装者の男女恋愛が見たいッ!戦姫絶唱シンフォギア SLS 作:ふみー999
カンビアドライバーッ!!
戦姫の歌を君の手にッ!(CV:玄田哲章さん)
ボタンを押してディスクを回せッ!
音声認識で変身ッ!決めろ
DX カンビアドライバー!!
トラックを変えてモードチェンジだッ!
シンフォギア変身シリーズ
どうもふみー999です。……やりたかっただけ!!本編どうぞ!!
「うぅ……」
ざらざらとした湿った何かに頬を撫でられる感覚で弦十郎は意識を取り戻した。痛む体に呻きながら目を開くと目の前にはこちらを覗き込むモチの顔があった。
弦十郎が起きたことを確認するとモチは弦十郎が寝かされているソファーから離れ床に着地する。
「状況は?」
近くにいた友里の手を借りながら弦十郎は体を起こし、自分が気を失っている間に自体がどう動いたのかを確認する。
「本部機能のほとんどが制御を受け付けません。地上及び地下施設内の様子も不明です。フィーネの後を追ったという流生君のことも……」
「……そうか」
芳しくない報告に弦十郎も苦虫を嚙み潰したような顔をする。しかし、だからと言ってこのままでいるわけにはいかない。痛む体に鞭を打ち弦十郎は立ち上がろうとする。
「ともかく、まだ電力が生きている区間へ移動するぞ。ここにいてもどうにもできん」
「はい」
緒川に肩を貸してもらい歩き出す。その後を未来や友里、朔也たちが続く。指令室を出た廊下も電気が落ちており、懐中電灯を持った朔也が先行して進み始めた。
人の気配のない廊下を一行がしばらく進んでいると弦十郎が苦しげに話し始めた。
「防衛大臣の殺害手引きとデュランダルの狂言強奪、そして本部にカモフラージュして建造されたカディンギル。俺たちは全て櫻井了子の手のひらの上で踊らされてきた」
「イチイバルの紛失を始め、他にも疑わしい暗躍はありそうですね」
「それでも同じ時間を過ごしてきたんだ。その全てが嘘だったとは俺には……」
緒川の返事に弦十郎は自身の胸の内を語る。櫻井了子とはもう長い付き合いだった。弦十郎が二課の司令となる前からの。ともにノイズと戦うために対策を考え、語らい、過ごしてきた。その全てが芝居だったとはどうしても思えなかった。特に——
「流生も聞いていたが、深に対しての態度が芝居だとはどうしても、な……」
特に深に対する彼女の接し方が嘘だったとはどうしても思えなかった。深を前にした時の彼女は今まで弦十郎が見てきた彼女とはまた違った面を見せていた。
二課に来たばかりの深は、本当に死に急いでいて誰かが止めなければすぐにノイズと戦って死んでしまう、そんな危うさを持っていた。そんな深に対して普段は飄々として、のらりくらりとしていた彼女が、本気で叱り、本気で案じ、本気で向き合っていたように思えたのだ。それすらも嘘だったというのならば、自分の人を見る目は全くないのだろうと弦十郎は本気で思っていた。
「……」
緒川は弦十郎が言いたいことが分かるのか、顔を伏せながら押し黙る。緒川にも思う所があるのだろう。
「甘いのは分かっている。性分だ。」
そんな緒川を見て、弦十郎は自嘲気味に笑った。
その時、二人の話を聞きながら、未来の隣を歩いていたモチが耳を立てて立ち止まった。
「モチちゃん?」
ピクリっと何かを感じ取ったモチは未来の言葉には反応せず、今まで歩いてきた道を振り返る。それから少し経って、モチはみんなから別れてどこかへと駆け出した。
「あ、待って!」
どこかへ行こうとするモチを案じる未来にモチは一度立ち止まり、「心配するな」と言わんばかりにナウと一言泣いて隙間の中へと入っていた。
一匹で今どこかに行くのはまずいと思った未来が追いかけようとすると前方から声が聞こえた。
「小日向さん?」
「みんな!よかった……」
声がする方を見るとクラスメイトの寺島詩織が不安げに部屋の中からこちらを見ていた。詩織がいる部屋に入ると創世、と弓美の姿もあった。
地上での混乱ではぐれてしまった友達の安否が分かり、安堵している未来の後ろで朔也がデバイスをコードに接続する。
「この区画の電力は生きているようです」
「他を調べてきます!」
臨時の拠点を見つけたことで緒川は外を確認しに行き、二課の面々がそれぞれ仕事を始める。
「ヒナ、この人たちは?」
「うん、あのね……」
「我々は特異災害対策機動部。一連の事態の収束に当たっている」
「それって、政府の……」
緒川たちのことが分からず、困惑して未来に尋ねる創世たちに弦十郎は端的に自分たちのことを明かす。創世達は明かされた正体により一層訝しむような表情になった。
「モニターの再接続完了。こちらから操作できそうです!」
モニターがアクティブになった軽快な音と共に朔也が弦十郎へと報告する。映った画面にはフィーネと相対する響たちの姿が映し出されていた。
「ッ!響!それにあの時のクリスも……」
画面を見た未来は思わず声を出して驚いてしまう。映像に映し出されている響と翼以外にも知った顔を見てしまったからだった。出会った時のクリスが何故あんなにもボロボロだったのか、その理由が予想していなかったところから答え合わせをされた気分だった。
「どうなってんの、こんなのまるでアニメじゃない!?」
「ヒナはビッキーのこと知っていたの?」
弓美が驚き、創世が未来の反応を見て問いかけてくる。未来はそれに何も答えられなかった。
「……」
「前にヒナとビッキーが喧嘩したのって……そっかこれに関係することなのね」
「……ごめん」
創世は納得したように静かに未来に語り掛ける。未来は謝罪の一言しか言うことが出来なかった。
その時、地面が割れんばかりの勢いで地響きが鳴り響いたのだった。
時は少しばかり遡る。未来からの連絡を受けた響たちは大急ぎでリディアンへと戻ってきていた。そこで三人が目撃したのは見るも無残に破壊され、人の気配が一つもしないかつてリディアン音楽院だった瓦礫の山だった。
「未来―!みんなー!!」
「リディアンが……ッ!?」
生き残っている人はいないかと響は震える声で叫ぶ。しかし、それに答える人はおらず風の音だけが響いていた。その時、地面の一部が爆発したような轟音を鳴らし、瓦礫の山が宙に舞う。
何事かと三人が警戒し、そちらの方を見れば何かが二つ、地中から飛び出し空に浮かんでいた。どうやらそれらは人のようだった。
「ッ!流生……?」
その人影の一つを見て翼は目を見開く。その見開かれた目と名前を呼ばれた少年の目が交差する。『後は頼む』とそう訴えかけ微笑んでいるように翼には見えた。
やがて流生は翼の目の前でぐしゃりという嫌な音を鳴らし、地面へと落ちて倒れたまま起き上がらなかった。
「流生ッ!!」
気が付けば翼は流生の下へと駆けだしていた。クリスと響もその後に続く。
「流生!しっかりしなさい!目を開けて!流生!」
「師匠!!」
焦りを隠せず、泣きそうになりながら翼は何度も抱きかかえた流生に声をかけた。
流生の意識はなく、怪我もひどい状態だった。全身から血を流し、裂傷や打撲が体中に広がっていた。特に右腕がひどい有様で、折れて曲がり、手の肉がえぐれて骨が見えてしまっている。急いで翼は持っていたハンカチを使って怪我の酷い部分を止血しようと応急処置を始める。
「護送の時と言い、つくづくお前は無駄な手間を取らせてくれるな」
その時、瓦礫の向こうから声を掛けられて振り返るとばらばらになっていた肉が集まり人の形を成していった。完成したその姿は翼たちが知る人のものだった。
「櫻井女史ッ!?」
「フィーネッ!お前の仕業か!」
瓦礫の山に立つ了子はクリスからフィーネと呼びかけられると堪えきれないといった様子で邪悪な高笑いを轟かせた。
「フフフフ……アハハハハハ!」
「そうなのか……その笑いが答えなのか?桜井女史!!」
「あいつこそ、あたしが決着をつけなきゃいけないクソったれフィーネだ!」
動揺を隠せない翼たちを見下ろして了子は眼鏡をはずす。すると髪がほどけ、その姿が光に包まれ、ネフェシュタンの鎧に包まれた。
「……嘘」
鎧を纏った了子の姿は金色の髪と瞳を持った別人のものになっていた。響はその事実が飲み込み切れず思わずと言ったように言葉を零す。
「う、嘘ですよね……そんなの嘘ですよね!?だって了子さん、私や深君のことを守ってくれました!」
「あれはデュランダルを守っただけのこと、希少な完全状態の聖遺物だからね」
「嘘ですよ、了子さんがフィーネというのなら、じゃあ本当の了子さんは?」
「櫻井了子の肉体は先だって食い尽くされた。いや、意識は12年前に死んだといっていい」
動揺する響の問いかけにフィーネは淡々と当たり前のことを話すかのように落ち着いた口調で語り始めた。
「超先史文明期の巫女『フィーネ』は遺伝子に己が意識を刻印し、自身の血を引くものがアウフヴァッヘン波形に接触した際、その身にフィーネとしての記憶、能力が再起動する仕組みを施していたのだ。12年前風鳴翼が偶然引き起こした天羽々斬の覚醒は同時に実験に立ち会った櫻井了子の内に眠る意識を目覚めさせた。その目覚めし意識こそが私なのだ」
「貴方が……了子さんを塗りつぶして……」
「まるで過去から蘇る亡霊」
響たちの反応を面白がるように口角を上げてフィーネは続ける。その様子はまるで出来の悪い教え子に教鞭をとっているかのようだった。
「フフッ、フィーネとして覚醒したのは私一人ではない。歴史に記される偉人英雄。世界中に散った私たちはパラダイムシフトと呼ばれる技術の大きな転換期にいつも立ち会ってきた」
「ッ……シンフォギアシステム!」
「そのような玩具、為政者からコストを捻出するための福寿品にすぎぬ」
「お前の戯れに、奏は命を散らせたのか!流生もこれほどまで傷つけたというのか!」
「あたしを拾ったりアメリカの連中とつるんでいたのもそいつが理由かよ!」
身勝手なフィーネの言い分に眉をひそめて翼とクリスがにらみつける。だが、そんな二人の怒りなど気にも留めずにフィーネは高々と両手を広げた。
「そう、すべてはカディンギルのため!」
そのフィーネの宣言と共に、低い唸り声のように地響きが轟き始めた。響たちがあまりの揺れに態勢を崩す。そしてフィーネの後ろ、二課本部があるところから巨大な極彩色の塔が徐々に徐々にと空に向かってせり上がっていく。
「これこそが!地より屹立し、天にも届く一撃を放つ荷電粒子砲カディンギルッ!!」
その塔を見上げ、恍惚とした表情でフィーネは高々にその名カディンギルの名を叫んだ。
「カディンギルっ!こいつでバラバラになった世界が一つになると!?」
「ああ、今宵の月を穿つことによってな」
クリスの問いかけにフィーネは天高くに浮かぶ朱い月を見上げて、いやにらみつけて答えた。
「月を?」
「穿つといったのか?」
「なんでさ!?」
三人それぞれがそのフィーネの突飛な返答に驚くと、フィーネは三人の方へと目を向けた。その表情は先ほどまでのような恍惚としたものではなく、痛みに耐えているような物憂げな表情だった。
「……ッ?」
その表情を見て響は少しだけ胸に引っ掛かりを覚えた。その顔が誰かに似ていた気がしたからだった。
「私はただあの人と並びたかった。そのために、あの人へと届く塔をシンアルの野に建てようとした。だがあのお方は人の身が同じ高みに至ることを許しはしなかった。あのお方の怒りを買い、雷霆に塔が砕かれたばかりか人類は交わす言葉まで砕かれる。果てしなき罰、バラルの呪詛をかけられてしまったのだ。」
忌々しい過去への嘆きは次第に怒りへと変わっていく。フィーネは眉間にしわを寄せ再び空に浮かぶ月へと吠えた。
「月がなぜ古代より不和の象徴と伝えられてきたか、それは月こそがバラルの呪詛の源だからだ!」
まるで、月にいる誰かに向けて宣戦布告をするようにまっすぐに見つめ、腕をあげ拳を握る。
「人類の相互理解を妨げるこの呪いを月を破壊することで解いてくれる!そして再び世界を一つに束ねる!」
カディンギルはフィーネのその宣言に答えるようにエネルギーのチャージを始めた。
「呪いを解く?それはお前が世界を支配するってことなのか?安い安さが爆発しすぎている!」
フィーネが語った目的をクリスはつまらないものだと一蹴して挑発する。それを聞いたフィーネもまた、そんなクリスを嘲るように挑発的な笑みを浮かべて三人を見下ろした。
「永劫を生きる私が余人に歩みを止められることなどありえない」
「くッ!」
その余裕な態度に響たちは慢心なく戦闘態勢を整える。
三人の聖詠が赤い夜空に響くと三人を眩い光が包んだ。光が収束すると三人はそれぞれの色を基調としたバトルスーツへと身を包む。そして装甲が次々と換装され戦姫が最終決戦の地へと舞い降りた。
響が拳を、クリスがボウガンのアームドギアを構える。あいさつ代わりと言わんばかりにクリスがフィーネ目掛けて4本の矢をぶっ放す。矢はフィーネの足元へ着弾し、フィーネは回避のために高台から飛び降りた。
その隙を響とクリスは追撃のために距離を詰め連続攻撃を繰り出す。翼は重傷の流生を抱きかかえて距離を取った。
「流生、少しここで休んでいて……」
少し離れた瓦礫の影に未だ意識を取り戻さない流生を寝かせる。重症の流生を放置することに少しばかりの抵抗を翼は感じた。しかし、それでもすぐに切り替えてフィーネとの戦いに身を投じるため戦の渦中へと飛び込んでいく。今の自分がするべきことは防人としての勤めを果すことだと意識があれば流生も言うと信じたからだった。
「うおりゃああ!」
クリスが腰部アーマーを展開し、追尾式の小型ミサイル群を斉射する。フィーネは鞭を振るって難なくその一切を薙ぎ払うと爆炎が三人とフィーネの間に展開された。
「ッ!」
クリスがアイコンタクトだけで二人に合図を送る。即座に意図を理解した響と翼が爆煙を突き抜けてフィーネを強襲する。
初手、響の蹴り技による連撃、だがそれらは難なくいなされてしまう。響も動じず即座に飛び退くとその背の死角から翼が低姿勢で突っ込んでいく。
「はぁ!」
「くッ」
裂ぱくの気合と共に繰り出した上段切りをフィーネは鞭を硬化させ直刀のようにすると受け止めた。
「奏と流生が世話になった分、きっちりと落とし前をつけさせてもらうぞ!」
「揃いも揃って似たようなことをッ!」
硬化させた鞭を再びしならせ、フィーネは鍔迫り合いをしていた翼の刀を絡めとると上空へと放り投げた。獲物を失った翼は即座にバク転して距離を取り鞭の攻撃から身をかわす。そして逆羅刹の要領で体を高速回転させ足のブレードで攻撃を繰り出した。
それすらもフィーネは鞭を円を描くように回して相殺する。だがフィーネの足が止まった。
「はあぁ!」
「くッ!」
響の渾身の一撃が側面からフィーネを強襲する。避けきれないフィーネは左手の籠手を使ってそれを防ぐが衝撃までは相殺できず三人はそれぞれ弾き飛ばされた。
「本命はこっちだ!!ロックオンアクティブ!スナイプ!!!」
「チィ!」
響たちがフィーネの気を逸らしている内にクリスの最大火力である巨大ミサイル二発のチャージが完了していた。余裕の表情を見せていたフィーネだったがそのミサイルがカディンギルに目掛けて発射されそうになると流石に忌々し気に舌打ちをする。
「デストロイ!!!!」
「させるかッ!」
自分を狙う一発を躱しながらもカディンギルを狙ったミサイルを的確に鞭を飛ばして破壊する。
しかし、カディンギルを狙ったミサイルに気を取られている隙に爆炎に紛れてもう一発のミサイルを見失った。
「くッもう一発は!?ッ!」
見失ったもう一発、それはカディンギルのはるか上空を目指して打ち上げられていた。その先端にクリス自身を乗せて。
「クリスちゃん!?」
「何のつもりだ!」
クリスの狙いが分からず響と翼がそれぞれ叫ぶ。フィーネもクリスの意図は読めず忌々し気にその姿をにらみつけた。
「グッ、だが足掻いたところで所詮は玩具!カディンギルの発射を止めることなど!」
その時、遥か彼方の空から歌が聞こえてきた。
「ッ!」
「この歌まさか!」
「絶唱……」
フィーネも響も翼もその歌が意味することを理解し息を飲む。絶唱、装者の負荷を一切度外視しシンフォギアのポテンシャルを最大限に引き出すシンフォギアの奥の手中の奥の手。
ミサイルから手を離したクリスは成層圏で静かに落下を始める。そして腰のアーマーが展開され数多のリフレクターユニットが空中に展開された。
クリスは両手にアームドギアを構えると絶唱によって高められたエネルギーがリフレクターユニットへと伝達、循環し、過剰なまでに高められていく。そのエネルギーがまるで蝶の羽のような輝きを放ち、両手のアームドギアが一つの超遠距離キャノン砲へと姿を変えた。
クリスの発射体制が整うのを待っていたかのように、カディンギルから荷電粒子のビームが月に目掛けて発射される。
クリスのアームドギアからも超高密度のフォニックゲインが発射され、一条の赤い線を描いてカディンギルのビームにぶつかった。
「一転収束!押しとどめているだとぉ!?」
カディンギルとクリス、両者の力は拮抗しているように見えた。しかし、クリスのアームドギアの砲身はそのエネルギーに耐えかね徐々にひび割れていく。
(ずっと私はパパとママのことが大好きだった。だから二人の夢を引き継ぐんだ。パパとママの代わりに歌で平和を掴んで見せる。)
壊れてゆくギアに身を包みながらクリスの心はどこまで穏やかだった。思い出すのは幼いころの記憶、優しい両親のぬくもり。
—けど、そんな背中を気づけば追っちまう。呆れながらもその背中を誇っちまう。子どもなんて存外そんなもんだ。それでいいんじゃねえか?—
あの男が言った言葉がふと頭をよぎった。その通りだと素直に思えた。そして今両親の思いを引き継ごうと思えたことが何よりも誇らしかった。
(あたしの歌はそのために——)
カディンギルの緑の閃光がクリスを飲み込む。そして、少しの時間を置いて月がその一部を削り崩された。
「し損ねた!?わずかにそらされたのか!」
フィーネが野望を阻止されたことに驚きと怒りを孕んだ声を張り上げる。
そして、カディンギルの直撃を受け意識を失ったクリスが上空から落下してきたのを響たちは目撃した。
まるで時間の流れが遅くなったようにゆっくりとクリスは森の中へと墜ち、そしてどさっという固い音を立てた。
「いやああああああああ!!!!!」
響の悲痛な叫びが辺りに木霊する。森からは歌も、声も、何も、聞こえてはこなかった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
とうとう11話最後までこぎつけました!このまま何とか1期最後まで駆け抜けてやります!
感想、評価、お気に入り登録お待ちしております!
それではまた次回お会いしましょう!