「ハッハー!」タタタタタタタタタ
ハロハロォーウ!あのフタエノキワミ成功から3ヵ月後の
今日も青い空に金髪が映えるハート君でっす!
突然ながら今僕はテンション高めで声を出しながら
町はずれをひたすら走っているのだ
理由は肺活量、脚力、持久力の強化・・・・・がついでで
ハッキリ言うと は し ゃ ぎ た か っ た
なのではしゃぐついでに鍛えられるように走りながら声出したり
たまにジャンプしたり結構楽しく遊んでる
ちなみに街中で走りながらこうして楽しそうにしてるの見て
町の子供がちょっと付いて来たり
トチ狂ったと思った大人に救急車呼ばれて精神的なお医者さんに
診断されて異常なしの結果を聞くと呼んだ人はええぇ・・・・って顔してたり
「ユーはっ、ショォォォォォォォォッック!!」ピョーンピョーン
まぁそんなこんなもあって元気に町外れで思いのままにはっちゃけてます
「ハァーーーーハッハッハッハァ!!」ダダダダダダダダダ
町を越えて森の中を走り
ガッ
「あっ」
石に足を引っ掛けその勢いのまま
「あああああぁぁぁぁアヴァ!?」ドボォン!!
川にダイブした
数十メートル離れた川にて・・・・
ぷかー
はしゃぎ過ぎたハート(アルフレッド8歳)はうつ伏せで
川に浮かび、遠くまで流されていた
ぴく
少し体が動き
びくん
体が跳ねる様に動き
「んばっはぁ!!」ざばぁん
「げっほ!げふぇ!?」
顔を上げてむせる
「はぁ、はぁ、はぁ・・・・あ、危なかった」
ざぶ、ざぶ、ざぶ
ざばぁ
「ふぅ・・・・疲れた」
どしゃ
ハートは川から上がってそのまま倒れた
ごろん
そして転がり空を見て
「はしゃぎすぎた・・・・・・」
とても落ち着いた声色でつぶやいた
ヒューーーーーー
「えぇっぶしゅん!!」
「はぁ・・・・寒いしもう帰ろう・・・・」
ハートは体が寒さで震え、帰る為の道筋を探し始める
「と言うとでも思ったか馬鹿め!!」
バッ
その瞬間
ハートはその場で喋りながら腕立て伏せを始めた
「僕が!森の!中を!走って!転んで!川に!落ちて!
流されて!むせて!そのあと!くしゃみ!してぇ!ただで!
帰るなんざぁ!お断りだボケェ!!」
グオォッ
地面に手を着けたまま勢いよく両足を上げて逆立ちした
その体勢から腕を足の様に曲げて
「せめて楽しい思い出作ってから帰る!」
ドッ
腕だけで空中に高く飛び上がり綺麗に足から着地する
すたん
「はぁー・・・・よっし!体があったかくなった!
それじゃもっかい川に入ってーと」
ざぶざぶ
ハートはまた川に入り
腰が水に漬かる深さの場所に立ち、川の上流を見つめる
「・・・・・・ちべたい」
さて、冷たいけどあとは待ってるだけだな
ん?なにをするつもりかって?
ふっふっふ、まぁ見てればわかるさ!
ただ言えることは
いまこそ修行の成果を見せる時!
あ、トキのことじゃないからね?
「・・・・・・・・」
・・・・・・きた!
「フタエノ・・・・」
スゥ
ハート右手をゆっくりと後ろに引き
開いていた拳を握る
「キワミッ!!」
ドッッパァン
その拳が水面を殴ると滝から落ちる水が
逆流するかのように大量の水が上に弾け飛び
ザーーー
その水が周辺に降り注ぐ
ボトボトボト
「・・・・・」チラ
水の音に混じりなにか別のものが落ちる音が聴こえ
そちらをハートが目を向けると三匹の川魚が落ちていた
「ハッハー!成功!!しかも魚が三匹も取れたし
今夜のご飯は焼き魚だー!」
そしてハートはすぐさま焚き火を作り捕った魚を
綺麗に焼いて美味しくいただき、満足した様子で帰って寝た
鍛錬の成果ではしゃいだ結果でした
こうして見るとフタエノキワミって色々できるんだなぁ
と思った今日この頃の朝