アビドス廃校対策委員会で心身共にボロボロになりながらもがんばり続けた後輩ちゃんの頑張り物語 作:竜宮レン
アビドス高等学校付近の上空、RABBIT小隊のヘリの中
夕暮れ時、天候晴れ
ーーーーー
レナ「それでこれはどうゆう物なのかな、かな?」
レナが赤い瞳で僕とウタハたちと作った銃を興味津々と言った顔で聞いてきた
レン「そうだね、レナにも説明した方が良いね…」
カチャ…
僕は2つある銃の片方をガンラックから取り出してレナに見せる
レナ「(わくわく…わくわく…)」
レン「良いものを紹介しよう頼りになる友達だよ、これはM41A型M41Aパルスライフル014RENカスタム上下2連、上が10mm高速徹甲弾、下がポンプ式の30mmグレネードランチャーだよ、持ってみる?」
レナ「…大丈夫、レナにはこれがあるから!」
カチャ…
レナは昔っから使ってるVSSと、僕がSRT時代に使ってたM14を出した
レナ「レナはレンのM14があったから、レンに会えた…いつの間にかM14がレナのお守りになってた♪、はう〜♪」
レン「あっはは!、…今までひとりぼっちにさせちゃってごめんね…レナ」
レナ「…もうレナはひとりぼっちじゃないよ、今はレンとRABBIT小隊がいる…それに、レンがそばに居る…、それだけで幸せだよ…」
レン「…そうだね、これから守るからねレナ…」
レナ「…うん、その言葉を待ってたよレン…」
ガバァ!
僕とレナはお互いにこれからもよろしくという意味で抱き合った
ミヤコ「(ふふっ、やっぱりこの2人は変わんないね…)」
ミヤコがサキにアイコンタクトをした
サキ「(ああ…、2人は変わんないな…)」
サキがミユにアイコンタクトをした
ミユ「(ふふ♪、ですね…2人は変わんないね…)」
そんなみんなの会話を聞いてたモエ
モエ「……くひひ、やっぱり親友って良いね〜」
モエが言葉をこぼしたときアビドス高等学校が見えてきた
ガシャン!
RABBIT小隊のヘリの中が一瞬暗くなってから、赤いライトがヘリの中を包んだ
レナ「(……レンは、レナが守る…)」
レン「…モエ、緊急事態だね…」
モエ「……くひひ、当たり〜アビドス高等学校で戦闘が起きてるよ〜」
ミヤコ「相手は誰?」
モエ「待ってね〜」
ウィーン、ガシャン…
モエ「どれどれ〜…」
ヘリのコックピットの上からサーモビジョンモニターが降りてきた、レンが便利だからと言って、ヘリに搭載したカメラに赤外線モードとナイトビジョンモードに切り替えることができる、赤外線カメラとコックピットにモニターを取り付けた、なおモニターにそのカメラが直結しているからボタン1つで2つのモードを切り替えることができる
モエ「(……学校、校庭側には7人、学校の屋上に3人、体温は確認できる…、学校外側は複数人、30人くらいかな…体温は少し確認できるけど、熱が弱い…)」
モエ「アビドス高等学校に攻め込んできてるのはヘルメット団でまちがいないね〜あと、戦車が1台あるね〜」
レン「…ちっ、性懲りもなくまた攻め込んできたか…」
レン「モエ!、僕が作った戦闘支援用ドローンの用意できる?」
戦闘支援用ドローンは弾薬の運搬、10mm高速徹甲弾での支援射撃、指定座標に爆撃、と言ったことが出来るドローンを4台作っていた
モエ「……くひひ、だろうと思って整備万端!いつでも飛ばせるよ!」
レン「流石モエ!、よしじゃあみんな、戦闘開始にまず空中から支援射撃、ミヤコ、サキ、ミユの3人はヘリから支援、緊急時には地上に、僕とレナはヘリから支援をした後、地上にラペリング降下をするね」
レン「あと、戦闘支援用ドローンはRABBIT小隊が使っていいよ」
サキ「助かるレン、正直弾薬に心許が無かったんだ」
レン「いんだよ〜、それに僕にはコレがあるからね〜」
カチャ!
M41Aパルスライフル014RENカスタムのコッキングレバーを手前に引いて薬室に弾薬を装填する
ミヤコ「ふふっ、流石RABBIT5、みんなの役割をよく理解してるね」
レン「ミヤコ…、そのコールサインでまた呼んでくれて嬉しいよ♪」
ミヤコ「だってレンは…、いつまでも私たちRABBIT小隊のメンバーだし親友なんだよ!」
ミヤコが僕に笑顔をしてくれる
レン「ありがとミヤコ…(親友ってやっぱりいいね…)」
ミヤコ「うん!、それとレナはRABBIT6だよ」
レナ「…レナも良いの?」
サキ「ああ、もうレナも私たちの親友だ」
ミユ「レナ…、またよろしくね♪」
レナ「みんな…、ありがと!(レンの気持ちがよくわかるよ…)」
ミヤコ「じゃあ…RABBIT小隊、支援開始!」
ザッ!
RABBIT小隊「了解しました!」
ーーーーー
アビドス高等学校、校庭
ドガガガガガ!!
ヘルメット団たち「このままの勢いだ!、押せ!」
ホシノたちは学校の周辺にバリケードを設置していて、その物陰に身を隠しながら応戦をしていた
ドン!!ドン!!
ホシノ「うへ〜、全く…懲りないね〜」
ドドドドド!
ユウカ「ホシノさん!、少し不利になってきました!」
ドガガガガガ!!
シロコ「ん、踏ん張る」
ダッダッダッ!!
ヘルメット団「今だ!」
ドガガガガガ!!
ヘルメット団「ぎゃあぁぁぁぁ!!」
ドサッ…
コユキ「そうはさせませんよ…」
ドドドドド!
ノア「コユキちゃん!良い援護です♪」
ドガガガガガ!!
セリナ「ええ!、頼もしいわ!」
ジイィィィィィ!!ドガガガガガ!!
ノノミ「ユウカちゃんたちが来てくれて助かりました♪」
ヘルメット団「(くそ…全然近づけない…なら…)」
キュラララ…
アヤネ「っ!あれは!?」
ザザザ…
ホシノたちのトランシーバーからアヤネの声がした
アヤネ「みなさん!正門前から戦車が接近して来ています!」
アヤネの言葉通りに正門前から戦車が向かって来ていた
チラッ…
ホシノ「……みんな聞いたね、よ〜し…おじさん少し本気を出すかな…」
ダッダッダッ!!
ユウカ「ホシノさん!!、1人じゃ危険よ!!」
コユキ「ホシノさーーん!!!」
シロコ「(ホシノ先輩…死ぬ気だ…)ホシノ先輩ーー!!!!」
ホシノ「(みんなを守れるなら…おじさんは…)」
ヘルメット団の戦車長「バカが!、1人で突っ込んで来た!」
ホシノ「………」
ダッ!!
ヘルメット団の戦車長「なっ…なんてジャンプ力だ…」
高くジャンプしたホシノに気を取られ、戦車長は戦車の上に取り付けてあるPK機関銃でホシノを撃つのが遅れた
ドン!!ドン!!
ヘルメット団の戦車長「ぐわあぁぁぁぁ!!」
ドン!、パキン…、ブンッ!!
ホシノは戦車に着地してから、素早くグレネードのピンを抜いて戦車の上のハッチにMk.II ハンドグレネードを投げ込んでから直ぐに離れた
ドガーーン!!!!
戦車は爆発して炎上した、だけど…
カチャ!カチャ!カチャ!
ホシノの前には10人前後のヘルメット団たちがホシノに銃を構えていた
赤ヘルメット団「はは!!戦車なんて囮だ!!、死ね!!」
ホシノ「…頭に血が上りすぎちゃったね……」
チラッ…
ホシノ「(おじさんの前に出て来たか…、アホが…)」
ホシノは両手を上げて降伏の意思を示すが…
ヘルメット団たち「今更そんな事…死ねーー!!」
ホシノ「レン…、最後に会いたかったよ…」
ヒュン!!
ドチュ…
赤ヘルメット団「あ…れ…」
ドサ…
ヘルメット団たち「なっ何だ!?」
ドゴゴゴゴゴゴ!!!!
ヘルメット団たち「ぎゃあぁぁぁぁ!!!!」
ドサッ…ドサッ…
ホシノ「…おじさんも囮だったんだよ、ありがとう〜レン…」
ーーーーー
アビドス高等学校付近の上空、RABBIT小隊のヘリの中
ガコン!
ミユ「レン、みんなは何とかヘルメット団の進行を抑えてるよ」
ミユがヘリの学校側のドアを開けて、ミユがいつも首に下げてる双眼鏡で周囲の状況を見ていた
モエ「今ヘルメット団の無線を傍受したんだけど、援軍が近くまで来てるみたい」
レン「分かった、数を減らすかな、モエ!ブローニングM2は使える?」
モエ「……くひひ、バッチリ使えるよ〜」
レン「よし…、もう絶対に失いたくない…」
ガコン!、ガタン!!、カチャン!カチャン!
ヘリの学校外のドアを開けて、ブローニングM2を構えてから右にあるレバーを手前に2回引く
レン「居た…、あの団体様たちか〜、ここに来たのが間違いだったね…」
ドゴゴゴゴゴゴ!!!!、ジャララララ!!
ブローニングM2をヘルメット団の援軍に撃つ、空薬莢がジャラジャラと出てくる
レン「よし…、こんなもんかな…」
ミユ「っ!レン!!、ホシノさんが1人で戦車に突撃した!!」
レン「(うん…?、ホシノ先輩が僕にアイコンタクトをしてる…)」
レン「ホシノ先輩…、(分かったよホシノ先輩…)」
ミヤコ「戦車を破壊すれば有利になる、だけど…」
レン「…ミヤコ!、サキ!、ミユ!、モエ!、レナはこのままヘリで支援をして!、僕はラペリング降下をして学校側に進みながら支援する!」
ミヤコ、サキ、ミユ、モエ「分かった!」
ガチャン!
ガンラックからもう1つの銃、M56スマートガン404RENカスタムを持って防弾ベストに取り付けて背中に背負う
白うさぎ「プス!プス!」
白うさぎさんもぴょんぴょん跳ねて応援してくれてる♪
レン「ふふっ♪、じゃあ行ってくる!」
カチャ!、シュルシュル…
レナ「レナも行って来ます!」
カチャ!、シュルシュル…
ミユ「ミヤコちゃん!!、ホシノさんがヘルメット団たちに狙われてる!」
ミヤコ「ミユ!、今こそRABBIT小隊1のいや、キヴォトス1のスナイパーの見せ場です!」
ミユ「うん!(もう内気で臆病な私じゃない…)」
ミユはRABBIT-39式小銃を構えて、ホシノを囲んでるヘルメット団を少しでも動揺を作れる獲物を探す
ミユ「いた…アレだ…」
ミユ「(ホシノさん…両手を上げながらアイコンタクトでコイツを撃てと言ってる…、分かりましたホシノさん…)」
カチャ…
ミユ「ふぅ…、ふぅ…」
ミユはRABBIT-39式小銃を構え直してリーダーの赤ヘルメット団に狙いを定める…
ミユ「…サキちゃん、戦場で1番怖いのは?」
サキ「色々あるが…、やっぱり…」
ミユ「…うん、どこから撃ってくるか分からない、撃ってもポジションを瞬時に変えれるスナイパーが1番…、怖いんだよ…」
ドコーン!!
ミユのRABBIT-39式小銃が火を吹いた途端、1人のヘルメット団の頭を撃ち抜いた
サキ「流石だなミユ…、よし次は私の番だな、ミユ交代だ」
ミユ「うん!、サキちゃん!学校側は任せるね!」
ガタン!!、カチャン!カチャン!
ドゴゴゴゴゴゴ!!!!、ジャララララ!!
サキ「RABBIT小隊の力を、甘く見るなよ!」
ミヤコ「サキ!学校側の敵をある程度減らしたら、私たちは学校外の援軍を殲滅する、RABBIT小隊、レンたちを支援する!」
RABBIT小隊たち「了解しました!」
ーーーーー
RABBIT小隊のヘリの真下、ラペリング降下後
タン!、カチャカチャ…
ラペリング降下後、M41Aパルスライフルを構えながら周囲に敵がいないか確認をする…
レン「……(とりあえず敵はいないか?)」
タン!、カチャカチャ…
ガチャン!
m14を構えて周囲に敵がいないか確認をしながら、レンに近づいて背中合わせをする
レナ「レン…、どうやらここの周囲には敵がいないみたいだね…」
レン「…そうだね…、レナ…怒らせちゃったら悪いんだけど、RABBIT小隊のみんなと一緒にいた方が安全じゃあ…」
レナ「やだ…もうレンから離れたく無い…また会えたんだもん…、それにレンを守りたいからついて来たんだもん…」
背中だから顔はわかんないけど、すねさせてしまったみたいだね…
レン「ごめんねレナ…もうこれ以上大切な人を失うのが怖くて…、またSRT時代の時みたいに支援をしてくれるかな、かな?」
レナ「相変わらず優しいんだね…、大丈夫〜わざと言っただけだよ、それに…」
トントン…
レン「うん?どうしたの?」
チュ…
レン「んん…」
レナに肩を軽くトントンされて振り向いたらレナがキスをしてくれた…、思いにもよらないプレゼントだよ…ありがとね、レナ♪
レナ「えへへ♪、不安ならこうしちゃうんだよ〜♪、あのSRTの事件が起きる前からも…後からも、守るって決めたんだ…、だからレンの側に居させて…」
レン「…そうだね慎重になり過ぎるのはやめだ!、僕の背中を預けたよ!」
レナ「えへへ〜、任せて!」
ザザザ…
ヘッドセットを起動させてRABBIT3に連絡をする
レン「こちらRABBIT5、ヘリの真下及び周囲に敵はいない…、RABBIT5アウト…」
レナ「こちらRABBIT6、学校側は任せてRABBIT小隊は学校外をお願い、RABBIT6アウト…」
モエ「こちらRABBIT3、了解だよ〜気をつけてね〜、RABBIT3アウト…」
バババババ!!、ブゥーン…
RABBIT小隊のヘリがここから離れた
スタスタ…
レナ「どうやらお客様みたいだよ〜」
レン「そうみたいだね…、(普通の弾じゃ無いし、すぐに作れないから…「あれ」をやるか…)」
前から4人のヘルメット団がこっちに向かって来た…、多分援軍の一部だろうな…
カチャ…
背中にM41Aパルスライフルをがっちり固定して素手にする
レン「奴らは僕に任せてね…、ちょっと社交ダンスをしてくる…」
レナ「社交ダンス?、とにかく任せるね〜!」
コツン…コツン…
レン「ふぅ…」
集中力を高めてから、構えもせずにゆっくりと歩いていく…
ヘルメット団たち「コイツ…、銃を持ってるくせに…!!」
シャキン…
ダッダッダッ!!
ヘルメット団の1人がナイフを取り出して走って来た
レン「………」
ヘルメット団「死ねー!!」
ブン!、ガシッ!、ポキ!!
ヘルメット団が振り下ろして来たナイフを避けてから直ぐさま、相手の右腕を掴んで腕を折った
バタン!
ヘルメット団「ぎゃあぁぁぁ!!!、腕があぁぁぁ!!」
ガシッ!、ミシミシ…、ゴキン!
倒れて痛がってるヘルメット団の首に腕を回して、首の骨を折った…
ヘルメット団「ぐっ!?、ぐぇぇ…」
パタッ…
コツン…コツン…
レン「(いくらヘルメットで頭部を守ったところで、首の骨を折られたら意味が無いよね…)」
ヘルメット団「こっ、コイツ…素手だけで…、ひっ!?来るなあぁ!!」
ヘルメット団たち「あ、慌てるな!!みんなで一斉にやれば!!」
ダッダッダッ!!
ヘルメット団が3人同時に襲って来た
ブン!、ガシッ!、ブォン!、バタン!
ヘルメット団の1人の腕をすぐにつかんで、小手返しをしてから四方投げをして2人のヘルメット団に投げ飛ばす
ヘルメット団たち「うわあぁぁぁ!!」
ゲシッ!、ゲシッ!、ゴキ!、ゴキ!
倒れた2人のヘルメット団の首を思いっきり踏んづけて骨を折る…
ヘルメット団「あ゛…」
ヘルメット団「ぐえっ…」
パタッ…パタッ…
コツン…コツン…
ヘルメット団「あっああ…」
バキ!ベキ!ドゴ!
ヘルメットで守られている頭部を殴らないで、脇腹や肋骨あたりのある胸を殴る…
ヘルメット団「もっ…もう辞めて…」
ガシッ!、ブン!、ドサッ!、ベキ!
殴られてフラフラしてるヘルメット団の腕を掴んで、小手返しをしてから四方投げをして地面に叩きつけてから、倒れてる間に、首に腕を回して首の骨を折った
ヘルメット団「あ゛あ゛……」
パタッ…
レン「接近戦で負けたことはないんだ…」
レナ「うわあ〜鮮やかだね〜、あっという間に倒しちゃったね…なんて言うのそれ?」
レン「これ?これは合気道と言って相手の攻撃を避けてから死角へ入ったり、投げたり、関節を狙ったりする、要は相手の気力や体力を奪ったり、相手のペースにさせないことが目的、柔道とはまた違うんだ」
レナ「なるほどね〜」
レン「よし…披露したことだし、ホシノ先輩を支援しに行くよ!」
レナ「うん!(しかし…凄かったなぁ…)」
ーーーーー
アビドス高等学校、校庭
カチャ…
ホシノがまだかろうじて立ってるヘルメット団たちにEye of Horusを構えた
ヘルメット団「ぐっ…、でも私たちを殺してもここにもう直ぐ援軍が来るんだ!」
チュドドドド!!!!
ドガガガガガ!!
ヘルメット団「ぎゃあぁぁ!!」
ドサッ…
スタッ…スタッ…
???「もう来ないよ…」
???「私たちが殲滅したから…」
ホシノ「うへ〜、我が家にお帰り〜レン、レナ〜」
ホシノが話しかけた先にはM41Aパルスライフルを構えたレンと、M14を構えたレナが居た
レン「えへへ〜、ただいま♪ホシノ先輩!」
レナ「はぅ〜♪、ただいまホシノ!」
ヘルメット団たち「援軍が来ない…そんな…」
レン「ホシノ先輩!、後は任せてゆっくり休んでね!」
レン「レナはホシノ先輩のそばに…」
スッ…
僕は表情と気持ちを切り替えて戦闘モードにする
レナ「分かった〜♪」
レナ「ホシノはゆ〜っくり休んでね♪」
レナはホシノのそばに座り、こっちだよと手招きをした
ホシノ「うへ〜♪、お言葉に甘えておじさんは休ませてもらうね〜」
ホシノはフラフラとレナに近寄って近くに座り、レナに寄りかかり休んだ
スタスタ…
シャキン…
レン「さてと…、残り物には福がある…、か…、じゃあ…全員死んでくれ…、邪魔だ…」
ナタを右手で抜いた、片腕が義手のレンはゴミを見る目でヘルメット団たちに歩み寄る…、目の前にいるヘルメット団たちに夕暮れに輝くナタが不気味に映る…
ドガガガガガ!!
ヘルメット団たち「ああ!!、来るなあぁぁぁぁ!!!!」
ヒュン!ヒュン!
避ける事なくヘルメット団たちが撃った銃弾は、僕に当たる事なく地面や空に、あさっての方向に飛んでいった、死ぬのが怖くて銃の狙いが定まらなかったか…
レン「…死ぬのが怖いなら…、僕の大切な「親友、家族がいる」ところに攻めて来るなよ…、銃なんか向けるな…撃つなっ!!!!」
ダッダッダッ!!
ザシュ!、ドチュ!、ゴシャ!
ヘルメット団たち「…づっ…ゲボッ…」
ドサッ…、ドサッ…
レン「はぁ…はぁ…、っはぁ…はぁ…」
ポタポタ…
レン「(何これ…汗が止まらない…)」
ホシノ「うへ〜、終わったみたいだね〜お疲れ様〜」
なんだ…これ…あたまがくらくらする…ひやあせがとまらない…いきが…くるしい…
レン「………」
ほしのせんぱいがあるいてきてる…おうちに…かえらないと…
ズルッ… ズルッ…
ドサッ…
ホシノ「っ!?、レン!!」
レナ「レン!?」
ダッダッダッ!!
ホシノとレナは倒れたレンに駆け寄る
ホシノ「レン!!返事をして!!」
ペチペチ!
ホシノが倒れたレンを抱き起こしてほっぺたを軽く叩くがピクリともしない、ヘイローも消えている…
ホシノ「息は…してない…脈は…微弱だけどある…」
ホシノ「レナ!!アヤネちゃんとセリナとセナを呼んできて!!早く!!」
レナ「分かった!!」
ホシノ「…何だこれ…、アビドスは熱いけど汗が出すぎてる…、確かタオルがあったはず…」
ホシノはいつも持ってるタオルでレンの汗を拭き取る、そうしていると…
ダッダッダッ!!
セナ「ホシノさん!!」
ホシノ「セナ!!レンを!!、レンを助けて!!」
セナ「はい!、とりあえずレンを救急車両11号に!!」
ホシノ「分かった!!」
ーーーーー
救急車両11号
ピッ…ピッ…
カチャ…カチャ…
セナ「………」
あの後セナとホシノに運ばれたレンはセナとセリナ、アヤネのおかげで安静な状態まで戻っていた、ベットに寝かされたレンの頭を、心配してる顔でホシノは撫でている…、セリナとアヤネは他の親友の手当てに当たっていた
ホシノ「レン…、それでセナ…レンは何でこうなったのか分かった?」
セナ「はい…、ホシノさんは…、PTSDって言う病気は知ってますか?」
ホシノ「PTSD…、少しは…」
セナ「少し長くなりますが…」
ホシノ「…構わないよ…」
セナ「分かりました、PTSDの症状は色々ありまして」
セナ「ひどく衝撃的な出来事を体験した後に、症状が1か月以上続くんです、日常生活に支障が出ることもあるため、数か月以上経っても症状が続いたりします、それでふとした時に突然、その時の体験や記憶、感情がよみがえる、その時の体験が夢に出てくる、ちょっとした物音などでも驚く、常にイライラする、眠れなくなる、感情や感覚が鈍くなる、その時の体験や記憶を思い出しそうになる状況を避けたり、思い出せなくなったり…色々ありますが」
セナ「レンの症状を見たところ冷や汗が出てましたので、ふとした時に突然、その時の体験や記憶、感情がよみがえる、その時の体験が夢に出てくる、眠れなくなる、その時の体験や記憶を思い出しそうになる状況を避けたり、大切な思い出を思い出せなくなった…、どうですか?何か心当たりはありますか?ホシノさん」
ホシノ「……あっ…、だからか…」
セナ「何かわかりましたね…」
ホシノはだからか…と呟いてからセナに話した
ホシノ「レンが、アビドス高等学校に来た時、頑なに寝ようとしなかったんだ…、毎日徹夜をしてまでおじさんたちの銃やらヘリやらを…整備…点検をしてたんだ…」
ポタッ…ポタッ…
救急車両11号の床にホシノの涙がこぼれ落ちた
ホシノ「ひっく…何で…気づかなかったんだろう…、レンが寝てた時に酷くうなされてたんだ…、「ごめんねみんな…僕のせいで…」とうわ言を言ってた毎回…、おじさんは対策委員会の委員長失格だなぁ…」
セナ「ホシノさん…」
ホシノ「それに比べて「ユメ先輩」はいっつもおじさんの事を気にしてくれて…「すごい怪我だよ!早く手当てをしないと!」とユメ先輩が言ったときにおじさんは大丈夫です…っと、ぶっきらぼうに返事をしちゃったんだ…、その後ユメ先輩が居なくなっちゃった瞬間に…普段からもっと仲良くすれば良かったって後悔したんだ…」
ホシノはスカートを強く握って…
ホシノ「人は何でいっつも大切な人とか心の拠り所が無くなった後に、こうすれば良かった…、もっと仲良く話しとけば良かった…、って後悔するんだろうね…」
セナ「………」
???「………」
ホシノは涙を流し俯きながら
ホシノ「おじさんは対策委員会の委員長なんてやるんじゃ…」
???「…そんな言葉、ホシノ先輩から聞きたく無かったな…僕は…」
ザッ…
ベッドに横になってた体を起こしながらそう呟いた
ホシノ「レン……」
セナ「レン!もう大丈夫なんですか?」
セナは起きた僕にセルトラリンとお水を持って来てくれた
レン「セナ…ありがとう、…こんな薬に頼らなくちゃいけなくなるなんてね…」
コク…コク…
セナに渡されたセルトラリンを飲んだ…
レン「セナ…助かったよ…」
セナ「私は薬品調合をしてますから、何かあればいつでもお気軽にお申し付けくださいませ」
そう僕に言ったセナはスカートと、エプロンに両手をつけながらお辞儀をしてから救急車両11号にある薬品調合の机の側にある椅子に座った
ホシノ「レン…やっぱりおじさんは…」
レン「ホシノ先輩…少し怒りますね…」
スッ…
僕は少し目を細めてから怒った顔をホシノ先輩に向けた
ホシノ「っ!」
私は初めてレンが怒った顔を見た瞬間…、体が石みたいになったように動かなくなった
レン「ホシノ先輩は「対策委員会の委員長失格だ」と言いましたが…、じゃあ何で今日この日までアビドス高等学校を支えたんですか?、ユメ先輩の意思を引き継いでまで頑張ってましたよね?、ホシノ先輩が大切だからホシノ先輩にはシロコ先輩、セリカ先輩、ノノミ先輩、アヤネ先輩、たちが「何も言わなくても」ホシノ先輩の側について来てくれるんじゃないですか?」
ホシノ「………」
おじさんは何も言えなかった…、でも言えないって言うこの気持ちは決してレンに何か言い返したいとか、そういう感情じゃない…なんていうか、不思議とレンの話に耳を傾けないといけないと…おじさんは思った…
レン「…僕は昔FOX小隊のニコに「何も言わなくても後ろをついて来てくれる」オトギには「何も言わなくても心から通じ合うそれが親友なんだ」と教えてくれました…」
レン「ふぅ…」
そこで一呼吸してから
レン「だからホシノ先輩は真っ直ぐ向いていつもニコニコ笑って、うへ〜、と言ってるホシノ先輩が好きなんです僕は…、何で僕がホシノ先輩たちについて行くかそれは…、僕にとってはもう親友であり家族なんですよ!、背中を預けれる親友であり家族なんですよホシノ先輩たちは!!!!、
だから…だから…っ!何で対策委員会の委員長失格なんて言うんですか!!ホシノ先輩!!!!」
レン「はぁ…はぁ…、すいません言い過ぎまし…」
ガバッ!
僕がホシノ先輩に謝った瞬間ホシノ先輩が抱きついて来た
ホシノ「ごめんね!!レン!!、おじさんが間違ってた!!、レンもおじさんと同じ…いやそれ以上背負ってるのに…何でこんな言葉が出て来ちゃったんだろう…」
レンはおじさんより親友を沢山亡くしてるから、心構えとか意思の強さが全然違うと思った…私はまだまだ…だよ…、さすがレンだね…
レン「……ははは♪」
ナデナデ…
泣きじゃくりながら僕に抱きついてるホシノ先輩の頭を優しく撫でた
ホシノ「えっ?レン?」
レン「ホシノ先輩はやっぱり僕の理想の先輩ですよ♪、そこで逃げないで立ち向かう…、うんうん…やっぱりホシノ先輩はかっこいいです…」
僕はニコッと笑って僕の大切な親友であり、家族でもあるホシノ先輩に改めてついていこうと思った…
ホシノ「レン……」
やっぱりレンはすごいや…、こんだけボロボロになっても、決して前を向くのをやめない…天国に行っちゃった親友たちのために頑張ってる…、だから、おじさんも頑張ろう…
レン「ホシノ先輩話は変わるんですか…っ!うう!?、ああ!!ゴホ!!ゴホ!!」
レン「(胸が!!肺が痛い!!、…ははは…もう直ぐ僕は…)」
ホシノ「レン!?大丈夫!?」
カチャ!カチャ!
セナ「っ!早く!!」
ホシノ先輩は抱きつきながら背中をさすってくれてる…、だけどこのままじゃ…
レン「ほっ…ホシノ先輩早く離れ…ウッ、ウオェ!!ゲボォ!!ゴホッ!ゴホッ!」
ビチャ!!ビチャ!!
あぁ…ホシノ先輩の服が…
レン「はぁ…はぁ…すいませんホシノ先輩…」
あたまがくらくらする…めがかすんできた…
ホシノ「そんな事は気にしないで!!レン!!、気をしっかり!!」
レン「ホシノ…先輩…セナ…助けて…」
セナ「ホシノさん!!レンの左腕を!!」
ホシノ「分かった!!」
プスッ!
ホシノがレンの左腕をセナに突き出してオピオイドが入った注射器を左腕に刺して薬を注入した
数分後…
レン「うぅ…ありがとう…楽になったよ…コホッ…コホッ…」
セナ「レン…これも…」
セナはライトゲン配合シロップを渡して来た、セナありがとう…
コク…コク…
ライトゲン配合シロップを口に少し含んで飲んでからお水を飲んだ
レン「はぁ…ありがとうセナ…」
ホシノ「レン…少しおじさんたちと休まない…?」
レン「でも…僕にはやる事が…」
ホシノ「…レン」
ホシノ先輩は優しい表情で血まみれの僕の口をタオルで拭きながら…
ホシノ「今焦って行動したら出来ることも、出来なくなっちゃうよ〜、…それに…」
ナデナデ…
レン「ホシノ先輩…」
ホシノ「今のレンはがむしゃらだった頃の「過去の私」みたいだよ…本当に…だから、今はゆとりを持って休むべきだよ…」
レン「………」
どうしよう…確かまだ知らなかったはず…ホシノ先輩たちに僕の時間、命の灯火が消えかけてる事を言うか…?
レン「……くじょう……」
ホシノ「うん?、どうしたの〜?」
レン「アビドス高等学校の屋上に対策委員会のみんなを集めてください…」
ホシノ「……分かった、みんなに言っとくね」
レン「後お湯を用意出来ますか?、後で必要なんで…」
ホシノ「そのくらいお安い御用だよ〜」
レン「じゃあ、僕は先に屋上に行ってます…」
レン「セナありがとう…、セナ!ユウカたちも含めて後でみんな屋上に来て!PDAで連絡したら屋上に集合だよ!」
セナ「分かりました!レン…、今のレンはとても良い顔をしてますよ♪」
レン「あっははは!、そっか!じゃあセナあとで!」
セナ「行ってらっしゃいませレン♪」
レン「うん!」
カタン…カタン…
ガチャン!
僕は救急車両11号のドアを開けてすっかり暗くなったアビドス高等学校を見た
レン「(この学校を見れるのも後少し…か…)」
バタン…
ホシノ「……レンはやっぱりすごいよ……」
セナ「ええ…、レンはとっても優しくて強い人です…」
ーーーーー
アビドス高等学校、屋上
夜7時…
コーン!コーン!、ガタン!
レン「後は…横に発電機を置いて、発電機にコネクターを繋げば…」
ブロロロ!!
発電機が動いた
レン「ふぅ…、うんうん…よし!、急拵えだけど出来た〜!!」
僕は久しぶりに握ったハンマーとモンキーレンチを床に置いて出来上がった物を見ていた頃…
ピピピッ…
PDAでセナに連絡を取る
レン「セナ…うん…うん…、ありがとう…確かにデータをもらったよ、じゃあ…また」
ピッ…
スタスタ…
僕がセナと連絡を取り終わったと同時に複数の足音が聞こえてきた
レン「(はぁ…、やっぱり怖い…)」
ガチャン!
ホシノ「うへ〜、レン〜来たよ〜、ってすごい!?」
セリカ「どうしたのホシノ先輩…、そんなに驚いて…ってええ!?」
ノノミ「わあ〜!すごい〜♪さすがレンちゃんですね〜!」
アヤネ「何か物音が聞こえると思ったら…すごいです!」
シロコ「ん、さすがレンいい物をいつも作る」
ホシノたちの目の前には50人ぐらい余裕で入れるでっかい木製の露天風呂があった
レン「先輩たち待ってたよ!、お湯をこの中に入れてください!」
ホシノ「なるほどねー、だからか!、よ〜しみんな気合い入れてこ〜!」
シロコたち「おー!」
10分後…
露天風呂に十分なお湯が溜まった
バサバサ…
僕も含めてアビドスのみんなは制服を木製の木箱に入れた
ホシノ「うへ〜!、おじさんが1番!」
バシャーン!!
ホシノはもう我慢出来ないと言った感じでジャンプして露天風呂に入る
ホシノ「うへ〜…、気持ちいい〜…」
セリカ「ちょ!、ホシノ先輩!ズルいわよ!、私も!」
バシャーン!!
セリカも続いてジャンプして露天風呂に入る
セリカ「はぁ〜、気持ちいいわね〜…」
ノノミ「2人ともそんなに慌てなくても…」
パチャパチャ…
ノノミ「幸せですね〜♪」
アヤネ「では、私も!」
パチャパチャ…
アヤネ「ふぅ〜♪、疲れが取れていきます…」
ギュッ!
シロコ「ん、私はレンと一緒に入る」
シロコ先輩は僕の左腕を掴んで一緒に入ろうとする
レン「ははは!、分かりました!シロコ先輩!お供します!」
シロコ「ん、やっぱりレンの事大好き♪」
シロコ先輩の耳がぴょこぴょこしてる…かわいい♪
レン「シロコ先輩ちょっと待って下さいね、…「もう1人のシロコ先輩!」も入りませんか!」
ブォン!
空間に亀裂が入ってシロコ*テラーが出て来た
(名前が長いのと名前の意味が可哀想なのでクロコと呼びます)
クロコ「ん、私も良いの?」
レン「もちろんですよ!クロコ先輩は別世界から来ても、僕の先輩なんです!だから一緒に入りましょう!」
シロコ「ん、私も賛成!」
クロコ「レン…、もう1人の私…、ありがとう…」
バサバサ…
クロコ先輩は黒いドレスを脱いで木箱に入れた
レン「さあ!クロコ先輩!手を出して下さい!」
クロコ「ん、お言葉に甘える!」
ギュッ!
僕の右腕の義手をクロコ先輩の腕を掴んで一緒に露天風呂に入る
パチャパチャ…
シロコ「ん〜!!、気持ちいい〜!」
クロコ「ん〜!!、これは格別〜!」
レン「あ゛あ゛〜♪、最高〜!!」
ホシノ「ぷっ!、レン、おじさんみたいだよ〜!」
レン「あっはは!、確かに♪」
ホシノたち「はははは!!」
レン「ホシノ先輩、さっきはありがとうございました!、それとごめんなさい…制服を汚して…」
ホシノ「そんなの気にしないでよ〜、それよりも今は露天風呂を楽しまない?」
ホシノ先輩の綺麗なオッドアイが僕をみつめてくる…
レン「そう…ですね…、楽しまないと損ですね〜」
セリカ「そうよ、楽しまないと損するわよ?」
シロコ「ん、私もそう思う」
レン「ですね!(この時間だけ…楽しむ…か…)」
しばらく露天風呂をみんなではしゃぎながら楽しんだ
パシャン!
レン「ふぅ……」
僕はお湯で顔を洗ってから両肘を露天風呂のふちにつけて、夜空と屋上の暗闇を照らす月をぼーっと見ていた…
レン「…お月様…、「僕の時間と言う名の暗闇」もどうか…照らして下さい…、やっぱりみんなと別れたくないよ…」
クロコ「レン……」
ホシノ「うへ〜どうしたの?レン?」
レン「………」
どうやら無意識に言葉が出ちゃったみたい…、クロコ先輩は…知ってるみたいだね…、僕は苦虫を噛み潰したような顔で先輩たちに振り返って、乱れる息と鼓動を深呼吸をして落ち着かせてから…、覚悟を決めて先輩たちに話す…
レン「…っ、ホシノ先輩、みんな…ちょっと話したい事が…」
僕の言葉で話してた先輩たちが僕の方に振り向いた
ノノミ「どうしたんですか〜レンちゃん?」
セリカ「どうしたの改まって…レンらしくないじゃない…」
レン「あの…、僕がどうして焦っているかは………っ、もう僕は先輩たちと居られなくなるからです……」
ホシノ「……えっ……」
ノノミ「………」
アヤネ「………」
シロコ「………」
クロコ「……くっそ……」
セリカ「ちょ、ちょっと待ちなさい!レン!話が見えないわよ!、連邦生徒会に何か言われてレンがアビドス高等学校に居られなくなった…、ってことよね!そんな事は絶対にさせないわよ…、私の大切な親友だから…」
セリカ先輩はギュッ!と音が鳴るほど両手で握りごぶしを作って怒りをあらわにする…、やっぱりセリカ先輩は優しいなぁ…
レン「……セリカ先輩、ありがとうございます…、でも違うんです…連邦生徒会は関係ないです…」
セリカ「じゃあ…どうゆう事なのよ…」
レン「セリカ先輩…これを見て下さい…」
僕はセナから送ってもらった僕の血管とか内臓のデータが映ったPDAの画面を見せた
セリカ「……何よこれ…何で…、全然違うじゃない…」
セリカ先輩がPDAを握ってる腕が小刻みに震えてる
ホシノ「どうしたの…セリカちゃん…」
セリカ「レンが初めてアビドス高等学校に来て入院したときのデータと、今日の日付がついたデータと全然違うのよ…、とりあえず返すわね…」
セリカ先輩からPDAを受け取った
レン「ありがとうございます…、先輩たちが見た僕のヘイローが砕けたのに元に戻った現象がありましたよね?」
シロコ「…ん、あったよ…」
レン「それでヘイローが元に戻るたびに寿命が減るんです…」
シロコ「………」
レン「それだけが原因じゃ無くて…、これを見て下さい…」
先輩たちに僕の昔刺された右胸の傷に指を刺した
ノノミ「この傷は…?」
レン「これは…父親に刺された傷です…ちょうど肺の部分です…」
ノノミ「えっ…刺された!?」
レン「うん…、それに…僕は元々キヴォトスの人じゃないんです…」
ホシノ「えっ…レンがキヴォトスの人じゃない!?」
レン「実は…」
ホシノ先輩たちに僕がキヴォトスに来た原因と、元SRTの生徒だった事を包み隠さず全部話した
ホシノ「そんな…じゃあレンは後1年しか生きれないの…」
レン「それなら良かったんですけど…、自分の体だから分かるんです…、
後1カ月…いや、保っても後4日だと思います…」
ホシノ「いっ、1週間もないの!?」
レン「はい…、だから最後の思い出にと思って露天風呂を作ったんです…」
ポタ…ポタ…
レン「あれ…、雨かなぁ…やだなぁ…」
クロコ「…ん、レン泣いてる」
レン「えっ…泣いてるの?」
ホシノ「さっきから泣いてるよ…」
レン「………」
自分では気がつかなかった…、ほっぺたを触ってみると、目から出た涙がほっぺたを濡らしていた……
レン「…やだ、やっぱりやだよ…、先輩たちとお別れしたくないよ…、ひっく…せめてホシノ先輩が卒業するまで生きたかった…、やだ…、やだやだやだ!!!!、死にたくないよ…もっと先輩たちと過ごしたかったよ…」
ナデナデ…
ホシノ「………」
レン「…先…輩?」
ホシノ「おじさんも分かるよ…レンの気持ち…、おじさんもユメ先輩ともっと過ごしたかったよ…ユメ先輩が居なくなった時…せめて卒業まで一緒にいたかったなぁ…、おじさんもユメ先輩に会いたい…ひっく…会いたい…ユメ先輩…、レン同じだね…おじさんはユメ先輩の事を、レンは後方支援部のみんなとおじさんたちの事を…、お互い先輩の事を思って背負ってるね…」
頭を撫でてくれたホシノ先輩は泣いていた…
ガバァ!
僕はホシノ先輩に抱きついて泣いた……、思いっきり泣いた…
レン「ホ゛シ゛ノ゛せ゛ん゛は゛い゛!!!!、ああああああ!!!!」
ホシノ「レ゛ン゛!!!!、ああああああ!!!!」
ノノミ「うぅ…2人とも…」
セリカ「ひっく…レン…ホシノ先輩…」
アヤネ「…ぐすっ…」
シロコ「…レン…ホシノ先輩…」
クロコ「…ひっく……レン…」
しばらく露天風呂で、みんな思い思いに泣いた……
レン「…すいませんホシノ先輩…」
ホシノ「…レン、もう敬語は入らないよ…、おじさんたちは親友で家族だから…遠慮はしないで…」
レン「…分かったよホシノ、1週間も無いけどよろしくね…」
ホシノ「うへ〜おじさんも本気を出さないとね〜」
ホシノ「…頼りにしてるよ…レン」
レン「うん!ホシノ!」
レン、ホシノ「これからもよろしく!!」
ホシノと僕はお互いの拳を軽くぶつけて思いを分かち合った
セリカ「2人ともなんか姉妹みたいね♪」
ノノミ「ふふっ、やっぱり仲良しさんです♪」
アヤネ「良いですね…」
シロコ「ん、2人のために頑張る」
クロコ「ん、私も同じ気持ち」
レン「クロコ!この後、僕の部屋に来てくれない?」
クロコ「ん、大丈夫!」
バサバサ…
僕とクロコは服を履いて屋上から出ようとした
レン「じゃあホシノたちは露天風呂を楽しんでね!」
セリカ「ありがとう!レン!」
レン「うん!」
ピピピッ…
PDAでセナに連絡をする
レン「セナ!お待たせ!ユウカたちを屋上に呼んで!」
ザザザ…
セナ「分かりました!では屋上に向かいます!」
ピッ…
ガサ…
PDAを防弾ベストの胸ポケットに入れる
レン「クロコ!じゃあ行こう!」
クロコ「ん、デートだね!」
レン「あっはは!!、そうだね!」
ガチャン!、バタン…
屋上の扉を開けて、屋上から僕の部屋に向かった
ーーーーー
アビドス高等学校、レンの部屋
レン「…ようこそ僕の部屋へ」
クロコ「…えっ…」
クロコは驚いた…テレビにゲームと布団と棚に後方支援部の写真とテーブルと椅子は、あるけど他には何にも無かった…あまりにも殺風景だった…
レン「驚いたでしょ…ほとんど何にも無いんだ…」
クロコ「…ん、何で何にも無いか聞いて良い?」
レン「それはね…後方支援部のみんなは何も遊ぶ事ができなかったんだ…、SRTの追ってのせいでね…、だから僕も同じ気持ちを…ね」
クロコ「ん、レンはもっと自分に優しくするべき」
クロコは少し怒った表情をした
レン「ごめんねクロコ…、それじゃあ本題に入ろうか」
ガタン…
テーブルにある3つ有る椅子の1つを手前に下げる
レン「さあ、座って」
クロコ「ん、ありがとう」
クロコを手前に下げた椅子の前に立たせてから、椅子を前に押してクロコを座らせた
クロコ「ん、レンは紳士だね♪」
レン「親友をもてなす嗜みだよ♪」
レン「それで…クロコは僕の事を知ってたみたいだけど…まさか…」
クロコ「…私の世界にもレンが居た…」
レン「…その世界の僕の最後は?どうなったの…」
クロコ「私を庇って…それで…」
クロコは顔を背けて悲しんでいた…
レン「そっか…、僕らしいね…」
レン「…ちょっと待ってね!飲み物を持ってくるね〜」
スタスタ…
バタン…
クロコ「…レン」
カチャ…
クロコは左腿に付けてるホルスターからレンが持ってる銃と全く同じだが、色が黒いVP70を取り出して少し見つめてから泣いていた
クロコ「………」
ガチャン!、バタン…
レン「お待たせ!、…クロコ泣いてるの?」
クロコ「…ん、ちょっとね…」
コト…コト…コト…
僕は持って来たジンジャーエールをテーブルに3つ置いた
クロコ「…この世界のレンもジンジャーエールが好きなんだね…」
レン「うん…飲みやすくて大好きなんだ…」
クロコ「理由も同じだ…」
レン「あっはは…、うん?」
…今クロコが持ってるのは僕と同じ銃…、だけど色が黒い…
レン「それ…僕と同じ銃だね…でも色も違うし所々傷がついてる…」
クロコ「…ん、これでいつも私のことを守ってくれてた…私の世界のレンが死んじゃう時に、「クロコ…僕はもうだめだけど…絶対に希望と言う名の光を忘れちゃだめだよ…、なんか…おかしな話だけど、全く同じ僕にクロコが会える気がするんだ…無責任だけど…今度はその僕に守ってもらって…」と言ってこの銃を私に渡してから…」
レン「…そうか…、何もかも僕と同じだね…」
レン「じゃあその世界の僕とクロコは先生も含めて、3人だけでアビドス高等学校を?」
クロコ「…ん、この姿になった私を受け入れてまで、一緒にいてくれた…」
プシュ!、カコン!
僕は、ジンジャーエールを開けてクロコに渡そうとしながら笑顔を向けて
レン「はい!その世界の僕は最後まで1人でがんばったみたいだけど…、今度は僕を守ってくれないかな?クロコ、もちろん僕もクロコの事を守るよ!」
ガバァ!
その言葉を言った瞬間にクロコは僕に抱きついて来てから泣いて来た、ジンジャーエールを落としそうになったけど、何とか落とさずに済んだ
レン「おっとと…」
クロコ「ひっく…、絶対に守る!今度は私もレンを守る!」
レン「…早死にすることは変わらないみたいだけど、その時まで僕の命を預けるよ…クロコ、その時までよろしく…」
クロコ「うん…うん!任せて…」
レン「よし!じゃあ暗い話は終わりだね!、冷たいうちに一緒に飲も!」
椅子に座り直してジンジャーエールを手に取った
プシュ!、カコン!
レン、クロコ「かんぱーい!」
コン!
コク…コク…
レン、クロコ「ぷはあー!美味しい!」
レン、クロコ「ぷっ…あっはは!!」
しばらくクロコといろいろな話をした、こんな事がなかったら、一緒にショッピングに行きたいねとか、釣りに行ったりとかライディングに行ったりとかいろいろな話をした…
クロコは受け取ったジンジャーエールの缶を見つめながら、悲しみ…苦しんでいた…
クロコ「(……私がどう頑張っても、この世界のレンも死んじゃうのか…、っ……助けたかったなぁ……)」
レン「………」
何かを思ってるクロコを、僕はただ見てることしかできなかった…、かける言葉がわかんなかったんだ…、情けないなぁ…、そう思った時気配を感じた、だけどとてもよく知っている気配だった
レン「……(いるね……)」
レン「クロコちょっと待ってね、…レナいるんでしょ?」
ガチャン!、バタン…
部屋のドアが開かれてレナが部屋に入ってきた
レナ「大切なお話をしてるようだったから…盗み聞きみたいな事をしてごめんなさい…」
レン「別に構わないよ!」
クロコ「ん、私も構わない」
レナ「わぁ〜!もう1人のシロコだ!」
クロコ「ん、レナも一緒に話す」
クロコはレナにこっちだよと手招きをする
レン「おいで!レナ!あっ、レナも飲む?」
レナ「飲む飲む〜!」
ダッダッダッ!!
レナ「わぁ〜!ジンジャーエールだ〜!レンは相変わらず好きなんだね〜」
レン「ははは、うん!好きだよ〜♪」
プシュ!、カコン!
コク…コク…
レナ「ぷはあー!美味しい!」
レン、クロコ「ぷっ、あっはは!!」
レナ「んん!?、どうしたの2人とも?」
僕とクロコはお互いの顔を見て
レン、クロコ「ん、何でも無い♪」
レナ「うん??」
レン「レナ座らない?」
レナ「うん!座る〜!」
レナを僕の左に座らせたこれで、レナ、僕、クロコ、の3人が揃った、整った…これで準備オッケーだ……
レナ「それでクロコと何話してたの〜?」
レン「…それはね」
僕はホシノたちに話した事をレナに話した…
レナ「…じゃあレンはもう直ぐ死んじゃうの…?」
レン「………うん」
レン「…だからその時まで僕の命を、レナにも預けるよ…」
レナ「………分かった、せめてこれを…」
カチャン!
レナはイサカM37ソードオフを取り出した、銃身が短くてストックが無くミリタリポリスグリップを付けたカスタムバージョンだった
レナ「レンのパルスライフルはグレネードランチャーが付いてるけど、狭い場所だと使えないから、取り回しやすいイサカM37ソードオフを、お祭り運営委員会のシズコちゃんから予備の銃を貰ったんだ、それをレナがちょっとレン好みにカスタムしたんだよ♪」
レナ「それにショットガンは接近戦には1番だよ!」
レン「どっかで聞いたセリフだね〜」
レン「ありがとう!貰うね!」
レナからイサカM37ソードオフ、レナカスタムを受け取った
レン「じゃ僕も何かお返しを…、そうだ!」
ダッダッダッ!!、ガタン!
僕は棚から誰か大切な人に、従者になってくれそうな人に渡そうと思ってた服、メイド服を持って来た、メイド服と言ってもただのメイド服じゃない、お祭り運営委員会のシズコが着ているのと同じ和風メイドだ
レン「レナ!これを着てみて!」
レナ「わあ〜!かあいい〜!、良いの!?貰っても!」
レン「もちろんだよ!」
レナ「わあ〜い!早速着てみる!」
バサバサ…
レナ「どう?似合うかな、かな?」
和風メイドが気に入ったのか、その場でクルクルと回りながら嬉しそうな笑顔をしていた、良かった…、ありがとうシズコ…
レン「うん!似合ってるよレナ!」
クロコ「ん、凄く似合ってる!」
目の前にはヘルメット団の服じゃない和風メイド服を見事に着こなせたレナが居た、長くて綺麗な赤い髪にメイドカチューシャと和風メイド服がすごく合ってる
レナ「えへへ〜♪ありがとう2人とも♪」
レナ「和風メイドって事は…、レナはレンの従者になったって事?」
レン「ははは…、恥ずかしいけどそういうことだね」
レン「レナ…短い間だけど…また僕の側で戦ってくれるかな?」
レナ「もう言葉はいらないんじゃないかな、かな?」
レン「…そうだね、よろしく!」
レナ「うん!、よーし!レナ頑張るぞ!」
レン「…2人とも、もう夜も遅いしここで一緒に寝ない?」
クロコ「ん、私もそう思ってた、一緒に寝る」
レナ「さすがにレナも疲れたよ〜」
レン「今から布団を用意するから待っててね!」
バサバサ!
部屋の中央に何とか詰めれば3人分寝れる布団をひいた
レン「じゃあ2人ともおやすみなさい!」
クロコ「ん、レンを抱き枕にする」
レナ「レナも抱き枕にする〜」
左右には僕を抱き枕代わりにした2人がぎゅうぎゅうと詰めてきた、嬉しいんだけどちょっと苦しいなぁ…
レン「2人ともこれじゃあ!まるでサンドイッチのハムみたいだよーー!」
クロコ「ん、もう絶対に守る、だから仕方ない」
レナ「そうだね〜仕方ないねクロコ!」
レン「答えになってないよ〜!!」
でもとっても幸せだと思う、だってこんなに僕を思ってくれる親友たちが、家族がいるんだもん、だけど…もうちょっとでお別れになるなんて…やっぱり嫌だなぁ…
はい、どうも作者です!、大変お待たせいたしました!、主人公がとうとうホシノ先輩たちに真実を打ち明けましたね…、ホシノ先輩たちもすごく辛いと思います…、とりあえず裏話をどうぞ!
主人公が急に合気道を使い始めた理由、元ネタなんですが、どこにでもいるただのコックこと、ケーシー・ライバックを思い出しましてそれで主人公は、復讐の鬼になってるのと主人公の時間が無いので、手段を選んでられないと、それで合気道を使い始めたと言うわけです、それにその作品を作者が好きと言う理由が大きいんですが
次行きます!、主人公が何でここまでボロボロになってるのに復讐を果たそうとするのかは映画ジョンウイックの影響も大きいんです、あの映画も大事な思い出を奪われたから復讐をする、というお話だったと思うので、だから少し似たり寄ったりなところがあるんです
次行きます!、露天風呂のシーンなのですが、作者が作りたかったお話とやっぱり思い出作りとみんなに打ち明けるのはお風呂だ!!と思っているのと、そろそろ主人公も少し休むべきだと思ったのでこのお話を作りました、ただ心残りなのがユウカたちのシーンも入れたかったです
次行きます!、レナのショットガンなんですがレンに会う前にお祭り運営委員会のシズコの所でバイトみたいな事をしていた、と言う裏話がありましてそれでレナが「いつか会えたら守りたい人がいる」とシズコに話したらシズコが「これでその人を守ってね!」と言ってレナに渡したんです、レナとシズコは仕事仲間でもあり、親友と言うオリジナル設定があります、
あとショットガンの元ネタなんですがエイリアン2のヒックス伍長が使ってたショットガンが元ネタです
次行きます!、何故主人公が和風メイド服、お祭り運営委員会のシズコと同じ物を持っていたのかといいますと、シズコがレンと接触していたと言う裏話があります、どのタイミングで接触していたのかは、主人公がアビドス高等学校で過ごしていた時、シズコがアビドス高等学校に来たんです、それでレナから聞いていた人だと確信したシズコが「レンに会いたがってる人がいるんです…渡せる時が来たらこれを渡してね!」と言ってその服をもらったと言う裏話があるんです、キューピットはどこにでもいるんですね♪
今回はこんなところですかね、また次投稿するのは多分遅くなると思うので見守っていて下さい!
見てくれてる皆様方大好きです!、次もがんばります!