ハイスクールD×D~機械赤龍と静寂な龍帝王   作:hoi3K

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更新です~





遅れると言いながら、何とか書きあがったので投稿します


第3話 「良く分からないけど・・・・・・悪魔になったそうです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~一誠 side~

 

 あれ・・・・・・?

 私、どうしたんだっけ・・・・・・?

 夕麻ちゃんって娘に襲われて・・・・・・そのまま後ろのオジサンの槍で刺されて・・・・・・

 

 ―・・・・・・ぇー・・・・・・―

 

 ん?

 

 ―・・・・・・い・・・ぇー・・・・・・―

 

 誰かが呼んでる・・・・・・誰だろ?

 

 ―・・・・・・いっせー・・・・・・―

 

 この声って・・・・・・・

 

 

 

 

 

 ~side 無し~

 

 一誠が目を覚ますと、いつも通りの部屋のベットに寝ていた。

 

 フィス

  「・・・・・・イッセー、起きた」

 一誠

  「・・・・・・アレ? フィス・・・・・・?」

 

 目の前に、勝手にベットに潜り込んでいたであろうフィスがいた。

 

 フィス

  「・・・・・・イッセー・・・・・・おはよう・・・・・・」

 一誠

  「・・・・・・おはよう、フィス・・・・・・」 ナデナデ

 フィス

  「・・・・・・うにゅ~・・・・・・」

 

 一誠はフィスの頭を撫でながら、起き上がり時計を見ると6:45になっていた。

 

 一誠

  「じゃあ、朝ごはんにしようか?」

 フィス

  「(コクッコクッ)!!」

 

 フィスは嬉しそうに首を振り、下に駆け下りていった。

 

 一誠

  「・・・・・・フィス・・・・・・今日も可愛いな////// (それより・・・・・・)」

 

 一誠はフィスの姿に萌えながら、昨日の事を考えていた。

 

 一誠

  「(誰が家まで運んでくれたんだろ?)」

 

 一誠は昨日、公園で堕天使に光の槍で殺された。

 しかし、今一誠はしっかりと生きているし、身体に違和感が少しある程度で特に変わった様子が

 ある訳でもなかった。

 

 一誠

  「(もしかして、オカルト研究部の人かな・・・・・・? ねぇ、ドライグ。何か覚えてな

  い?)」

 

 一誠がドライグに声を掛けるものの

 

 ・・・・・・・・・・・・

 

 一誠

  「(ドライグ・・・・・・? ねぇ? 寝てるの~?)」

 

 一誠が何度声を掛けても一向に起きる気配が無かった。

 

 一誠

  「可笑しいな・・・・・・いつもなら、起きてるんだけど・・・・・・って早くしないと、

  フィスがお腹空かし過ぎて死んじゃうかも!!」

 

 一誠はドライグの事を一旦置いておいて下にいった。

 フィスの事になると急に目の前が見えなくなる一誠さんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一誠はいつも通り学校に行き、昨日の事についてオカルト研究部の部員に聞こうとしたが

 

 一誠

  「え? いないの?」

 女子生徒

  「はい・・・・・・今日はお休みしてますけど・・・・・・」

 一誠

  「そうなんだ・・・・・・ありがとね」

 

 と一誠が教室を去った直前

 

 女子生徒

  「きゃぁぁぁぁぁぁ!! 一誠さんが木場きゅんを探してる!?」

 女子生徒

  「これってまさか・・・・・・愛の告白!?」

 女子生徒

  「『学園のイケメン』と『学園の天使』が・・・・・・!?」

 女子生徒

  「見逃せないわ!! 皆、一誠さんを行動を常に把握するのよ!!」

 女子生徒全員

  「「「「「「おぉーーーーーー!!!」」」」」」

 

 一誠

  「さっきの教室が騒がしいけど・・・・・・何かあったのかな?」

 

 一誠の知らぬまに、飛んでもない誤解が飛び交うのであった。

 

 

 

 

 

 その後も一誠は、オカルト研究部の生徒を当たってみたが全員が休みとの事でこの日は普通に

 帰ることになった。

 

 

 

 

 

 ~一誠 side~

 

 はぁ~、結局何も分からなかったな~ まさか、オカルト部の全員が休みだなんて・・・・・・

 そんな事より・・・・・・バイト全部クビってどういう事!? 私、何かしたっけ!?

 昨日はよく分からない内に家にいたし、バイトには行ってないけど・・・・・・それでもなんで

 他の二つまでクビにされてるの!?

 それにドライグは起きてこないし・・・・・・聞きたいことあるのに・・・・・・

 

 私がブツクサと心の中で愚痴っていると

 

 一誠

  「・・・・・・ぁ」

 

 昨日の公園に辿り着いていた。

 

 一誠

  「・・・・・・・・・・・・はぁ~」

 

 これからどうしよう・・・・・・?

 次のバイトが決まるまで、どうやってフィスにご飯食べさてあげればいいんだろ?

 

 ???

  「これはこれは・・・・・・悪魔の気配を辿ってみれば昨日我に殺された人間ではないか」

 

 え?

 

 上を見上げると昨日、私に光の槍を刺したオジサンが飛んでいた。

 

 一誠

  「・・・・・・・・・・・・」

 ドーナシーク

  「そうか・・・・・・貴様、悪魔に転生したんだな・・・・・・ならば殺すしかないな!!」

 一誠

  「・・・・・・っ!!」

 

 

 

 

 

 ~side 無し~

 

 ザクッ!!

 

 いきなり投げつけられた槍に何とか反応して、避けた一誠。

 

 一誠

  「・・・い、一体何なんですか!? 何で私をね・・・・・・<ヒュン!!>・・・・・・っ!?」

 ドーナシーク

  「仕方があるまい・・・・・・貴様が悪魔となった以上、消すしかあるまい!!」

 

 一誠はドーナシークの攻撃に反応して言っているが、武器の無い一誠が圧倒的に不利に立たさ

 れていた。

 その時、

 

 カァー!!

 

 一誠とドーナシークの間に赤い魔法陣に出現し、そこに紅い髪をした駆王学園の制服をきた女

 子生徒が立っていた。

 

 

 

 

 

 ~一誠 side~

 

 一誠

  「・・・・・・リアス・・・グレモリー・・・・・・先輩?」

 

 昨日のオジサンの攻撃を必死で避けている中、突然リアス・グレモリー先輩が出てきた。

 

 ドーナシーク

  「紅い髪・・・グレモリーの者か?」

 リアス

  「そうよ、私はリアス・グレモリー。グレモリー家の次期当主よ・・・・・・」

 

 えっと・・・・・・リアス先輩? 何でそんなに不機嫌そうなんですか?

 それに殺気が・・・・・・凄いです・・・・・・

 

 ドーナシーク

  「そのグレもリーの次期当主が一体何のようだ?」

 リアス

  「それは、私の台詞よ。あなた、私の下僕に何をしようとしての?」

 

 ・・・・・・アレ? 下僕?

 私、先輩の下僕になった覚えはないんだけど・・・・・・?

 

 ドーナシーク

  「ほう、それは失礼した。夜道を一人でウロウロしていたものだからな、はぐれと思い、狩ろ

  うと思っただけだ・・・・・・しかしリアス・グレモリーよ。自らの眷属はしっかりと管理し

  ていた方がいいぞ? 私のような者が現れて狩るかもしれねしな」

 リアス

  「忠告痛み入るわ。でも心配ないわ。もし私の眷属とこの町で何かするような事があれば、問

  答無用で消し飛ばすから」

 

 そういうとあのオジサンが飛んでいちゃった・・・・・・

 

 一誠

  「えぇっと・・・・・・何が何だか・・・・・・?」

 リアス

  「ごめんなさい。何にも説明してないせいでこんな目に遭わせてしまって・・・・・・」

 一誠

  「え? い、いえ!? 何処も怪我してませんし、謝らなくても大丈夫ですよ!!」

 リアス

  「そう・・・・・・じゃあ、説明は明日でもいいかしら?」

 一誠

  「はい! 私も明日聞きにいこうと思っていた所ですし」

 リアス

  「分かったわ」

 

 そのままリアス先輩は魔法陣らしきもので帰って行った。

 

 一誠

  「ふぅ~・・・・・・・何だったんだろう?」

 

 いきなり、色んな事があって訳が分からないよ・・・・・・

 ん? ちょっと待って・・・・・・さっきのあのオジサンが・・・・・・

 

 『仕方があるまい・・・・・・貴様が『悪魔』となった以上、消すしかあるまい!!』

 

 え? 悪魔・・・・・・

 

 一誠

  「私・・・・・・悪魔になっちゃったのーーーーーー!!??」

 

 

 

 

 

 よく分かりませんが・・・・・・・悪魔になりました・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、一誠の家では

 

 キュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・キュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・

 キュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・キュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・

 

 鳴き止まない腹の虫・・・・・・

 

 フィス

  「・・・・・・イッセー、遅い・・・・・・」 キュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・

 

 家の中で、ソファで横になっているフィス。

 

 フィス

  「・・・・・・お腹・・・・・空い・・・た」 キュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・・

 

 

 

 

 

 その後、家に戻ってきた一誠の悲鳴が近隣に響き渡ったのはまた別の話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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