Blue Skies give me so much hope.   作:あーねむ 草の民

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 この前DCSworldにて適当なミッション作って空母から飛んでったんですが、Su-30相手にホーネットで勝てたんですよ。搭載量は正義って感じましたねハイ。


Hey I want to see the rising sun.

 照りつける太陽に熱された装甲板は熱い。シェーン・レミックはM1A1の上部ハッチから上半身を出し、砂漠の風を感じながら地平線を眺めていた。周りに目を向けると、並走して砂埃をあげながら駆けるエイブラムスが3両。現在は4両の戦車小隊で任務中だった。遡ること数時間前、先日迫撃砲による攻撃を受けた基地で、ブリーフィングを聞いていた。

 

『ミッションの内容を伝達します。ミッションオブジェクティブは、E3Aエリア内にある、FOCの大規模砲撃陣地の制圧です。MQ-9リーパーからの映像を見る限り、陣地内部には多数の歩兵や旧ソ連製のM1964、詰まるところはBM-21グラート122mm多連装ロケットシステムが確認されています。現時点において道中の脅威は確認されていません。あらゆる障害を排除し、目標を達成してください。ミッションブリーフィングを終了します。幸運を』

 

 どこか胡散臭い声とスクリーンに映し出される映像を確認し終わり、CVCヘルメットを被りながら格納庫までのアスファルトを歩く。数人の整備士とすれ違うと、背後から声援を受けた。気分は上々。作戦内容を除けばだが。日光で少しというかかなり温まったドアノブを捻り、格納庫へ入る。目の前にはM1A1が。

 

 そして今に至る。突如聞こえてきた音に反応して上を見上げると、ウォートホッグのエレメントが低空で追い抜いていく。一瞬その大きな影が戦車小隊を覆った。そして彼らが到着したと言うことは、

 レミックの予想を肯定するように、ヘッドセットから無線が流れる。

 

『こちらガンマン3、2機のA-10。5発のMk82と6発のマーベリック、1350発のガンを装備』

 

『こちらモニター2-1、No Factor、兵装指定』

 

『ガンマン3-1了解』

 

『2発のMk82を使用し、兵装使用後方位1-4-5へ、モニター2-1』

 

『ガンマン3-1』

 

「レミックさん!中へ入ってください!AOに入ります」

 

 車内から装填手が声をかけたため、中に入ってハッチをしっかり閉めてから、席に座って様々なアイコンが示されているデータリンクディスプレイを注視する。先ほどのA-10を示す、「10」という数字が下に入った2つの青い円が赤い四角で囲まれたエリアに近づいていく。

 

『ガンマン3-1、Tally Targets。Request to Engage』

 

『こちらモニター2-1、Clear to Engage』

 

『ガンマン3-1、ボムズアウェイ』

 

『3-2ボムズアウェイ』

 

 青い円がエリアを通り過ぎ、斜め右に向けて抜けていく。今頃大量のフレアを連続でばら撒いているだろう。すると突然、先頭を走っている車両から驚いた声で無線が入る。

 

『こちらアンヴィル4-4、コンタクトタンク!T-72!』

 

「はぁ!?クソッタレやっぱりあるじゃないか脅威!!」

 

 思わずここにいないブリーフィング担当者に悪態を突く。無駄にいい声しやがってあの女。すぐに照準用のディスプレイを覗く。白と黒のコントラストの世界に、白で強調された影が2つ。大量のERAを貼り付けたその姿は間違えることがない。

 

「アンヴィルアクチュアル、ウェポンズフリー、ターゲットT-72B」

 

「ガンナー!サボット、タンク!」

 

 砲手から返答のように声が帰ってくる。

 

「On the way!」

 

「ファイア」

 

 レミックの合図と共に、砂丘を乗り越えて車体下部を晒した敵車両2両に向けて分隊全車が発砲する。放たれたDM43は車体下部の薄い金属板を貫き、操縦手を穿いて砲塔下部弾薬庫に直撃。2両の敵戦車は無惨にも空中にその砲塔を放り投げる。車体は火柱を上げ、黒煙で空を彩る。

 

「DEFCON1、AOに突入するぞ。そろそろ見えてくるはずだ」

 

 データリンクディスプレイ中央に、赤い四角が近づいてくる。傾斜のついた砂丘を登り、登りきったところで無線が入る。

 

『こちらモニター2-1、アンヴィル4は一時停止せよ』

 

「アンヴィル了解。アンヴィル全車停止せよ」

 

 突然の命令に驚きつつ、全車に指示を出す。

 

『アンヴィル4、ターゲットは戦闘能力の殆どを喪失したように見えるが…3両のトラックと2両のピックアップがある、注意せよ。前進再開可能』

 

「アンヴィル了解。アンヴィル全車、前進再開せよ」

 

 前進を再開し、塀で囲まれた陣地へ向けて走り出す。すると、2つある監視塔に煙が広がり、2つの白い線が伸びてくる。

 

『アンヴィル4-2、RPG!RPG!』

 

「ジグザグに走れ!」

 

 数発のRPGが分隊の間を通りすぎ、後方で爆発が起こる。

 

「ガンナー!HEAT!」

 

 装填手が後部弾薬庫からHEATを取り出し、砲尾に入れる。

 

「ファイア!」

 

 コールをすると轟音と共に発砲。光を発する複数の砲弾が若干弧を描いて飛んでいき、先ほどの攻撃の起点を吹き飛ばす。攻撃は無くなり、分隊は砂埃を上げ、積まれた木箱や乗用車を吹き飛ばし、踏み潰し、スクラップにしながら陣地に中に突っ込む。突然の戦車による強襲に、パニックになった人間が逃げ惑い、陣地内を走り回る。

 

「HEATと7mmを使え」

 

 突入した4両のエイブラムスが、逃げ惑う人間の集団へ向けてその重厚な砲火を向ける。放たれるHEATが車両を逃げ出そうとした人間ごと吹き飛ばし、無謀にも砂漠の中に走って行こうとしたものは体に直径7mmの穴を開ける。圧倒的な火力による制圧。それは、4発の爆弾が着弾して被害が出ている、しかも「砲撃陣地」に対する攻撃としてはやや過剰なものであった。

 

 

 




 BF3のサンダーランと言うミッションを思い出しました。あのエイブラムス本当にかっこいい(脳死)
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