剣咬の虎に入った青年 作:氷結界の龍トリシューラ
ミストガン(ジェラール)「…。」
フリス「…。」
ミストガン(ジェラール)「俺は妖精の尻尾の為に勝たねばならん。」
フリス「……。」
ジェラール「と言うわけで勝たせてくれ。」
フリス「え、無理。俺目をつけられてるもん。」
ジェラール「そこを何とか。」
フリス「無理だって。」
ジェラール「(涙目)」
フリス「すまん、(…星崩し撃ったら大会潰れるだろ。)」
ジェラールを勝たせたかったけど多分大会が潰れるので原作通りギャグで退場して貰いました。
妖精の尻尾Aが勝ってるから原作より辛そう。
その後の試合は順調?に進んだ。
2試合目は
アラーニャの蜘蛛糸のような魔法にレンは苦戦するも風属性の魔法で吹き飛ばし勝利した。
3試合目…
試合は…オルガの雷一撃で勝負が決まってしまう程実力差があった。
最終試合は
この日で一番激しい戦いとなった。
共に大会最高クラスの実力を持っており、序盤は本気で戦わないジェラールをジュラが少し圧していたが、ジェラールの方も徐々に実力を解放していき、魔法攻撃が激しくなる。空に魔方陣を描き
決着がつきそうに無い。
遂にジェラールは彼の最大の魔法、《真・天体魔法・
そして、
観客も実況も対戦相手のジュラも困惑する中、今度は急に笑い出した。そして、笑い転げ、息が続かず…
よく分からないが
総合順位は
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
となった。
(
無事1日目が終わった事にフリスは安堵する。
マスタージエンマの機嫌も良く、宿で集合しそのまま解散となった。
((一応、スティング達にも言っておくか…競技パートは全ギルドが出るし…)
彼らを巻き込みたくないがやむを得ない。
剣咬の虎セイバートゥースの宿《クロッカス・ガーデン》の宿に戻ってからフリスは大会メンバーを集めた。
「よう、フリス。どうだ、俺の強さを見たか。」
「僕の実力は君の記憶に残ったかな。」
「ああ、凄えよ。圧巻だ。」
当然1日目1位を取り、ご機嫌なメンバー。確かに今日の彼らは圧倒的だった。組み合わせは置いといて。
「それで、急にどうした?」
ローグがフリスに集まった訳を聞く。
「ああ、実はな…。」
フリスは今日起きた事、大鴉の尻尾レイヴンテイルの件を共有し、謝罪した。
"
勝手だが、皆を巻き込んでしまうかもしれない。
可能な限り妨害は防ぐが、接触の可能性が高い競技パートでは特に気をつけて欲しい''
と、頭を下げた。
それを聞いた彼らの反応はと言うと、
「成る程、あの試合は妙だったが、そんな事が起きてたのか。」
「て言うか、何だフリス、俺達がそんなギルドにやられると思っているのか?」
「俺達は最強のギルド
「あの程度の試合は殆ど記憶に無いよ。」
「フリス様は悪くありません、脅迫をするギルドを勝たせては駄目です。」
「フリス君以外ならスティング君達は最強なんですからっ!」
「フローもそう思ーう」
彼は全くフリスを咎める事無く、寧ろそんなギルドに負ける気は無いと言い退けた。
(…根は良い奴らだな…)
寝室でフリスは今日の事を振り返っていた。彼らの為にも明日以降も警戒を怠ってはならないと自覚した。
「ルーシィの勝利を祝って乾パーイっ!!」
「「「「乾杯っ!!!!」」」」
マカロフの声と共に乾杯する妖精の面々。その中心にいるのは唯一勝利を収めたルーシィ。
「だッハッハ!凄かったなルーシィっ」
「見事だったぞ、」
「凄いよルーシィ。」
「ルーシィさん、格好良かったです。」
「漢だっ!」
「あんなの見せられちゃ落ち込んでられねえな。」
「あははははっ、皆ありがとう。」
一方で、
「ギヒッやってくれるじゃねえか。」
「おめでとうと言いたい所だけど、参ったわね。私達は最下位だなんて。」
「だせえな。」
「このままだと1日こき使われるぞ。」
「ジュビア困ります。」
Bチームは何とも言えない雰囲気だった。何せ彼らはAチームとも賭け事をしており競い合っていたのだ。
「ウェンディ、大丈夫みたいね。」
「はい、全然平気です。」
「だから言ったでしょ、平気だって。」
今日出られなかったウェンディにリサーナが声をかける。本当に大丈夫なようだ。
「
「人が倒れてたら助けるのは普通よ。何かあったみたいだけど、どうせナツとオスネコが喧嘩吹っ掛けたんでしょ。」
「シャルルっ!違うよーっ!」
ルーシィの問いにシャルルがつっけんどんに返す。ハッピーが泣きそうだった。
「心配しすぎたな。ま、出られるに越したことねえ。」
「そうだな、事故で俺達の誰かが出られなくなるかもしれないからな。」
グレイと
「それにしても妙な試合だったな。」
「そうだね、本当に何が起きたんだろう。」
「そうなの、急に、あいつ投げ出されて…」
エルザ、レビイの言う通り、当のルーシィから見ても今日の試合はおかしかった。試合中にアスカを脅迫され、攻撃出来ないルーシィだったが、急にフレアが髪の毛が地面から出る程に投げ飛ばされた様に見えた。一応ナツもルーシィの声を聞いて観客席まで走っていたのだが…ナツが来たときには髪は無くルーシィは反撃を開始していた。
明らかに
「うむ、もしかしたら、我々以外にも
「マスター、そうだなそう考えるのが妥当だ。」
マカロフの考えにフリードも同意する。
「まあまあ、良いじゃねえかっ、よく分からねえけど勝ったんだー」
「そうだよ、これからも勝っていこうよ。」
「ああ、そうだな。」
ナツ、ハッピーの言葉にエルザを始めとした皆が気持ちを切り替える。
「宴の再開じゃーっ!!」
「「「「おおーっ!!」」」」
再び盛り上がる妖精の尻尾。彼らは今日も賑やかだ。
新人を責めない剣咬の虎の面々。
彼らの明日は果たしてどうなる?