行き詰った上に新しいストーリーが浮かんじまってな・・・
それに、あまりストーリーに納得がいかなかったから・・・
本当にすみません。
誰の為
◇ゲマトリア・???
薄暗く、不気味な空間に5人の異形が机を囲んでいる。
しかし、空気は悪く、少しギスギスした様な雰囲気である。
特に赤い異形、ベアトリーチェはとても不機嫌だった。
「ボンドルド、あなたはどういったつもりで私の計画を邪魔したのですか?」
「はて?何のことでしょう?」
「とぼけても無駄です。アリウススクワッドとの戦闘、巡航ミサイルの撃墜、トリニティ各地への伏兵の潜伏・・・どう考えても私の邪魔をしたとしか考えられません。」
ベアトリーチェは怒り心頭で責め立てるが、ボンドルドは全く気にも留めていない模様だった。
そんな中、またもや蚊帳の外に出されている3人・・・黒服とマエストロとゴルゴンダ&デカルコマニーはかなりめんどくさそうにしていた。
「どうする、黒服。このままではまた3時間・・・いや、6時間くらいの口論を聞かされそうだぞ。」
「参りましたね。」
「ですが、彼らを放っておくと、この場所が破壊されかねません。」
「そういうこったぁ。」
黒服はめんどくさそうに、いまだ口論を続ける二人を見る。
ストッパーのいない二人はどんどんヒートアップしている。
そんな中だった。
♪~~~♪~~~
「おや?」
ボンドルドの端末から連絡が入る。
「はい、どうしましたか?・・・ほう?分かりました。すぐに戻ります。」
通話が終わったボンドルド、その様子はどこか嬉しそうであった。
そして彼は部屋を出ようと扉へと向かった。
「黎明卿、何かあったのですか?」
黒服の問いにボンドルドは振り向いて答える。
「えぇ、娘がお菓子を作ったそうで、早く帰って来いと。いやはやとても楽しみですね♪」
ボンドルドはベアトリーチェの事など完全に忘れ、うきうきで帰路に就いた。
それゆえか見逃してしまっていた。
赤き婦人が〈娘〉と聞いた時に浮かべた、凶悪な笑みを・・・
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◇キヴォトス・某所・裏路地
発信元不明のメールを頼りに人気の無い寂れた街に先生はやってきた。
随分と長い間人がいないのか、設備のあちこちが壊れたりしている。
”・・・誰かいる?”
突然、目の前の暗闇から人影が出てくる。
それは壊れかけの街頭と月明りによって徐々に姿を現す。
「・・・・・・」
”サオリ・・・・?”
その人物は、調印式で襲撃を行い、一時的にミツレを殺しかけた張本人、錠前サオリだった。
しかし、サオリの様子は少しおかしかった。体中はボロボロで、よく見てみると少しふらついていた。
ガシャン
サオリは自身の持っているアサルトライフルを背後に置き、先生に向けて跪くように頭を下げた。
突然の出来事に先生は驚き、駆け寄った。
そんな先生にサオリは話を続ける。
「アツコが・・・連れていかれた。」
「他の仲間もアリウスの襲撃に会い、散り散りに・・・生死も不明だ。」
「このままでは・・・アツコは、姫は死んでしまう。」
「明日の朝・・・夜明けと共に〈彼女〉に殺されてしまう。」
「私には任務を遂行することも・・・アツコを守ることもできなかった。」
「他方に危害を加え、アリウスすら裏切った・・・」
「だから、頼れるのはもう、先生しか・・・」
降りしきる雨の中、己の力の無さと運命に今にも潰されそうなサオリ。
追い詰められた彼女には、もはや先生以外には頼る当てはなかったのだ。
たとえ断られるとしても、最後の希望には縋りたかった。それは彼女が、今までの〈教え〉を初めて自分から否定した行動だった。
「頼む・・・私の命にかけてどんな指示にも従う。」
「私の命を握ってもらっても構わない。それでアツコが助かるのなら・・・」
”立ってサオリ。”
先生はさらに言葉を紡ごうとするサオリを立ち上がらせる。
その眼には確かな決意と、少しの悲しみが宿っていた。
「だ、だが・・・」
”私はサオリと対等に話がしたい。”
「わ、分かった。」
”先に質問させて、彼女って誰のこと?”
今回はここまでです。
本当に申し訳ない‼前書いていたやつを読み返して、まったくストーリーが生まれなかったの!
と言う訳で書き直しになっちゃった・・・ごめんなさい。
ボ卿は全く違う感じに出すつもりなのでそこんところよろしくです。
それではまた次回・・・