異世界に転移したのは日本だけではなかった~SCP財団日本支部召喚~   作:M6A1(晴嵐)

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M6A1 晴嵐です。

パ皇編序章ですね。ナガカッタ…
色々ツッコミどころが多いかもしれませんので、ミリタリー詳しい方はお気を付けください。

それでは本編へどうぞ。

追記)一部加筆修正しました。


派遣

日本が転移してから3ヶ月が経った頃、自衛隊全体で様々な動きがあった。

理由として、この世界にはロウリアの様な覇権国家が多いため、今後自衛隊の活動が増加すると見込んでとのことであった。

海自では新たに最新鋭の護衛艦が試験的に就役し、空自や陸自では次世代型試作機が一部の駐屯地に配属された。

また自衛隊全体で新たに約2万人が新しく配属された。

 

ただし、これは表向きな理由である。

実際は、財団が持っていた護衛隊を海自に編入し、陸自、空自でも財団が地球より積極的に技術提供していた。

もちろん、編入された護衛艦隊や試験型の運用は財団の指揮下なのだが。

別に編入等しなくても、と思うかもしれないが、これは財団と政府に一致するものがあったのである。

 

財団としては自衛隊の名の元、公に部隊を運用することができ、政府としては財団に要請すればその実力の一端を貸してもらえるのである。

ただ、一気に全て編入すると不自然なため、向こう1、2年程かけて現在の日本であり得るクラスの部隊を編入する予定である。

ちなみに一部の潜水艦や空母等、流石に1,2年程では作れない艦艇はや財団専用艦艇は本土から離れた海上サイトを中心に運用されている。

編入した部隊、現在財団との兵器等の共同開発については下に示す。

 

・陸上自衛隊

全師団におよそ1000名ずつ追加(全国で15000人)。全ての部隊に均等になるように配置された。(主に民間から募集された)

榴弾砲の射程と威力の増加、90式戦車、10式戦車の走行可能距離やオフロードでの移動能力の向上、そしてこの世界において非常時に使用が許可されるMLRSの威力、範囲、射程を向上させるため開発中。

 

・海上自衛隊

新たに第16護衛隊を新設、更に数ヶ月後に第17護衛隊を新設予定。この全艦と人員が財団が転移前から持っていた組織であり、今後も財団の管轄である。

レーダー、ソナーの補足範囲を広げるため、現在新型を開発中。

ワイバーンを撃墜する事が今後も考えられるため、単装速射砲の性能向上を予定。

イージスシステムの演算速度と火器管制能力の向上、艦対艦誘導弾、艦対空誘導弾、の性能向上を計画中。

 

・航空自衛隊

F15J、F15DJの発展型試作機、F15JR、F15DJRを投入した。

これは財団で作られたF15Jの発展機であり、航続距離、速度、更にステルス機能まで搭載されている。

ただ、この世界でステルス機能がいるかどうかは検討中。

操縦士は財団所属のパイロットか、空自で成績優秀かつ上から信頼されている者を財団職員が面接した後、合格した者のみが搭乗可能となっている。

更に、現在新たな次作戦闘機を開発中である。

 

上記の他にも様々な計画が進行中である点に留意してほしい。

 

 

そんなある日のこと、財団へ政府からとある要請が入った。

 

「フェン王国へ護衛隊を送ってほしい?」

 

現在政府は日本周辺の様々な文明圏外国家と外交を結ぶため外交官を派遣しており、フェン王国もその一国であった。

 

フェン王国…魔法を使わず剣を使った戦いが主流の珍しい国家。武の精神を重んじる風潮であり、日本の失った武士道を持っている。日本の歴史ならば江戸時代が最も似ているだろうか。チェスト―!と叫ぶことはない。

 

「はい、正確に言えば第3護衛隊群に付随してほしいと」

「しかし何故だ?第3護衛隊群だけで十分だと思うのだが。それに護衛隊をまだ国交を結んでいない国に送りすぎると不必要に警戒されると思うが…理由は?」

「フェン王国から、国交を結ぶ前に貴国の力を見せてほしい、五日後に自国で軍祭という祭りを行う、その際今年出た廃船を目標に見立てて護衛艦に攻撃してほしい、とのことです」

「力を見せてほしいとは変わった国があるものだな…覇権国家が多いからそれが当然なのか?」

 

新藤は不思議に思う。有田も若干気になるようである。

 

「かもしれませんね…政府からは、あの周辺はまだ分からないことが多く、第3護衛隊群に何かあった場合に備えておきたい、また表向きには初の長距離航海も兼ねて、とのことです」

「なるほど…政府に了解の意思を伝えてくれ。この件は16護衛隊に任せる」

「分かりました」

 

こうして三日後、第3護衛隊群と第16護衛隊はフェン王国に向けて出発していった。

まさか大事件に巻き込まれるとは、この時誰も知らなかった。

 

 

―その頃パーパルディア第3外務局

「フェン王国への懲罰部隊はどうなっている?」

「懲罰艦隊は22隻、ワイバーンロードは30騎差し向ける予定です」

 

パーパルディア皇国の外務局は第1外務局、第2外務局、第3外務局と分かれており、それぞれ対応する国が変わる。

 

第1外務局は自国を除く列強4ヵ国を相手にする。ミリシアルやムー等国力が上の国を相手にするため、非常に高度な対応を求められる。

 

第2外務局は、列強以外の文明国家を相手にする。列強の力をちらつかせ、ある程度厳しい要求を突きつけて、利益を引き出すことが求められる。ただ、文明国家には列強保護国もいるため、繊細な判断が必要となる。

 

第3外務局は文明圏外国家を相手にする。高圧的に接し、無理難題を通すことが大事である。文明圏外国家は数が多いため、外務局の人員の6割は第3外務局に所属している。そして第3外務局はいう事を聞かなかった国家に対し、皇国監査軍をいう独自の軍隊を使い、懲罰行動を起こす権限を持つ。

 

二ホン国が訪れる前、フェン王国はパーパルディア皇国から、南部にある森林のうち縦横20km、広さにして400km2の範囲を献上するように求められた。

パーパルディアは戦列艦を建造する際の木材を大量に入手でき、フェンには現在よりも魔導技術の輸出を強化するという一見するとWinWinなものであった。

これをフェン王国は断ったのである。

 

第2案として、パーパルディア皇国は同地を498年租借するという案を出したが、これもフェン王国は断った。

この行為を「列強の顔に泥をぬった」と判断したパーパルディア皇国第3外務局は、懲罰艦隊を派遣することを決定したのだった。

これが火種を生む要因の1つとなるとは、誰も予想していなかった。

 




空母、潜水艦の名前をまだまだ募集しています。
何でもいいので送ってください(切実)
よろしくお願いします。

―追記
艦艇名については、活動報告を参照してください。

今後のパーパルディアは?

  • 原作通りに敗北
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