ACの技術を背負ってゲヘナで風紀委員のサポートする 作:ファーロン信者
あと書きたいように書いているので見るに堪えない文章になっている可能性大です。合わないなと思ったらブラウザバックしてください。
不良生徒鎮圧/いつもの日常
[10分前:ゲヘナ学園風紀委員会本部]
2年のころから風紀委員会にも所属することになった俺だが、特兵部としてグリッドに籠ったり、逆に兵器の性能試験のため飛び回っていることも多い。だが最近では毎日1回は顔を出している。ワーカーホリック気味に頑張っている、ここゲヘナの中等部に居た頃からの友人……もはや幼馴染と言っても良い人物の存在が居るからだ。俺は執務室の前に立ち、コンコンとノックし、中に入る。
「よぉ、ヒナ」
「あ、レイヴン」
執務室で仕事をしている紫色の大きなヘイローを浮かべた小柄な少女。みんな大好きゲヘナの風紀委員長、空崎ヒナ。ゲヘナの中等部に居た頃からの俺の友人である。原作ブルアカでは「風紀委員会の戦力の半分に相当する」とまで言われる実力を持つ一方、過労気味であるうえ、めんどくさがり屋だったりする、そんな子だ。
「仕事の方は特に大丈夫か?」
「うん、平気」
「それはよかった」
原作においての過労状態を少しでもマシにするために俺も自分の出来るところを片っ端から手伝うことが多い。それが功を奏したのか分からないが、この世界においてのヒナは日付が変わる前までには寝れているらしい。
「ただタヌキ共からの嫌がらせは相変わらずだけど」
「……あのバカ議長は全く……今度プレゼントと称してシースパイダーでも送りつけてやろうかな」
「でも大丈夫、今日はこのまま終わりそう」
「OK……今日の業務終わったら……」
どうする?と言おうとした瞬間、端末から着信音が鳴り、ヒナがそれに出る。ここがゲヘナであることを考えると、どう頑張っても嫌な予感しかしない。
「……もしもし」
「い、委員長!忙しいところ申し訳ありません!現在ゲヘナ南地区で暴動が発生!私たちでは手に負えません!!」
思わずやっぱりかーと額に手を当てる。まぁでも仕方ないし、それの鎮圧を楽しんでやっている自分も居るのだから何とも言えないのだが。少ししてからヒナに話しかける。
「俺が行こうか?」
「良いの?」
「ああ、今日はほぼ
「それじゃあ、お願いしても良い?」
「OK、それじゃ早速行ってくる」
こうして俺は執務室から出て、執務室の外に置いてあるパワードスーツを装着し、現場に向かったのであった。
[現在:ゲヘナ南地区]
しばらく低空を這うようにアサルトブーストをしてはEN回復をしてを繰り返して移動すると現場が見えて来た。ブルアカでお馴染みの敵モブ、スケバン達が大暴れしている。しかも意外と多い。
「なるほど、だからヒナに連絡が来たわけか」
俺はアサルトブーストを吹かして一気に速度と高度を上げた。それと同時に俺は暴れているスケバンを相手取っている風紀委員モブたちに通信を入れる。
「こちらレイヴン、まもなく現着する。巻き込まれたくなければ退避しな!!」
「委員長補佐!?わかりました、直ぐに下がります!」
「メインシステム、戦闘モード起動ッ!!!」
そう俺が言うと俺の視界が若干紅く染まり若干耳鳴りがするがいつものことな上すぐ気にならなくなるので異常はなし。
風紀委員が退避し始めたタイミングで若干下方向に軌道を変えアサルトブーストを切る。その慣性を殺さずに降下し、6連装ミサイルを数人のスケバンにマルチロックし発射、同時にガトリングも乱射し何人か無力化する。その後400km/h以上出てる状態で着地。道路を抉りながら肩部ブースターを上手く使って逆方向に姿勢を変えメインブースターを目一杯吹かしてブレーキを掛ける。
「アイツは……!!」
「風紀委員のカラスが来やがった!?」
ワーワー喚くスケバンにアサルトブーストで一気に肉薄、クイックブーストを吹かし横移動しながらガトリングを掃射、適宜6連ミサイルをマルチロックで発射。スケバン達は負けずとSMGだのミニガンだのぶっ放してくるが全て紅い幕に防がれる。
「弾が効かない!?」
「そもそも速すぎて当たらない!!」
これがコーラルを操れるようになったことで出来るようになった芸当の一つでさっき視界が若干紅く染まった上耳鳴りがした原因、コーラルアーマーだ。コーラルアーマーと言ってもコーラルシールドやコーラルジェネレーターを積んでるときにパルスアーマーを発動するときに出てくるコーラルのパルスアーマーとは違い、仕様はアーマードコア4やフォーアンサーに出てくるネクストACのプライマルアーマーに近い感じだ。*1俺は機動力で敵弾を躱しつつコーラルアーマーも貼って防ぎながらスケバンの群れに向かってガトリングを乱射。上下方向にも動きを入れて攪乱する。その後アサルトブーストで一気に肉薄し、ちょうどそこに居たスケバンに向かって蹴りを入れる。
「この……!!」
スケバンが突っ込んできたが横にクイックブーストを吹かして回避、その後ガトリングで無力化する。
その後も機動力とガトリングと6連装ミサイルの殲滅力でスケバンを片っ端からぶっ倒し、5分もすれば制圧出来た。
「制圧完了……そこらへんで伸びてる奴らを捕縛しな!!」
「わかりました!!」
余談だが俺が暴れている間はいつも風紀委員の子たちには退避してもらっている。というのも俺はその機動力を使って動き回りながらガトリングやらミサイルやらを乱射しているため、巻き込む可能性が十分あるのだ。その上今回使わなかったある攻撃手段の範囲も広く、周囲を無差別に巻き込んで爆ぜるのでそれを使う可能性もあることも考えると、退避してもらっていた方が良いのだ。
「メインシステム通常モード移行……相変わらず不思議だな、どうしてコーラルを操れるようになってしまっているのか……」
コーラル……アーマードコアVIにおいて、惑星ルビコンⅢにて発見された新物質。新時代のエネルギー資源や情報導体として期待されていた物質。だが実際は非常にざっくり言えば勝手に増えて勝手に集まって勝手に宇宙規模の大災害を起こすというとんでもない厄ネタ物質。そんな厄ネタ物質を何故使えるようになってるかは正直分からないのである。
そんなことも考えながらも、俺は伸びているスケバンを捕縛している風紀委員のところに行った。
「よぉ」
「あ、委員長補佐」
「後のことは任せても良いか?」
「ええ、大丈夫です」
「OK。じゃ、頼んだ」
俺は風紀委員に捕縛等を頼み風紀委員会の本部に戻る。
アサルトブーストを積極的に使ったおかげで早く本部に着き、執務室に向かう。そして執務室の前でパワードスーツを脱ぎ、ノックして入る。
「あ、お帰り、レイヴン」
「戻ったぜヒナ。いつもの暴動だったからささっと片づけて来た。機動力と殲滅力もあったしね。捕縛はあっちに居た風紀委員に任せたからあとは報告書とかをパパっと終わらせるだけだな」
「わかった。えっと……それ終わったら……」
「……ハハ、なるほど。わかった。待ってな、さっさと済ませてくる」
俺は報告書の作成をすぐさま終わらせてヒナのところに行く。
「よおヒナ、待たせたな」
「ううん、そこまで待ってない」
「そうか……最近は寝れてるか?」
「うん、日付変わる前には寝れてる。お風呂にもしっかり入れているし……」
「それは良かった」
原作ではヒナは先生が来るまで自分が本音を明かせる人物が居なかった。俺はそれを知っていたので多少ストレスがマシになるようにと色々やったのだが……結果的に俺にとって予想外なことになった。
「レイヴン……またいつもの、やっても良い?」
「いつもの……ああ、良いぜ」
俺がそう言うとヒナは膝の上に座って来る。そして俺にそっと寄りかかる。
これが俺にとっての予想外。最初はただ単にヒナの話を聞いたり、俺が出来る限りのアドバイスをしたりしていたのだが、いつからかヒナの方からスキンシップをとって来ることも多くなった。自分の中で何かきっかけみたいなものが無かっただけにどうしてこうなった。
「レイヴン」
「どうした?」
「いつだったのか忘れたけど、言ってたよね。もう少し周りを頼っても良いとか、もう少し素の自分を出しても良いって」
「……ああ、確かに言ったな」
「最近は少し他の風紀委員の子に頼るようにはしているけど、その、……こういうところ見せられるのは、レイヴンしかいないから」
「……そうか」
結局その後十数分くらい動けなかった。
高機動型パワードスーツ
『ACの動きが出来るパワードスーツ』をコンセプトにレイヴンが自分用に開発したパワードスーツ。背部にメインブースターとして2基、左右脚部にそれぞれ2基、左右肩部に1基ブースターを搭載しており、通常ブースト・クイックブースト・アサルトブースト等、ACのブースト機能は一通り使える。AC用から推力は流石に下がっているものの、人間大の大きさになった分軽くなったので機動力・速力はやや軽めの中量ACに匹敵する。両手にはガトリングを、両肩には6連装のミサイルを搭載している。肩武装はミサイルの代わりにレールガンを搭載することも可能。
レイヴンの謎
コーラルを操る際、レイヴンの頭上に紅くスパークするヘイローもどきが現れる。どうしてそのようになるかはレイヴン本人もよく理解していない(というかそもそも何でコーラルを操れるか分からない。
ゲヘナ特殊兵器運用開発部
通称『特兵部』。レイヴンが立ち上げた部活……なのだがなんと1年半ぐらい非公認の状態で活動していた。主な役目は風紀委員の補助。だがレイヴン曰く風紀委員とは『自治区外での独断行動や戦闘行為は、住民・生徒に被害を出さない限り黙認する』という協定を結んでおり、風紀委員会の一部のようでそうではない、独特な形態を持つ組織となっている。
レイヴンとヒナ
中等部の頃に知り合って以降どんどん仲を深めていった。風紀委員長になったころからレイヴンが半ば強引にストレスマネジメントを始め、ヒナにとってレイヴンは唯一素の自分で関われる存在になった。一方戦闘となればそれぞれの戦闘力はもちろん、卓越した連携をとる。2人で「ゲヘナの2つ頭」という二つ名を持っている。