魔法少女ほのこ☆マギカ   作:レイン・ディスペア

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ついに魔女と戦います。
名前は遊戯王のあるカードから戴きましたが、まぁその名前らしい能力を持っています。


そして漸く、仄子の魔法が明らかに……!

詳しくは、web……じゃなかった、本編にて。


どうぞ!


第3話 時花

学校を出てすぐ目の前にある公園。

その公園の中にある小さなアスレチックの中央に空間の歪み――魔女の結界があった。

 

「ここね……。

 飯沙さん、変身よ」

 

「うん」

 

篤子さんに促されて、篤子さんは白ゴス姿に、私はコート姿へ変身した。

 

 

「あの時の使い魔のものより、もっと強力ね……。

 気を引き締めて!」

 

「わかってるわ。

 行きましょう!」

 

その声と共に、篤子さんはハンマーで空間を引き裂いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

目の前に広がっているのは白百合の花畑。

そこではあの時の結界にいたものと同じ姿をした使い魔が複数体いた。

まるで白百合が踊っているような光景だが、篤子さんが花畑の中にあった白百合を踏みつけてしまった瞬間、その全てがこちらを振り向き凝視した。

 

「ひっ……!」

 

「気にしない、気にしない」

 

篤子さんはそう言うが、気になるものは気になる。

 

ずかずかと花畑のど真ん中を歩いていくが、使い魔たちはこちらを見続けている。

こんなに視線を感じるのは全校朝礼でもあったことがない。

 

「……来た!」

 

そう篤子さんが呟くと、あたりが急に暗くなった。

 

そして明るくなった目の前には、白百合をひっくり返して、そこから足が生えているような魔女がいた。

 

「時花の魔女Sorciere(ソシエール) de() Fleur(フルール)

 ふっ、面白そうじゃないか。

 私に万が一のことがあったら、その時はヘルプよろしく!

 

 星の鉄槌(Stellar Hammer)発動(Motion)!」

 

 

そう言い放った彼女は魔女へと突っ込んでいく。

 

「星の自壊『爆砕』!」

 

ハンマーが燃え上がり炎に包まれると同時に、それを魔女へと振り下ろす。

その攻撃により魔女は少し後退するが、傷を負っている気配は無い。

 

篤子さんがそれに目を見開き驚いている間に、魔女は大量の使い魔を生みだした。

 

 

「ちょいと、これはマズい……?」

 

 

魔女が篤子さんの方を向いた直後、篤子さんは後方へと飛び跳ねた。

それと同時に、さっきまで篤子さんが立っていた場所には大きな一輪の白百合が花を咲かせていた。

 

「異物である私たちを大好きな百合に変えよう、ってか?

 百合百合百合百合、どこもかしこも百合だらけ。

 こいつ、昔は百合趣味のガチレズだったんじゃねぇの?」

 

悠長に考えを口に出している篤子さんだが、口調とは裏腹に表情には焦りが見える。

 

 

「飯沙さん」

 

「は、はいっ!?」

 

 

私は突然呼ばれて、驚きのあまりよろけてしまった。

 

「魔法、使えそうか?」

 

「い、いえ……」

 

私の魔法の正体は未だに不明。

観察ばかりで何もしていなかった私は、篤子さんの足手まといでしかないと痛感していた。

 

 

「じゃあ、もうちょっと殴ってくるわ」

 

物騒なことを言い残し、篤子さんは再び魔女へと向かっていった。

 

 

「私の……魔法……」

 

一体何なのだろう……?

恐らくは時間に関係すること。

でもその正体はわからない。

 

 

 

 

 

 

「……がはっ!」

 

「篤子さん!?」

 

考えていた私の横に、篤子さんが吹き飛ばされてきた。

魔女の蹴りでも受けたのだろうか、衣装が少し破けている。

 

その魔女はこちらへと近づいてきて、片足を振り上げた。

そう、それは私たちを押し潰そうとしているかのように。

 

 

 

 

いやだ。

 

まだ

 

こんなところで

 

 

死ぬわけには

 

 

 

 

いかない――――!!

 

 

時間停止(Time Out)!」

 

 

 

 

 

 

――――その瞬間、私と篤子さん以外の全てのものは動かなくなった。




ほむほむのパクり?
知ったこっちゃない。
厳密に違ければ大丈夫だし。

詳しい能力はまだですが、とりあえず仄子の魔法は時間を止めることができる魔法です。


元になった遊戯王カードは当然、時花の魔女フルール・ド・ソシエールです。
フランス語の文法では逆になるので、勝手に変えさせていただきましたけどww


次回で時花の魔女を倒せそうです。


麻知はまだ目を覚ましませんが、この物語の主人公は仄子なのであしからず。


ではまた次回!
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