Blue Skies give me so much hope. 作:あーねむ 草の民
『こちら市街地攻略部隊の戦車、アンヴィル4-4だ。付近を飛行中の戦闘機、聞こえるか?』
CAPを終了させ撤退中のテイラーら『ヴァイパー7』に、突然無線が流れてくる。先程の哨戒中に2機のMIG-29と戦闘になり、AMRAAMを使い果たしていた。ホウェットストーン機に至っては全武装を消費しており、残っているのはテイラー機のサイドワインダー2発と機関砲だけである。
「こちらヴァイパー7-1、あなた方の南20マイルを飛行中。何があった?」
こちらの無線に呼応し、返答の無線が来る。少々距離があるせいか、それとも幾つか仲介を挟んでいるせいか、かなり音質が悪い。
『市街地で戦闘中にヘリの接近を感知した。こちらに対空兵装はない。航空支援を要請する』
「7-1了解、すぐに向かう。死ぬなよ」
距離20マイル。テイラーは瞬時に思考する。上空からヘリを狙うとして、サイドワインダーで必要なのは10マイルほど。アフターバーナーを使用して一時的に加速し、一瞬でマッハ1.5へ。スロットルを1番前まで一気に倒し、操縦桿を微妙に引く。
「こちら7-1、7-2は撤退せよ」
『7-2了解、グッドラック。アウト』
自分の4時方向に付いていたF-16が、ブレイクして遠ざかっていく。急がなければならない。
「こちらヴァイパー7-1、アンヴィル4-4、応答せよ」
『こちらアンヴィル4-4、ヘリは尚も接近中』
高度10000ft、速度マッハ1.5。F110エンジンが悲鳴をあげながら排気を吐き、速さをもたらす。目標まで距離15マイル。F-16の加速性能なら間に合うはずだ。そう信じて遠い街を見つめる。
距離10マイル。AIM-9Xのシーカーを解放、HUD上でシーカーが何かを捉え、円が表示される。一気に機首を下げ、さらに速度を稼ぐ。
「ヴァイパー7-1、FOX2」
翼端から射出されたミサイルが、乾いた中東の空気を切り裂き進んでいく。砂の上を通り過ぎ、全てを置き去りにして灰色の街の上を飛ぶFOCのハインドに当たる。
テイラーはレーダー表示が消え、街に上がる黒煙が一つ増えるのを見て、安堵した。ため息を吐き、無線回線を開く。
「こちらヴァイパー7-1、BDAを頼む」
『こちらアンヴィル4-4、グッドキル。撃墜を確認。俺の頭上を残骸がふっ飛んでったぞ』
無線を聞き、全身の力を抜いたところでアラート鳴る。一瞬で体が強張るが、
[ビンゴフューエル]
『これ以上寄り道すると帰れないぞ』そう言う表示があった。
「こちらヴァイパー7-1、ビンゴフューエル。これよりRTB、オーバー」
『アンヴィル4-4了解。君の基地は?』
「南西30マイルのキャンプ・デルタだ」
『後でシャンパンを送っておこう。本当に助かった。4-4アウト』
今日の分の酒には困らないらしい。ホウェットストーンに飲ませよう。そうテイラーは心に決め、操縦桿を倒した。
超 適 当
すみませんめっちゃ手抜きです。好きな時に投稿できるのに手抜きしてどうすんねん我。すみませんでした。あ、AUGは855A1詰めて狙撃します。