アビドス廃校対策委員会で心身共にボロボロになりながらもがんばり続けた後輩ちゃんの頑張り物語   作:竜宮レン

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僕にとっては思い出したくもない、過去だけど…
もう一度思い出さないといけないと思ったんだ…
あの血塗られた苦い思い出を…


第七話 無かったことにされたの空白6ヶ月間

救急車両11号がアビドスに向かう途中、子ウサギ公園の近く

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

セナ「……うん?」

 

アビドスに向かっていた救急車両11号はちょうど子ウサギ公園の前の道路の真ん中に1匹の白いうさぎさんが道路に出ていた

 

セナ「危ないっ…!」

 

キィィ!!

 

ガタン!

 

とっさに急ブレーキをかけた救急車両11号は大きく道路の左に回避したが、歩道に乗り上げ少し車両が、ガタンと揺れた、その揺れで1人の少女が目を覚ました

 

レン「うーん…?、ははは…♪なんだ?この状況…」

 

僕が起きて気づいたらユウカたちに上下左右を挟まれてた、まるでおしくらまんじゅうの様な状態になっていた、車両が揺れたがユウカたちはまだ寝ていた

 

レン「…セナ助けて〜、だけどまだ、みんなを寝かせたいから起こさない様にね♪」

 

セナ「分かりました(本当に優しいですね…、レンは…)」

 

セナは手際良くユウカたちからそっと僕を助けてくれた、

みんなを起こさない様に小声でセナにお礼を言った、…救急車両11号が止まってる…、何かあったなぁ…

 

レン「セナありがと〜、…車両が止まってると言う事は何かあった?」

 

セナ「レン…、それが…」

 

僕は運転席付近にセナと移動してから事情を聞いた

 

レン「なるほど…、公園の近くの道路に白いうさぎさんがいたんだね…」

 

セナ「はい、それで避けて車両が揺れてしまいました…、起こしてしまってすみません…」

 

頭を下げたセナに頭を撫でながら言葉を発した

 

レン「ありがとうね〜、本当にセナは優しいね〜、…そうだね、僕はうさぎさんたちとアビドスに向かうよ〜、話したいこともあるしね……」

 

多分今の僕はどこか遠い場所を見ている様な表情、懐かしんでる顔をしている表情をセナに見せていたかもね…

 

レン「だから少しだけ別行動になっ…」

 

セナがその表情を読み取ってくれたのか、言葉を遮って来た

 

セナ「…分かりました、私から皆さんに話しときますので、お気になさらずに♪」

 

セナは優しい笑顔、例えるなら母親の様な、本当に信頼してるメイドさん、従者の様な笑顔を僕に向けてくれた

 

レン「あっははは〜♪、セナいい笑顔をありがとう♪、じゃあ行ってくるね〜」

 

セナ「行ってらっしゃいませ、レン♪」

 

セナはスカートと、エプロンに両手をつけながらお辞儀をしてから、

救急車両11号の運転席に座って道路に車線を戻してアビドスに向かっていった

 

救急車両11号が走り去った後、一息ついてたら道路に出ていた白いうさぎさんがぴょんぴょんと跳ねながら僕に近寄って来た

 

レン「……ふぅ、さてと…、おりょ?、きみはこないだの白うさぎさんじゃないか〜♪まさか僕を待ってたの〜?、おっと…」

 

そうだよと言ったように僕に飛びついて来たから受け止めた

 

レン「よしよし〜♪、約束したもんね〜今度来たときは一緒に行こうねって、大丈夫!覚えてるよ〜、よし!ミヤコたちのところに行こう!」

 

白うさぎさんを撫でて抱き抱えながらミヤコたちがいるテントに向かった

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

子ウサギ公園、ミヤコたちのテント

 

 

 

ミヤコ「みんなはこれから何か予定は無いですか?」

 

ミユ「とっとくに無いよ…」

 

モエ「私も無いよ〜」

 

サキ「私もとくには無い」

 

ミヤコ「じゃあ、今日はみんなでゆっくり…」

 

スタッ…スタッ…

 

RABBIT小隊のみんなが話をしていたらテントの外から足音がしてきた

 

ミヤコ「(足音からして1人…)みんな警戒準備…」

 

カチャッ!、ガチャッ!

 

ミヤコの言葉でRABBIT小隊の3人はいつでも大丈夫とアイコンタクトをした

 

ザッ…

 

テントのフロントドア(テントの入り口)が開かれた

 

レン「やっほ〜!、みんな……、どうしたの?何かあった?」

 

ミヤコ「レン!、みんな銃を下げ……どうしたの!?、その腕!」

 

ミユたち「レン!?、レンさん!?」

 

白いうさぎさんを抱き抱えてたレンを見ていたミヤコたちはレンの右腕を見て驚いていた

 

レン「……そうかぁ、ミヤコたちにも話さないとね……」

 

ぴょん!

 

白うさぎ「プス!プス!」

 

ミヤコたちに腕の事やらを話そうとした時、白いうさぎさんが僕の膝の上に飛び乗って来た

 

レン「とりあえず座るね〜よいしょ…、おりょ?、きみは膝の上がいいのかな?」

 

僕はミヤコたちに複雑な心境な顔でアビドスで起きたことを話した

 

レン「…と言うことがあってね〜、右腕が無くなっちゃったんだ…」

 

RABBIT小隊のみんなは何を言ったらいいのかと言った顔で話を聞いてくれていた

 

すりすり…

 

白いうさぎさんもわかったのか義手をほっぺたですりすりしてくれた、

義手だから何も感じないなぁ……

お礼にうさぎさんの頭を左手で撫でた、うん…、あったかいなぁ…

 

レン「ミヤコたちも、白うさぎさんもありがと…、さてっ!暗い話は僕たちには合わない!、モエちゃん!ヘリの整備は終わってるの?」

 

モエ「くひひ……、いつでも飛ばせるよ〜、レン?どこに行くの?」

 

レン「アビドス高等学校に向かってほしいんだ!」

 

モエ「了解〜♪直ぐに準備するね〜」

 

モエはテントを出て裏手にあるヘリの場所に向かった

 

ウィーーン、バババババ!!

 

ミヤコ「どうやら離陸準備が出来たみたい、さぁアビドスに向かおう!レン!」

 

レン「うん!おねがい!ミヤコ!」

 

僕たちと白うさぎはモエが準備したヘリに乗り込んだ

 

レン「ミヤコ!いつものおねがい!」

 

モエ「おねがい〜」

 

サキ「頼む」

 

ミユ「おっお願いミヤコちゃん…」

 

白うさぎ「プス!プス!」

 

ミヤコ「分かりました…、RABBIT小隊出撃!!」

 

バババババ!!

 

ミヤコの声とともにヘリが上昇し始めてアビドス高等学校に向けて飛び立った

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

RABBIT小隊のヘリの中

 

 

 

RABBIT小隊のモエを除き3人は残弾のチェックと銃の整備をしていた、

流石だね…と思いながらみんなを見ていた

 

レン「やっぱり空はいいね〜♪」

 

椅子に座りながら手を上げて背伸びをして一言、言葉をこぼしてから座り直して、ヘリの窓の蒼い空を見ながら懐かしんでいた……

 

レン「あー…、みんなちょっと良いかな?」

 

付けてるヘッドセットをトントンと突いてチェックをしてから、

みんなに話した

 

モエ「大丈夫〜良いよ〜あとレン、モエで良いからね〜」

 

サキ「感度良好いつでも良い、私もサキで良いからな」

 

ミユ「大丈夫だよ〜レン」

 

レン「モエ、サキ、僕のことはレンで良いからね〜」

 

モエ「ふひひ…分かったよ〜」

 

サキ「了解した」

 

ミヤコ「私も大丈夫だよ、それで話って?」

 

レン「ありがと…、みんな…」

 

バババババ……

 

僕はヘリのプロペラ音を聴きながら窓を頬杖をして物思いに吹けて、

どこまでも透き通った蒼い空を見ながら、RABBIT小隊のみんなに懐かしくも苦い思い出話をした

 

レン「覚えてるかなみんな…、「僕が元RABBIT小隊のメンバー」だった時の頃のこと……」

 

ミヤコ「……もちろん覚えてますよ……」

 

サキ「…忘れるわけ無いからな…」

 

ミユ「…覚えてますよ…あれは…」

 

モエ「…SRT特殊学園の生徒たち、FOX小隊の先輩たちを除いて今でもRABBIT小隊とFOX小隊のみんなはSRT特殊学園の先輩たちを怒ってるよ……」

 

ミヤコ「それに元なんて言わないで…、レンは今でもRABBIT小隊のメンバーなんだから…」

 

レン「ミヤコ…、みんな…、ありがとう…」

 

みんなは僕のことを今でも信頼してくれてるんだね…、

嬉しいなぁ…

 

レン「苦い思い出を僕も振り返りたくは無い…、けど僕自身改めて話したいんだ…、ごめんねみんな…」

 

ミヤコ「…大丈夫ですよ…レンが話したいなら、ねっ…みんな」

 

サキ「…親友だからな、遠慮はするなレン」

 

モエ「くひひ…、そうだよ〜遠慮は無しだよ〜」

 

ミユ「私もみんなと同じです…、話してくださいレン」

 

白うさぎ「すりすり…」

 

レン「みんな…、じゃあ話すね…、ふぅー…、あれは確か、こんなきれいな蒼い…蒼い空だったね〜…」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

オリジナルの物語、主人公のカルバノグの兎過去編、無かったことにされた空白の6ヶ月間

 

竜宮レンが起きて2月のころ救護騎士団の1日のリハビリを終えて、救護騎士団のミネって生徒からここにいる事情を聞いてから施設で1ヶ月間過ごして…、施設を出てキヴォトスを彷徨ってた頃……

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

当時14歳の竜宮レン、4月…人気の無い街中の路地裏

 

ぐうぅぅぅ…

 

レン「うぅ…お腹空いた……」

 

当時の僕はホームレス同然の生活をしていて街の裏の路地に雨風をなんとかしのいだり、救護騎士団から貰ったお金も不良の生徒から全額盗まれたりとかいろんなことをされた毎日だった…

 

レン「はぁ…仕方ない…今日も雑草を食べるかなぁ…」

 

キヴォトスでお仕事を探そうと思えば探せたんだけど意識が戻って気づいたら14歳だったから、社会の事はわかんなくて、仕方なく放浪の生活を送っていて、人気の無い街中に腰を下ろしていたんだ

 

ブチッ…、モグモグ…

 

レン「最初は慣れなかったけど…、ほんとに慣れって怖いなぁ…今では何も感じずに食べれるもんね…でも…全然足りないなぁ…はぁ…でも苦い…」

 

コツン…コツン…

 

そんな愚痴をこぼしていたときに、路地に足音が響いた、また僕を狙った盗人だろうなぁ…

 

???「やっと見つけたよ…、…いつも雑草を食べてるの?」

 

話しかけられた生徒に対して無表情で話した

 

レン「…だれ?、そうだよ…いつも雑草を食べてるの…それにもう僕から取れるものは何にも無いよ…」

 

ブチッ…モグモグ…

 

レン「はぁ…やっぱり苦いなぁ…」

 

僕は話しかけられた人物を無視をしながら雑草を食べ続けた

 

???「…っ、雑草よりもこれを食べて…そんなんじゃ体が持たないよ…」

 

レン「………」

 

その生徒から差し出された物を僕は無視をした、その時の僕はキヴォトスに来た理由が理由だから人を信じられなくなっていたんだ…、お姉ちゃん以外は…

 

ブチッ…

 

???「こんなの見てられないよ…、ごめんね!」

 

ぐいっ!

 

レン「あっ……」

 

引きちぎった雑草を生徒に取り上げられてしまった

 

???「とりあえずほら!、これを食べて!」

 

レン「でも…僕には払えるお金が盗まれちゃってないんだ…」

 

???「お金なんていらないよ…、だって今にも命を投げ出しそうな生徒からお金を貰う事なんてできないよ…」

 

レン「…分かったよ」

 

モグモグ…

 

その生徒から渡された食べ物を食べた

 

レン「うぅ…ひっく…」

 

???「どうしたの!?、美味しくなかったかな!?」

 

レン「…美味しいよっ…、美味しいよ…うわあぁぁん!!」

 

久しぶりに雑草以外を食べた、食べ物が美味しくって、涙を流しながら食べた…

 

レン「ありがとう…、ごちそうさまでした…」

 

???「ははは!、お粗末さまでした!、まだあるけど食べる?」

 

レン「それじゃあ…お姉さんの分が…」

 

???「お姉さんのはまた作ればいいから…、遠慮しないで「おいなりさん」を食べて!」

 

レン「…分かった…」

 

それから僕は渡されたおいなりさんを全部食べた

 

???「良い食べっぷりだったね!…じゃあ本題に入ろうか!」

 

それを聞いた僕は生徒から後退りをした

 

???「ああ!逃げないで!…私、いや、私たちはきみの事情を知っているんだよ…、きみを助けたくてずっと探してたんだよ…」

 

レン「嘘だ!!!!……そんなこと言って僕を実験台か何かにするつもりなんだろ……」

 

僕の言葉に少し怯んだけどその生徒は太陽のような表情で…

 

???「そんな事はしないよ…本当に助けたいんだ、だから信じて…」

 

レン「嘘だ…もう誰も信じられない…信じたく無い…」

 

???「…誰も信じられないの?」

 

コツン…コツン…

 

生徒は僕に少し近づいて優しい顔で話をしてきた

 

???「…だったら「何で私と話をしたりおいなりさん」を食べたの?」

 

レン「……あ」

 

その生徒の言葉に、僕は目を見開いた

 

???「きみは「もう誰も信じられない」と言ったけど心の奥では信じたいんじゃないのかな?」

 

その生徒は、優しく僕を抱きしめてくれた…、懐かしい暖かさだ…

まるでお姉ちゃんみたいな暖かさみたい…

 

???「後ろの通路は、壁じゃないから私から逃げたければ逃げれたんじゃないのかな…、でも…」

 

その生徒はさらに…強くても優しく抱きしめてくれた…

 

???「きみは逃げなかった…きみは信じられないんじゃなくて、「ほんとに信じられる人…親友」を探してたんじゃないのかな?」

 

この生徒にはさっきから驚かされてばっかりだ…、そうだ…なんで忘れていたんだろう…なんで心を閉じちゃったんだろうなぁ…

 

???「きみって呼ぶのはやだな〜、そろそろ名前を教えてくれないかな?」

 

レン「……レン、竜宮レンだよ…お姉さんは?」

 

???「竜宮レン…良い名前だね…、お姉さんはニコだよ!」

 

ニコと名乗った生徒は僕を背中に背負った

 

ニコ「これからレンはSRT特殊学園のFOX小隊とRABBIT小隊が保護するね」

 

ニコ「そうと決まれば、早速SRT特殊学園に行こう!」

 

ニコは僕をSRT特殊学園に向けて歩き出す

 

レン「ちっ…ちょっと待って!まだ僕は何も言ってないよ〜!」

 

ニコ「大丈夫だよ!後は任せて!」

 

レン「答えになってないよー!」

 

ニコは背負いながら僕の横顔を見て話した

 

ニコ「そうは言っても、レンは暴れて逃げようとしてないでしょ?、心ではもう大丈夫だってわかってるんじゃないのかな?、

それに…レンは今楽しそうに話をしてるし、笑ってるよ!」

 

レン「えっ…」

 

確かにそうだ…こんなに楽しく話したのはいつぶりだろう…

 

ニコ「レンは素直な子なんだね♪、…こちらFOX2迷子の「白いうさぎさん」を保護したよ!これから合流地点に向かうね!」

 

ニコは首につけた無線機、咽喉(いんこう)マイク(別名声帯マイクとも言う)に右手の親指と人差し指を触れて話しかけた

 

ザザザ……

 

???「こちらFOX1、了解した…私も合流地点に向かう、FOXアウト…」

 

???「こちらFOX3、了解したわ、全く世話が焼ける白いうさぎさんだわ…、FOXアウト…」

 

???「こちらFOX4、了解だよ〜私も向かうね!、FOXアウト…」

 

ニコ「じゃあみんなのところに行こー!」

 

レン「…分かったよ〜お願いニコちゃん!」

 

ニコ「うん!しっかり掴まっててね!(やっぱり良い子だよレンは…)」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

森林地帯に囲まれた合流地点のヘリポート

 

 

 

ニコ「みんなー!、お待たせ!」

 

???「時間通りだなFOX2その子か?白いうさぎさんは?」

 

ニコ「うん!やっぱり私たちの思ってる通り、すごく苦労してたみたい…」

 

???「…そうか…、白いうさぎさん、よく今まで耐えたな後は私たちに任せてくれ、きみを保護する」

 

レン「…お姉さんはだれ?」

 

???「ああ、まだ名乗ってなかったな、私はFOX小隊、小隊長の七度(しちど)ユキノだ、コールサインはFOX1だ」

 

レン「…僕をどうする気なの?」

 

ユキノ「言っただろ保護すると、しかしひどい姿だな…、すまないがSRT特殊学園に到着するまで我慢してくれるか?」

 

僕はユキノと名乗った生徒にまっすぐな視線を向けて話した

 

レン「これくらい大丈夫…慣れてるから」

 

ユキノ「やっぱり見込んだ通りだな…(いい目をしているな…、この目は幾度も、困難を乗り越えた目だな…)」

 

ほんとに僕をどうにかする気は無いみたいだね…よかった…この子たちを信じてみよう…

 

コツン…コツン…

 

???「待たせたわね…、その子ね全く手間取らせてくれたわね…、でも大丈夫よ」

 

レン「気が強そうだね…、でも親友を大切にするって言う気持ちは伝わったよ」

 

???「ふふっ、それがわかるなら上出来じゃない!、まだ名乗ってなかったわね、私はクルミよろしくね、コールサインはFOX3よ」

 

この生徒はいざって時は身を盾にしてでも守るんだろうな…

 

レン「うん!よろしく!、クルミお姉さん!」

 

クルミ「\\\なんだか照れるわね♪」

 

コツン…コツン…

 

???「やあ!みんな〜お待たせ〜、おっ?その子だね」

 

レン「なんかニコちゃんと同じ位明るい子が来たね!」

 

???「私のことがわかるんだね〜、…でもね、戦闘になると敵さんは地獄を見ると思うよ…」

 

その生徒の身長に似合わないでっかい銃を持っていた子が一瞬で目の色が変わったのがわかった…

 

レン「うぅ…怒らしちゃダメということはわかったよ」

 

???「うんうん!物わかりが良い子は好きだよ〜!まだ名前を言ってなかったね、私はオトギ、コールサインはFOX4だよ」

 

レン「よろしく!オトギちゃん!、みんなまだ僕も名前を言ってなかったね、レン、竜宮レンだよ」

 

オトギ「竜宮レンか…、いい名前だね〜、レンよろしく!」

 

レン「あっはは!!、ニコちゃんと同じことを言ってるね♪」

 

オトギ「えへへ〜親友は何も言わなくても、心で通じ合ってるんだよ〜」

 

ユキノ「総員そろそろ迎えのヘリが来る時間だ、だから何があるか分からない…、警戒を怠るな」

 

FOX小隊たち「了解、小隊長…」

 

ガサ…

 

ユキノ「(…12時方向から物音が…FOX小隊おそらく敵だ…)」

 

ユキノはニコたちに敵襲のハンドサインをしてオトギに射撃準備のハンドサインをした

 

オトギ「(了解…、小隊長…、さて、鬼が出るか蛇が出るか…)」

 

ブゥーン…

 

オトギ「(念のためドローンを飛ばすかな…)」

 

オートマタ「目標を発見、これより攻撃を開始する…」

 

ドガガガガガ!!

 

ユキノ「くっ…総員!物陰に隠れろ!」

 

クルミ「レン!アンタは早く私の後ろに!」

 

レン「うん!分かった!」

 

カンッ!カンッ!

 

クルミは僕を盾で防ぎながら、ヘリポートの周りにあるコンクリートで作られたバリケードの物陰に隠れさせてくれた

 

レン「ありがとクルミちゃん…」

 

クルミ「これぐらいどうってことないわよ、それと私たちに、ちゃん呼びはしないでよね」

 

レン「分かったよクルミ!頼りにしてるよ!」

 

クルミ「ふふっ、良いわね…、絶対に守ってあげる!」

 

カチャ…

 

オトギ「私たちに喧嘩を売るとはいい度胸だね…」

 

オトギ「その喧嘩…、私たちは買ったよ…」

 

ドゴーン!!

 

しゃがんだ体制でオトギが撃ったスナイパーライフル、バレットM82が火を吹いてオートマタの頭を的確に貫いた

 

ガダン…

 

ガサ…ガサ…ガサ…

 

ユキノ「(9時方向と3時方向と6時方向…完全に囲まれてるな…)」

 

ユキノ「(総員散開、レンを頼むクルミ、私は9時方向の敵、オトギは3時方向の敵を、ニコは6時方向の敵を頼む)」

 

咽喉マイクでクルミに指示をした

 

カチャ…

 

クルミ「言われなくてもわかってるわよ小隊長…」

 

ドドドドド!!

 

ガダン…ガダン…

 

ドガガガガガ!!

 

カンッ!、カンッ!、ガラ…ガラ…

 

クルミの盾で何とか防いでいるけど、コンクリートのバリケードが、敵の銃弾でどんどん崩れ欠けてきている

 

ドドドドド!!

 

クルミはH&K UMPを盾を構えながら撃つ

 

ガン…ガン…

 

9時方向からオートマタの増援がまた来た

 

クルミ「何なのよ!?いくらなんでも数が多すぎる!」

 

ドン!、カチャン!、ドン!、カチャン!

 

ニコはRemington M870をオートマタに撃った

 

ニコ「…小隊長、これはいくらなんでも…、タイミングが良すぎませんか?」

 

ドガガガガガ!!

 

ユキノはHK416Dを構えてオートマタを迎え撃つ

 

ユキノ「やっぱりな…、くそ…これはハメられたな…」

 

ドゴーン!

 

オトギ「小隊長!もうすぐ予備弾薬が切れる!」

 

ドン!、カチャン!、ドン!、カチャン!

 

ニコ「小隊長!こっちもそろそろシェルが切れそう!」

 

ドガガガガガ!

 

ユキノ「私もそろそろ予備弾薬が切れる!」

 

ガン…ガン…

 

オトギ「小隊長!!、11時方向からオートマタの増援が来た!」

 

ユキノ「クソ!!、このままじゃ!!」

 

FOX小隊のみんなが何とか食い止めてくれているけど、だんだんと押されてきてる…このままじゃ…僕がなんとかするしかない…、仕方ない…みんなに見せたくなかったけどやるしかないか…

 

レン「クルミ!何か銃はないの!?」

 

クルミ「このジュラルミンケースに入ってる銃とナタを使って!、もともとレンに渡そうとしたものなのよ!、お礼なら小隊長に言って!」

 

レン「うん!ありがと!FOX3、FOX1」

 

ガタン!、カコッ…カコッ…

 

カチャ!、シャキン…

 

ジュラルミンケースからスプリングフィールドM14とナタを取り出した

 

カンッ!、ドドドドド!!

 

クルミ「ところでレンは銃の扱い方はわかんの!?」

 

レン「昔からこういうのは得意でね!、救護騎士団で教えてもらってさらに上手くなった!、だから、アサルト兵役は任せて!」

 

クルミ「頼もしいわね!見せてもらうわよ!」

 

レン「了解!任された!とりあえずコールサインFOX5戦闘に参加するよ!」

 

レン「11時方向のオートマタは僕に任せて、前に出て囮になる!、多分オートマタの狙いは僕だ!!」

 

タッタッタ!!

 

ユキノ「待て!行くな!レン!、クルミ!、オトギ!、レンの援護を頼む!」

 

ドドドドド!!

 

クルミ「全くもう!世話が焼ける白いうさぎさんね!」

 

ドゴーン!!

 

オトギ「狙いやすくはなったけど、このままじゃレンが!」

 

ドガガガガガ!!

 

オートマタ「目標発見、排除開始」

 

ヒュン!ヒュン!

 

レン「そんなんじゃ僕には当たんない…」

 

ドチュ…ドチュ…ドロォ…

 

レン「うう!?あっ…あぁ…」

 

オートマタが放った銃弾が右脇腹に当たった…、フラフラして、両膝を地面に当ててM14を杖代わりにして何とか倒れるのを堪える…結構な量の血が出ている…、だんだんと目が霞んできた…血を見ちゃダメだ…、ダ…メ…だ…

 

FOX小隊たち「レン!!?」

 

オートマタ「排除」

 

父親「おまえの治療費と姉の高校の学費にいくら使ってると思ってるんだ!!」

 

ドクン…ドクン…

 

レン「うっるさい…黙れ…」

 

母親「うるさい!!2人のせいでお金が無いのよ!!」

 

ドクン…!!ドクン…!!

 

レン「黙れ……クソ親ども……」

 

父親「このっ!!育ててもらってっ!親に口答えするな!!」

 

ドクン!!!!ドクン!!!!

 

オートマタ「目標の頭部を捕捉排除」

 

オートマタの持ってる銃の銃口が僕の頭に突きつけられる

 

ニコ「レーーン!!!!」

 

ダッダッダッダ!!

 

ニコが急いでレンに近づくがオートマタの指が銃のトリガーを引き絞り切る時…

 

ガギンー!!

 

オートマタ「は…排…除…」

 

ガダン…

 

レンの頭に銃口を突きつけていたオートマタの頭部がナタで切り落とされた

 

レン「うるさいんだよ!!!!、このクソ親どもがあぁぁぁ!!!!」

 

FOX小隊たち「!?」

 

FOX小隊たちの目に映ったレンの様子が明らかにおかしくなったのは明白だった

 

レン「……くふふっ、あっははははぁ!!、全員…全員殺してやるーーーー!!!!」

 

僕はすぐさまスプリングフィールドM14のセレクターをフルオートに合わせて右手でM14を持って左手でナタを持った

 

ドガガガガガ!!、ガギンー!、ガギンー!

 

ガタン…ガタン…

 

レン「死ね…死ね!!全員死ねーー!!あっははははぁ!!」

 

ドガガガガガ!!、ガギンー!、ガギンー!

 

ドン!、カチャン!、ドン!、カチャン!

 

ニコ「あのままじゃ、レンが!」

 

ガン…ガン…

 

レン「また来たかーー!!!!殺してやる!!」

 

ドガガガ…ガキン!!

 

レン「クソ!!」

 

弾が切れたM14に付いてたスリングベルトでM14を背中に背負って右手でナタを握った

 

レン「お前らのせいでっ!!!!、お姉ちゃんは僕は……っ!!!!」

 

レン「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!、死ねー!!」

 

ガギンー!!、ガギンー!!

 

クルミ「レンの様子がおかしくなった…」

 

オトギ「小隊長の情報通りだ…」

 

ユキノ「あれは追い込まれたうさぎみたいだな…」

 

ニコ「小隊長…みんな…多分レンは重度のストレスが来ると、過去のトラウマが蘇って暴走状態になるんだと思います…」

 

ユキノ「ニコもそう思うか…、クルミ…、オートマタの残りは?」

 

クルミ「レンがすべて排除したわ…」

 

ユキノ「そうか…」

 

レン「ああああ!!!!」

 

ニコ「レン!!、もうオートマタはいないよ!!」

 

ブンッ!!

 

ニコ「きゃあ!?」

 

レン「まだいたのかあぁぁ!!!!」

 

ユキノ「総員!!、レンを抑えろ!!」

 

クルミ「なんで私たちを襲うのよ!?、レンは!?」

 

オトギ「多分今のレンは全員レンの親に見えてるんだと思う!!」

 

ガシッ!!

 

FOX小隊のみんながレンを抑える

 

レン「やめろ!!、触るなあぁぁ!!」

 

ブンッ!!

 

ニコ「レン!!、私たちだよ!!、FOX小隊だよ!!」

 

ガチャン!!

 

僕は右手で持っていたナタを地面に落とした

 

レン「っ!……あっあ……」

 

レン「みっみんな…ごめんなさい…うぅ…うわぁぁぁ!!」

 

オトギ「ふぅ…、何とかなったか…、……オートマタの残骸か…」

 

ガチャガチャ…

 

オトギ「これは…、出たのは鬼だったみたいだね…」

 

バババババ…

 

しばらく僕はみんなに謝った…あと、迎えのヘリが来た

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

RABBIT小隊ヘリの中

 

 

 

レン「すぅー…、すぅー…」

 

ミヤコ「なるほど…そんなことがあったんですか…」

 

ユキノ「ああ…やっぱりレンはかわいそうな子だ…」

 

サキ「確かユキノ先輩の資料によると…」

 

オトギ「レンの父親に右の肺を刺されて…」

 

ニコ「レンは自分の命が危険になると暴走状態になるのかもしれません…」

 

ミユ「そっそれか…、似たような状況になるとそうなるのかと…」

 

モエ「…でも、私はレンが悪くないと絶対に思う…」

 

クルミ「私もそう思うわ…、私もそんな状況になったらどうにかして生き残ろうとすると思う…」

 

ユキノ「ああ…、レンが暴走状態になった時、目に精気が無かった…、多分無意識で行動をしていたんだと思う…、…PTSD、戦場から帰ってきた兵士の精神状態に似ていた…」

 

サキ「そのPTSDとは主にどんな症状なんですか?」

 

ユキノ「PTSDの症状はいろいろあるが、レンの場合は多分…、ふとした時に突然、その時の体験や記憶、感情がよみがえる…こんな感じだろうな…」

 

ミヤコ「そんな状態のレンを放っておけません…」

 

ユキノ「ミヤコならそう言ってくれると思った、そこでだ、レンをRABBIT5として入隊させて欲しいんだ」

 

サキ「それはいいんですが、なぜですか?先輩たちなら…」

 

ニコ「私たちよりミヤコちゃんたちのほうがいいと思ったんだ…、レンの資料にね、お狐様も好きだけど「白いうさぎさん」も大好きって書いてあったんだ…」

 

クルミ「だから作戦名は「白いうさぎさんを保護」になったのよ、…小隊長が考えたんだけどね…」

 

ユキノ「…わかりやすいと思ったんだ、それよりRABBIT小隊、レンを頼む何かあれば遠慮なく連絡してくれ、投げやりで済まない…」

 

ユキノがミヤコたちに頭を下げた

 

ミヤコ「頭を上げてください、大丈夫です、最初からそのつもりです、とりあえずSRT特殊学園に向かって様子を見ます」

 

ユキノ「ありがとう…、正直言うと私はもうレンの、あの姿はもう見たくないんだ…兵士の本当の姿と言うか、見たくない思い出したくないものを無理矢理思い出させられた…、そんなふうに見えた」

 

ミユ「先輩…、分かりました…任せてください」

 

クルミ「ミユ…、ありがと…」

 

ミユ「良いんです…、それになんだか似てるんです…私に…、私も怖くなるとすぐに隠れちゃうんです…、だからレンにシンパシーを感じたんです…」

 

オトギ「なるほどシンパシーか…」

 

ニコ「ミユちゃんは怖くなって隠れちゃう、レンは大事なものを奪われる、失うのが怖いから全て壊す、殺す、こんなところかなぁ…」

 

モエ「それで合ってると思うよ…、今オトギ先輩がドローンで撮影してくれた映像を見てるんだけど…、言葉通りだと思うよ…、それにお姉ちゃんは僕はって言ってるしね…」

 

ミヤコ「それに突然のオートマタの襲撃…、誰かが狙った感じがするんです…、まるでレンを私たちに合流させない、合流されても排除する…そんな感じがしました」

 

ユキノ「…巧妙に隠していたが、オートマタの残骸からSRT特殊学園のオートマタだとわかった、生徒会長、もしくは他の先輩たちが…」

 

サキ「それは確かな情報なんですか?」

 

クルミ「ええ、ほんとうよ…、これを見て…」

 

クルミがミヤコたちに小さな制御チップを見せた

 

ミユ「!!これって!?」

 

ミヤコ「間違いなくSRT特殊学園の制御チップです…」

 

モエ「みんな〜真相がわかったところで悪いんだけど、もうそろそろSRT特殊学園に着くよ…、この件はみんなしらを切ったほうがいいと思うよ…」

 

ユキノ「…総員、FOX小隊とRABBIT小隊はなんとしてでもレンを保護、守るように、私は少しSRT特殊学園の生徒会長や先輩たちを監視とレンの情報を洗ってみる、ニコ、クルミ、オトギ、の3人はなるべくレンのそばに、ミユ、サキ、モエ、ミヤコ、の4人は付きっきりとは言わないがレンのそばにいて欲しい」

 

モエ「まもなくヘリポートだよ…、まさか私たちのSRT特殊学園がこんなことをするなんてね…」

 

ユキノ「ああ…、これは許される行為じゃない…、FOX小隊!、RABBIT小隊!、総員任務開始!」

 

ザッ!!

 

FOX小隊、RABBIT小隊「了解しました!」

 

みんなは一斉に敬礼をしてヘリを降りてSRT特殊学園に向かった

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

SRT特殊学園

 

 

 

僕はミヤコたちに保護されてSRT特殊学園で訓練と生活をしていたんだけど、そこでまた新たな事件が発生してしまったんだ…、あれはもう思い出したくは無いけどね…、FOX小隊とRABBIT小隊は決っして悪くない…

 

 

 

SRTの先輩たち「このっ!何にも苦労しないでRABBIT小隊に入隊しやがって!」

 

バキッ!

 

レン「………」

 

SRTの先輩たち「何とか言ったらどうなんだよ!このっ!イレギュラーめ!、気味が悪いんだよ!撃たれても生き返るなんて「ノスフェラト」め!」

 

ガシッ!

 

また、僕に拳が向かってくると思ったんだけど、とある生徒が止めてくれたんだ…その生徒は…

 

???「みんなやめろ!!、私もレンがここに来る前の報告書や訓練の書類を見た、レンは悪くないでしょ!?、成績や結果が伸びないからって理由でレンに当たるな!!」

 

SRTの先輩たち「…ちっ、また正義の味方様が登場だ、みんな行くぞ…」

 

スタスタ…

 

SRTの先輩たちは止めてくれた生徒の言葉でどこかに行った

 

???「また派手にやられたね…、でもやり返さないっていうのは良い判断だと思うよ、さらにひどくなる場合があるからね!」

 

レン「………」

 

???「レン?どうしたの?」

 

トン…、ドサッ…

 

レン「ゴボ…ゴポ…」

 

???「レン!?、確か過度なストレスを与えると吐血するって!!、早く医務室に運ばないとっ!!」

 

その生徒は僕を医務室に運んでくれてずっとそばにいてくれたんだその生徒の名前は…

 

ピッ…ピッ…

 

レン「…うっ…、うーん…、確か僕は…」

 

???「レン!!、気がついたんだね!!よかった!!」

 

レン「アキちゃん!まさか僕を運んでくれたのは…」

 

アキ「えへへ〜、そうだよ!だって、新たにバックアップとしてレンをサポートするために作られた新たな部活「後方支援部」だからね!」

 

これが僕と後方支援部の出会いだったんだ…数日過ごしていた時に、僕たちに新たな任務が来た

 

SRT生徒会長「RABBIT小隊と後方支援部に極秘訓練を与える!、訓練の内容は雪山で1週間過ごすと言う訓練だ!どんなところでも、兵士は生き残るために、この訓練メニューにした、総員訓練に当たれ!」

 

ザッ!

 

RABBIT小隊、後方支援部「了解しました!」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

キヴォトスにある雪山の上空、大型輸送ヘリの中

 

 

 

カチッ…

 

モエ「(何かするかもしれないから音声と映像を記録しとこう…)」

 

SRTの生徒「ここが任務の場所だね、レンちゃんがんばれ!」

 

レン「うんいつもありがと!」

 

SRTの生徒「えへへ〜、私はその笑顔が好きなんだ♪」

 

レン「えへへ〜、僕もだよ!」

 

SRTの先輩たちには影で暴力を振られていたけど、1部の生徒たちにはとっても仲良くしてくれたんだ、それで何とか僕は生活できていたんだ

 

SRT指揮生徒「そろそろ目標地点だ総員、訓練を開始!ラペリング降下を開始しろ!」

 

RABBIT小隊、後方支援部「了解しました!」

 

レン「さて、気を引き締めないとね…」

 

ガチャン…、ドンッ!

 

レン「えっ……」

 

大型輸送ヘリのドアが開いたとき僕はハーネスをつける前に背中から誰かに押された、多分10メートルか5メートル位の高さだったと思うんだ…

 

ドチャ…

 

雪原から鈍い音が聞こえた…、レンが突き落とされたんだ…

 

ミヤコ「っ!?レン!?」

 

アキ「レンちゃん!?」

 

ミユ「レン!?」

 

サキ「っ!?この野郎!!」

 

サキ(後方支援部)「お前えぇぇ!!」

 

ミヤコ「貴様あぁぁぁ!!」

 

カチャ…

 

ミヤコ「っ!?」

 

SRTの先輩たちがRABBIT小隊、後方支援部に銃を向けた

 

SRT指揮生徒「全員動くな…、ヤツはSRT特殊学園にふさわしくない…撃たれても数分で生き返る…ヤツは化け物だ…」

 

SRTの生徒「だからってなんでこんなことするんですか!?、レンちゃんは何も悪くないじゃないですか!?」

 

SRT指揮生徒「命令違反をするのか?君は…」

 

カチャ…

 

SRTの生徒「っ!」

 

SRT指揮生徒「それでいい…、このままここを離脱する、全員動くな…、ヘリパイ、すぐさま離れろ…」

 

モエ「…了解しました(クッソ…、必ず助けるからね…)」

 

バババババ…

 

大型輸送ヘリは僕の上空を通り過ぎてしまった

 

レン「あっ…あぁ…」

 

僕は何とかとっさの判断で受け身をとって体は何とかなったけど…

 

ゴキッ!!

 

レン「いっ!?、あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

 

レン「ああ!!、足があぁぁ!!!!」

 

落ちた衝撃で、右足の脛骨が折れてしまったんだ…

 

レン「クッソ…!!、そうだ…確かバトン(警棒のこと)があったはず…、包帯とバトンを折れた脛骨に合わせて…」

 

折れた脛骨に包帯とバトンを合わせて骨を固定する、副木固定がわりにする、副木(そえ木)固定とは、石膏、グラスファイバー、アルミニウムなどでできた細長い板のことで、別名シーネともいい、骨折した部位にあてて、弾性包帯やテープで固定する、患部の腫れがひくまでの、骨折の初期治療によく用いられる、応急処置の1つ

 

レン「はぁっ…、はぁっ…、いくぞ…」

 

ゴリッ!!

 

レン「あ゛あ゛あぁぁぁぁ!!!」

 

折れた脛骨を合わせるため包帯とバトンで思いっきりずれた骨を直線に合わせて治す

 

レン「うぅ…クソったれが…、絶対あの指揮生徒だ…、RABBIT小隊と後方支援部はみんなは僕の横にいた…、SRTの生徒も僕の隣にいたから無理だ…、それに背中から直線に押された感覚がした、…生きてやる、…生き残ってやるっ!!」

 

M14を杖代わりにして枯れ木を集めながら寒さを凌げる洞窟を探す…、数十分後…何とか洞窟を見つけることができた…

 

カチカチ…

 

寒くて歯がカチカチと鳴りはじめてきた

 

レン「早く焚き火を作らないと…」

 

カラッ…カラッ…

 

石を地面に丸く置いて石の中心に枝同士を立てかけて焚き火を作った…

 

ヒュー…ヒュー…

 

吹雪が少し強くなってきた…

 

レン「あぁ…寒い…弾薬のガンパウダーを出して…」

 

キュッ…キュッ…、ザラザラ…

 

レン「作った焚き火の周りにガンパウダーをかけて…」

 

キュッ…キュッ…、コポコポ…

 

レン「少しもったいないけど…消毒用のアルコールをかけて…」

 

レン「ガンパウダーとアルコールを少し混ぜて焚き火の少し側に流して…」

 

カチャン!、ドンッ!

 

護身用にと持っていたVP70で焚き火から少し離れてガンパウダーとアルコールを混ぜたところを銃で撃った

 

レン「お願い…火を…お願い…付いて…」

 

ボッ!、パチッ…パチッ…

 

レン「やった!良かった付いた…」

 

コツン…コツン…

 

レン「(…足音!?マズイ…洞窟で銃を撃ったからかなり遠くまで銃声が聞こえたな…右足はまだ治ってないし…やるしかないか…)」

 

ガチャン!

 

M14の薬室に弾薬を入れて足音がする所に尻餅をついた状態で狙いをつける

 

???「随分なご挨拶だなFOX5」

 

レン「その声は!ユキノ小隊長!?」

 

ユキノ「…小隊長はやめてくれ、レンはユキノで良い」

 

レン「分かったよ…、ユキノ…、何でここに?」

 

ユキノ「さっきモエから極秘暗号回線で音声と映像が送られてきてな…、全く酷いもんだ…、レンを突き落としたのはSRT指揮生徒だ」

 

レン「…やっぱりか、いっ!!」

 

ユキノ「どうしたレン!?、…右足が」

 

レン「突き落とされたとき折れちゃったみたい…」

 

ユキノ「…こちらFOX1、白いうさぎさんを発見した、だが右足の脛骨を骨折している、場所は中間付近の洞窟だ」

 

ザザザ…

 

オトギ「こちらFOX4、…了解だよ、これから合流するね、クソ…酷い事を、FOXアウト…」

 

クルミ「こちらFOX3、…了解したわ、私も向かうわね、…覚えときなさい、FOXアウト…」

 

ニコ「こちらFOX2、…了解です、現在地から近いので直ぐに着きます、…大切な親友にこんな事を、FOXアウト…」

 

レン「でも何でここで任務をすると分かったの?極秘訓練だと聞いたけど…」

 

ユキノ「それはだな、レンの無線機にGPSを付けていた、だからここにいると分かったんだ」

 

レン「…僕に何かあったらすぐに助けるため?」

 

???「その通りだよ、大事な親友を守るのが私たちFOX小隊だから」

 

ユキノ「FOX2流石だな時間通りだ、外の様子はどうだ?」

 

ニコ「段々と吹雪が強くなってきた…、小隊長、多少山籠りをしないといけなくなると思う」

 

ユキノ「そうか…、私たちは慣れてるがレンは…」

 

ユキノは少し考えたらすぐに咽喉マイクに指を当てて話した

 

ユキノ「FOX3、FOX4、すまないが少し野生動物を狩ってくれないか?」

 

ザザザ…

 

クルミ「こちらFOX3、そうだと思って野鳥を何羽か仕留めたわよ、本当に世話が焼ける白いうさぎさんだわ、FOXアウト…」

 

オトギ「こちらFOX4、熊を2頭仕留めたからこれから向かう、レン待っててね〜お腹いっぱい食べさせてあげるからね、FOXアウト…」

 

レン「みんな…FOX小隊のみんな…ありがと…ありがと…」

 

ユキノとニコが近づいてきて背中を優しくさすってくれた

 

ユキノ「言っただろ「私たちFOX小隊がレンを保護すると」だから、もっと心を強く持て、助けてくれる生徒や親友は必ずいる」

 

ニコ「そうだよ…、それにレンは少し勘違いをしてるね〜、信頼できる親友は作ったり見つけたりするんじゃないの、本当の親友はね」

 

ニコは僕の目を真っ直ぐ見て言った

 

ニコ「本当に信頼出来る親友はね「何も言わなくても後ろをついて来てくれる」それが親友なんだよ」

 

コツン…コツン…

 

オトギ「何も言わなくても心から通じ合うそれが親友なんだ〜、だから私たちは安心して背中を任せられるんだよ」

 

コツン…コツン…

 

クルミ「それに信頼出来ないと不安でしょ、何も言わずに援護してくれるならそれが親友なのよ」

 

レン「うん…ありがとみんな…」

 

クルミ「ああもう!、いつまでもめそめそしないの!、もう私たちは親友でレンはFOX小隊の一員だから!、これでも食べなさいよ!」

 

ドサッ!!

 

レン「うんありがと!クルミ!」

 

クルミ「そう!レンはその笑顔が良いのよ!」

 

クルミが何羽か野鳥を狩ってくれた鳥を持ってたナタで処理をする

 

ユキノ「私たちは熊を処理する、鳥は任せたレン!」

 

レン「うん!任された!」

 

ザシュ!パキッ!

 

処理をしてから数十分後

 

レン「こっちは終わったよ!」

 

ユキノ「私たちも終わった所だ、ちょうど焚き火もあるし小分けにして焼くか」

 

FOX小隊たち「賛成ー!!」

 

ジュー…

 

木の棒に刺したお肉を焚き火で焼いてから数分後…

 

ユキノ「そろそろ良いだろうな…、それじゃあ…」

 

FOX小隊たち「いただきます!!」

 

ユキノ「うん!美味しいな…」

 

オトギ「お肉本来の味だからおいしいね♪」

 

クルミ「でももう少し塩気が欲しいわね…」

 

ニコ「お塩は無いですが、おいなりさんはありますよ♪、ひとついかがですか?」

 

レン「うん!いただきます!はぁ〜♪、ニコのおいなりさんはやっぱり美味しいよ!」

 

ニコ「嬉しい♪まだまだあるからどうぞ!」

 

レン「うん!僕お寿司の中でもおいなりさんが1番大好きなんだよ〜♪この優しい甘さが好きなんだ!」

 

ニコ「レンはおいなりさんの良さが分かるんだね♪また食べたい?」

 

レン「うん!また食べたい!」

 

ニコ「もうレン大好き♪今度食べ切れないほど作るね!」

 

レン「SRT特殊学園に戻る楽しみが増えたね!」

 

ユキノ「………」

 

クルミ「………」

 

オトギ「………」

 

レン「あれっ?3人ともどうしたの?」

 

ニコ「レン…、大切なお話があるんだけど…、よく聞いて欲しいんだ」

 

レン「うっうん分かった…」

 

この場の空気が変わったのが、僕は、はっきりわかった…

 

ニコ「レンはSRT特殊学園に戻らないほうがいいと思う…、今回の件もあるし…、このままじゃほんとに殺されちゃうと思うんだ…」

 

ブゥーン…

 

ユキノ「だから…レンには…」

 

 

 

 

 

ここで死んでもらう

 

 

 

 

 

レン「えっ…みっみんな…嘘だよね…」

 

みんなが僕から離れる、オトギのドローンが飛んでる…

 

カチャ…

 

ニコ「ごめんなさい…」

 

レン「…………」

 

レン「……ははは、この足じゃ逃げれないし…一思いに殺して…ニコ…」

 

目をつぶってその時が来るのを待った

 

ニコ「分かった…今まで楽しかったよ…さようなら…レン…」

 

カチャカチャ…

 

ニコの構えたRemington M870が震えたりトリガーにかけてる指が震えた…

 

ニコ「……っ!!」

 

ニコ「(ごめんなさいっ!!)」

 

カチャン!……、ドン!!カチャン!、ドン!!

 

洞窟内に、ニコのRemington M870が響いた……

 

ビチャ…ビチャ…、ドロォ…

 

レン「ゴボ…、ゴボ…」

 

バタン…

 

パキッ…、パリーン…

 

レンのヘイローが砕けた……

 

ユキノがレンの首筋に指を当てる

 

ユキノ「脈は無いな…目標は完全に沈黙した…」

 

ユキノがオトギにハンドサインをする

 

オトギ「(録音と映像の記録、完了です……)」

 

オトギもユキノにハンドサインをする

 

FOX小隊たちはそれぞれハンドサインを出す

 

クルミ「レン…、もう良いわよ…」

 

ピクッ…ピクッ…

 

レンの砕けたヘイローが徐々に戻っていた

 

レン「ゲホッ…、ゲホッ…、びっくりした〜」

 

ニコが僕に抱きついてきた

 

ニコ「ごめんなさい!本当はこんなことしたくなかったの!」

 

レン「大丈夫だよ…わかってたから…、オトギのドローンが飛んでたから多分記録をしてるんだと思ったんだ…」

 

ユキノ「ほんとにすまない事をした…、レンを自由にさせるにはこれしかないと思ったんだ…」

 

オトギ「親友にこんなことをしちゃってごめんなさい!」

 

クルミ「レン…私たちは許さない事をしたわ…、だから…っ!、どんな罰も受ける覚悟よ…」

 

レン「………」

 

少し考えた……

 

レン「分かったよ…、じゃあ罰を与えるね…」

 

FOX小隊のみんながレンの目の色が変わったのがわかった…

 

レン「……これからも親友でいて欲しいんだ、…これが僕の1番痛い罰だよ…」

 

ユキノ「許してくれるのか…私たちを…」

 

レン「許すも何も…、「親友は言葉を何も言わなくても心から通じ合うそれが親友」でしょ!だから言葉はいらない!」

 

僕はとびっきりの笑顔でみんなに笑って見せた

 

FOX小隊たち「レンっ…!!、ありがとう!!」

 

レン「きーにしなーい!きーにしなーい!」

 

FOX小隊たち「あっははは!!」

 

山籠りをしてから数時間後…、夜

 

パチッ…パチッ…

 

レン「すぅー…、すぅー…」

 

ニコ「寝ちゃったね…」

 

オトギ「ですね…、多分ヘイローが元に戻るのはすごい気力を使うんではないでしょうか…」

 

クルミ「…でもすごいわよね、ヘイローが元に戻るなんて…」

 

ユキノ「それなんだが…、少しレンの血液を調べたんだが…、これを見てくれ…」

 

ユキノが3人に2枚の紙を渡す

 

クルミ「これは…」

 

オトギ「そうゆう事か…」

 

ニコ「何でデータが違うの…」

 

ユキノ「恐らくヘイローが元に戻るたびに寿命が減ってるんだろう…、だから血を流し過ぎたりヘイローが砕けたりすると…、レンの内臓とかの状態が段々悪くなってるんだと思う…」

 

クルミ「でも何でこんなデータの差があるのよ…」

 

オトギ「多分刺された肺が関係してる…?」

 

ユキノ「正解だ…、ヘイローは生徒の意思が具現化した物だったな、レンの場合は…、死にたくないか…、守りたいかのどちらかだろう」

 

ニコ「なるほど…、ヘリポートの件の時…、「お姉ちゃん」と言ってたよね、だから大切な人を守るためにこの力がレンに…?」

 

ニコの膝で寝てるレンをニコが視つめる

 

ユキノ「総員…、そろそろ雪山を降りるぞ…大分吹雪もおさまった…、それに…レンに「後方支援部」を任せないとな…」

 

オトギ「ですね…、SRT特殊学園にレンが戻っても、いつか実験台や最悪…、殺されるかも…」

 

クルミ「だからレンにはこの「雪山で死んだ事にさせる」だったわよね…」

 

ニコ「レンが生きてるとバレても時間が稼げる…、そうゆう事だよね、小隊長…」

 

ユキノ「その通りだ…、だから今から極秘暗号回線でRABBIT小隊と後方支援部にはレンは生きてるが死んだと情報を流させてくれ、オトギ頼む」

 

オトギ「分かりました、小隊長…まさか後方支援部に脱走をさせる気ですか?」

 

ユキノ「ああ、SRT特殊学園の監視外まで後方支援部が移動したらレンを連れて行ってもらう、この作戦でいいか?」

 

クルミ「言葉はいらないわよ、小隊長」

 

ユキノ「そうだったな…、総員!白いうさぎさん救出作戦、開始!」

 

ザッ!

 

FOX小隊たち「了解しました!小隊長!」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

SRT特殊学園、RABBIT小隊の部屋

 

 

 

ミヤコ「レン…、無事かなぁ…」

 

ピピ!ピピ!

 

RABBIT小隊のモエのコンソールに通信が来た

 

モエ「うん?…、極秘暗号通信…、この暗号回線は…FOX小隊のだ…」

 

カチャカチャ…

 

暗号を解読する為にペンとメモを出した

 

モエ「なになに…、えっ……」

 

モエが持っていたペンを落とした

 

サキ「どうした!?モエ!?」

 

モエ「違う…、私が解読を間違えたんだ…」

 

モエは何回も送られて来た暗号通信を解読するが…

 

モエ「……ダメだ、何回も解読しても同じだ…」

 

ミヤコ「モエ!モエ!!」

 

ミヤコがモエの肩を揺らす

 

モエ「あっ…ミヤコ…」

 

ミヤコ「どうしたの!何かあったのは分かりました…、教えて…」

 

モエ「…うん、FOX小隊から来た暗号通信の内容は……、「あの後探索の末、洞窟内にてレンの遺体を発見した」って来たの…」

 

ミユ「そっそんな!?」

 

ガチャン…

 

サキ「…っ!ミヤコ!?やめろ!!」

 

ミヤコ「離してください!!、SRTがレンを殺したんです!!だから…、私だけでも騒ぎを起こします…」

 

ガチャ…

 

RABBIT小隊の部屋の扉が開かれた

 

???「ミヤコちゃんたちはやらなくていいよ…、騒ぎは私たちが起こすから…」

 

ミヤコ「みんな…」

 

ミヤコが開いた扉を見たら目を真っ赤にして今でも泣いてる後方支援部の4人がいた…

 

サキ「でも!!後方支援部がやる事は!」

 

サキ(後方支援部)「…レンはね私たちが成績や成果が出せなかったときにいっつも励ましてくれたの…、「大丈夫!絶対にみんなを見てくれる人が必ずいるから!…僕はその1人だよ!えへへ〜♪」っていっつもあの笑顔で励ましてくれたの…」

 

ミキ「あの笑顔がもう見れないなんて…、こんな場所…、SRT特殊学園に私たちの居場所なんて無いよ…」

 

アキ「だからRABBIT小隊のみんなは止めないで…」

 

ミユ「それじゃあ…後方支援部のみんなは脱走兵になっちゃうよ!」

 

セイ「ありがとねミユ…、でも…、レンを殺したSRT特殊学園から追われるくらい全然いい…、むしろレンの所に行けるなら私たちは良いんだよ…」

 

サキ「だからって!!」

 

ガシッ!

 

ミヤコがサキの肩を掴んだ

 

サキ「ミヤコ!?放せ!!ミヤコだってみんなを死なせる真似はしたくないだろ!?」

 

ミヤコ「分かってますよ!!!!そんな事!!!!」

 

ミヤコの怒鳴り声が辺りに響いた

 

ミヤコ「はぁ…、はぁ…、後方支援部のみんなの眼を見て…」

 

サキ「えっ…、あっ…」

 

ミヤコに言われサキは後方支援部のみんなの眼を見た、みんなの眼は真剣でどこまでもレンについて行く、「支援する」と言った眼をしていた

 

セイ「分かったみたいだね…、今までありがとうございました先輩、いや、RABBIT小隊の親友たち!、いつか天国で!」

 

ザッ!

 

後方支援部の4人は一斉にRABBIT小隊の親友たちに敬礼をした

 

スタスタ…

 

4人はRABBIT小隊の部屋から離れる

 

ミヤコ「待ってください!!」

 

アキ「…どうしましたか?ミヤコ先輩…止めても…」

 

ザッ!

 

RABBIT小隊の4人も敬礼をした

 

ミヤコ「せめて最後の支援をさせて下さい…」

 

アキ「ミヤコ先輩…、ありがとうございます!!」

 

ミヤコ「RABBIT小隊、後方支援部!!これより作戦名、「カルバノグの兎」作戦を開始します!!」

 

ザッ!

 

後方支援部、RABBIT小隊「了解しました!」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

SRT特殊学園、司令部

 

 

 

SRT指揮生徒「そうか…、ヤツは死んだか…」

 

SRT生徒「はい…送られた映像ではFOX小隊がレンを排除したようです…」

 

SRT指揮生徒「いくらヤツでも死んだか…、これで脅威になる存在は消えたな…」

 

司令部の換気ダクト

 

セイ「(お前のせいでレンはっ!)」

 

カチャ…、キュッ…キュッ…

 

セイはサプレッサーを付けて、装甲弾を装填したHK416をSRT指揮生徒の頭を的確に狙った

 

セイ「(死ねっ!!クソ野郎!!)」

 

パシュン…

 

ドチュ…、ドロォ…

 

SRT指揮生徒「あ…れ…な…ん…だ…こ…れ…」

 

ドサッ!

 

セイ「(まだ死んで無いだろ!!、死ね!!)」

 

パシュシュシュ…!!

 

ドチュ!ドチュ!ドチュ!

 

SRT生徒「指揮官!?ダメだ脈がない…」

 

ガタン!!

 

ドサッ…

 

セイが換気ダクトから出て来た

 

セイ「相変わらず名演技ね…、流石!「レナ」だね!」

 

セイの目の前には赤髪で綺麗なロング髪で、レンと同じの無限大のヘイローの外側にガラスのカケラが浮いた特徴的なヘイローの少女、前原レナが居た

 

レナ「…レンが死んじゃったんだもん…、コイツには当然の末路だよ、それにまだ死んで無いよコイツ…」

 

セイ「全く…しぶといね…」

 

パシュシュシュシュ!

 

ドチュ!ドチュ!ドチュ!ドチュ!

 

レナ「…うん、完全に死んだよ…」

 

セイ「死体はロッカーに入れとこ…、コイツにはお似合いの棺桶だよ!」

 

ズル…ズル…、ガタン!

 

セイ「これで良し…、レナはどうする?」

 

レナ「…決まってるよ、正門前まで一緒に行って、レナは少しそこで暴れてからここを離れるよ」

 

セイ「…分かった、ありがとレナ…、じゃあお願い…」

 

レナ「はぅ〜、レナ!頑張っちゃうぞ〜!」

 

セイ「あっはは!!」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

SRT特殊学園外、正門前

 

 

 

セイ「ここまでは順調だね…」

 

ダッダッダッ!!

 

カチャ!、カチャ!

 

セイ「っ!?」

 

レナ「……」

 

???「あはは…、ずいぶんなご挨拶だね、セイ!、レナ!」

 

セイ「アキちゃん、みんな!」

 

RABBIT小隊と後方支援部のみんなが集まった

 

モエ「くひひ…、比較的被害が少ない場所にC4爆弾を仕掛けたよ!」

 

サキ(後方支援部)「ありがとうございます、RABBIT小隊の親友たち!、RABBIT小隊は怪しまれないように早く部屋に戻って下さい」

 

ミヤコ「分かりました、後方支援部の「親友、戦友たち」ご武運を!」

 

ザッ!

 

RABBIT小隊は後方支援部に最後の支援と敬礼をした

 

ザッ!

 

後方支援部もRABBIT小隊に敬礼をした

 

モエ「くひひ…、これがC4爆弾のリモート起爆スイッチだよ、これで奴らに一泡吹かせてやりな!」

 

ミヤコ「じゃあ!また!」

 

ダッダッダッ!!

 

サキ(後方支援部)「さてやるか…3人は先に行っててくれ」

 

ミキ「分かった…無事でね…」

 

レナ「サキちゃんはにげないの!?、ここはレナが…」

 

サキ(後方支援部)「支援をするのが後方支援部の役目だもん…、…レンなら絶対にここに残ってレナを支援してるよ…」

 

レナ「…そうだね、じゃあでかい花火を上げよう!」

 

サキ(後方支援部)「その言葉を待ってました!、行くよレナ!」

 

レナ「はぅ〜!「前原レナの一世一代の頑張り物語」の始まりだよ!」

 

カチッ!

 

ドガーン!!

 

SRTの生徒たち「爆発だ!!」

 

SRTの生徒たち「正門前に誰かいる!!」

 

レナ「良し!食いついた!サキちゃん!迫撃砲の準備をお願い!」

 

サキ(後方支援部)「言われなくてもとっくに位置についてるよ!」

 

ダッダッダッ!!

 

SRTの生徒たち「えっ!?後方支援部のサキとレンの親友のレナだ!?、何でこんな事を!?」

 

レナ「…お前たちSRTは、竜宮レンを殺した…だから「ケジメ」を受けてもらうからね…」

 

カチャ…

 

レナがVSSをSRTの生徒たちに向ける

 

SRTの生徒たち「まっ待って!?レンを殺した!?それは本当!?」

 

サキ(後方支援部)「…これを見ろ」

 

サキがSRT生徒たちにレンが突き落とされた映像と撃たれて血だらけになってヘイローが砕けたレンの写真を見せた

 

SRTの生徒たち「そんな…、…これは許されない事だ、レナとサキは私たちに任せて早くここから離れて!!」

 

レナ「信じていいの?かな、かなぁ?」

 

サキ(後方支援部)「レナ…、信用しちゃダメだ、後ろを見て…」

 

ダッダッダッ!!

 

SRTの先輩たち「脱走兵たちは直ちに射殺しろ!!」

 

レナ「やっぱり信用出来ないね…、サキちゃん」

 

サキ(後方支援部)「うん…、コイツらは、何もかも無かったことにする気だ…」

 

カチャ…

 

ドガガガガガ!!

 

SRTの先輩たち「うわあぁぁぁ!?、お前ら!何をしている!?」

 

カチャ…

 

SRTの生徒たち「うるさい!!、SRTは絶対に仲間を見捨てない、見殺しにしない、そう言ったはずだ!!、もうお前たちの言う事なんて聞かない!!レナ、サキ、早くここから離れて!!」

 

SRTの生徒「それに私はレンちゃんをヘリから突き落としたところを見てたもん!!、お前らなんて死んじゃえ!!」

 

ポンッ!!、ピューー…、ドガーーーン!!!!

 

SRTの先輩たち「うわあぁぁぁ!?」

 

サキ(後方支援部)「やだね…、「絶対に仲間を見捨てない」…それに後方支援部だから支援をさせてよね…」

 

カチャ…

 

パシュシュシュ!!

 

レナ「レナも同じ気持ちだよ…、だって…、ね、サキちゃん」

 

サキ(後方支援部)「うん…、そうだね…レナ」

 

サキ(後方支援部)、レナ「だって親友は「何も言わなくても後ろをついて来てくれる」からね!!」

 

SRTの生徒たち「2人とも…、よーし!支援は任せたよ!少ししたら2人はここから離れてね!!」

 

サキ(後方支援部)「分かった!、支援は大得意だよ!」

 

レナ「それまでレナも支援するからね!」

 

SRTの生徒たち、サキ(後方支援部)、レナ「うおおおお!!」

 

ドガガガガガ!!、ポンッ!!、ピューー…、ドガーーーン!!!!、

パシュシュシュシュ!!

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

FOX小隊から送られて来た合流地点

 

 

 

セイ「はぁ…、はぁ…、ここかな?」

 

コツン…コツン…

 

???「流石、後方支援部だな、時間通りだ」

 

アキ「ユキノ先輩!!」

 

ミキ「ユキノ先輩…、レンが死んだって本当なんですか?」

 

ユキノ「大丈夫だ…、レンはジープの後部座席で寝ている」

 

ドサッ…

 

セイは安堵したのかその場に尻餅をついた

 

セイ「…良かった…良かったよ…」

 

アキ「でも何で、死んだと嘘を?」

 

オトギ「それはレンを自由にさせたいからだよ」

 

ニコ「ここにもすぐに追っ手が来ると思うから早く離れて…」

 

ミキ「まだ後方支援部のサキが来てないんです…」

 

クルミ「噂をすれば何とやら…、来たわよ…」

 

ダッダッダッ!!

 

サキ(後方支援部)「はぁー…、はぁー…、何とか間に合った…」

 

レナ「ふぅ…、ふぅ…、良かった…間に合った」

 

セイ「2人とも!、レンは生きてるよ!!」

 

サキ(後方支援部)、レナ「えっ!?」

 

ニコ「っと言うわけなんだよ…」

 

アキ「なるほど…、分かりましたこれから私たち後方支援部がFOX小隊の後を継ぎます」

 

ブルルル…

 

ジープのエンジンをかけた

 

アキ「みんな乗った?…あれ?、レナは?」

 

レナ「…レナはここでお別れだよ…」

 

セイ「えっ…、何で!?、一緒に行こうよ!」

 

レナ「行けないよ…、だってレナは「後方支援部」じゃないもん…」

 

ミキ「レナはもう後方支援部のメンバーだよ!、早く乗って!」

 

レナ「良いから!レナのことは気にしないで!、レンの事をよろしくね!」

 

サキ(後方支援部)「分かった…、必ずまた会おうね!、絶対だよ!」

 

レナ「うん!レナも楽しみにしてるね!」

 

ブゥーーン!!

 

レンを乗せたジープが走り去って行った…

 

ユキノ「…良かったのか?、行かなくて…」

 

レナ「はい!大丈夫です!、近いうちにレンとはまた会える気がしますから…」

 

ニコ「それでレナはどうするの?、もうSRTにはもどれないでしょ?」

 

レナ「レナは何とか1人で頑張ります…、レンも雪山で頑張ったから…」

 

クルミ「レンとレナ、2人揃って強くなったわね!、何かあったら私たちFOX小隊に連絡をしなさいよね!」

 

ザッ!

 

レナはFOX小隊たちに敬礼をした

 

レナ「ありがとうございました!それではまた!」

 

ニコ「待って!、レナ!」

 

レナ「どうしましたかニコさん?」

 

ペラッ…

 

ニコ「コレを…、お守りに持って行って!」

 

レナ「これは…、ありがとうございます!ニコさん!、大切にします!」

 

ダッダッダッ!!

 

ユキノ「…さてと、私たちはもう一仕事をしようか」

 

FOX小隊たち「了解です小隊長!」

 

 

 

ーーーーー

 

 

 

RABBIT小隊のヘリの中

 

 

 

レン「…懐かしいね」

 

その後、SRTは僕にしたことが連邦生徒会にバレて学園を閉鎖された…

多分バレた理由はFOX小隊たちのおかげなんだろうけど…確かに僕にした事は許されない…まぁ当然と言えば当然なんだけど…僕を守ってくれた他の生徒やFOX小隊たちまでも…はぁ…、やっぱり嫌な思い出だなぁ…

 

ミヤコ「レン……」

 

レン「はぁ……」

 

レン「……いるんでしょ、レナ…」

 

ガタン…

 

レナ「…何で分かったのかな、かな?」

 

サキ「うわ!?、いつの間に!?」

 

レン「元々レナは隠密行動がSRTの中でも1番得意だったんだよね」

 

レナ「そうだよ!ミユと同じくらいね!」

 

ミユ「そうですよ…、レナとはよくハイキングをしてましたよ」

 

レン「あっはははは!、そうだったね!、ところでレナ…、まだ持ってるの「アレ」は…」

 

レナ「勿論だよ、はい!、レン!」

 

レナに渡されたM14を見つめてから…、少し目を瞑った…

 

レン「…懐かしいね、レナ…、これはレナに預けとくよ」

 

レナ「えっ…何でなのかな、かな?」

 

レン「それはね、まだ必要じゃないからだよ、それまで預けとく!お願い!、レナ!」

 

レナ「うん!任せてよ、はっぅ〜♪」

 

レンたち「あっはははは!!」

 

モエ「みんな〜、そろそろアビドスに着くよ〜」

 

レン「ありがとうモエ!」

 

レン「それとレナ、君を新しい後方支援部のメンバーにしたから、これからもよろしく!、さあ!おいで!、レナ!」

 

レナ「〜〜〜レン!!、ああ!!もう!!大好き!!」

 

レン「あっはははは!!、やっぱり親友っていいね…」

 

レン「(アキちゃん、ミキちゃん、サキちゃん、セイちゃん、これからもずっとよろしくね、大好きだよ…)」

 

レナ「(あぁ…、やっぱりこの頃から変わんないね…、レンは…)」

 

レナはレンに抱きつきながら一枚の写真を見ていた…

 

【挿絵表示】

 




はい!どうも作者です!、お待たせしました!色々と家の事情があり遅れてしまいました、とりあえず解説をどうぞ!


まずはレナが何で一緒についてこなかった理由なんですが、
これは極秘訓練の時にレナがそばにいなかったから、悪化したんだとそう解釈しちゃったわけなんです、だから最後にジープに乗らずに主人公を守るにはふさわしくない、そう感じて、1人で旅立ったと言うわけなんです、あとレナが持ってる銃VSSなんですが、単純に作者の趣味と言うものもありまして持たせました、それにこの銃はもともと隠密向きですからね


次行きます!、FOX小隊たちがなんでここまで主人公を助けてくれたのは主人公のお姉ちゃんに依頼されて行動していたと言う裏話があるんです、
その理由は、第六話の裏話で、主人公が昏睡状態の時にお姉ちゃんが接触したと言うお話をしたと思うんですが、その時に依頼できそうな人物たちがFOX小隊たちだったんです、だから主人公が暴走したりとか親友が必要な理由がわかったと言うわけなんです


次行きます!、なんでこの話自体が無かったことにされたかと言う理由なんですが、単純にSRTがこの話はバレたらまずいと思ったから、SRTが主人公に関するすべての情報を消したと言う裏話があるんです、まぁその悪がきも結局FOX小隊たちのおかげでバレたんですけどね、でもそれが原因でSRTが封鎖されたというお話は、この小説のオリジナルです


次行きます!、主人公がなんでレナにM14を預けたのかと言うと、主人公はもうその時の生徒じゃない、過去を振り返るのはもうこれっきりだと言う意思で預けたと言うわけなんです、ただまた受け取る日が来るかもしれませんね、何せ思い出の品ですから…


次行きます!、主人公の右足が骨折したのは作者の体験談が元です、右の肩の骨にある鎖骨がとある事故で折れてしまったんです、作者も親友だった人が原因で事故にあった揚げ句、裏切られたと言う苦い思い出があるんです、それも含めて思い出したくない、作者の過去ということなのでこの話を作ったと言う裏話があるんです、もともとこの話は制作する予定はあったんですが、どこでこのお話を入れようかと悩んだ結果ここに落ち着いたと言うわけなんです、主人公と作者は同じと言う立ち位置なので、思い出したくない過去と言う共通点として、主人公のカルバノグの兎過去編、オリジナルを作ったと言う裏話があるんです、ちなみに本編のお話とは関係ないです!


次行きます!、第六話の裏話でいろいろなことが1年間で起こったとお話ししたと思うんですが、主人公のお姉ちゃんである先生はこの事は知らないんです、FOX小隊たちに依頼したのはお姉ちゃんなんですがその時にエデン条約があった時のバックストーリーと言う位置づけにしました、主人公のお姉ちゃんも撃たれた、主人公も同じ時に撃たれた、だから、同じ脇腹を撃たれたと言うわけなんです、アプリの方だと先生がキヴォトスに来た時にはもうSRTは封鎖されてましたよね、でもこのお話だとエデン条約の時まではまだSRTは活動していてエデン条約がおさまったときに封鎖されたと言う設定にしています


次行きます!、1つ元ネタを、前原レナの一世一代の頑張り物語の言葉なんですけれど、知ってる人は知ってると思うんですが、ひぐらしのなく頃の有名なセリフを名前を変えただけでリスペクトをしたと言うわけです…、
この元ネタなんですけれどひぐらしのなく頃の罪滅し編の冒頭で竜宮レナが、聞いてくれるかな?竜宮レナの一世一代の頑張り物語を!、と言うシーンが印象的でして、ひぐらしのテーマも誰かのために頑張る、と記憶していまして、このお話とほんとに合ってるんですね、それで少しリスペクトをしたと言うわけなんです!、あと共通点として同じ「部活」なんです、ひぐらしのなく頃にの、ほうも部活メンバーを大切にするところが多々あるんですが、作者はそれを見て、あぁ親友ってやっぱり良いものなんだなぁ…と感じたんですね、それで少しリスペクトしてみようか!と思ったんです


最後です!、最後の写真はFOX小隊がSRTの情報を連邦生徒会に流す為に撮った写真の一枚です、この写真があったからレナはまたレンに会えたと言う事なんです、お守りは形じゃなくて気持ちがこもってればそれはもうその人のお守りなんです…


こんなところですかね〜、次回を作るとしてもまたスローペースになると思いますが、よろしくお願いいたします!
この作品を読んでるみんな大好きです!、これからもよろしくお願いいたします!
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