ようこそ支配者がゆく教室へ   作:藤村凛

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聖夜。そして合宿へ

冬休み

混合合宿導入

 

クリスマス、俺はケヤキモールの前で帆波を待っていた。

いつも家から一緒だから、待ち合わせをしてみたいと帆波が言ったのだ。

「お待たせ!今日も格好いいね!」

帆波が俺の下に駆け寄ってくる。

「ありがとう。帆波も似合っててかわいいよ」

白いセーターに黒のキュロット、ベージュのコートを羽織った帆波はいつもより可愛らしい。

 

帆波と手を繋いでケヤキモールを歩く。

「クリスマスだけあって、カップルが多いね」

「そうだね。この学校の性質上カップルが出来にくいと思ってたけど、そんなことないね」

俺は帆波に返す。

 

しばらくすると隆二と姫野が2人でいるのを見つける。

「優里くん、あれって・・」

「デートだね。あの2人は恋愛に興味ないタイプだと思ってた」

「私はあると思ってたよ。最近ユキちゃんが神崎くんを目で追ってたし」

「邪魔するのも悪いから他の場所へ行こう」

そう言って俺と帆波は見つからないよう場所を変える。

 

 

「帆波じゃーん。今日はデート?」

「相変わらずお前らはよろしくやってんな」

南雲先輩と朝比奈先輩に声をかけられる。

「朝比奈先輩!クリスマスですから。優里くんとデートです。朝比奈先輩もですか」

「ま、そんなとこかな」

朝比奈先輩はそう言って南雲先輩の方を見る。

 

「帆波、優里。3学期には面白いものを見せてやるよ」

南雲先輩はニヤつきながら言う。

「年明けの特別試験ですか?俺らほとんど関わってないんですけど」

「これは俺が会長になって初のイベントだからな。企画構成は俺1人でやる。楽しみにしててくれ」

そう言って先輩方は去っていった。

 

「特別試験、退学者が出ないといいけど・・」

「俺らのクラスなら大丈夫さ。それにクラス貯金も2000万ptを超えたし。」

不安そうな帆波を励ます。

 

 

行きたいとこがある、と帆波に言われてついていく。

「ちょっ!ここランジェリーショップじゃん」

「優里くんに選んでほしいの・・だめかな・・?」

俺は驚いたが、帆波にそう言われてしまっては断れない。

「優里くんはどんな下着をつけてほしい?」

「そうだな・・。帆波はいつも白とかの清楚系が多いから、思い切って大胆な色のも見てみたいかもな」

俺の言葉を聞いて、帆波は何着か持って試着室に入る。

 

「優里くん、どうかな・・?」

カーテンを開けた帆波は黒の下着を着けていた。健康的で白い肌はより一層黒の下着を強調させて色香を纏っている。

「すごく似合ってる。とても綺麗だよ」

帆波は俺の言葉に顔を赤くする。

 

「にゃにゃ!?」

突然帆波が試着室に俺を引き込んでカーテンを閉める。

帆波に抱き寄せられ、彼女の柔肌と豊満な胸を感じる。

「南雲会長と朝比奈先輩が見えたの。見られたくなくて咄嗟に・・」

帆波は俺を離さずに言う。

「俺も見せたくなかったけど、この状況は流石に・・」

ただでさえ、黒の下着を着た帆波にやられていたというのに。

 

珍しくドギマギする俺を見て、帆波は俺の耳元で囁く。

「優里くん、ここにえっちな下着があるんだけど、、、今ここで着てあげようか?」

「っ?!」

帆波は黒の透けたレース生地の下着を手に取る。

こんなところでそんなものを着られたら理性が飛びそうだ。

「一緒にわるいこと・・・しよ?」

「帆波・・・」

俺はブラのホックに手を伸ばして外そうとしたところで、、、

 

「にゃはは、冗談だよ♪着替えるから外で待っててね」

「っっっっっっ?!?」

完全に帆波に翻弄された。俺は恥ずかしさのあまり、試着室から飛び出す。

 

試着室から出た帆波は服を着て、下着を手にしていた。

「さっきの優里くん可愛かったよ・・・。えっちなのは夜に見せてあげるね・・♪」

 

 

「優里くんが動揺してたから、ついチャンスだと思ってね」

ランジェリーショップを出た帆波は言う。

「後一歩であのまま襲うとこだったよ」

 

 

ディナーを終えた俺たちは部屋へと戻る。

帆波に少し待っててほしいと言われて、部屋の外で待つ。

合図が出たので部屋の中に入る。

 

「じゃじゃーーん!帆波サンタの登場です!」

帆波がミニスカでデコルテが完全に見えるサンタコスを着ていた。

「どう?似合ってるかな」

「ああ、とっても似合ってるよ」

俺の言葉に帆波は気を良くする。

 

「そんな優里くんにプレゼントです!」

そう言って帆波は俺にプレゼントを渡す。

「俺も帆波にプレゼントがあるんだ」

俺は開ける前に帆波にプレゼントを渡す。

「一緒に開けよう」

そう言って2人同時に箱を開ける。

 

「「っ?!」」

__同じサファイアのネックレスだった。

「にゃはは、優里くんの瞳と同じ色をと思ったんだけど、優里くんも同じだったんだね」

「ああ、俺も帆波の瞳の色に合わせてネックレスを選んだんだ」

照れくさく2人で笑い合う。

「お揃いのネックレスを着けるのもいいね」

「示し合わせずに贈り合ったものだから特別感もある」

 

「優里くんにね、もう一つプレゼントがあるんだ・・・」

帆波は恥ずかしそうに言って、俺の膝の上に乗って向かい合う。

そしてサンタコスを脱いで、黒の透けた下着を露わにした。

「優里くん、いいよ・・♡」

 

そしてめちゃくちゃにゃんにゃんした。

 

 

 

大晦日、俺は帆波と年越し蕎麦を食べた。

「これで今年も終わりだね」

「そうだね。この一年は色々なことがあったよ」

身を寄せてきた帆波を抱く。

 

「私は優里くんと出会えたことが何よりも嬉しい。これからも一緒にいようね」

「ずっと一緒だよ。2人で幸せになろう」

俺たちは身を寄せ合いながら年越しの瞬間を迎えた。

 

 

 

 

学校に登校し始めて数日後、俺たちAクラスはバスに乗っていた。全員ジャージを着て、替えの着替えや下着を持ってきている。

「それじゃあこれから、新たな特別試験「混合合宿」の説明をしまーす」

 

 




混合合宿の班分けと試験結果考えるのダルすぎ問題
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