ちなみに、第0話から第2話まではたった1~2時間程度の時間しか経っていません。
全ては麻知の目覚める4日後まで引き延ばす為に……!
決して、尺を伸ばしているわけではないので、あしからず。
ではどうぞ。
篤子さんは、私を学校の進路資料室まで連れてきた。
……何故か都合よく鍵が開いていたが、気にしないでおこう。
「さて、まず飯沙さんに話さなくちゃいけないことだけど……」
「何?」
「……私は4日後の朝にはこの町から去る。
だから、それまでに貴女に全てを教えておきたいの。
戦い方、魔法の使い方、索敵、そして大切なものを守る方法……。
全て教えたいんだけど、大丈夫かな?」
「……うん」
そうだ。私はまだなりたてだが、れっきとした魔法少女なんだ。
自覚を持っていないといけない。
「わかった。
じゃあ、まずは魔法の使い方なんだけど、貴女は何を願って魔法少女になったの?」
「私は、ある人を生き返らせてほしい、って願った」
「人を生き返らせたい、ねぇ……。
ある意味、最強の願いね。そして恐らくそれは、最強の魔法を生むことになる」
最強の……魔法……?
「例えば、どんなもの?」
「う~ん、……例えば…………時間の巻き戻し…みたいな?」
「時間の巻き戻し……」
ある意味最強だけど、ある意味最弱の魔法ね。
だってそうじゃない?
時間が巻き戻るということは、
そういう捉え方をすれば、何かの間違いを犯して戻ってきてもまた同じ間違いをする、ということになりかねない。
別の考えで、並行世界を無限に移動できる、ということもありえる。
まぁどんなものかは分からないんだけどね。
「とりあえず、変身してみてくれない?」
「あ、うん」
ソウルジェムは私の左手の中指に指輪として付いていた。
さっきまでは気付かなかったが、ソウルジェムに変化した時から付いていたのだろうか……?
その指輪になったソウルジェムを宝石の形に戻そうと念じたら、宝石の形へと変化した。
そのまま手を振りかざすと、私の体が衣装に包まれた。
白いTシャツに紺色のスカート、縁に緑色の装飾を施された黄銅色のコート……。
以前にどこかで見たことがあるような……。
「風霊使いウィンじゃないか!
すげー、マジ感激だわ」
風霊使い……?
……あぁ、去年、今靴君から貰ったカードの中にあったカードね。
女の子のイラストで可愛いなとは思ってたけど、まさかこんな恰好をすることになるなんて……。
「まぁ、そのミニスカートも、所謂『鉄壁スカート』というやつだと思うから、戦う際は気にしなくていいと思うよ。
あ、鉄壁スカートってのは、どんな手段を用いても絶対に中が見えないスカートのことね」
「へ、へぇ……」
何でこの人は無駄な知識だけがあるのだろう?
しかし、風霊使い……風に関係する魔法かしら……?
「風関係の魔法……?
いや、それだと願い事と噛み合っていない。
本来魔法少女の魔法は、ソウルジェムと引き換えに叶えた願いに関係する。
つまり、貴女の魔法は『時間関係』の類になるはず。
(まどかなんて知ったことじゃない。
さやk……?美樹も持っている剣なんて、意味が分からない。
あんこは自分自身が持っていた魔法と別の魔法を使ってたから知らん)
……今はあまり考えないようにしましょう。
ちょうど、さっきの使い魔の親玉である魔女の反応が出てきたわ。
魔力パターンがかなり似ている。
使い魔かもしれないけど、いい経験にはなると思うけど、付いてくる?」
「うん」
ちょうどいい機会だ。
もしかしたら、自分の魔法がどんなものかわかるかもしれないし。
ほぼ進展無しでしたね(笑)
篤子はユニゾンヴィータで、仄子はウィンです。
緑色なので、イメージしやすいですね(?)
次回は初のVS魔女です。
この小説オリジナルの魔女にも
できれば意見が欲しいです。
ではまた次回。
See you next time!