「ねえ宿儺、天照が引きこもったみたいよ。」
「そうか。」
興味のきの字もない。
「もっと興味もちなさいよ...作物育たなかったり、何より
「なら好都合だな。俺よりも弱いくせに姉貴面をする女を徹底的にシメられる。」
「姉貴面って、私は本当に姉よ!」
「それに奴の力が弱まったところで、俺の力は変わらん。それに月夜見、お前も大して動じていないようだが。仮にも姉だろう。心配の一つくらいしてやったらどうだ。」
「仮じゃなくて実の姉よ。神格も相反するし、普段は犬猿の仲なのは認めるけど。」
アマテラスとツクヨミが姉妹喧嘩をすると、弟二人がかりで止めにかからないといけないほどの大乱闘が始まる。それを犬猿の仲で済ますのはどうかとは思う。
「これでも心配はしてるわよ。ただ引きこもった理由がねぇ...」
「理由?」
「スサノオの乱暴さに嫌気が差したからなのよ。」
「愚兄め。ついにやらかしたか。」
スサノオとの仲は悪くはない。お互い全力を出せるため、ある程度は一目置いている。
が、その性格は難アリだ。聞いた話では田んぼの水路を理由もなく埋めたとか。
「そ。お陰で今地上は大騒ぎよ。作物は育たないし、魔のものが暴れ出したりして。」
「それで、
「だから、呼び起こすための作戦会議を天の河原でやるんですって。」
「ほう。」
「という訳ではいこれ招待状。」
「ちょっと待てまさか俺が行くのか?」
「だって会いたくないし・・・」
「引きこもった原因の2割は貴様にありそうだな。」
「ねえその回想要る?」
「これがなければ八意に会うことも無かったからな。続けるぞ。」
「集まったはいいものの、ロクな案がでんな。」
三人寄らばなんとやらと言うが、神が八百万も集まってこれならば救えない。もうアマテラスなど放っておいて帰ってやろうか。
「宜しいですか?」
「ん?」
自分を呼んだのは、銀髪の女だった。
「なんだお前は。」
「八意思兼と申します。恐れながら、貴方は噂の宿儺様でしょうか?」
「ほう。俺を知っているとは、随分と勤勉だな・・・どんな噂だ。」
「イザナミ様の第四子孫である・・・と聞いております。」
「
「我が父、
「・・・そうか。この肉体の親父殿の友人か。」
宿儺はイザナミから誕生の際に、既存の神である少名毘古那神を丸々乗っ取った上に、自身の神格を兼ね備えて生まれた唯一無二の存在である。そしてその少名毘古那神の父であり、八意思兼の父の友人こそが神産巣日神である。
尚、神にとっては魂に等しい神格を乗っ取られるという事態に恐怖した神々は、少名毘古那神は常世の国へ行ったという嘘を流し、宿儺をイザナミから生まれた新たな神として祭り上げた。この事を知っているのは、それこそ天照大神・月夜見尊・須佐之男命・高御産巣日神位である。
「で、何の用だ。肉体でも取り返しに来たか?」
「いいえ。少彦名命様とは大して面識がないので、そのようなことをする気はありません。」
「そうか。つまらんな。」
「無駄な争いはしないだけです。それよりも、貴方には聞いておきたいことがあります。」
「なんだ?言ってみろ。」
「天照大御神を、天岩戸から引き出す案についてです。」
もう諦めて設定を詰め込みまくりました。自分でも収集つかなくなってる。