装者の男女恋愛が見たいッ!戦姫絶唱シンフォギア SLS 作:ふみー999
GEAMANIAついに今週末まで近づいてきました!もうオラワクワクすっぞ!!
それが終わった後にオフ会にも参加する予定となりました。なんだかんだ言って適合者の皆さんと交流するのは初めてなのでそちらも楽しみです。
果たして百合が苦手な私は受け入れてもらえるのか……そこだけが不安ですね。
そんなこんなで続きをどうぞ!
深夜の繁華街を深とクリスは迷子の兄妹を連れて歩いていた。最初こそ深に警戒していたクリスだったが今は少女と手を繋いで歩いていた。
「———。———。——」
知らず知らずのうちに鼻歌を歌うクリスを少女は不思議そうに見上げる。
「ん?なんだよ?」
少女に見上げられていることに気づいたクリスが問いかけると少女は楽しそうに聞いた。
「お姉ちゃん、歌好きなの?」
「……歌なんて大嫌いだ……特に壊すことしかできないあたしの歌はな」
苦しそうにクリスはそう言い捨てた。両手に銃を持って派手に暴れた相手とは別人のように深には見えた。
「……今の歌は、きれいだったと思うけど」
「あん?」
「そんな歌を歌える君が、どうしてフィーネとつるんでいるんだい?」
深が素直に褒めるとクリスは驚きつつも深をにらんで凄む。けれども深はひるむことはなく、というよりも感情が希薄になっているのではと思える様子で淡々としていた。そんな様子が気に食わなくてクリスは苛立ちながらも自分の思いを告げた。
「あたしは、あのバカみたいに人間同士が簡単に馴れ合えるなんて考えちゃいねぇ。戦う意志と力を持つ人間を片っ端からぶっ潰す。そうすりゃ争いはなくなる。それが、フィーネが教えてくれた平和になるための合理的なやり方だ」
目の前にかつての地獄の幻が視えてクリスは苦し気に目を細めた。爆発した炎の中で倒れ伏す両親。やめてと言っても暴力を止めてはくれなかった兵士たち。幼く何もできなかった自分はもういない。自分の歌が壊すことしかできないのならせめて、壊すことで世界を平和にしてやる。
「そんなことをいくらしても平和になんかならないよ」
「なんだと?」
クリスの語る思いを何の感慨もなくあっさりと深は否定した。あまりにも淡々とした物言いにクリスは怒るよりも先に驚いてしまった。
「例え力を奪っても、いや、そもそも力がないとしても人は戦おうとする。どれだけ踏みにじっても、惨めでも奪った相手を許さない……」
幽鬼のような目がクリスを見つめる。戦地で嫌と言うほど見た希望を失った子供たちがしていた目。かつての自分がしていた目だった。こいつも地獄を見てきたのかとクリスに思わせるものだった。
「それが憎しみだ。君のやり方は、新たな憎悪を生むだけだよ」
「分かったようなことを言いやがる!だったらてめぇには分かるのかよ!その憎しみってやつの消し方が!」
「それは……」
一方的に自分の矜持を否定されてクリスは怒りに任せて叫んだ。するとクリスの手を握っていた少女が腕を強く引っ張った。
「喧嘩しちゃダメだよ!」
そちらを見てみると少女はまた泣きそうな顔をしていた。
深もクリスもこれ以上の口論をしないために押し黙るしかなかった。すると——
「あ、父ちゃん!」
交番から一人の男性が慌てた様子で深たちに近づいてきた。どうやら兄妹の父親のようだ。
「よかった。お前たちどこに行っていたんだ?」
「お姉ちゃんたちが一緒に迷子になってくれた」
「違うだろう?一緒に父ちゃんを探してくれたんだ」
子供たちの話を聞いた父親は抱き着いてくる子供たちを抱きしめた後、深とクリスに頭を下げた。
「すみません、ご迷惑をおかけしました」
「い、いや。成り行きだからその……」
「たいしたことはしていませんから……見つけられてよかったです」
謝意を見せられクリスは戸惑い、深は少しだけ微笑んでそれに応じる。すると父は子供たちの背を押して前に出させた。
「ほら、お二人にお礼を言ったのか?」
「「ありがとう」」
異口同音にそろったタイミングで感謝の言葉を口にする二人。そんな姿を見てクリスも表情をほころばせた。
「……仲いいんだな。そうだ、そんな風に仲良くするにはどうすればいいのか教えてくれよ」
「?そんなの分からないよ。いつも喧嘩しちゃうし」
「喧嘩しちゃうけど仲直りするから仲良し!」
兄妹はクリスの質問にお互いの顔を見合わせた。すぐに妹は兄の腕に抱き着くと嬉しそうに仲の良さを見せてきた。
「……」
意外な答えを聞いたクリスはそういうものなのかと驚いた。
「……許せないことをされた後でも、許せるものなの?」
「うん!だって私、お兄ちゃんのこと大好きだもん!」
「———ッ……そっか」
隣で話を聞いていた深からの問いにも屈託のない笑みで少女は答える。その答えに深は息を飲むと羨ましそうな、苦しそうな笑みを浮かべる。そしてそのまましゃがむと抱き着く少女の手のひらに少年の手を重ねた。どちらの手にも生きている温もりを感じてじっと重ねた手を深は見つめる。
「お兄ちゃん、お腹痛いの?」
深の様子を心配した少年が不思議そうに問いかけると深は目を閉じ静かに首を振った。
「ううん、大丈夫。ありがとう、ちょっと元気出たよ。二人ともこれからも仲良くね。妹のこと、大切にするんだよ?」
「うん、分かってる」
先ほどよりも穏やかな顔になった深から問われた兄は当たり前のことだと言うように頷いた。深にはその顔がとても眩しいものに見えた。目を細めて深も頷いて自分の手を放した。
「そっか、それじゃあもうお父さんとはぐれちゃだめだよ」
「うん!気を付けるね、ばいばい!」
「ばいばーい」
兄弟はそろって手を振ってクリスと深に別れを告げた。父ももう一度頭を下げると二人の手を取って繁華街の中へと歩いて行った。
その様子を見終えたクリスが何も言わずにその場から立ち去ろうとする。
「行くのかい?」
「ああ、てめえと馴れあうつもりはないからな」
「そうか……帰る場所あるのか?」
「っ!余計なおせっかいだ!」
案ずる深の言葉に怒鳴り散らしてクリスは走り去っていった。深は追いかけることなく、その背中を見つめる。振り返ると先ほどの家族の背中がまだ遠くに小さく見えた。
—復讐しかないなんて、それは違うよ—
ふと脳裏に響の言葉がよぎる。
「復讐以外のもの……か」
なんとなしにつぶやいた深は2,3歩クリスが進んだ道に行こうとしたが、なんとなく思い直して逆の方へと歩きはじめるのだった。
「装着した適合者の身体機能を引き上げると同時に、体表面にバリアコーティングすることでノイズの浸蝕を阻止する防護機能。さらには別世界に跨ったノイズのありかたをインパクトによる固有振動にて調律。強制的にこちら側の世界の物理法則下に固着させ、位相差障壁を無効化する力こそシンフォギアの特性である。同時にそれが人の扱えるシンフォギアの限界でもあった」
深夜2時の二課、了子は自分の実験室でコーヒーを飲みながら佇んでいた。実験室にはおびただしい数の響の写真が無造作に貼られており、どれもが盗撮したようなアングルのものばかりだ。
「シンフォギアから解放されるエネルギーの負荷は容赦なく装者を蝕み傷つけていく。その最たるものが絶唱。人とシンフォギアを構成する聖遺物とに隔たりがあるかぎり負荷の軽減はおよそ見込めるものではないと私の理論でも結論付けている。唯一理を覆す可能性があるならばそれは立花響。人と聖遺物の融合体第一号」
口元からカップを離し、その写真を見て了子は微笑む。その笑みは普段の人懐っこい笑みとは異なり、どこか醜悪めいたものだった。
「天羽奏と風鳴翼のライブ形式を模した起動実験でオーディエンスから引き出され、さらに引き上げられたゲインによりネフェシュタンの起動は一応の成功を収めたのだが、立花響はそれに相当する完全聖遺物デュランダルをただ一人の力で起動させることに成功する。人と聖遺物が一つになることで更なるパラダイムシフトが引き起こされようとしているのは疑うべくもないだろう」
カップをテーブルに置き、ゆっくりとモニターへと近づいて行く。そこには響のレントゲン写真が表示されている。心臓を中心に体中に侵食しているガングニールの蔓。普通の人間がそれを見たならば嫌悪感を抱くだろうそれを了子は福音のように愛おし気に目を細めて眺めた。
「人がその身に負荷なく絶唱を口にし、聖遺物に秘められた力を自在に使いこなすことが出来るのであれば、それは遙けき過去に施されしカストディアンの呪縛から解き放たれた証。真なる言の葉で語り合い、ルルアメルが自らの手で未来を築く時代の到来……過去からの超越」
了子は見上げた。その視線はここからは見えるわけがない月へと注がれている。感慨を込めて酔いしれるように目をつぶったが、すぐに興が覚めたような顔つきになった。
「だが、イレギュラーが一つ……」
コンソールを叩き画面を変化させるとそこに映し出されたのは深の二課に登録されている顔写真とポータブルCDプレイヤーのような丸形のデバイスだった。デバイスの上部には≪Project Cambia Driver≫の文字が記載されている。
「槙野深が提唱するFG調律伝達式装甲カンビアドライバー、通称CD。音楽におけるコード進行がある程度定まっているように、ノイズを倒すために必要な楽曲としてのシンフォギアの戦闘データを解析。装者が歌う胸の歌とCD使用者の心象の共通項を導き出すことで、シンフォギアが奏でる旋律をチューニングし疑似的に再現する。そして、その歌によって引き上げられたフォニックゲインそのものを
それはもはや現代に再現された聖遺物と言っても過言ではない。しかし、了子はその開発を冷ややかな目で見ていた。正直に言えばこれが正式に開発されることはないだろうと考えていたからだ。
「まず、歌を調律する観点からシンフォギアにかけられた3億165万5722種類の機能制限すべてを取り除いた限定解除状態での戦闘データが必要となってくる。現状の風鳴翼と雪音クリス、そして立花響ではこれに至る可能性は奇跡に等しい。そしてもう一つ——」
これは開発者である深の悪い癖が出てしまっている点である。了子は呆れるようにため息をついた。
「ノイズ殲滅のための攻撃力にリソースのほとんどを費やしているために、使用者を守るバリアコーティングがシンフォギアに比べて三十分の一にまで低下している。これでは硫酸を浴びながら敵と戦うのと同じだろう……」
即死しなくともノイズによる炭化を防ぎきることが出来ない。己が身を削る諸刃の剣がすぎる。
「攻撃の出力を現状の60%にまで引き下げればこの問題は解決するだろうが、それを深が肯定するか……」
そこまで考えて了子はふと我に返った。いつの間にか、CDの問題点に関する考察を真剣に行っていた。
「……ともかくイレギュラーには違いないが完成することはないだろう」
まるで言い訳のようにそうつぶやく。瞳を閉じて首を振った後、顔を上げるとモニターに表示された深の顔が目に留まった。
「……正直、早すぎるわね。まるであの方みたいだわ……」
深の才能に対して了子は認めていた。だが、その才能の異常さも感じている。並の人間であれば自身の提唱する理論を理解することはほぼ不可能だろう。もし、可能な人物がいるとすればそれはF.I.Sのナスターシャかウェルキンゲトリクスくらいであろう。それも完璧に理解するのは難しいだろうが。
そうであるのに、今まで聖遺物になど触れてこなかったただの齢16の少年がたった1年にも満たない期間で8割以上の内容を理解している。そしておそらく今後すべてを理解するだろう。現にシンフォギアを利用しているとはいえ開発されたCDは自分の理論の範疇を逸脱したものだった。その発想力はかつて仰ぎ見たとある人物を連想させるものだった。
「憎しみが、復讐心が、痛みが生み出した傑物……とでもいうのか」
家族を奪われた怒りがそれほどまでにあり得ない才能を深に発現させたのかと笑った。その笑みは先ほどの獰猛なものではなく、どこか自嘲的だ。そして了子は実験室から立ち去り自分の家へと帰っていくのだった。
深が二課に帰ってきたのは5時前の朝日が昇る直前だった。当直職員以外はまだ寝静まり閑散とした廊下を歩いて自分のラボへとたどり着いた。扉を開けるとその音に目を覚ましたモチがあくびをしながら出迎える。「どこをほっつき歩いていたんだよ」と言わんばかりに不満げに鳴いた。
深はモチの頭を撫でると空になった容器にご飯と水を入れ、ラボの奥へと歩いていく。そこには昨日失敗したまま放置されていたデュランダルの破片が保管されていた。コンピューターの電源を入れて専用の器具に弾丸を装填する。昨日使った8mmではなく500口径のマグナム弾6発を使うことにした。
弾丸をセットした後、容器のふたを閉める。パソコンに先ほどの公園で解いた数値を参考にしてデータを入力して機械のスタートボタンを押した。
するとデュランダルの欠片を入れた容器が泡立ち、そこから伸びる管に薄緑色の液体が流れ始める。やがてその液体は弾丸の入った機械へと流れていった。
オーブントースターでパンを焼いているような少し低いモーター音だけが部屋に響いてきた。ぼんやりとモニターを眺めているが数値は計算通り安定していた。このままいけば問題なく弾頭にエネルギーを補填できるだろう。
「……?」
ふと、誰かがラボの扉をノックする音が聞こえた。こんな朝早くにいったい誰がと不審がりながら近くにあった毛布を機材に被せて隠す。
「朝帰りとは感心しないな、深」
「……司令」
扉を開けるとそこに立っていたのは弦十郎だった。朗らかに笑って軽口を言っていた。目下に少しクマを作っていて寝ずに待っていてくれたのかと申し訳なくなった。
「とりあえず入ってもいいか?廊下で立ち話もなんだからな」
深は一度弾頭の様子を見て今は入れられないと判断した。
「えっと、今実験中なので別のところで話をしませんか?」
「また何か作っているのか?今度は何を作っているんだか」
「朔也さんに頼まれた惚れ薬です」
「あいつなんてものをッ!?」
デュランダルを使って実験しているなんてことは言えるわけがなかったので適当に別のもので誤魔化した。ちなみに惚れ薬を作ってほしいと言われたのは本当だった。断ったけど。
「僕と司令が実験体第一号になるのは避けたいんですが……」
「わかった。俺もそれは避けたいところだな。というかそんなものを作るなよ」
弦十郎が額に汗を垂らしながらツッコミを入れてくる。深はその様子に力なく微笑んでラボから出てきた。二人はそのまま近くにあった休憩スペース(健全)まで移動する。
「紅茶でよかったよな?」
「ありがとうございます」
弦十郎は自動販売機でミルクティーを購入すると深に投げ渡した。受け取りお礼を言うと蓋を開けて飲む。冷たさと甘さが徹夜明けの頭に沁みておいしかった。弦十郎も自分の分のコーヒーを買い飲みながら一息ついていた。
「司令……これ受け取ってもらえませんか」
そんな弦十郎に深は懐から休暇願と書かれた封筒を取り出して渡した。弦十郎は何も聞かずにそれを受け取り懐に仕舞った。
「少し、体調が悪くて……しばらく休ませてもらえませんか?」
「受け取っておこう。……緒川から聞いたぞ。響君の友達から手痛いのをもらったそうだな」
「未来ちゃんは、響ちゃんを巻き込んだことを怒っていました。僕のせいで彼女が苦しんでいると……」
はたかれた頬を押さえながら自虐的な笑みを浮かべて深は答えた。その通りだったのだから頬の痛みは甘んじて受け入れるべきことだ。
「響君を戦いに巻き込んだのは俺たち二課の大人たちだ。お前に責任はない」
「いいえ、僕が彼女のもとから離れたから、僕が二課にいたから巻き込んでしまったんです。復讐のために離れたのだから、彼女の前に現れる資格なんてなかったのに……」
弦十郎は深が自責の念を感じていると理解し、フォローを入れるが深は首を振って否定した。顔をこちらに向けない深に弦十郎は諭す様に優しい口調で問いかける。
「それでも、響君の前に姿を見せたのはどうしてだ?」
「それは……」
問われて深はようやく弦十郎の顔を見た。今にも泣きそうないつもよりも幼く見える顔だった。弦十郎は自分の考えが間違いではないことを確信し目じりを下げる。
「その気持ちをしっかりと響君の友達に話してみろ。存外納得してくれるだろうよ」
「……そう、でしょうか」
「ああ、俺が太鼓判を押してやる。」
弦十郎は不安がる深に対して明朗快活に笑って背中を優しく叩いた。そして肩に手を置いたまま話を続ける。
「それとな、深。確かにお前は優秀だ。今や二課にとって無くてはならない存在だろう。だがな、まだお前は16歳の子供なんだ。なんでもかんでも自分のせいだと、抱え込む必要はないんだぞ」
弦十郎から再び目をそらした深は首を掻いた。そして再び振り返ると力のない作り笑いを浮かべた。
「……そんなこと思ってないですよ。紅茶、ごちそうさまでした。……未来ちゃんには頑張って話してみます」
それだけ言うと立ち上がりラボに戻ろうとする。弦十郎が呼び止めようとするとふと思い出したようにそうだ、と言って振り返った。
「さっき、雪音クリスと会いました。保護してあげてください。帰る家がないみたいでしたから……あ、モチのこともお願いします」
そしてそのまま曲がり角を曲がっていってしまった。
「たく、どこまでも人のことばかり気にしおって……」
辛いと感じていることなど端から見て分かると言うのに、それでも何も言わずに自分一人で抱え込もうとする。そうして抱え込んでいるくせに他の人にばかり気を遣う。
「一人ではないのだと伝え続けていくしかないのだろうな」
その性質はきっと家族を失ったことや父親から告げられた罵声がつけた心の傷が原因なのだろう。その傷が癒えるまであの実験の責任者として、なにより大人として寄り添っていかなければそう再び心に誓うのだった。そして寄り添わねばならないのは深だけではない。
「……そうだな、もう一人の子どもも救ってやらねば、か」
コーヒーを飲み干すと弦十郎は司令室へと向かって歩き出したのだった。
弦十郎と別れ、ラボに戻るとすでに銃弾へのエネルギー装填は終了していた。かけていた毛布はずり落ちており、弾丸を入れた容器も自動で開封されていた。欠片は力を失ったのか容器の中で完全に溶けてしまっている。おそらく、これ以上エネルギーを抽出することは不可能だろう。つまり、ネフェシュタンに対抗する力をこれ以上は作り出せない。
「使うときは慎重に使わないと……ってあれ?5発しか入れなかったかな?」
作られた弾丸を見てみると最初に入れたと思った数よりも1個少なかった。近くに落ちていないかと探してみるがそれらしきものは見つからなかった。
「装填数しか作らなかったっけ?ダメだ、寝てないからぼんやりしていたかも……」
寝ぼけている頭をガシガシと掻いて、出来上がった弾丸をリボルバーに装填していく。5発の弾丸がしっかりと入ったのを確認した後、銃を懐に仕舞った。
そのまま仮眠室に行こうとする自分を律してエレベーターへと向かう。しばらく帰っていなかった自分のアパートに帰るつもりだった。そしてしばらくはそこで過ごそうと思う。
今は響ちゃんとも、先生とも顔を合わせられるとは思えないから……
最後までお読みいただきありがとうございます!今回少しばかりいつもよりも長くなってしまいました!深君、お前ってやつはさ……
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