この作品は「死後の新たなる導き手」と並行して書かせていただきます。
ただでさえ更新速度が遅いというのに2つも書くなんて……。
本当にごめんなさい、ごめんなさい、ごまんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなs((殴っ
これは「死後の新たなる導き手」の主人公である今靴麻知の死に際に見ていた少女「飯沙仄子」の視点で書かせていただきます。
あ、こういうのって、前書きで書くべきだったんでしょうか……?
と、とりあえず、本編をどうぞ!
第0話 悲劇
私の目の前で、一人の少年がトラックに轢かれている……。
彼は私に2回も告白をした。
しかし私はそれをどちらも断った。
「飯沙さんのすることは正しい。
だから、あなたの選んだ方向に俺は従う」
かつてその少年――今靴麻知――が私に言った言葉だ。
彼が今どう思っているのかはわからないが、私は告白を断ったことに後悔は無い。
「今、どう思ってるの?」
今日、電話で聞こうと思っていたことが頭の中で駆け巡る……。
轢かれている彼の目線の先にあった私の瞳からは……
涙が零れてきた。
何故だろう、止まらない。
後悔はしていなかった。もう迷いも無かった。
なのに、私は泣き止まない。
「君の望みは何だい?」
泣いていた私の目の前に、白い生物が声をかける。
だがその生物の口は動いていない。
どちらかというと、頭に直接言葉を叩きこんでいるような感覚だ。
「私の望みは……」
私は彼に言わなくちゃいけない。
感謝の言葉を……
「……彼、今靴麻知を生き返らせてほしい!」
私は気づいていた。
その生物が
「君の願いはエントロピーを凌駕した。
さあ、受け取るといい。
それが君の運命だ」
私の手の中に現れたのは、緑色をしたソウルジェム。
恐らく、彼――今靴麻知は生き返るだろう。
そのかわり、私はこの日常とさよならをしなければならない。
吹奏楽部員として演奏し、元生徒会長として話すこともなくなるのだろう。
親友と喋りながらの登校はできても、休日に遊びには行けない。
塾に通うのですら不可能だろう。
でも、私はそれらを犠牲にしてでも彼にお礼を言いたかった。
今更彼の愛を受け入れるつもりなどない。
しかし私に本当の気持ちを気付かせてくれた彼にはせめてものお礼をしたかった。
恐らくそれは一生をかけてでもし尽くせるものではないだろう。
しかしこの
彼が目を覚ましたのはそれから4日後のことだった……。
「死後の新たなる導き手」のネタバレみたいなのがちょっと含まれていますね。
しかし麻知がこっちで生き返ったからといって、向こうが終了したりはしないので安心してください。
次回の更新はいつかなぁ……。
できる限り更新し続けていくので、応援よろしくお願いします!