「まったかねー?」
「…なんでルイちゃんの挨拶?」ジトー…
「声の安心感が好きで最近見てるんだよね〜」
「ふーん…?」
「まあ僕の最推しはスバルさんだけ!(*´∀`)♪」
「はいはいそーですか!白上はどーでもいいんですか、そーですか!」プンスカ
あら、見るからに拗ねちゃった……。
シッポがピシってしてるし。
「ちょっと……!ほら、お昼ご飯奢るから一緒に行くよ!」
「マジですか!?……なら許します」
別に気にしてないけどさ……?
年下の高校生に奢られるというのに遠慮がないのはどうなんだろうか……?
一気にデカイシッポがフリフリし始めたし……。
「さぁ〜!今日もオタ活しましょーか!!」
「僕はホロメンの人形とかキーホルダーとかポスターとかCDとかタオルとかしか欲しくないんだけど……?」
「……“しか”って言葉は間違ってると思うよ?」
「そかな?」
スバルさんの寝そべってる人形とかタオルとか欲しいな〜!
「あと思ったんだけどさ……?」
「なにかな?」
「なんでそんな、、ザ・オタク!みたいな格好してんの!?」
そんなオタクっぽいかな…?
髪は下ろして、ヘアバンドを巻き目に髪が入らないように……。そして首元にはスカーフ、そしてチェック柄のシャツのボタンを全て留めてジーンズにインしている。
そして、でかいリュックの横ポケットにポスターを刺して、キーホルダーをこれでもかとぶら下げている。
「ちょっと気合い入れようかと思って…!」
「どこに気合い入れてるんすか!?」
「まぁ、変装も兼ねてなんですけどね!」眼鏡スチャ…
「そっちが目的か…!」
なぜかね〜、服あんまり持ってないけどオタクの格好の服はコンプリートしてたね〜。
いや〜不思議不思議。
「フブちゃんは今日も可愛いね〜」
フブちゃんの私服を見てそう伝える。
「えっ///……フブちゃんは〜?///」
「……今日も可愛いー!!」
「おぉ〜よく出来ました!////(ご満悦きーつね!)」カオマッカ
しっぽブンブンじゃんか。
わっさわっさ揺れてやがる。
「なんだかんだ一番同じ界隈の中でも関わりが深いからね」
初コラボもフブちゃんだったしね。
「あの時のコラボの動画人気だもんね〜」
「初コラボってことで、期待高まってたからねー。僕の動画の中でも人気ジャンルであるホラーゲームだったこともあったし…」
あとほかに要因があるとすれば、僕の人気急上昇による注目度の高さとホロライブメンバーの男性VTuberとのコラボによることだと思う。
最初はアイドルと男性VTuberのコラボは物議を呼んだ。
一歩間違えたら、普通に炎上だったと思うけど。
コラボをOKしてくれたフブちゃんとやごーさん、スタッフの皆さん、そして暖かく迎えてくれたすこん部の皆さんの協力のおかげで大成功という形で、今も人気のコラボ動画となっている。
みなさんには感謝しかないです。
本当にありがとうございます!
でも実は、すこん部の皆さんには気づかれてて、フブちゃんには気づかれてないんだけど…僕、、すこん部なんだよね…。
僕の配信に来てくれるすこん部も居るんだけど、その人たちとの意気投合率が異様に高いからね。
むしろ、すこん部代表としてここにいるまであるからね。
そして、そんなこんなで午前中はフブちゃんのオタ活に付き合っていた。
早口に推しについて語るフブちゃんは、オタク特有のそれでした。
「あ、ホロメンのガチャがある……!」
「お、ホントだー!JPメンバーがみんないるねぇ!」
「スバルさんのやつ欲しいな」
「おい!そこは白上のやつって言えー!」
「フブちゃんのシッポも欲しい」
「おい!余計な欲が出てるぞ……!」
そして僕らは1回ずつ回した。
「よし、開けよっか!」
「うん!」
『せーのっ……!』
「おっ!白上はルイちゃんだ〜!朝のがまさか伏線になっていたってことか……!?」
「僕はあくあさんだった〜!あてぃしだよあてぃし〜」
「うわーあくたんもいいなぁ〜!」
「あてぃしがに…!」
ガチャも回したところでお昼ご飯時になってきたのでパスタを食べに行った。
「最近ね?巷で耳にすることがあるんだけどね〜?」
「ん?なに?フブちゃん」( "´༥`" )モグモグ
「ハヤテくんすこん部説が出てるんだけどマジなの……?」
「んぐっ…!?」
突然の報告に、食べ物を飲み込むのに失敗してしまった……!
「ちょ!?大丈夫ハヤテくん!はいコレお水!!」
「ゴクゴクゴク……!ぷはぁ…ありがとフブちゃん!」
「全く、気をつけてよね!」
「お水飲んじゃったから僕のあげるよ」(´・ω・)つ凵
そう言って僕の飲んでいたコップを渡す。
「あ……///う、うん。ありがと…///」
「……?なんか顔赤いけど大丈夫?」
なんか僕があげたコップとフブちゃんが僕にくれたコップをフブちゃんの視線が行き来してるけど……。
何かあったのかな?
「だ、だいじょぶだいじょぶー……!!」コクコク
「えっと、さっきの話なんだけどさ……僕がすこん部なのは本当だよ……」
「ふみゃぁ!?」
「……え?しっぽ踏まれた?」
「スバ友なんじゃないの!?」
驚きの表情を浮かべながらも、顔を真っ赤にして聞いてくるフブちゃん。
普段の白い肌と髪の色のせいで、顔の赤さがより際立って見える
「確かに最推しはスバルさんだけど、推しが1人だけとは公言してない…はず」
「そ、、そーだったんだ……////…なんか恥ずかしい///」
顔が熱いのか、手を顔の近くでぱたぱたと動かしている。
「2人の見た目とか性格とかが僕の好みだったりタイプに近いからね〜…あむ」モグモグ
「………へ?(こ、好み?タイプって言った…!?いま……?)」
「パスタうまうま…」モグモグ
このパスタうめえ。
奢りじゃなかったらもっと美味しく感じたんだろうな〜。
「白上の、、どこがすき…なの……?////」
「ん〜声と、仕草っていうか…可愛い言動かな?あと尻尾がモフモフ」
白上の尻尾抱き枕とか人気出そう。
「そ、そーなんだ……えへへ…!褒められると嬉しいですねぇ〜////」
もじもじしながら照れくさそうにしているフブちゃん。
今は、仕事仲間っていう意識が強くなってきたけどそれでも可愛いと思ってしまう時もある。
「これは白上もワンチャンあるのでは……?」
フブちゃんが俯いてなんか言っていた気がしたが、気のせいだろう…。
「この後はどうする??」
「へ?あぁ…!えっと、、そうだ!白上、ハヤテくんとプリクラ撮りたいです!」
「え?撮ったことないの?」
女の子であれば学生時代に引くほど撮ってるイメージなんだが…?
ルビーとアクアと一緒に3人でよく撮ってたし。
ルビーは元がいいから、プリクラよりも元の顔の方がかわいかったけど。
「ちがいます!白上はハヤテくんと撮りたいんです!」
「そういうことね…いいけど、フブちゃんも元の顔が可愛いからプリクラだと変になりそうだね」
「“も”……?もしかして……誰かがそうなった??」
「うん、幼馴染が顔が変になってて元の方がかわいかった」
目の大きさがデカくなって小顔になるから宇宙人みたいで怖かったな。
「そっか…(幼馴染は負けヒロインが多いから大丈夫……なはず…)」
「そろそろ行こっか」
「あ…!うん、行こう!」
そして近くで見つけたプリ機に入る。
「…はぁー!ようやく全部外せる!」
リュックを置き、装備品を全て外して、シャツも外に出してボタンも全部取って違和感をなくす。
「ポーズどうしようか…」
「白上にはこんこんきーつねがあるじゃないか…!」
一枚目、ギャルピースなるものを顔の近くで。
二枚目、手をキツネの形にして。
三枚目、指ハートなるものを…。
四枚目…。
「フブちゃん、手でキツネのポーズ作って前に出して…!」
「えっ!?えっと、こうかな?」
「そうそう、それで僕が……!」
前に出てるフブちゃんのキツネと同じく、僕もキツネをつくり…。
「ちゅ!」
パシャリ…!!
僕の手をフブちゃんの手にくっつけることで、キツネ同士がキスをしているようなポーズを作る。
「ぅえ!?////」
「次、どうしよっか…」
僕は頭を捻ってみる。
五枚目…。
〈白上〉
ハヤテくんと2人でお出かけ。
今日だけ、、この瞬間だけは…ハヤテくんを白上が独り占めできる…。
今日はずっとハヤテくんに感情を振り回された。
最後くらい、我慢しなくてもいいよね…。
「ハヤテくんちょっとこっちきて…」
「ん?」
まだ言葉では伝えられない…けど……!
「今日はありがとう…」スッ
“ちゅ…!”
パシャリ…!!
五枚目には顔を赤く染めながら頬にキスをするキツネの女の子と、びっくりした顔を見せる男の子が写っていたのだった……。
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