吉良吉影っぽい生徒が透き通る世界にいる話、しかも先生は某よわよわ 作:sacabambaspis
でも一話だけ投稿するには試しで反応を見るためなんですね……え?ヘルダイバーの続きかけ?はい……
プルルル
とある家の中、電話の音が鳴り響く
まるで誰かを呼び出しているかのように長くなっている
「電話か…誰かな」
その中で家の中にいる人は反応した、ギシギシと木でできている床を鳴らしながら電話に近づき受話器に手を伸ばす
「もしもし、あぁ君か。なんのようだい?」
受話器から女性の声が聞こえ、受話器を取っている人と話をしている
「先生の護衛?そんなのに興味はない、私は平穏な日常を過ごしたいのでね」
そういいその人は通話を切ろうと耳を離そうとした時目を開いた
「なに?連邦捜査部S.C.H.A.L.E?仕事をして先生を助けるだけでいい?なんだそれは、誰とも戦わず、仕事をするだけ…いいだろうその話受けた」
そういいその人は受話器を戻して電話を切る。
まずは身支度をし、玄関を出る、軽い足取りと少し鼻歌が出ながらも電話先の人から教えられた場所に向かう
「ふむ、D.U区か、あそこは治安が悪くて平穏な日常を過ごすにはダメだった場所なはずだが……なるほど…先生とやらが来たおかげで治安は解決というわけか」
コンクリートをコツコツと歩き、連邦捜査部シャーレがあるビルへと向かう
エントランスをくぐり事務室へと向かう、先生は仕事が多くずっと事務室にいると聞いているからである
肝心のノックは忘れずに4回し、中の人の反応を伺う
聞いているとガダンと音が鳴り、紙が落ちる音そして先生であろう『あー!……間に合わないし……どうぞ!』という声が聞こえた
少しばかり緊張というか、この人で大丈夫なのかと思いつつも失礼しますと声をかけて扉を開ける
扉を開けた先にはサンクトゥムタワーを小さくしたぐらいの書類や紙が何個もあり、床には今さっき落ちたであろう紙や書類が散らばっていた
私はため息をしながらも先生を見やると、地毛であろう濡烏色の髪の毛ににエメラルドグリーンの髪があり、ウルフカットそしてアホ毛がついており……顔は幼さを残しながらも大人という風味を感じさせる…目は髪の毛と同じ濡鳥色であり、服装は大人っぽいスーツを着こなしていると思っていたが、Yシャツが見え、ネクタイは青色に黄色の線があるが……だがその上にセーターを着ているのが見えるため寒がりか…一瞬見ただけでは寒がりの大人に見えるが、よく観察すると少しの皺や洗う暇がなかったように消臭剤を使っても誤魔化しきれない特定の匂い……臭くはないが、このままではいけないな。
「初めまして先生、私はあなたの第一部員兼貴方の助手です」
そういい私は90度の拝をした、ゆっくりと体をあげ目線を合わせると先生は頬を掻きながらはははと笑った
「ようこそ、連邦捜査部シャーレへ…まぁみっともないとこ見せてごめんね」
「いえ、ではまずは書類仕事を終わらせましょうか」
そういい私はコツコツと床を鳴らしながら歩き書類の山へと手を伸ばす
「え!そんな生徒にやらせるなんて!」
先生は否定しているが関係ない、そのまま席につき事務仕事を始めようとすると先生の手が目の前に来て目をふさぐ
こ……これはッ! 書類仕事ばっかしていると聞いたが…ゴツゴツしていると思っていた自分を叱りたいよ、先生の手は書類仕事ばっかしているとは思えないぐらいすべすべしており、時にはもち…っとしたところや骨があるところは少し硬いが……その感触がたまらない
「い、いえ先生……私は助手なので手伝わせていただきます……」
危ないとこだった……もう少しで自我を忘れるところだったが……そういえば自己紹介をしていなかったことに気づいた
「そういえば先生、自己紹介をしてませんでしたね。
私の名前は吉良吉影、名前は男だが女で、年齢は15歳、自宅はとある場所の北東部の別荘地帯にあり、学生のため結婚はしていない、仕事はカフェの仕事をしており、毎日遅くとも夜8時までには帰宅する。 煙草は吸わない。酒は嗜む程度。 夜11時には床につき、必ず8時間は睡眠をとるようにしている。 寝る前に暖かいミルクを飲み、20分ほどのストレッチで体を解してから床につくと、ほとんど朝まで熟睡さ。 赤ん坊のように疲労やストレスを残さずに、朝目を覚ませるんだ。 健康診断でも異常なしと言われたよ。 私は常に心の平穏を願って生きてる人間と言う事を説明しているのだよ。 勝ち負けにこだわったり、頭を抱えるようなトラブルとか夜も眠れないといった敵を作らない。 と言うのが、私の社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている。もっとも、戦ったとしても私は誰にも負けんがね」
ついつい言ってしまった言葉、まるで染み付いているかのように私の自己紹介を言ってしまったのだ
そこには誰にも知らない事も……
「お酒……!?15歳でお酒ー!?ありえない!お酒は厳しく取り締まってるはずなのに!」
そういい先生は私の肩を激しく揺らし抗議する、ついさっきあったばかりなのに随分と仲が良いことをしている
先生は口酸っぱくいうが私は右から左へと流す、適当に相槌を打ってればいいだろう
「わかったならよし……書類仕事……手伝ってくれる……?」
先生に上目遣いで見られたがよしとしよう、元からそのつもりだったからな
そうして地獄に書類仕事をしたが…私にとっては簡単だったな、あの書類の山は1時間ちょっとで終わらせた、先生を見やると仕事をしているもののうとうとしており眠いことがわかった
「先生、睡眠はしっかり取っとくべきだ、睡眠の質を向上させるために温かいミルクを作ってこよう」
そういい私は立ち上がり事務用冷蔵庫から牛乳を取り出し、先生が使ってるであろうマグカップに移し替え、電子レンジに入れて温める
ピーピーと音が鳴ったら取り出し、少し冷ます。 少し冷ますことでとても熱いミルクは熱いから温かいになり飲みやすくなる…と言っても本当は温かいところで止めるべきだったんだがこの電子レンジかなりワットが強かったらしい取り出そうとしたらかなりの湯気が出ていたからね
よくお店の人が使うであろう丸いプレートみたいなもの乗せ、蜂蜜を入れ混ぜる
そうしてプレートごと先生にところに持っていき目の前にプレートごと置く
「どうぞ、先生」
先生はありがとう、といいマグカップへと手を伸ばす、そうして先生は口元へ運び喉へ温かいミルク飲む
あぁ、なんて美しい手なんだ…人工照明の光は反射しないが…私にとって素晴らしい手であることは確かだ
「ん……ご馳走様」
先生はそういいまた仕事に戻ろうとするが私はそれを許さない、先生はもう少し健康的に過ごせばいいと思うからだ
「先生、貴方は寝るべきです、何日も寝てないでしょ?私は仕事を終わらせるので、睡眠をとってください」
「で、でも……私は先生だし…」
先生は少し口をモゴモゴさせて反論している、こちらから見れば子供みたいだ
「先生、私の『爪』伸びているだろう? 自分の『爪』がのびるのを止められる人間がいるだろうか?いない……誰も『爪』をのびるのを止める事ができないように……持って生まれた『性』というものは誰もおさえる事ができない……どうしようもない……困ったものだ、性と言ってもさまざまなものがあるがね、私は爪を切るのを忘れていただけだが……人間だって眠るという行為をしないと勝手に寝てしまう」
「先生、私はなぜ『寝ない』と聞いたんだ、答えてもらってもいいだろう?」
「私は仕事をしないといけないから?」
「質問を質問で返すなあーっ!!疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているのか?わたしが『寝ないのか』と聞いているんだッ!」
「寝ます寝ますから!叩かないで……うっ……」
そういい先生は早足で仮眠室に向かった
そこは先生の寝るところではないだろうと思いつつ、心の中で罪悪感がで始める
なぜあんなことを言ってしまったのか、そして最後の先生の言葉『叩かないで……』これは過去に怒鳴られ、叩かれたことがあったのだろう。
ここに来る前に虐待などされていたのか…私には関係ないが、少し頭にくるな……まずは目の前の書類仕事を終わらせて、寝よう…ついでに爪切りも探しとかないとな
そうして約30分近く掛け、書類の山を全て捌き切った吉良吉影は爪切りは明日探せばいいと思い、毎日寝る時にしている温かいミルクを飲み、先生がいる仮眠室へと近づく
その心は先生の手を見るためや、謝罪のためである
ギィと音を立てて扉が開く、ベッドやソファーなどが置いてあるが先生はベッドで寝ていた
スゥスゥと寝息をたて寝ている。
このことを確認した私は扉から出ようとしたところ急に手首を掴まれベッドへと引きづり込まれる
「なっ!」
誰だってびっくりするだろう、急に手首を掴まれベッドに引きづり込まれたら
寝息をたてていた先生はいまだに寝息をたて、少し笑顔で寝ている
多分だが私を抱き枕にして寝ている、だがこれもいい……美しい手を見ながら寝るという行為は初めてだから……
このまま私の意識は暗闇へと行った
朝起きると先生はまだ寝ており時間は8時を示している、今日はバイトのシフトはなく、また平穏な日常を過ごせるであろう
先生は私をいまだに抱いているがゆっくりとどかしベッドから立ち上がる
そうして仮眠室から出ると明るい日光が照らす
「今日の朝はいい気分だ」
昨日はストレッチもせずに寝てしまったため今少しストレッチをし、爪を切り、歯を磨く。
なぜ事務室に歯磨きなどがあるかは知らないが……先生のことだここにずっといたのだろう
私は事務用冷蔵庫から食材を取り出し料理をする
まずはニンジンとアスパラガスの皮を剥き一口サイズに切ってゆく
豚バラ肉を敷きその上に切ったアスパラガスとニンジンを置き巻いていき、片栗粉をまぶしてからすでに熱してある油を少し引いたフライパンに入れる
この時に3つの卵を割り、そこは深いお皿に入れかき回す、この時に塩をひとつまみと出汁を入れる
フライパンに酒、みりん、砂糖、しょうゆを混ぜたタレをかけ、少し焦げ目がつくぐらいまで焼く
その間にお皿を用意し、その上に豚巻きを置いていく、黒胡椒はお好みなためお店で使うであろう丸いプレートに置く
そしてネギを切り、かき回した卵をフライパンに入れ、その上にネギを入れかき回す……そうスクランブルエッグさ。
程よい香りと少し固くなったところで肉巻きのある皿に平等に……いや先生に少し多めに入れる、あまり食べてなさそうだからね……先生が食べなさそうだったら私が食べよう。
右に4つの肉巻き、左にスクランブルエッグ、そして真上にはレタスをのせ完成
我ながら上手くできたと思う
「んー……いい匂いがする」
テーブルがないため先生の事務机に置いたところ、仮眠室から昨日の服装のまま出てきた、まぁそれはそうだろう……
先生は眠い目を擦りながら近づいてきて私と私が作ったご飯を何度も折り返してみる
「なんだね、先生」
私は先生に一声かけると先生は少し笑顔になり
「これ……私のために?美味しそう……」
先生はすでに昨日のことを忘れているような声で席に座った
そうしていただきますといい食べ始めた
「ん……おいしいよ」
先生は親指をこちらに向け言った
「それはよかった」
私もいただきますといい食べ始める
この時だけは罪悪感などなかった
そして私が食べ終わった頃にはすでに先生は食べ終わっておりこちらを見ていた
「美味しそうに食べるねー……まぁそれもそっか!」
そういい先生は立ち上がり歯を磨きに行こうとした
「あの、先生……昨日の件すみません」
先生は少し立ち止まり、考えた顔をしたがそれはすぐ笑顔になった
「大丈夫大丈夫!私を心配してくれたんでしょ?ノーカンノーカン」
そういい先生は私の視界から消えた
ついでに私は思ってしまった、あの笑顔は本当の笑顔だったのだろうと
みなさん、お店の店員さんが食べもに運んできてくれるプレートの名前ってなんですか?
無知すぎるからわからない……
ちなみに「吉良吉影」は嘘名前です。
本当の名前はまだ出ませんというか名前が思いつきません