宿儺は暇つぶしの達人らしいので問題ないですね多分。
矛盾
その語源は、「どんな盾でも貫ける矛」で「どんな矛でも貫けない盾」を貫いたらどうなるのか
という質問だった。それに対し、宿儺はこう答えるそうだ。
「矛は盾を貫く。但し、それと引き換えに矛は使えなくなる。」
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宿儺は研究が好きだった。
研究の神と呼ばれている八意思兼命を同僚に持ったからだろうか。
自分自身の能力や穢れの力、結界に自分自身の肉体など、彼の研究テーマは尽きず
それを研究するだけの時間が、彼にはあった。
宿儺は結界の核となっている間、ひたすら研究をした。筋トレもした。
宿儺は、肉体に二つの魂を有している。
それぞれの魂に術式を有し、それとは別に神格としての術式も持っている。
一つは「御厨子」
言わずもがな、斬撃や切断などをする術式。
「竈・開」と唱えることで炎も出すことができる。
一つは「十種神宝」
4つの勾玉・3枚の礼(ひれ)・二枚の鏡・一本の剣(八握剣)
計十種の神の宝を使うことができる。
一つは「穢操り」
穢れを操る術式。神格。
自身の力として使うもよし。穢れを与えて老衰させるもよし。穢れを奪って若返らせるもよし。
この三つの術式を持ち合わせていた。
しかし、術式を持つというのは本来、自身の脳に多大な影響を与える。
だというのに宿儺は、3つも術式を併せ持つのだ。相当な負担がかかる。
故に宿儺は基本的に、この中の内二つの術式しか同時に運用しない。
特に今など、結界の維持のために穢操りをフルに活用し、十種神宝の4つの勾玉で結界の維持に必要な力を分散させ、一度にかかる負荷を最小限に抑えることができている状態だ。
このバランスを崩せば、それこそ結界の崩壊に繋がる。それだけはやってはいけない。それは月の都のため…ではない。自分自身があの“縛り”を破らずに外に出るためにしている事だ。
ーー“縛り”を破ることなく、“縛り”を突破する。
一見矛盾しているこの目標こそ、宿儺の暇つぶしの最終目標だった。
これを成すことは、自分の長い人生__もとい神生における大きな転換になる
と、直感的に思っていた。
実際、これは大きな研究だ。
これを達成することは、ゲームのバグを見つけるようなものではあるが、
その難易度は素数の規則性を見つけることに等しい。
この研究の副産物として、宿儺は『閉じない領域』を体得し、結界術の精度を最高レベルまで高めたのだった。
そうして、何年がたっただろうか。
ついに、チャンスがきた。
能力の詳細は後々明かします。
十種神宝の勾玉の力は、
・結界の補助:スーパーコンピューターの様な感じ
・?????:??????
・?????:??????
くらいを予定しています。
神様も脳があって筋トレするんですね。