透き通る世界で二度目の答えは出せるのか   作:回り針

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今回は少し短めでお送りします。

補習授業部の合宿パート(水着パーティとか)はある程度ダイジェスト的に進めて行こうかなと思います。あれ全部入れると多分絶対長引くので。




ひっくり返ったラッキーコイン

 

 

 

 

奇襲など相手の不意を突く意図を持った高度に殺された足音と気配を感じ取る。自身の感覚と直感で相手の位置を概ね把握する。が、何か動く訳でもない。

 

 

「今だ・・・!」

 

 

別に目の前にあったあからさまなIED(簡易手製爆弾)に気を取られていた訳じゃない。IED自体キヴォトスに来る前の段階で既に見慣れた代物だったし、仮に至近距離で起爆した所で今の自分の身体(ヘイローを有した肉体)では致命傷はおろか骨の一つすらも折れないから。

 

(右、5mくらい。)

 

 

――銃声

 

 

近距離で放たれた銃弾は、避ける事を初めから投げ捨てた自分の左手に寸分狂わず命中。普段なら難なく回避出来るそれを、今回は意図的に回避行動を取らずに受けた。

 

ここまでのやりたくない事だらけのオンパレード+不運の連続で蓄積された精神的疲労がこうして攻撃を回避して反撃しようとする気力を削いでいる一方、それを利用して相手に不意打ちの成功を誤認させる・・・という言い訳じみた戦術を取るのがもう一方にして今自分の心の中を満たしている抵抗を投げ捨てた理由。

 

(相手への被害よりも先に即時に反撃できる手段の除外か。やっぱりというか資料通りというか、慣れているね。)

 

IEDを無効化しようと取り出したコンバットナイフが左手から弾き飛ばされるのを左手の痺れと共に把握しながら、表面上ではあくまで奇襲に対応できていない演技を、内心ではその初撃の狙いに込められた意図を評価する。・・・評価はするが、動こうとはしない。

 

「・・・ッ!?」

 

銃撃を受けた左手を抑え、()()()攻撃の方向に背を向ける様に周囲を探る。勿論奇襲に動揺を隠せない振りも忘れない。このまま銃撃を続けるか、それとも更に距離を詰めてくるか。

 

 

「持っている武器を全て捨てろ・・・ッ!」

 

 

(接近。なら殴り合いか。)

 

 

数瞬、相手が取った択は近接戦闘。足音を聞き、それに合わせて改めて相手の居る方向に振り向く。当然、仕留める気でいる相手の動きは振り向きが終わりよりも速い。完全に振り向くよりも先に右腕を相手の手ががっしりと掴む。

 

 

――目が合う。

 

 

綺麗な白菫色。こちらが見下す形なので身長は自分よりも数十cm程下だろうか。ほんの微かに青を含んだ穢れを感じさせない銀の長髪が動きに合わせ大きく揺れる。

 

(うん?あれ、この顔って・・・白洲アズサ?って事はここ資料にあった補習授業部の合宿先なの?は、え、そんな事ある?)

 

資料に添付されていた顔写真と一致した容姿。油断と評されるまでに増長した疲労によって思考が別の方向へ流されかける。

 

 

(嘘でしょ?こんな事の渦中のど真ん中に――)

 

 

ふらふらと彷徨った先が事件の主役の現在地。これを不運と言うべきか幸運と言うべきか。そんな事を考える間もなく掴まれた右腕が引っ張られ、がら空きになった腹に銃弾が叩き込まれる。

 

「がぁ・・・ッ!!」

 

「取った・・・!」

 

銃弾が致命傷とならないキヴォトスの住人たちの中でも、比較的自分の身体は頑丈な方だという自覚はあるが、痛覚が無い訳じゃないので痛いものは痛い。銃撃の中を平気で動けるのはその痛いと言える程度の痛みを慣れか気合で我慢しているだけだ。

 

腹部を襲う銃撃に呻く間もなく、引っ張られた右腕の肘関節が捻じられる。捻じった事で背中側に回った片腕を背中に抑え付けて肘を極めるという割と典型的な関節技。がら空きの左腕をある程度警戒する必要こそあれど、相手のは背後に位置取れるのはその後の展開をかなり有利に進められるだろう。

 

 

――勿論、関節技でどうにか出来る様な相手であれば、の話だが。

 

 

(拘禁は嫌だし、そろそろちゃんと抵抗するか・・・肘も腹も普通に痛いし。)

 

 

大好物な戦闘にも関わらず未だやる気の湧いてこない己が心を何とか叱咤しつつ、標根イサネは関節技完成の二歩手前の状況から動き始める。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

完全に決まったと思った。己が愛銃に挿し込まれたマガジンを全弾撃ち切ったアズサは、弾切れとなったEt Omnia Vanitas(アサルトライフル)を投げ捨てて掴んだ侵入者の右腕の上腕部を右手で握り関節を捻じる。

 

 

(これで・・・ッ!)

 

 

そのまま肘を曲げさせて掴んだ右腕を背中に持って行くことにより、簡易的かつ典型的ではあるものの関節技を極めようとしたのだが―――

 

 

「よい、しょっ!・・・と。」

 

 

素人全開、明らかにこちらの動きについて来れていなかった筈の侵入者の身体が一切の予兆なしに動き出す。腕を捻じられたまま、目の前の長身が時計回りに回転。無理矢理曲げさせかけていた右腕が真っ直ぐに伸びる。

 

「く・・・!」

 

一発の奇襲で決め切るつもりでいたアズサだったが、肩よりも強い力を持っている腰の回転に無理に付き合う訳にもいかず、止むを得ず掴んだ腕から手を離す。仕切り直しだ。

 

 

そう、仕切り直し。一旦零距離の状態から距離を取り、愛銃を拾い直して銃撃戦か格闘戦か。

 

(距離を取る?いや違う、IEDを起爆させる。私も被害は受けるけど、向こうの方が爆発をもろに受ける筈・・・!)

 

アズサが取った択は未だ侵入者の足元近くで放置されたIED。銃を拾い上げて距離を取りつつリロードし、逃げる素振りを見せながらIEDの雷管に相当する部位を撃って火を付け――

 

 

「な―――」

 

 

――そこまでだった。

 

 

左足を後ろに下げつつ、そこまで考えた所で視界が急激に落下する。一瞬のシェイクの後、開けた視界は何故かいつもよりも低い。同時に右足の関節に激痛。

 

「ぁぐ・・・ッ!?」

 

状況を理解したのは更に一瞬の後、低くなった視野でその原因を見付ける。何故か内股気味に曲げられている己が右膝とその膝裏にがっつりと食い込む左足。

 

 

(足払い・・・!?)

 

 

右膝関節への激痛と共に落下した視界の原因はアズサの右膝に外側から叩き込まれた相手の左足。恐らくだが体を時計回りに回転させる事でアズサの関節技から逃れた侵入者。そのまま仕切り直しの選択を取ったアズサに対し侵入者が取った選択は追撃。体の回転によって出来た回転エネルギーを使い、右足を軸にして左足を引かせたアズサの右膝に一撃を叩き込んだのだろう。

 

 

「ぐぅぅっ!」

 

 

しかし、その数瞬がアズサに訪れる事はなかった。靭帯にクリーンヒットした蹴りにより右膝を内に折り、辛うじて左足を地面に立たせる事が出来たものの完全にバランスを崩したアズサに対し、侵入者は蹴りの姿勢のままタックルというか体当たりを掛け、地面に押し倒す。

 

「が・・・はッ!?」

 

肺中の空気が口から強制的に吐き出され、窒息感を覚える中でアズサは衝撃を背中で受けて堪え窒息感を噛み堪え、寝技で形勢を返すべく左手で相手の肩を力の限り押す。しかし、息苦しさに碌に力の入らない抵抗など、碌に通じる筈もなかった。

 

肩を掴んだ左手は上腕部を掴み返され地面に叩き付けられ、更にアズサの首を容赦なく侵入者の左手が掴み締め抑え込む。

 

 

「が・・・ぐ、ぐ・・・」

 

 

(あの蹴り、関節技から逃れている途中でどうやって私の動きを感知したんだ・・・っ!?)

 

 

反射で動いた右腕で何とか自分の首を解放しようとするアズサだが、握力の限りで相手の手首を握り潰そうとしても首の締めはびくともしない。左手は彼女の想像の遥か上を行く力で叩き付けられたらしく、動く気配もなければ感覚も無い。恐らくだが首を絞められていなければ凄まじい痛みがアズサの左腕を襲っただろう。

 

(ナイフ・・・!!まだ持っていた、のか・・・!)

 

頸動脈が抑えられているのか瞬く間に明滅しながら薄れ始める視界の中、自分に半馬乗りの状態の侵入者の右手にナイフが握られているのを辛うじて視界に収める。

 

 

「ふぅ、腹にライフル弾の掃射は流石に効いたよ・・・多少体が頑丈だからって横着しないでちゃんと避ければ良かった。」

 

 

侵入者は順手に握ったナイフの切っ先をアズサの首筋に向けたまま、侵入者は何事かをぼやきつつ小さく息を吐く。しかし、首を絞められ今にも意識を失いそうになっているアズサにはそれがぼんやりとしか聞こえない。

 

(諦めて・・・なるもの、か・・・まだ、ここ、で・・・やるべき事が・・・!)

 

左手は動かない。全身は今にも正常な生命活動を止めようとしている。だが、諦める事だけは出来ない。途切れかけの意識を精神だけで繋ぎ、アズサはまだ辛うじて動く右手を自らの首を絞める侵入者の左手首から放し、今度は左足に持って行く。

 

 

(体勢だ・・・体勢さえ・・・崩せ、れ・・・ば・・・)

 

 

途切れ途切れの思考を強引に持たせ、右手で侵入者の左足首をしっかりと掴み、ノータイムで力の限り引っ張る。

 

「お、大分良い時間締めてるのにまだ動けるのね。良いじゃん良いじゃん、稀有な才能だよ。まぁ今はちょっと早急に眠って欲しいんだけど・・・ま、でも流石に起き上がれないでしょ。」

 

左足を掴まれた侵入者はアズサの右手を払う事もせず、大人しく足が引っ張られる事を受け入れてアズサの首から手を離し半馬乗りを解く。

 

「はぁっ・・・はぁっ・・・げっほごほっ!げほっ、がひゅっ・・・はぁっ、はぁっ。」

 

「え、あそこまで目がひっくり返ってまだ立ち上がれるのかよ。あの状態じゃ意識も碌に保っていられない筈なんだけど・・・」

 

よろよろと起き上がり、必死に呼吸をするアズサを苦い顔で見つめる侵入者。無理もない。何せキヴォトスの住人でも抑えられれば10秒少しで意識を失う筈の頸動脈圧迫を10秒以上やってまだ立ち上がるのだから。

 

「とはいえ、流石に次は一撃で沈める。悪いけどゲリラはさせないよ。あれは面倒だからね。」

 

呼吸を正し愛銃を拾い直したアズサに、侵入者はナイフを仕舞う代わりにホルスターから抜いたアズサの銃と形状の似たアサルトライフルを彼女に向ける。と同時に、アズサにとって中々に聞き捨てならない事を平然と吐いた。

 

(私の得意を見抜いた?今のだけでどうしてそこまで・・・?)

 

今の格闘戦のどこにゲリラ要素があったのか。アズサが仕掛けた関節技もオーソドックスな手法だし、今の攻防の中でもゲリラと呼ばれる何かを仕掛けた覚えはない。だというのに何故目の前の長身の生徒はアズサの得意がゲリラ戦だと見抜いたのか。リロードを終えたアズサの思考が大きく攪乱される。

 

(どうする?逃げるふりをして視界を切ろうと思ったけど、ばれてるんじゃ通じない。今の私にあれとの正面戦闘を乗り切るだけの体力なんて残ってない。)

 

体力無し、装備もやや心許ない。身体的損害はこちらが遥か上。筋力や反応速度の観点から純粋な格闘戦は下策、同様の理由で策無しの銃撃戦も不利を強いられる事は間違いない。どういう絡繰りかは知らないがこちらの得意がゲリラだという事も見抜かれている以上それに繋がる動きも下手に出来ない。・・・端的に言うのなら、自分は目の前に居るあいつに勝てない。

 

5.56mmNATO弾が満タンに装填された愛銃Et Omnia Vanitasの銃口を向けながら、アズサは思考する。どうすればこの場を切り抜けられるか。どうすれば先生や補習授業部の皆にまでこの凶手を伸ばさせずに済ませられるか。周囲の変化に気が付けない程、ぐるぐると策と術を練る。

 

 

――そう、第三者が現れる事にすらも気付けないくらいに。

 

 

 

「あ!先生、皆さん!アズサちゃん居まし――って、あれは・・・!!」

 

 

 

何の前触れもなくヒフミの声が大きく鼓膜を揺らす。目の前の侵入者と自分に絞り切られた思考がその声によって叩き割られる。

 

「誰か居るの!?嘘でしょこんな時に!?」

 

「取り敢えず皆すぐ動けるようにはしておいて。」

 

はっとして視線を上げれば、そこには数珠m先からこちらを見つけ建物の奥に声を掛けている友人の姿。そして奥から聞こえる声は同じ補習授業部として肩を並べる事となった部員(コハル)とその顧問を担当する者達の声。

 

 

「ヒフミ駄目だっ!こっちに来ては駄目だッ!!」

 

 

考えるよりも先に、今咄嗟に出せる限りの声を張り上げる。この数回の攻防で、アズサにはもう一つ分かった事がある。それは目の前に侵入者は殺人――つまり相手のヘイローを破壊するという行為を躊躇うだけの倫理を持ち合わせていないという事。地面に捻じ伏せられ、首を抑え付けられた時、気道を締め付けるのに一切の躊躇いを見せない様子がアズサにそう直感させた。更に言うのなら銃社会キヴォトスでは一切見かける事のないコンバットナイフを武装として複数携帯し、それを握る手に素人特有の揺らぎが見られなかった事もまたアズサの直感を後押しした。

 

この狂人をヒフミに近付ければ間違いなくヒフミは殺される。()()()()()()訓練を受けていた事が幸いして危機を脱したアズサに比べ、普通の一般生徒でしかないヒフミには抵抗のしようがない。

 

「・・・ヒフミだぁ?」

 

「不味い・・・ッ!」

 

だが、呼び掛け虚しく時既に遅し。アズサの警告に「え、え?」と困惑する事しか出来ないヒフミに対し、侵入者はおもむろにアズサから視線を逸らしヒフミの方へ視線を向ける。その声に微かな違和感を感じないでもなかったが、狂人相手にそんな事言っている場合ではない。アズサは何の迷いもなく引き金を引こうとし―――

 

 

「げっ・・・やっぱりあの阿慈谷ヒフミじゃない・・・?」

 

 

「あれっ!?い、イサネさんっ!?どうしてここに・・・!?」

 

 

聞き慣れた友人の素っ頓狂な声と侵入者の訝しむ様な声が重なる。

 

 

「は・・・?」

 

 

思考が一瞬停止し、無謀上等の特攻が侵入者の目の前1m少しの位置で止まる。加えられた指の力に耐えられず一発分引かれた引き金によって発射された1発の銃弾ががくんと下がった銃口に従い何もない地面に突き刺さる。

 

「い、イサネさん!どうしてここに居るんですか!?ここ関係者以外立ち入り禁止ですよ!?」

 

「えぇ?それはまぁ色々事情がとしか言いようがないけど・・・そういう貴方こそ学園から遠く離れた場所に何故?」

 

まるで軽い知り合いかの様に言葉を叩き合う狂人と友人に、持ち直しかけたアズサの思考が完全に停止する。

 

「アズサ!大丈夫・・・ってあれ、イサネ?どうしてここに。」

 

更に遅れてやってきた先生までもが友人にでもばったり出くわしたかの様な反応を示した事で、アズサの脳内キャパシティは限界に達した。

 

「ど、どういう・・・事・・・?」

 

銃をだらりと下ろし、隠せない困惑のままに視線をイサネと呼ばれた侵入者と友人、先生の間を行ったり来たり彷徨わせる。他殺が縁遠いキヴォトスにおいて相手のヘイローの破壊に何の心理的リミットも持たない狂人とペロロ好きで自称平凡な友人が知り合い。まぁ理解が及ばないのも無理はない。

 

「アズサちゃんとヒフミちゃんも、大丈夫ですか~?・・・って、あら?」

 

「なんか・・・凄い変な事になってない・・・?」

 

ヒフミと先生と侵入者の3人で別の世界に入ってしまったせいで完全に置いてけぼりを喰らったアズサが助けを求める様に視線を彷徨わせていると、遅れてやって来たであろう銃を持ったハナコとコハルが場に到着する。

 

「アズサは大丈夫そう・・・って、凄い土塗れじゃない!払うからちょっとそこに居なさい!」

 

戦闘でがっつり服に付着した土を落とすとぱたぱたと寄ってきたコハルに身を任せながら、アズサはショートした思考回路を頑張って再起動させる。

 

「アズサちゃん、大丈夫ですか?」

 

「うん、大分手酷くやられたが問題はない。体もちゃんと動くから大丈夫だ。」

 

「こんだけ汚れててそんな訳無いじゃない!?後でちゃんと手当てするから!」

 

傷がどうの汚れがどうのとコハルが騒ぎ立てる。先程の攻防において、アズサが危機に陥った攻撃は首絞めによる意識の喪失の為外傷は特にこれといって受けていない。強いて心配なのはもろに強打を受けた右膝の靭帯くらいか。

 

「それにしても、正義実現委員会の皆さんを相手にあれ程までに戦えるアズサちゃんに土を付けさせるなんて・・・もし先生やヒフミちゃんと知り合いでなかったら私達まで危なかったかもしれませんね。」

 

「あぁ、はっきり言って手も足も出なかったと思う。一撃で決めるつもりで奇襲を仕掛けたつもりだったんだが、今思い返してみればそれも初めから気付かれていた様にも感じる。」

 

「奇襲に対して戦いに長けたアズサちゃんが誤認する程完璧なミスリード・・・それにヒフミちゃんと先生の言っていたイサネという名前も色々と引っ掛かりますね。」

 

ばんばんと背中を伝う軽い衝撃に改めてあの狂人を目の前にしてまだ自分が生きている実感を感じながら、アズサは侵入者と先生達のやり取りをぼーっと眺める。

 

 

「えぇっ!?アーマードペロロ様最終決戦仕様の事そんな風に思ってたんですか!?」

 

 

「当たり前でしょあんな物!あんな・・・ッ、こう・・・色々と、私の色々なあれを冒涜したみたいな奴!幻覚であって欲しかったわ!」

 

 

―――何やら騒いでいるが、話が飛躍し過ぎて誰が介入しても収拾が付きそうにない。

 

 

感覚の戻った左腕に特に異常がない事を確認し終えたアズサは、ヒフミと侵入者――イサネの馬鹿みたいな口論――というかイサネの一方的な苦情陳列を見て率直にそう思った。

 

 

 






イサネの戦闘シーンの展開パターンが関節技のタイミングで反撃するっていうのでカルバノグ1章と被ってるのがちょっとまずかったですね。

銃が主役の舞台なのに殴り合いばっかしてる...

ベアトリーチェの死に様はどうなってくれると嬉しい?

  • 普通にイサネさんがボコって終わり
  • 誰も見てない所で誰も知らない内にグサリ
  • 先生やアリスクの目の前でぶっころ
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