東方宿儺譚    作:雅之幻想

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「秘封活動記録 第一話 -月-」に出てきた「帝」が「月夜見」だったことに驚いています。
一応ここでの帝の扱いは『月夜見の名を冠する者』ということにしておきます。
あんまり物語に関わらせる気がないので、割と何でも良いです。


4.合流

宿儺にとって、この世の全ては対戦相手。

強者が居て、弱者が居る。

 

だがその強者達はあくまで、「自分といい勝負が出来る」程度の存在だった。

 

だが眼前の強者は、それとは一線を画す強者。

自身と対等に戦える強者は久方振り。

__自分の心臓を射抜くほどの強者は久々だったが。

 

 

「これが、祇園様の怒りか。」

 

「ええ。そんな状態でまだ喋れるのね。驚きだわ。」

 

 

依姫の驚きも無理はない。

どこからか現れた剣は宿儺の頭や腕、足と全身に刺さっている。

目を貫いているものや、心臓があるであろう場所にも刺されている。

しかし宿儺はうめき声一つ挙げずに、依姫を見ていた。

 

 

「中々面倒くさい刺され方をしたな。剣が抜けん。」

 

「貴方は何者なの?そんな状態で生きているなんて・・・」

 

「俺は神だ。」

 

「刺さりどころが悪かったのかしら。」

 

「頭のおかしいやつではない。」

 

「冗談よ。でも剣が刺さって何ともない頭はある意味おかしいわ。」

 

「神だからな。それはそうと娘、名は?」

 

「依姫。綿月依姫よ。」

 

「依姫、か...。して、どうする?侵入者として俺を排除するか?」

 

「悪いけど、そうさせてもらうわね。」

 

「良い答えだ。面白味には欠けるがな。」

 

 

そう言って彼女は右手を掲げた。

 

「火雷神よ!七柱の兄弟を従え、この地に来たことを後悔させよ!」

____________________________________________

 

「そして、今に至ると。」

「はい。勝手な行動をお許し下さい。」

「姉妹揃って、同じことを言うな。」

「姉妹という繋がりはそう簡単には切れぬものだぞ、都久親王。」

 

そう言って苦笑いするのは細愛親王だ。

爆発のあった方向へ向かうところで依姫と合流し、事の顛末聞いた結果、この反応である。

 

「して、宿儺はどうなった?」

 

「今は黒焦げになっています・・・って、宿儺!?様!?」

 

「そうか、お前はまだ会ったことがないんだったな。」

 

「月夜見様の弟様であり、地下に結界の核として幽閉されている、とは伺っていました。」

 

「その宿儺様である可能性が高い。」

 

「ならば恐らく、復活もして来るだろうな。」

 

 

相手はあの宿儺だったのだ。

黒焦げ程度は1分で治してくるだろう。

 

 

「取り敢えず、宿儺様のところまで案内してくれ。」

 

「はい、都久親__「その必要はないな」」

 

 

細愛親王が低い声でそう言い放った。

一瞬、何故と思った。

しかしそれを声に出す前に、細愛親王が依姫と都久親王を掴み、横へ飛び退いた。

 

 

「解」

 

 

次の瞬間、3人がいた空間に斬撃が走った。

 




戦闘短いですね。作者は何やってるんだか(スミマセン)。
呪術廻戦要素は月の都編が終わったらやります。
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