もしもキヴォトスにぽへ学園があったら。   作:愛憎愛華

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電子鳥

“さて…ちょっと説明してもらえるかな”

 

『ん?ああ、この姿についてか』

 

「キンニク…コワイ…」

 

「も〜セリカちゃん怖がってるよ〜…」

 

『わかったわかった、そんな目でこっちを見るな。とはいえ、俺らも良くはわかってないんだがな』

 

“よくわからない?”

 

『そうだな……先生達は転生って信じてるか?』

 

“ん〜、まあ有り得はするんじゃない?”

 

「私はそんなにかな〜」

 

『俺らの魂は皆転生して来てそれが生徒という形を得ることで誕生したらしい。ただ、魂の大きさを生徒と同じ子供にするために前世の記憶は軒並み消されてるらしい。んまあ正直俺もそんなに信じてないがな』

 

“じゃあその姿がみんなの本来の姿…ってこと?”

 

『そうなんじゃないか?ちなみにぽへ学園在学生は全員異なる姿だが変身できるぞ』

 

「へ〜…」

「そうなんですね〜」

「ん」

 

「……そこ3人、何故こっちを見てるの」

 

「いやあ?特に理由はないよ〜?」

「はい☆別に見てみたいな〜なんて思ってませんよ☆」

「ん、面白そう」

 

「シロコは本音出てるじゃんか!」

 

「ん…しまった」

 

「はぁ……まあ別に減るものでもないしいいけどさ。よっと」

 

「お〜、ちっちゃくて可愛げがあるねぇ。流石ニノ〜」

 

「浮いてるのでしょうか。それとも飛行してる…?」

 

「ん、ちっちゃくて弱そう」

 

『は?僕の真の力にかかれば姉ちゃんにもわんちゃん勝てるからね』

 

“……犬?”

 

『この姿だとクソコラ形態って言って素材があれば色んな姿に変身出来るんだよね』

 

『ちなみにポリ2の次にクソコラ形態が多いのは……俺だ』

 

「いや、何になるのよ」

 

『ん〜…妖精さんとか、鳥とか、猿とか?』

 

「どうしてそうなるのよ!」

 

「…確かに昔に比べれば弱くなったけどね…ニノに負けるほど弱くなった覚えはないよ」

 

『へっ、昔みたいなつんつん姉ちゃんじゃなけりゃ今の僕には勝てないよ』

 

「言うねぇ……久々にやる?」

 

『いいよ、僕が勝ったらしばらく帰らせてもらうからね』

 

「じゃあ私が勝ったらアビドスに編入してもらおうかな〜」

 

『いやいや、編入ってそんなに簡単にできないでしょ』

 

「こんなこともあろうかと、学生証だけは作って置いてあるよ〜」

 

『……待て、それ偽造じゃないか?』

 

「うへ〜……妹のためなら法律くらい無視するよ」

 

『ねぇ、この姉愛が重すぎるんだけど』

 

“あはは……流石にそれはやめてね”

 

「はーい」

 

『んじゃ外行こ〜』

 

 


 

 

姉ちゃんとのバトルも久々だなぁ…。中坊の頃は毎日のようにしてたっけな。

 

『いつも通り、膝ついた方が負けでいいよね』

 

「いいよ〜」

 

「よっと。んじゃ始めよ」

 

「あれ?戻っちゃうんだ」

 

「あの姿じゃどこら辺が膝かわかりずらいし」

 

後速度的な関係上足はあった方がいいしね。

 

「なるほどね〜」

 

“大きな怪我とかさせないでね。START!”

 

「先手必勝!イケメンビームッ!」

 

「それは読めたよっと」

 

だろうね。むしろこれでしとめれたら八百長を疑うよ。

 

「じゃあこれはどうかな!『放電』!」

 

「広っ!」

 

「まだまだ!『吹雪』!」

 

「…冷たいなぁ、でも甘いね」

 

「眩し…閃光弾か!」

 

だったら来るのは…

 

「隙あり」

 

「『リフレクター』!」

 

ぐっ、流石に至近距離だと壁込みでも痛いなぁ。

 

「うへぇ、その銃どれだけ技の種類あるのさ」

 

「ざっと30はあるかな?何にせよ姉ちゃんには全力出すだけだね」

 

「そっか…なら、私も本気で行くよ」

 

「…へぇ、盾なんて珍しい」

 

「…まあね。さ、続きしようか」

 

 

“2人ともすごいなぁ”

 

「ん、とても強い。参考になる」

 

“なんの参考にするの”

 

「ホシノ先輩との決闘」

 

“う〜ん…怪我しない程度にね?”

 

『……先生、この勝負の決着はどうなると思う?』

 

“ん〜、そりゃあ有効打与えた方が勝ちなんじゃない?”

 

『では聞こう先生、あの2人への有効打とは何だ?』

 

“…もしかして、互いに有効打がない?”

 

『そうだ。もちろん盾や壁があるのが前提だが、あの防御を突破する手段を双方持ち合わせていない。一応ポリ2は反動がある代わりにとてつもない火力を出せるが…隙を狩られたら元も子もないからな。使わないだろうな』

 

“タンク同士がバトルするとこうなるんだね”

 

『こいつらの場合だいぶ特異側だがな。素の防御が高すぎて守りに入るとろくなダメージ入らないからな』

 

 

 

「『シャドーボール』!『れいとうビーム』!」

 

「うへぇ、手数は相変わらずだね」

 

「そっちは随分と変わったね。前なら突っ込んでぶっ飛ばすスタイルだったのに」

 

「人は変わるものだからね〜」

 

「ふ〜ん?」

 

「まあ、でもそうだね。そろそろ決着つけようか」

 

「そうだね!『トライアタック』ッ!」

 

「無駄だよ」

 

「無駄かどうかはこれからわかるよ。『こごえるかぜ』!」

 

「っ!足が」

 

「今だっ!『はかいこうせん』ッ!!」

 

「………なんてね」

 

えっ…

 

「なんで、動け…」

 

リフレクター…ダメだ、反動が…

 

「…決着、かな」

 

“そこまで!勝者ホシノ!”

 

「……完全に入ったと思ったんだけどなぁ」

 

「ニノの狙いは私の足を止めて高火力で飛ばす、でしょ?」

 

「そのために氷系の技を多用、悟られないよう他の技も混ぜながら凍らせたと思ったんだけどねぇ?」

 

「足を奪うのはいいけど、しっかりと相手が動けないのを確認してからの方が良かったね〜」

 

「クソがよ〜」

 

『GGだったなポリ2』

 

「ま、防御に徹してた3年前に比べれば良くなったかな」

 

「お前で防御に徹しないといけない相手って訳か…やばいな」

 

「姉ちゃんはね、ほのぼのゲーに無双シリーズの奴連れてきたみたいな性能してるからね…まあ今は弱体化してたけど」

 

「逆に3年前はどれだけ強かったんだよ…」

 

「リフレクター貼る前に頭抜かれた後体に5発受けてやられたのが最速記録かな」

 

「???」

 

「そういえば先生〜アヤネちゃんやノノミちゃんは〜?」

 

“セリカと柴関行くって。セリカはバイトだけどね”

 

「ん、じゃあ私達も行く」

 

「そうだね〜、私もお腹ぺこぺこだよ〜」

 

「マツコ、どっちが速く着くか勝負」

 

『お?いいぜ。変身解除!」

 

「流石にあの姿で街中行ったらやばいからね…ねぇ?」

 

「その話はやめろ、俺もやりたくてやった訳じゃない」

 

“え、何やらかしたの?”

 

「やらかした前提やめてくれ……いや、実際そうだけどよ」

 

「あっちの姿のままゲヘナに行って化け物が現れたぞ!って風紀とやり合ったんだよ。しかも圧勝」

 

「流石に風紀委員長が来たら止められたがな。あれは俺唯一の汚点だったな…」

 

「他にもあるけどね…まあ終わった話だしここまでね」

 

「よっしシロコ!勝負と行こうか!」

 

「ん、受けて立つ」




ちなみに決闘時のホシノは劣化臨戦ホシノくらい。装備とか覚悟とか違うしね。それでもポケモン基準で考えればポリ2と同等くらいだから準伝説クラスの強さしてる。

みんなの呼び方ど〜しよ

  • 偽名呼び(マツコ、ニノ等)
  • ぽへ学園の人のみ本名で呼び合う
  • 全員真名呼び
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