異世界に転移したのは日本だけではなかった~SCP財団日本支部召喚~ 作:M6A1(晴嵐)
もう10月ですね。あと3か月で2025年終わるのマジ?
悔いの無いように過ごしたいですね。
それでは本編をどうぞ。
―日本国 防衛省 本土作戦司令本部
グラ・バルカスの本格的な本土進攻を受け、日本政府は陸・海・空、3自衛隊同士の情報と連携を密にするため、本土作戦司令本部を設立した。
同本部にはそれぞれの幹部が集まっているが、他に財団の情報部門や軍事部門の関係者がオブザーバーとして参加していた。
「現在の敵艦隊の位置は?」
「はい、こちらのモニターをご覧下さい。30分前に撮られた衛星写真です。リーム王国に56隻、チエイズ王国に230隻、グルート騎国に210隻、そして中央世界東側に1535隻を確認しています」
「おそらく敵艦隊はロデニウス大陸南側から回ってくるだろう。北側には島が密集しているから常に奇襲に警戒し続けなければならず、嫌がるはずだ」
「財団も同じ考えです。ですが念のため、1機動部隊を派遣しています」
「分かりました。有事の際はお願いします。あと、出来れば先遣部隊が合流する前にそれぞれ叩いておきたいです」
「ですが、基地建設に賛同したのはクワトイネ公国、クイラ王国、アルタラス王国、そしてナハナート王国だけです。その他、一時的な使用許可ならありますが…」
「…本土から離れた位置で迎撃するには少しばかり戦力不足かもしれませんね」
「全くです」
オブザーバー達と意見や情報を交換していると、外務省からとある文章が届いた。
「外務省に神聖ミリシアル帝国から緊急連絡が入りました。内容は1500隻以上の艦艇を捕捉したとのことです」
「ミリシアルも見つけたか」
ミリシアルから届いた連絡は直ちに紙に印刷され、全員に渡される。
「それと、援軍として空中戦艦パル・キマイラを1機派遣するとのことです」
「困ったな。あの空中戦艦に
「無いですね。正直に言うと邪魔ですな。間違えて
「それにこの『グラ・バルカス帝国の艦艇に導力火炎弾を1発でも当てれば褒美を与える』ってやつ、これだと各国のワイバーンがこぞって攻撃を始めますよ」
「基地周辺で一緒に迎撃しようとされると誤射する可能性がある。対空戦で有視界戦闘等冗談じゃない。外務省から各国に、進入禁止空域を指定してもらう必要があるな」
「ですが、敵に内通されれば作戦がばれてしまうかもしれません」
「内通されても大丈夫なよう、進入禁止空域を広げるか増やすのは?」
「それだと外務省にいらない負担を掛けることになる」
「財団の外交部門に掛け合ってみます。遥かに負担は軽くなるでしょう」
「なるほど、その手があるのか…お願いできるか?」
「もちろんです」
日本国と財団は大きな脅威を退けるために議論を重ね続ける。
―グラ・バルカス帝国 第1先遣隊
日本による皇太子拘束という大事件を受け、帝国は歴史上最大規模の艦隊を派遣し、日本を攻撃することを決定した。
最低限の帝都防衛艦隊とレイフォル防衛艦隊を残し、まさに海軍の全力を投入して行われるかつてない作戦。
今回の連合艦隊は大多数(80%以上)が駆逐艦で構成されている。
ここまで駆逐艦が多い理由として、
①この世界の文明レベルが低すぎるので、わざわざコストの掛かる巡洋艦、戦艦よりもコストが低く、量産しやすいため。
②動かせる予備艦を調整して、再就役させたため。
である。
本来であれば、新型駆逐艦も参加予定だったのだが、弾薬の規格が異なり十分な数を量産出来ていないため、今回は戦闘に参加していない。
第1先遣隊司令を務めるのは、帝国3将で唯一の女将、ミレケネスである。
現在、第1先遣隊はチエイズ王国にて攻撃前最後の補給を行っていた。
補給時に狙われると非常に弱いため、上空にはアンタレス型戦闘機が編隊を組んで飛んでいた。
「補給はあとどれくらいで終わる?」
「はっ!あと1時間程で終了致します!」
「そう。早く補給を終えて出港したいわね、弾を無駄にしたくない」
「第4護衛編隊より、港に向かっていたワイバーンを1騎撃墜したとのことです」
「またか…」
飛行禁止空域は指定しているはずだが、五月雨の様にワイバーンが侵入してくる。今の報告で13騎目だ。
そう思っていると海上に砲撃音が鳴り響き、帆船が再び爆ぜる。
進入禁止海域に入ってくる事前連絡の無い船は全て撃沈しており、既に11隻を沈めている。
たった今、12隻に増えたが。
「どうやら本当の敵に当たるまで、この鬱陶しい攻撃は続きそうね…」
面倒くさそうに呟くミレケネスであった。
―サイト-8100 総合管制室
「機動部隊 の-3、並びに し-1、配置着きました」
「機動部隊 な-2、目標海域を哨戒中。潜水艦探知されず」
今回の作戦は、日本支部が設立されて以来最大の規模であり、かつ相手の動きに大きく左右される為、パ皇戦のように作戦立案→機動部隊が実行、といった事は出来ない。
1、2個の機動部隊ではない、数十の機動部隊を同時に動かさなければならないという、正直に言って財団の想像を優に超える数を指揮しなければならない。
更に自衛隊とも連携して動く必要がある。
その為、各省庁と連絡しやすく、戦場をリアルタイムで全て見渡す事が出来る総合管制室に作戦司令本部が設置される、という異例の事態が発生したのである。
因みに作戦指揮は軍事部門長 松本が行っている。
「チエイズ王国より第1先遣隊出港、並びにグルート騎国から第2先遣隊が出港しました」
「どうやら補給が終わってしまったようですな」
「作戦を開始する。人工衛星より無線を発信!『日本国より警告、直ちに引き返せ!さまなくば攻撃する』」
「さて、彼らはどう動くかな」
「どうやら混乱している様です。無線発信区域を捜索していますね」
「彼らのレーダーでは
「潜水艦 おうりゅう、ハープーンミサイル発射!」
ここに異世界の
盾が強すぎるんだよなぁ…という意見は無しです()
今後のパーパルディアは?
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原作通りに敗北
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更に大敗北を喫す
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