が接客してるらしいよ!」セリカ、看板娘降板の危機!? 参照)にて、初日の挨拶以降、完全に霊圧の消えていたシピ。最後の日に夕里子に踊らされていたことを悟り、静かに船員に謝った。

 




 シピくん登場ですね。(個人的な作者の推しの一人、他はレムナンと沙明とジナ、しげみちです)次回はセツ視点+先生視点でチュートリアルのときに起こったことを書こうと思います。

 今後、早くでてきてほしいキャラがいたらコメントにでも書いてください……参考にします。

 次回「チュートリアルにて」

パヴァーヌ編を書くか書かないか

  • 書く
  • 書かない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。