もしもキヴォトスにぽへ学園があったら。   作:愛憎愛華

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独り歩きのアウトロー

「さて…どうしましょうか」

 

「あいつらまた来るって言ってたわよね。今回は何とかなったけど何度も来られたら…」

 

「負ける気はないけど、万が一があるもんね」

 

「そうですね。そこでなんですが…こちらを」

 

“これって…あの子たちの?”

 

「はい。少し調べてみたんです」

 

「学園に年齢、活動記録まで…これを1人で?すごいな…」

 

『はっはっは…マジで言ってんのカ?俺でもこれを一晩でやれるかわかんねえゾ?』

 

「えっ、誰?!」

 

『おっと、顔合わせは初めてカ。俺は電樹モク、ぽへ学園でそっちのメガネっ娘みたいな仕事してるんダ』

 

「メガネっ娘って言わないでください!」

 

『嫌だったカ?それは済まないナ。それはともかくこっちも情報掴んできたから渡しとくナ』

 

“便利屋68…メンバーは4人って、あの子たちだけなの?!”

 

「うち以上に少ないメンバーってことかぁ、頑張ってるねぇ」

 

『冷静に考えて5人で9億返してるのもヤバいけどナ?それとこっちもな』

 

“これは?”

 

『そっちの黒猫ちゃんを誘拐した奴らについて調べろってポリ2が煩くてナ、少し調べたら取引現場と思われる映像を見つけたんダ』

 

「言わないでって言ったのに…それで相手は?」

 

『マッシブーンには前に言ったけド……カイザーコーポレーションだ』

 

「えっ、カイザーコーポレーションって」

 

「私たちが借金してる所じゃない!!」

 

『それだけじゃない、ここら辺一帯…ここ「アビドス高等学校」以外の土地ほぼ全ての所有者がカイザーに変わってたんダ。方法が方法故に調べるのが遅くなったけどナ』

 

「それじゃあ…もしかして今までの襲撃も」

 

『カイザーが仕掛けた奴らの可能性が高いだろうナ』

 

“そんな…そんなのって”

 

『…マッシブーン、前に俺が言ったこと覚えてるカ?』

 

「ん?ああ、カイザーがお宝探ししてるってやつだろ?」

 

『ああ、多分だがカイザーの裏で急いで…それこそをこんな証拠を消す手間を忘れる何かがあったんだろうナ、だからアビドスの進行を早めたんダ』

 

「じゃあ、今のアビドスは…」

 

『言っちゃあなんだけド……自分で首絞めてる状況だナ』

 

「そ、そんな……」

 

『……けど、打つ手が無いわけじゃない』

 

“”打つ手?“

 

『ああ。ホシノ、これまでカイザーが借金返済で現金以外を受け取ったことはあったか?』

 

「……いや、なかったと思うよ」

 

『だったら、渡した金の行き先を追求すれば大元の借金は無理でも不当な利子を減らすことは出来るかもしれないゼ』

 

「その映像は使えないの?」

 

『無理だな。決定的な証拠としては弱いし、何より第三者の俺が集めるより当事者のそっちの方が動きやすいこともあるかもだしナ。俺はもう少しあいつらの動向を探ってみるゼ』

 

「ありがとなデンジュモク」

 

『最近は暇だったからナ、気にするナ』

 

「……さて、これからどうする?」

 

「金の行き先と言っても…何処から調べれば」

 

「ん、その方法は1つ。たった一つのシンプルな案」

 

「シロコ先輩?まさか…」

 

「ん、銀行を襲う」

 

 


 

 

「やって来ましたブラックマーケット〜」

 

「ここへ来るのも久々だな」

 

「お2人はよく来られてたんですか〜?」

 

「まあな。当時は通り魔みたいなことしてたからな…」

 

「通り魔…銀行強盗みたいな?」

 

「シロコちゃ〜ん?まだ反省が足りないかな〜?」

 

「ん!」

 

『そ、それはともかくとして。カイザーの息がかかった銀行がここ、ブラックマーケットにある、とモクさんから』

 

“ならそこにあるであろう証拠を押えるのが今日の任務かな?”

 

「ん、やっぱり銀行強盗を」

 

「……割とマジめにそれが手っ取り早いんだよな」

 

「まあ僕はともかくマッシブーンは手伝えない気もするけどね」

 

「……いや、いけるかもしれないよ」

 

「その心は?」

 

「ニノは七囚人のニュースは見た?」

 

「見たけど……まさか?」

 

「確か七囚人の1人に筋肉がめちゃくちゃついた子が居たでしょ?だから顔だけ隠してその子ってことにすれば罪をなすれるんじゃないかな〜って」

 

「……」

 

「えっ、と…」

 

「あはは……」

 

「ん、ホシノ先輩も大概」

 

“ホシノ…”

 

「親が親なら子も子とはこのことか」

 

「……冗談だよ?」

 

「今更取り繕えないから。それはともかく行こ行こ」

 

「そうね。どうするかは見つけてから考えましょ!」

 

「大丈夫かな〜?」

 

大丈夫な気がしないが……ん?銃声?

 

「先生、俺の後ろに」

 

“う、うん”

 

「まずっ、まずいですっ!!つ、ついてこないでください!!」

 

「あれは…トリニティの子かな?」

 

「いつもの身代金目当てだろうな。ポリ2!」

 

『へいへい(ヘイロー)』

 

遠投を図る時の技として開発したこいつが輝くぜ!

 

「『背負い投げ』!!!」

 

『うおおぉ!!『はかいこうせん』!!!』

 

「ぐっ!なんだ?!」

 

「遅い!『れいとうビーム』!」

 

「着弾確認。ナイス一撃だポリ2」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

「うへぇ、相変わらずの不意打ち性能だね。怪我はない?」

 

「はい!おかげさまで…あ、自己紹介が遅れていました。トリニティ総合学園の生徒、阿慈谷ヒフミです。助けていただき、ありがとうございます!」

 

「それで、お嬢様学校の子がどうしてこんな所に?」

 

「えっと、実はあるものを探しに来ていまして…」

 

「あるもの…プロテインか?」

 

「戦車じゃない?」

 

「幼じ(」

 

「ニノ、黙ろっか」

 

「違います!私が探しているのはペロロ様の限定グッズなんです!」

 

「ペロロ…ああ、うちの鍋鳥とコラボした」

 

「鍋鳥って、もしかしてぽへバードですか!それにうちのってことは…」

 

「ああ、俺とポリ2はぽへ学園の生徒だ」

 

「あ、あの!あの時のコラボ商品ってまだ残ってたりしますか?どうしても一つだけまだ手に入れてないのがあって…」

 

「あ〜、どうだろうな。全部はないかもだが一部は残ってるかもしれないな。後でそこら辺管理してる生徒会のヤツらに聞いてみるな」

 

「あ、ありがとうございます!!」

 

「(……ねぇ、ブラックマーケットってあんなお嬢様が来る場所なの?)」

 

「(んなわけ。むしろ今日の日があるまで無縁の存在だと思ってたよ)」

 

「(だよね〜、私の感覚が間違ってるわけじゃないよね)」




今回のネタが分かったら相当なぽへチャンネルマニアだと思う。
もしくはノア並の記憶力。

みんなの呼び方ど〜しよ

  • 偽名呼び(マツコ、ニノ等)
  • ぽへ学園の人のみ本名で呼び合う
  • 全員真名呼び
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